思いつくまま、忘備録の代わりに書き付けます・・・。


日記

2004年12月29日
水曜日。
あまりいいお天気ではない。
首都圏では初雪だったそうだが、わが福岡でも高地では冠雪。
12月らしい、冷え込んだ一日。

 スマトラ島沖地震の被害者、増加するばかり。
NHKの報道によると、死者6万人を突破し、なおも増え続ける見込み。
被災者にいたっては、100万人を超すとの予想も。
「クラカトア」以上の惨事。

その原因としては、津波にたいする住民の対処の不足。
警報の遅れ、等が指摘されている。

あさのあつこ「バッテリー」第三巻、読了。
その面白さ、うなるばかり。
2004年12月27日
 月曜日。冷え込んだ一日。
年がおしつまって気ぜわしいこの頃。
地震はあるわ、台風は何度も襲来するわで、なんかこう、ロクでもない一年だった、そんな印象がある一年だった・・・てな総括をしていたら、なんと海の向こうからとんでもない惨事のニュースが飛び込んできてしまった!スマトラ島沖地震である。
津波による犠牲者は現在のところ、1万3千人とも、4千人を超えるともいわれる。

 今回のスマトラ島沖地震で想起するのは、1883年におこったクラカトア島噴火である。
位置的にも比較的近いところにある。あの時も噴火自体より、津波による犠牲者が多かった。
たしか、タイム・トンネルでもやってた記憶がある。

 しかし、なんにしても、悲惨なニュースは、コレで打ち止めにして欲しいモノだ。

あさのあつこ「バッテリー」第三巻、書店にてみつけ、ゲット!
2004年12月25日
 土曜日。朝、雨。昼から晴れてくる。
風つよく、肌寒い一日。

 「2004年マイ・ベスト本10」を次のごとく決定する。

山本 弘「神は沈黙せず」(角川書店)

浅倉卓弥「「君の名残を」(宝島社)

田中芳樹「天竺熱風録」(新潮社)

エドモンド・ハミルトン「フェッセンデンの宇宙」(河出書房新社)

赤城 毅「時の剣 隻眼の狼王」(カッパノベルス)

太田忠司 新宿少年探偵団最終巻 「宙」(講談社ノベルス)

あさのあつこ「バッテリー」(角川文庫)

ジョン・クリストファー「トリポッド1襲来」(ハヤカワ文庫)

川田 武「利休の密室」(光文社文庫)

吉岡 平「火星の土方歳三」(ソノラマ文庫)
2004年12月24日
金曜日。
ここ数日とうって変わって、冷え込む。
とはいうものの、12月だからしてコレが本来の気候だろう。

 福岡ダイエー・ホークス改め、福岡ソフトバンク・ホークス誕生。
孫正義氏にはワルいが、この呼称、定着しづらいのではあるまいか?
「一呼吸で言えない呼び名のため、名付けられた翌日には選手たちとファンの双方に忘却され、一般的には<ホークス>の名前が通用することになった・・・」
田中芳樹さん流にいうと、そんなところじゃないだろうか。

 世間の風評によると、なんでも森岡浩之さん「星界の戦旗」第四巻が発売になった。
・・・ハズなのだが、おもいっきり田舎に住んでいるせいだろう、僕のいきつけの本屋さンには入荷していない。といっても、あまりに間がひらきすぎたせいか、前巻までがどんなお話だったか、とんと覚えていない。あ、むろん作家さんのせいだけでなく、おそらくは僕のトリ頭も原因しているのだろうけども。新刊が入手できるまで、前の巻を読んで「復習」しておくことにする。
2004年12月21日
 火曜日。晴れ。
ここ数日。12月ともおもえない天気と、気温。冬至。

 本日、我が家では「餅つき」。と言っても、機械でやる「餅つき」なんで、あんまし風物詩にはなりにくい感じがする。お休みの僕もかり出され、できた餅を丸める係り。
あんましウマくはできなかったが、ベツに売るワケじゃない。良しとする、か。

 2年前に買ったまま、未読の本を読む。
谷口克広「織田信長合戦全録」(中公新書)
良質の資料を読み込んで信長の戦いを再構成した一書。
当然、桶狭間の戦いが奇襲であったとか、秀吉の「一夜城」の話とか、武田勝頼を鉄砲の三段射撃によって撃破したとか、そんな「妄言」は書かれていない。
マトモな史料を素直に読み下せば、こうなるというお手本のような歴史書といえる。
 
 この時代を知る上での、必読文献のひとつ。
2004年12月20日
月曜日。

<ライトノベル☆めった斬り!>なるガイドブックで取り上げられた100作品
の中で、僕が読んだ本のリスト。
 
001 (1977-p121-d),《クラッシャー・ジョウ》高千穂遙(1977〜) 
003 (1980-p122-d),《ダーティペア》高千穂遙(1980〜) 
005 (1982-p124-d),《キマイラ・吼》夢枕貘(1982〜) 
006 (1982-p125-e),《銀河英雄伝説》田中芳樹(1982〜1988) 
007 (1983-p126-c),《トレジャーハンター》菊地秀行(1983〜) 
012 (1986-p131-d),《アルスラーン戦記》田中芳樹(1986〜) 
013 (1986-p131-b),《ガルディーン》火浦功(1986〜) 
015 (1987-p133-c),《創竜伝》田中芳樹(1987〜) 
023 (1989-p139-c),《ハイスクール・オーラバスター》若木未生(1989〜) 
027 (1989-p142-b),《無責任》吉岡平(1989〜1991) 
030 (1990-p168-e),『時の果てのフェブラリー』山本弘(1990) 
031 (1990-p169-e),《星虫》岩本隆雄(1990〜) 
032 (1990-p170-b),《鉄甲巨兵SOME‐LINE》吉岡平(1990〜1991) 
038 (1992-p175-e),『六番目の小夜子』恩田陸(1992) 
039 (1993-p176-c),《デルフィニア戦記》茅田砂胡(1993〜1998) 
051 (1996-p186-c),《星界》森岡浩之(1996〜) 
070 (1999-p200-c),《スカーレット・ウィザード》茅田砂胡(1999〜2001) 
086 (2001-p245-b),《トリニティ・ブラッド》吉田直(2001〜) 
087 (2001-p246-b),《ランブルフィッシュ》三雲岳斗(20001〜) 
089 (2001-p247-e),『失踪HOLIDAY』乙一(2001) 
096 (2003-p253-a),《涼宮ハルヒ》谷川流(2003〜) 

完結したシリーズもあれば、現在でも刊行中のものもあったりする。
これらの本に出逢えて、ほんとうによかったと思う。
でなかったら、人生に潤いがなさすぎる。
2004年12月18日
土曜日。曇り、夜一時雨。

平井和正さんのサイトをのぞいてみた。
その「近況報告」の一節に、
<「幻魔大戦deep」を脱稿してしまった。四百字詰め換算で2400枚>
と、ある。

 かねてから予告されていた幻魔大戦の物語ができあがったらしい。
読んでみたい気はするのだが、さて、どうなることか?
昔はともかく、現在の僕は、平井和正氏の作品に没入できないというか、波長が合わない感じなのである。「犬神明」も「地球樹の女神」も読みとおすことができなかった。
 そういえば、荒巻義雄さんもおなじ部類に入るか。。
初期の作品に、「白き日旅立てば不死」なんてのがあったけど、アレは好きだったなぁ。
「紺碧の艦隊」は最初の何冊か読んだけど、とてもじゃないけどついていけないモノを感じてそれっきり・・・である。
 むろん作家さんに責任があるわけじゃなく、僕の内部に原因があるンだろうけども。


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