西東京陣馬奥多摩地区

林道名 簡単ガイド 調査日
林道木下沢線  木下沢(こげさわ=小下沢)林道は国道20号線(甲州街道)の高尾から裏高尾小仏方面に入って約3km、 つまり旧甲州街道の駒木野、摺指(するさし)を通過して中央本線のレンガ造りのガードをくぐったところで 小仏方面と別れ右手に登る。すると中央道の下をくぐってそこから約2kmの小下沢沿いのダートが始まる。 終点は小下沢キャンプ場になっているがそこから先はゲートがあって通行止め。
(その後、キャンプ場が閉鎖され、さらに手前でゲートクローズになっている。H13.9.1)
 林道は旧キャンプ場の奥にさらに続き、徒歩で入ると小下沢の流れをずっと左に見て 一車線幅のダートで緩やかに上って行く。終点まで2.8km、徒歩約1時間で関場峠につく。 途中、中ほどの景信山方面からの沢が合流するところに滝がある。関場峠自体は林道終点の広場から ほんの少し山道を登るが堂所山から城山川方向に下りるハイキングコースの途中にあるため見晴らしなどは良くない。
1999.5.8
2001.9.1
2005.11.26
日影林道、
蛇滝林道、
梅ノ木平併用林道、
中沢林道、
大平林道
 日影林道(または日影沢林道)は旧甲州街道(県道516)にある「日影」のバス停 (JR中央線のレンガ造りのガードをくぐる少し手前)から左手の城山に向かって入っていく。 森林センターキャンプ場(日影沢園地)の脇を通って、舗装混じりのダートを登ること約2km、 最後はNTTの専用道路になってゲートが閉まっている。 なお、その先もずっと舗装路(この画像はゲートの内側の様子)で、終点は小仏城山のNTT中継所になる。 なお、キャンプ場の近くには左手にダートの分岐があって下流方向に2kmほど続いていると思われるが ゲートがあって入れない。

 さらに手前の蛇滝口というバス停からは高尾山への蛇滝コースがあるが、ここに蛇滝林道が分岐している。 ゲートで閉じられているが短かそうな感じである。

 甲州街道(国道20号線)にでて大垂水峠手前の梅ノ木平バス停あたりで 「うかい○亭」の看板をめざして入っていくと梅ノ木平併用林道になり、約1kmのダートラン。 高尾グリーンセンターのところでチェーンがかかっている。

 隣りの「うかい○山」に向かって入ると、料亭に引き込まれそうになるがかまわず進むと中沢林道になる。 約2km、舗装されているが荒れている。

 国道20号線の大垂水峠手前右手にゲート付の大平林道入口がある。 高尾森林センター主催の下草狩り体験の際に徒歩で入ったことがあるが、 400m先で二股に別れ城山方向と高尾山頂方向に管理用ダート路が延びている。

 以上、いずれも林の中の道、行止り林道。
1999.5.8
2001.9.1
2001.12.8
川乗林道、
日向沢林道
 青梅街道(国道411号線)で奥多摩駅先の信号を右折し日原街道を直進すると、 川乗橋のところで右に入る「川乗林道」がある。しかしここのところずっと橋の入口で通行止めである。 「崩落のため」とあるが、ここ当分開く気配がない。ちなみに工事用車両が行き来しているようだが、 川乗山へのハイカー用にゲートの脇の歩行者用通路は開いている。なので徒歩で入ってみた。

 川乗林道は川乗橋から川乗谷にそって入る。(川乗山、川乗谷、 ともに珍味川海苔が特産だったようで川苔が正しいそうだ。)
 入口から約2km、聖滝の上の慰霊碑まではダート路でここからはずっと舗装されている。 大きくカーブするところに再びゲートがあり「日向沢林道工事中」となっている。 川乗山へ登山する場合はここから林道と別れ山道に分け入る。
 さらにカーブをいくつかまわって登っていき、ちょうど 「百尋(ひゃくひろ)の滝」の上あたりに来ると、前方に山が削られて“大規模な崩落があったらしい” ところに出る。とりあえずすっかり補修されていたが、なんとなく物騒なので急ぎ足で通り抜けた。
 さらに登り続けヘリポートのような広場を過ぎたあたりで道が二つに分かれる。左が川乗林道の継続で、 案内板によれば尾根ひとつ越えたあたりで終わりらしい。 右は「日向沢林道」と名前を変えてそのまま斜面に沿って遥か対岸の尾根の一段低い峠まで続いている。 案内看板を見るとトンネルひとつで名栗村まで点線で繋がっていた。

 この「日向沢林道」は現在工事中で、これは終点の「踊平(おどりだいら)トンネル」(青いシートの部分)である。 なお、このトンネルの向こう側、つまり大丹波側は何の工事もされていない。 というより、崖っぷちでどう見てもトンネル自体をカーブさせない限り、名栗村方向への道 路を作ることができそうにない。
 ちなみに名栗村側からも広河原逆川林道の有馬峠の部分からやはり「日向沢林道」として ダート路が途中までは南下してきている。

