第17章 地球の未来は明るい


 
「克酬」が世に出れば当然「地球の未来は改善されてくる」が、これには、今まで述べてきたようにそれぞれ

の者達も「自分たちのこと」だと真剣に捕らえて実行に勤めることが肝要である。わし等は「奇蹟」によって地

球上のことや大気圏のことなど、人間では出来ないことはしてやるが、その後のことは人間自らが努力せんとい

かん。今までのように「誰かがしてくれるだろう」等と「他人依存主義」では未来はよくならない。

 要するに「戦後、物の無かった時代」に、もう一度振り出しに帰る気持ちで出直すことである。こう云えば読

者の中にも「いまさらそんな時代のこと等出来るわけはない」等と反撥してくる者もおるだろうが、そんな考え

を持っておる者は、自分達だけのことを考えており「自分の子供達や子孫のことなど、どうでもよい」と言って

おるのと同じじゃ。

 今後「地球の未来」を明るくするのは、地球人の考え一つで決まるのである。


日本の未来

 日本は今後わしの言うことを聞いて、その通り道を誤らずに実行してゆけば必ず未来は開ける。今のままで行

くと日本丸は沈没してしまうからな。未来が開ける事柄を箇条書きにする。


○ 国の政策として「国債」を発行する額を大幅に制限して予算の組換えをせよ!! 今まで書いてきたことを

  よく読めば「その必要性」が理解できたと思う。それと国が「赤字財政」であるのに、よその国の「金銭援

  助」等はもってのほかで、出来んものは出来んとハッキリと断るべきであり、それを「ええ格好」して約束

  し、会談後の記者会見などで「ニコニコ顔をして握手をしている」等、自分の金を出すのでないから出来る

  のである。何も知らない一般人は「あの巨額はどこから出ているのだろう」と不思議に思っている者もいた

  だろう。こんな無様なことは二度とするな!!


○ 予算編成にしても「有力なうしろだて」に流されるのではなく、本当に国の為、都道府県の為を「よーく」

  考え、討議をして決定すべきである。但し、討議の時「今の日本国状態」をよくふまえ「何が一番必要なこ

  とか」ということを優先順位に出題し、これらの中でどうしても今年中にやらなければならない問題だけを

  真剣にあらゆる角度から討議すべきである。このときには「党利や個人利益」等、絶対考えてはならない。


○ 産業へのてこ入れであるが「先述」したように国には「金が無い」のであるから、外国からの輸入を大幅に

  減らすことであり、国内生産のやり方を大きく転換して「国内製品を多く使い、中古製品を再生させること

  に専念させよ」。借金を減らすには、国が率先しないと国民もそれを納得しないし、ついても来ん。


○ 貿易のことだが外貨欲しさに安売りをするから、相手国を「敵」にまわしてしまうのである。良い製品で有

  れば、もっと自信を持って「適正価格」で売らせるようにするべきである。実際に、日本に入っている外国

  製品の中には、大雑把なつくりで欠陥製品も有り、日本人向けにはなっていない物も結構ある。

  輸出に関しては、特に製品検査を厳しくし、又「アフターフォロー」も徹底させ「価格競争をさせない」よ

  うにすること。輸出先にはその会社の「優秀な技術者を必ず派遣させること」を義務付けることである。


○ 司法についてであるが最近の「裁判」における判決の罪が軽すぎるし判決までに「期間」がかかりすぎる。

  意識しての無差別殺人や意識して「自分の利益の為に殺人を犯した者」は当然、即「死刑にするべき」であ

  るぞ。それと日本には「恩赦」なるものがあるため「殺人犯」は、その内出てくる。中には「死刑廃止論」

  を打ち出しておるグループがあるが、これらの者は「自分の家族や、自分の取り巻きの者が無残に殺されて

  いない」からそんなことが云えるのだろう。


○ 立法についてであるがあまりにも「抜け道」が多すぎると思わんか?

  偉い人間が考えて作ったにしては「ザル法」である。日本国憲法から始まってあらゆる「法令や規則や条例

  等」をもう一度始めから洗い直す必要があるぞ。作り変えるときには絶対に「解釈の仕方によっては結果が

  違うとか、抜け道があった」とか云われんようなものをつくれ!!


