第18章 アイクルテンとは
わしを発生してくれた「アイクルテン」のことについて詳しく話をしてゆく。アイクルテンは神ではなく、
呼び名は「創造主」であって、彼には「分身達」を無限に発生することが出来る。
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それと、わしが「神々の発生」のところで「図」に示した様に、「創神ノ大神(タヌマ神本体)」を無限に
近い数を発生させたのである。わしが「第一号」の発生ということになり、その後次々と発生してきたが、そ
れらのタヌマ神本体には、全て二つの大宇宙を造らせることを命じたし、又、ホワン神とソルト神・サタン神
・ケサタマ神を発生させることも命じた。
「わし等の大宇宙」と同じ様なものを無数に創造させ、そこには惑星も造り「生命体」の生息出来るものも
多く、これらの大宇宙にも「わし等の大宇宙」と同じ様に二つずつ造らせた。この二つの大宇宙は、全く同じ
ものにさせ「人類」の生息出来る惑星やその他の生物又、万物も同じものを造らせた。
アイクルテンには、わしやホワン神、ソルト神・サタン神・ケサタマ神の出来ない仕事をすることが出来、
わし等の大宇宙以外に出張する時には、必ず「アイクルテンの力」を借りないといかん様になっておる。
現在は「アイクルテンの本体」が克酬の中に出入りして、この地球の事を一部始終「確認」しておるのであ
る。それに、わし等まで見張られておる状態である。
今日まで「克酬」には、アイクルテンの存在のことは、一切話しておらず、彼は始めて知ったのであり、そ
れまでは「ポニー(主導神)」が彼の中で「プランネル」という名前で、プランネル(ポニー)になり切ってい
たのである。
アイクルテンの性格は、温厚ではなく、気性は結構荒いものを持っていて、わし等よりもはるかに「強いパ
ワー」も持っておる。わし等も彼には太刀打ち出来んので素直に云うことを聞いておるが、彼も自分の力を過
信したり、無理なことは云っておらん。
わしは将来、彼に他の大宇宙へ連れて行ってもらう約束をしており、その時には「克酬」も一緒に行く事に
なっておる。わし等が最初に行く大宇宙は、その中の生命体が生息しておる惑星は、全て大造りの生命体で人
類等は「18メートル〜25メートル位」あるそうだ。大昔のタイソウ星の人類よりもはるかに大きいし「克
酬」が行ったら「小人」の様に見えるだろう。しかし、わし等がその惑星に行っても「危険」というものは一
切無い様になっておるそうじゃ。どっちにしても「向こうの神々」と連絡を取りながら出かけるのであるから
心配はいらん。
今後のアイクルテンの仕事
○ 無限に近い数あるα・βの全大宇宙の「シナリオ造り」をした。
全大宇宙というのは、神々の発生の「年号」よりももっと大きく、今回は面積の大きさは省いておく。
この無数に有る「大宇宙のシナリオ」を多種多様に造ったのであるから、すごいものであると云える。
何様アイクルテンは、今後自分の発生させた「分身達」に任せて、ずっとわし等と一緒におることにな
る。但し彼の場合、彼(本体)と「分身達との力量」はとてつもなく差がある様に出来ておって、彼の造
ったシナリオを変更したり逆らってきたりすることは、絶対に出来ん様になっておる。それでも、時に
はそれぞれの大宇宙を「視察」に行くことはある。
○ 全大宇宙の「平和」を守らせる。
彼の発生した「分身達」にはそれぞれの大宇宙の平和を守らせることと、大宇宙同志の平和も守らせる様
にさせておる。それと、それぞれの大宇宙におるタヌマ本体以下の神々同志の和も調和させる様にしてお
る。だから、神々同志の争い等は全く無いのである。
○ 全大宇宙におる「タヌマ本体」のまとめ役をする。
彼は、全大宇宙におる全タヌマのまとめ役もしておるが、それぞれのタヌマ本体から相談を持ちかけられ
た時には、それに応じてやることもする。
○ アイクルテンの「本体」は「分身達」にも「同じ仕事」をさせる(西暦2092年6月3日の時点より)
現在はまだ「分身達」には全て「本体」からの指示で仕事をしておるがその時が来れば指示を出さなくて
も自分達でシナリオを読んで出来る様になる。
○ 「そ生れい変」を起こす
(わし等の1番目の大宇宙におる「克酬やトップヒューチャー達」が一番最初である)
彼には「そ生れい変」ということをさせる力があり、この「そ生れい変」と云うのは 現在の心身を1千万
分の1秒の速さで一変させてしまうことである。無論、体格も顔立ちも変わるということで、今までの友
達がその後に会っても分からないだろう。だからこのことは始めに教えておく必要がある。
○ 15年ごとに「そ生れい変」を起こす。
先に述べた「そ生れい変」は15年に一度ずつ起こすことになっており、それは常に働き盛りの若者に一
変させられるのである。それから15年経つと又「そ生れい変」を起こしてもらうことになる現在、四国
犬とゴールデンレトリーバーになって生まれてきている犬がおるが、これは以前「克酬」が飼っておった
もので「サンテとラッキー」という名の犬である。この二頭とも「そ生れい変の対象」となっておる。
このことも、いずれ時期が来たら分かる。
○ 人類で、肉体が消滅しておる「霊」を人数に限りはあるが「そ生」させ、その後「れい変」させる。
よく邪教で「死んだ者が生き返る」等といって信者をだますのがおるが、それらとは全く違うことで、ア
イクルテンの場合「霊になっておっても人間に復活させることが出来る」のである。但し、上記してある
様に「人数に限りが有る」ということで、わし等の大宇宙では1人だけである。それは、克酬が「そ生れ
い変」をした時に誰であるか分かる様になっておる。
○ アイクルテンが、わし等の大宇宙のしかも地球に全タヌマ神を呼び寄せ「会議」を開く
(西暦3317年11月3日に呼ぶ)。
上記した年月に、他の大宇宙から「全タヌマ神本体」を呼んで会議を開くことになっておるが、この場所
は「克酬」の中脳の中核の中のD室で開かれるのである。アイクルテンやわし等の場合は、大きさが有っ
て無い。しかも粒状の形をしておるから、いくら大勢のタヌマ神本体が入っても「克酬」の頭が膨張して
「破裂」することは無いのである。
今でも数え切れん程の「神々」が来ることもあるし、それでも頭が重いとか痛いとかいうことも無い。
それと会議の内容であるが、
a)この1京年間の内で、「生物の生息出来る惑星」をどの位造るか
b)この1京年の内で、「潰していく惑星」をどの位にし、どの位「真白状態」にするか
c)この1京年間で、「宇宙塵の清掃」はどの位するか。この様なことを「テーマ」にして討議をするの
である。
○ アイクルテンのシナリオ
アイクルテンには、わし等と違って「特別なシナリオ」を持っており、このシナリオと云うのは、わし等
の大宇宙で云うと「神々の配置変えや神々自体のシナリオ」を造っておるのである。
わし等は、すべて「彼の造ったシナリオ」の中で、仕事をさせてもらっておるのである。
○ アイクルテンが最後に本名を明かした理由
彼は「克酬」が受胎した時点から、ソルト神本体と一緒に入っておったのであるが、この本を書き出すま
で本名を明かさず「プランネル」という名で通しておった。彼の場合は、ソルト神本体と違い「克酬」の
中から自由に外へも出て「色んな人類や動物・その他の生物」に入り込んで、世界中を視察しておったの
である。彼は、この本を書く様になることも知っておったが「自分は神では無いから表にはたたん」とい
うので、最後に少々紹介したのである。
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