思いつくまま、忘備録の代わりに書き付けます・・・。


日記

2006年02月09日
木曜日。やはり、寒い一日だった。

トリノ冬季オリンピック。
開催目前にもかかわらず、盛り上がりに欠ける状況らしい。
何故なんだろうね?

昨日放送のTV「相棒」
「天才の系譜」と題する一編。
杉下右京の姪なる女性、杉下花が登場。
右京の薫陶よろしく、遭遇した殺人事件について名推理を展開する杉下花!
ついに弟子は師匠を超えたのか?
そう思わせた展開となったのであるが・・・。

僕がひっかかったは、「まだ見る眼がなかった、あの人が殺人者だと見抜けなかった」との
花さんの述懐。私見であるのだが、ひとめで犯人がわかったら、それこそ警察はいらない。
そもそも、殺人者なんぞという人種が存在するのではない。
だれでもが「そう」なる資質を秘めているのではないか。
あのドラマでいうなら、犯人は、えらく責任感のつよい人物であった。ゴミの不法投棄に町内
会長として住民に注意をうながす人であり、まじめな人間であったといってよい。
逆説的な言い方をするなら、いい加減でおおざっぱな人ならああいう事件はおこらなかった
のかもしれないのだ。
誰でも、例外なく、殺人者に化す可能性がある。
これこそ、現代社会の一番の恐怖ではなかろうか?

以上、「相棒」を見ていないヒトにはなんのことやら判らないコトをつづってしまった。

追記。
「女王の教室」が復活するそうだ。
なんでもあの「鬼教師」誕生の経緯が語られるとのこと。楽しみ。
2006年02月08日
水曜日。小雪が舞う寒い一日。
とくに、夕方よりの冷え込み厳し。
ほぼ真横からの烈風。

早朝より新聞、TVをにぎわしたニュースのひとつ。

秋篠宮妃紀子さま(39)が懐妊されたことが7日、明らかになった。宮内庁の羽毛田信吾長官は同日夜記者会見し、「ご懐妊の兆候がおありになる」と発表した。長女眞子さま(14)、次女佳子さま(11)に続く第3子で、9月末に出産予定。男児が誕生すれば、秋篠宮さま以来41年ぶり。現在の皇室典範では、皇太子さま(45)、秋篠宮さま(40)に次いで皇位継承順位は第3位となる(朝日新聞のサイトより)

とうとつだが、妙な感想をもつ。紀子妃もそうだが、雅子妃、美智子皇后ら、皇室の女性たちは、どうしてああも似通った貌になるのだろう。僕にはすごく共通点があるように思えるのだが。

昔のSF作品を読みだす。「金星の尖兵」とか「超能力エージェント」とか。
近いうちに感想をまとめたい。
2006年02月07日
火曜日。
一昨日、昨日、そして今日と肌寒い日がつづいている。
暦の上では春なのだが、「光の春」はいまだ遠し、ということだろう。
自宅の庭の、梅の樹もまだ蕾のママ。



 僕が時々チェックしているサイト、大矢博子さんの「なまもの!」で紹介されていたエピソードにこんな愉快なモノがあった。

「戦国自衛隊」の話を友人Y子としていたときのこと。あたしが何気なく、「でもさー、関ヶ原の合戦は家康が勝つって分かってるんだから、自衛隊もそれにのっかれば歴史が変わらなくて良いのにねえ」と言ったら、Y子がいきなり眼を剥いてこう叫んだ。

 「えっ、関ヶ原って家康が勝つの?! やだっ、なんで結末ばらしちゃうの?! ひっど〜い!」 

 容易に信じられるものではないが、おそらくは実話なのだろう。楽しすぎる会話。こういう友人をもてた人は、幸いだとおもう、マジで。
戦国自衛隊もそうなのだが、現代からタイムスリップした人たちって、自分の歴史知識を駆使して生き抜こうとして、もしくは改変のため活躍することになる。
が、その主人公が、上記のY子さンのように歴史の知識に不案内だとどうなるのか?

 僕はその解答のひとつを、宮本昌孝「もしかして時代劇」(ハヤカワ文庫)にみる。
芳紀十七歳、カオとスタイルは抜群にいいのだが、アタマの方はさっぱりという美雪嬢がヒロインのこの作品。彼女は「ミス花らっきょう」(どんなコンテストだ!)の選考会場のまっただ中から、突如、戦国時代、それも秀吉VS柴田勝家の最終局面、落城寸前の越前北の荘城へとタイムスリップしていたのである。かくして右も左もわからぬ美少女、美雪の冒険が始まったのであるが・・・
 このヒロイン、タイム・リーパーとしてははっきり云って「失格」であろう。なにしろ歴史に無関心、無知ときている。なにしろ、
 織田信長を、小田信長!
 豊臣秀吉を、豊富英吉!
 徳川家康を、得川家安!
として、記憶している娘なのだから。したがって、そうした歴史上の人物に遭遇してもたいして感慨をおぼえることもない。それどころか、手籠めにあいかけたとの理由で、秀吉や家康を殴りとばすわ、蹴倒すわ、やりたい放題。歴史改変の防止に気をつかうタイム・パトロール員あたりがみたら、卒倒しかねない暴挙の連続。
 もっとも、そういう僕にしてから、実際タイム・スリップして戦国時代や源平合戦の時代、もしくは2.26事件の現場に放り出されたらどんな行動がとれるものやら、まったく自信はない。
右往左往のあげく、殺されたり、不審者として現地の警察権力に拘束されるのが関の山だろう。