○ 教育のことであるが先ず「親の教育」をしてゆくことから始まる。

  今までのように誰もかれもに「高等教育」を受けさせる必要が無い。隣が大学へ行こうとも、その子の将来

  を考えると「その子の持っておる才能や性格と本人の意思」をよく観察して進路を決めてやる必要がある。

  どうしても高等教育の必要な子供は「英才教育」もよいが、保育園や幼稚園の口車にのって無理をすること

  は無いぞ。人間にはそれ相当の長所があって、それを伸ばしてやることがその子の為になるし、将来自信を

  持って「人々の為」になるようになる。子供が堕落してゆくのは「親が無理をする」から、世の中に対して

  すねる性格に変わるのである。子供は昔のように学校から帰ったら宿題と予習だけさせて、後は外で遊ばす

  ことである。こういうと親はすぐに「外は危険だ。誘拐されるかもしれない」などと反論してくるだろうが

  こういうことは「今までの社会」であって、わし等が見張るようになれば「交通事故も減ってくるし、誘拐

  などは絶対にささん」。それと、親の教育の中で「父親の権限を強くさせること」であり、子供が悪いこと

  をした時には、父親が「き然として怒れる環境」をつくることである。母親はそれに対して父親の言うのが

  正しいことを説明し、子供と父親の間に入って収めるのが一番よい。そのためには、母親は絶対にお父さん

  を「優先順位一番」にしてあげることである。それと、子供の前で絶対に喧嘩をしてはいかん。特に父親を

  「ぼろくそ」に言うことなど絶対にいかんぞ。それと「善いこと・悪いことの区別」をはっきりつけ、善い

  ことをした時にはしっかりと褒め、悪いことをした時には叱るのではなく「思いきり怒る」ことである。

  話は元に戻るが、子供の成績が余りよくない場合には「塾」ではなく「家庭教師」を付けて、その子に合っ

  た指導をさせるべきである。要は、個人をもっと大切にすべきである。
 
  このようなことが徹底されてくると、子供は素直になり、他人に対する思いやりも出来、親の云うことも素

  直に聞くようになり「悪いこと」や「良いこと」等も判断できるように必ずなるぞ!! それと、親も子も

  「食べ物の好き嫌い」は絶対するな。このようなことを国が率先させよ。


○ 警察にもっと「権力」を与えよ。

  これは、どう云うことかというと、昔のように権力を振るって偉そうにするのではなく「悪い連中」が「食

  ってかかって来たり、暴力をふるってきた」ときには、警官も殴り倒せばよいではないか。相手が訴えても

  「正当防衛」で通せば良いではないか? ただ「善人に対しては絶対に権力を行使することは許さん。」

  このときには上から「降格か懲戒免職」にさせればよい。それと「自分の虫の居所が悪かった」といって権

  力を振るうこともまかりならん。今のままでは「ヤツ等」になめられており、側から見ても格好になってお

  らん。日本の警察は「庶民」に親しまれるように努力しているのであるかもしれないが、それが案外と庶民

  に通じていないのである。その証拠に「暴走族」が出没して大勢の警官が取り締まりにあたっているのを見

  物している者のほとんどが、暴走族の方にけしかけるようにしている光景がある。本来なら、庶民の心の中

  で「おまわりさん、本当にご苦労さんです。」と思われなければならないのである。これは誰が見ても「悪

  いヤツ」だと思っている者達にからかわれながら、追っかけているような捕り物であるから、警官側に味方

  しないのである。警察は、そのような場合「車ごと体当たり」して、そいつ等を、即、逮捕してしまう「権

  力」を与えられておれば、相手もだんだんと減ってくるのである。よく夜中に「二人乗りのバイク」がバリ

  バリと大きな音を出して、庶民に大きな迷惑をかけておるが、警察には訓練された「シロバイ隊」がおるの

  だから、ヤツ等がどこへ逃げ込もうと、4〜5台で追跡すれば簡単に逮捕できるはずである。なぜ、こうい

  うヤツ等を野放しにしておるのか。これらも、一般庶民から信頼されない原因であるぞ。何回も云うが、そ

  の為には警察がもっと強くならんといかん!!


○ 「国の機関」における各省庁の高官達の中で「悪業を平気でやっておるヤツ」がおり、こういう連中が国民

  の税金を「横取り」しておるのである。大臣にもっと「権限」を持たせて「内部監査」を徹底的にするべき

  である。横領や使い込みに関しては、全額何があろうとも「回収」するべきであるぞ!!


