編集後記


 事務局を初め、役員の方々もそれぞれに体調が悪くなったり、 仕事が忙しかったりで、「年に2度は必ず出すぞっ!」と言ったのに、 13号発刊から9ヶ月が 経ってからの第14号の発刊です。総会の全部を忠実に掲載することで、 参加できなかった会員の皆さんに少しでも総会の温かい雰囲気を感じて いただこうと、毎回すべてを録音し、一部の役員でテープ起こしをして いたのですが、今回は、インターネットのホームページであるAS Webの 掲示板で、「手分けしてテープ起こしを!」という話が持ち上がり、 そのお陰で、1ヶ月のうちにアッと言う間に出来上がってしまいました。 皆さんのご協力でそんなに早く出来上がったのに、結局、発刊できた のは、その4ヶ月後になってしまい、編集部としては、せっかく皆さん に急いでやっていただいたのに……と申し訳ない気持ちでイッパイです。 でも、「会員みんなで作る“らくちん”」の趣旨が、少し成就された ような気がします。これからも、テープ起こしに限らず、紙面作成に 会員の皆さんがどんどん参加して下さるよう期待します。

 私自身の仕事で、全国を駆けめぐっていますが、それを機に、 事務局長権限で勝手に強引に現地の会員に声をかけて、九州地区臨時 ミニ支部会とか、大阪地区臨時ミニ懇親会を開催しています。 ご協力、感謝致します。実際には、「支部会」というよりは単なる “飲み会”ですが、お陰様で大変に盛り上がって、楽しい時を 過ごすことができます。今後も、あちこち行きますので、声を かけるかも知れませんが、その時には、是非ご協力下さい。

 昨年の総会で 「来週、人工股関節の手術を受けるのだが、先輩の方々から アドバイスを」と言っていた会員の方は、 無事手術を終えられ(執刀医は大分苦労したらしい。事前に私が ASの手術や麻酔に関する留意点を手紙に書いて渡しておいたん だけど)、先輩方のアドバイスが効いたのか経過も順調で、すでに 職場復帰されています。ヨカッタヨカッタ。

 皆さんに、年会費 \3,000を払っていただいているのに、「らくちん」が 年1.5 回だけの発刊では、会として会費に見合う活動をしていないな…と 申し訳なく思っております。年中無休で、医療部長による医療相談、 会長・役員による人生その他諸々相談など受け付けておりますので、 遠慮なくご連絡下さってけっこうです。

(Q)


 昨年の話題の中心は、何といっても我らの井上医療部長が、 「第11回日本AS研究会学術集会」の会長を務められたことに 尽きると思います。この学会は、これまでになくASそのものが 討論の対象となり、「医者を辞めなくてよかった」、更には「ASに なってよかった」とは、ご本人の心からの感想。

 医師として、AS専門医として、また患者会を代表して、 その後様々な医療関係の場でのご活躍がすでに目白押しの状態。 7月には、ソウルで開かれる日韓整形外科シンポジウムで 「日本のAS事情」と題して発表を行うことになりました。いよいよ 国際学会への登場です。私たちにとっても大変嬉しいことです。 一旦引退を決意したはずの学術集会に再び引き戻されて、井上久先生、 このところ超多忙です。

 そんな中、友の会名簿を都道府県別に並べることになって、事務局長、 手をこまねいておりましたが、F.N副会長が以前から自発的に並べ 替えを行っていたことを知り大喜び。役員もその他会員の方々も 自発的に自分の出来ることに取り組んで下さる方が増えて、嬉しい 限りです。

(T)


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