訃報一件
 「経済学者であり、平和・軍縮から環境問題まで幅広い言論活動でも知られる、元一橋大学長で元朝日新聞論説顧問の都留重人(つる・しげと)さんが5日午前1時42分、呼吸不全で死去した。93歳だった」(朝日新聞サイトより)
2006年02月04日
土曜日。
春分の日、にもかかわらず雪がふった。
ただし、そこは九州。積雪も二三センチだし、夕方にはすっかりとけていた。

もう10年くらいになるだろうか。
パソコン通信(懐かしい!)時代に知り合い、メールを交換していた人がいた。
山口県在住で、身障者の女性であった。
田中芳樹さんのファンということもあり、色々感想などをやりとりしたものだ。
このほど、その姉という方より一通の葉書を頂いた。
去る10月31日。
肺梗塞により、永眠されたとのこと。
ショッキングな知らせである。まだお若い人だったはず。

ご冥福を祈りたい。
2006年02月02日
木曜日。
ここ二、三日暖かい日が続く。そのおかげであろうか。
太宰府の飛梅開花のニュースがとどく。



 録画していた「戦国自衛隊・関ヶ原の戦い」を観る。
富士山麓で演習中だった自衛隊の一部隊が突然発生した謎の閃光にのみこまれ、隊員一同気を失ってしまう。彼らが目覚めたのは、じつに400年前。徳川家康率いる東軍と石田三成の西軍がまさに激突する寸前の関ヶ原だった・・・。
 作品自体の出来はともかくとして、僕が気になったのは、補給の問題である。
両陣営の確執にまきこまれ、心ならずも戦端をひらくことになった自衛隊の面々。が、タイムスリップに巻きこまれた彼らに弾薬、燃料、食糧等のストックがはたしてあったのか?
(テレビの画面で見るかぎり、そんなにあるとも思えなかった)
あんなに何回も戦闘をくりかえせば、アッというまになくなるとおもうゾ?
関ヶ原の戦いに介入などとても出来るとも思えない。

 そもそも半村良「戦国自衛隊」の場合、日本統一まで持って行けたのは何故か?戦闘集団として戦車、軍用トラック、哨戒艇、戦闘ヘリ等、小規模ながら陸・海・空を制覇する戦力を保持していたこともさることながら、伊庭義明らの一隊が補給部隊であったことが最大の要因だと思う。
弾薬、燃料、食糧などの物資の集積地点もろともタイムスリップしたことが伊庭たちのその後の動向を大きく左右することになった。
 補給を軽視した軍事行動など、愚者の白昼夢にすぎない。

かのTV番組を評価することができない所以である。
2006年02月01日
水曜日。朝より雨。
朝日新聞の記事より。

 トリノ冬季五輪ボブスレー日本代表の男女計4選手の出場資格が確定していなかった問題 で、国際オリンピック委員会(IOC)は31日、4選手全員の出場を認める方針を固め、日本 オリンピック委員会(JOC)に伝えた。(共同)

いろんな意見があるとは思うが、やはり最大の被害者は選手たちだろうな。
二転三転、ふりまわされた選手たち。
不手際にもほどがある。
怒ってもいいと思うぞ!

長年の畏友(腐れ縁の友人とも云う)から送られてきたメッセージ。





深刻なカオで「戦争反対!」と叫ぶのは余裕がない感じだが、こういうスタイルだったらワリと受容できる。日本国憲法を勉強してみようという気になる。
2006年01月25日
水曜日。晴れ。

ホリエモンこと、堀江貴文とライブドア役員の逮捕。
日本中に激震が走ったといえる。
5年かそこらで、日本全国をも席巻したホリエモン。
かの人物はいったい何者だったのか?
この問いに対する答えは、まだ出てこない。
その解明には、いま少し時間がかかるかもしれない。
にしても、かってライブドアとその主宰を「時代の寵児」としてもてはやした人たちが今回の逮捕劇をキッカケに手のひらをかえしたかのような対応ぶり。
醜態と云うしかない。

元ホークスキャッチャー、城島健司のシアトルマリナーズ入団記者会見。
米語による入団挨拶。ユーモアあるスピーチ。
ところで・・・。
城島さんはむろん、「マイネームイズ、ケンジ・ジョージマ」と自己紹介。世間の一部に、マリナーズ球団の登録名に「ジョージ・マッケンジー」が採用されるのでは?との観測があったそうだが、これってホントだろうか?

ここ数日、再読している本。
山本弘「神は沈黙せず」「戦慄のミレニアム」


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