○ 古いものを大切にする。

  これは電気製品や車や自転車、その他の物でもすぐに捨てず、修理をして 出来るだけ長く使ってやる習慣

  を付けるべきである。このことは家庭全体で実行してゆくことが大切である。又、着る物でもつくろう習慣

  を付け、すぐに買い換えてはいかん。これらのことは子供の為に大いに役立つことだから絶対に実行せねば

  ならんのだ。これも「国の方針」で国民に命令すべきで、又「議員自身」も率先して実行していくべきであ

  る。


○ 道徳教育を新設すること

  日本の教育に「道徳教育」というのがなくなっておるが、今後はこれを復活させるべきである。戦後育ちの

  親や今の若者・子供達は「道徳心」が非常に薄い。今まで数多く述べてきたように、このままでは日本は滅

  びてしまう。戦争ではなく「心の廃退」からであるぞ!! 「人」はお互いにもたれあって生きてゆくので

  あるが、そのためには「ルール」というものが成り立たなければ、その関係はすぐに崩れてしまう。そのた

  めには、面倒くさいようではあるが「キチンとしたわきまえ」が必要である。動物でも「掟」があり、それ

  ぞれ役目がある。又「リーダー」には危険をおしてでも全体を守り、その代わりに特権が与えられている。

  今「人間社会」において「上記のルール」さえ持ち合わせていない者達が多く出てきており、そのために

  「真の友情とか真の愛情」とかが薄らいでいるのではないか。これはよく言葉では云われているが「心のつ

  ながり」という言葉で、人間関係すべて(家庭、職場、近隣、友好関係等)に云えることである。

  又、各人が「甘え心」を絶対に持ってはならない。「人に頼ってさえいれば、人が何とかしてくれるのでは

  ないだろうか」等と自分に甘い考えを持っている者が非常に多い。確かに「人に頼る、人に頼られる」とい

  うことは、人間社会では当然ありがちなことではあるが、これもある一定の度合いがあり、それを越えてし

  まうと人間関係は大きく傾きかけてくる。善くしてもらうことに慣れてくると、そうされない時には「冷た

  くされた」等と、ひがんでしまったりする者がいる。これでは真の関係ではなく、単に「自分に利益を追い

  求める」動物以下のくだらん人間に過ぎん。だから、人間というのは「恩義やマナー・反省心・素直さ・親

  切心・礼節心等」が絶対に欠けてはならない。

  以上のようなことが日本人には大きく欠けておるから、即刻すべてを洗いなおし「一から出直す」ことであ

  る。


○ 医療機関のこと

  医者になるには素質のある者は別として「家系」が何代も医業をしておったりすると、無理にでも「親の家

  業」を継がそうとする。中には「到底無理な子供」もおり、その子は毎日勉強勉強で、無い頭に無理やり詰

  め込んで、やっと、医科大学を卒業して、その後「医者」となるのであるが、この場合「子供の時に遊びを

  知らない」ため、非常に視野の狭い大人となってきておるのである。この様な者が医者になったとき「患者

  の気持ち」をあらゆる角度からカウンセリング出来ず、患者に「不安感」を持たせたりするのである。

  最近では「患者の取り違えや注射液の指示間違い、また点滴の薬の間違い」等、医療ミスが多く表面化して

  おるが、これらの原因は「慣れと真剣さ不足・チェック不足」からきておるのである。人の命を預かってお

  るのであるから「チェックにチェック」を重ね、慎重に対処するべきだ。
 
  それと医者は平均に「西洋医学」の凝り固まりの者が多く「東洋医学」を認めない者もおるが、わし等から

  みると大きく間違っており、これらの治療法を関連させることで「患者」は治っていくのである。



世界の未来

 わし等が云う「世界の未来」というのは先ず「核」を無くすることから始まり、各地で勃発している「紛争」

を無くすることである。それには宗教、民族の関係を善くしてゆくことから厳しい対立はなくなってゆくし、紛

争による「難民」を早く故郷に帰してやるべきである。そして、自分の古巣を、一日も早く復興してゆくことで

ある。又「彼等の生活水準」を高めてやり、国連はもっと力のある組織となって彼等をもっと支援してやり、そ

こに「農業・工業・商業又、漁業等」に活気をつけてやるのも「国連の仕事」である。戦争がなくなれば、それ

に要する莫大な費用も無くなり、その分は上記した分野にかけることが出来るのである。

 今までの難民は「生存的」であった為、教育もしてやらなければならず、これには「日本」が協力してゆくべ

きで、当分の間、日本政府は「金」を融資したり、援助したりしないことである。日本の出来ることは「過剰な

農産物を援助したり、技術援助・教育指導を援助する、医者や教師や農林専門家を派遣する」のならよい。

 わし等が先ず「全ての核」を消してしまい「宗教の対立」もなくさせるようにするし、根の深い「民族の対

立」も解消させてやる。その後はわしが云った通りするべきだぞ!! 即、実行するべきことを列記する。


○ 「軍事力の縮小」のことであるが世界各国にある戦闘機・軍艦・人工衛星を利用している武器・地雷・薬物

  兵器・時限爆弾等を全て「国連」によって撤廃させ、使える材質は人類の為に再利用させることである。

  それによって、軍事力は程度の低いものとなって「戦争従事者以外」には大きな影響はなくなる。その程度

  まで落とさないと、軍の圧力が政治まで入り込んでくるおそれがあり、それによって「世界を制しようとし

  てくる連中」が出てくる。今後、軍事力にかける世界中の「経費」はほんの僅かになり、その分「平和利

  用」に当てることが出来る。これからの戦争は小競り合い程度になり、すぐに国連が入って終結させること

  になる。


○ 後進国の「産児制限」をするべきであり、それには無害の避妊具や避妊薬を開発すべきである。又「少子化

  の国」に於いてはもっと「体力・精力」をつけ、子供を造ることに励むようにすべきである。「ダイエット

  等」気にしよるようでは、子供を産んでも「弱い子」ができるからな!!


○ 人工衛星を打ち上げて人類の為に貢献する目的の為なら、わし等は認めてやる。それによって気象観測が正

  確に出来るし、放送関係においても広範囲に情報が行き渡るなら良いぞ。

  前にも述べたが遠い宇宙を探索することに大きな費用をかけることはまかりならん!!


○ 世界も日本もであるが、もうこれ以上、遺跡の発掘はやめよ。

  前にも述べたように、人類はどこにでも棲んでおったのだから遺跡が出て当然であり、いつまでも過去のこ

  とを追求しても切りがないし「多額の金」もかかる。それより、その分の「金」を他の事業に投じる方が、

  人類の為になる。


○ 世界の人類全体が「資源」を大切にしてゆくことに関心を持ち、又、力を注ぐべきである。例えば「原始林

  等の伐採」はその木の寿命が来るまで切り倒すでない。今まで切り倒して来た所には、それと同じ種類の木

  を「植林」せよ。そうして原始林を未来に再現させよ。


○ 今後、世界の「農業」を徹底的に研究し開発させよ。

  世界の農耕に適していない場所でも、研究のしようによっては農作物が出来る可能性は充分有るから「農業

  関係の研究者」は必死で研究すれば、その土地に適した作物が収穫できるようになる。

  今後は中国やアラビア等、世界にある砂漠においてソーラーシステムを設置し、又、風力発電を設置する。

  それによって大きな電力を全世界に供給出来るようにする。出来るだけ原子力発電はさせないようにする。



将来の地球人

 地球は、今のままでゆくと「西暦2311年」に酸素が欠乏し、気温の変化による「寒暖」が非常に激しくな

り、生物が棲める状態ではなくなるのである。その後「氷河期」に入り、今の南極や北極のように一面氷で覆わ

れることになる。又、地球創造の頃の様に「暴風雪」が荒れ狂う時代となる。わし等は「西暦2349年」に、

地球の役目を終わらせ、いったん真白状態にしてしまう予定であった。

 しかし、もう一つの「わしのシナリオ」には、生命体のシナリオを造った「ソルト本体のシナリオ」に合わせ

「1京年間」地球に生命体を存続させるのも有るので、それを使うことにする。だから、地球を大切に扱うこと

を人類達に警告するのである。ソルト本体のシナリオでみると、当分の間は「平和な時代」が続く事になってお

り、わし等の仕事も地球においては一段落をすることになる。

 今後、地球人は大きな戦争もなく、日本では天候に於いても今までのような「四季折々の季節」もあり、安心

して生活できるようになる。又、世界においては人口のバランスも取れるようにしてゆくので「子孫が増えすぎ

たり、絶えそうになる」ことも無くなる。ただ、この平和な時代が何時までも続くと、人間は無気力になり「ア

ホ」になるのであるから、ある程度の刺激を与える為「戦争や犯罪」なども起こらさねばならん。そうかといっ

て、現在のように「核」を使うようなことは絶対にささんし「クローン等」を造らすことも絶対にささん。

このようなことで、わし等が見張っとる限り地球人は将来安泰であるぞ!! 





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