 (2010.5.3)踊り平トンネルはすでに工事が完了し通り抜けられる。 しかいその先の日向沢林道は数百m続いているはずであるが、出てすぐのところで上からの大きな崩落があって 道がつぶれていた。ほとんど廃道状態であった。
2000.12.23
2000.12.30
2010.5.3
日原林道、
倉沢林道
 奥多摩町で日原街道(都道204)を直進すると、日原トンネルに入る手前の右側に倉沢林道がある。 この倉沢林道は沢沿いの暗いピストンダートだがゴロゴロしていてそれなりにおもしろい。

 その先、日原街道は二股に分かれ、右に行けば日原鍾乳洞(一見の価値あり)、 左が日原林道である。日原鍾乳洞の先は小川谷林道(後述)となっている。

 日原林道はこの分岐から約2qで八丁橋となりさらに約5キロのダートが楽しめる。 まだ先があるがそこにはゲートがあって進めない(この先は雲取山への登山道、大タワ、雲取山荘経由、雲取山頂上?)。

 ちなみに八丁橋の右にも川を渡って道(奥多摩工業専用道路)があるが、 カギのかかったチェーンゲートで入れない。(この画像の場所はその奥多摩工業専用道路を歩いて登り、 上から見た日原林道八丁橋付近で手前が今入ってきた奥多摩工業専用道路、右が雲取山方面)

 なお、このあたり、奥多摩の巨樹といって、トチノキやカツラ、 ミズナラのでかいのを見ることが出来る(案内表示板あり)。
1997.7.5
1999.8.29
2000.6.17
小川谷林道、
犬麦林道
 <酉谷山へはこちらから>

 日原鍾乳洞の最奥の駐車場に小川谷林道の入口がある。 入ってすぐのところでオーバーハングした岩(カゴ岩というらしい)の下を通る。 雑木だけの明るい林道を緩やかに登っていく。この日は朝早かったのでカモシカに出会った。
 ちょうど6km入ったところでかなり広い終点広場に着く。

 この終点の右側に林道犬麦線があり、チェーンがあるのだが垂れ下がっていて役をしていない。 やはり緩やかに登って行き1.6kmでストップ。
 そして終点広場の左側は酉谷山への登山道。ここからは徒歩で。 いったん沢に向って下っていくが崩れてしまった旧避難小屋の脇を通って急なゴロ岩を登ると、 約2時間ちょっとで酉谷峠の避難小屋に着く。この小屋はできたてで非常にきれい。 そしてここからは御前山、大岳山、三頭山と奥多摩全体が見渡せ、やや西に富士山も見ることができる。  
2000.10.21
大丹波林道  青梅線の川井駅近くから棒ノ折山に向かう山道があり、いくつかのキャンプ場を過ぎるとダートの登りになる。 この道はかなり上まで行っていてひょっとすると埼玉県に抜けるのでは?と思っていたが、 川乗山登山口のところで一応通行止めになっている。

 (年末で工事が休みのようだったので川乗山からの下りに歩いて探索してみた)
 川乗山から大丹波川沿いに下ってくると増水時のエスケープルートというのがあって、 そこを登ると大丹波林道の途中にでることができる。この部分は既に工事区間内で通常は入れない。 ここより上流側約1kmを歩いてみたが、斜面を荒削りに削っている開削工事真っ最中であった。 石がぼろぼろと落ちていて非常に危険なため引き返したがまだ先は続いている。
 なお、この位置から下流方向はごく普通の林道らしい林道(ダート)で安定した斜面である。 約1kmほどで登山口通行止めの場所にたどり着く。

 (2010.5.3)現在この林道の通行止めはなく、 終点まで行くことができ川乗山登山道の獅子口小屋跡方面にも行かれる。ダート部分は約2km、 林道終点のちょっとした広場のところには小さな滝も見られる。
1999.8.29
2000.12.30
2010.5.3
海沢林道  海沢(うなさわ)林道は奥多摩駅から青梅街道を横切り、南側の橋を下って海沢の集落に入った海沢谷沿いにある。 途中、色々な案内矢印があるが「アメリカキャンプ村」をめざして直進する。 海沢遂道をくぐればそこから林道海沢線。 しばらく舗装が続き、舗装が切れると大岳への登山口(海沢園地)がある。少し歩けば三ツ釜の滝、 ねじれの滝、大滝を見ることができる。
 近くには工事用資材置き場だったらしく休憩には絶好の広場がある。 (平成11年の8月に大量の土砂崩れがあったところはきれいに整備されていた)
 海沢園地からは折り返すようにして坂を登り、大楢峠(御岳山への登山道)まで行くことが出来る。
1999.8.29、
2000.10.21
水根沢林道  水根沢林道は奥多摩湖にさしかかる手前の中山トンネルをでて次の大麦代トンネルに入る手前でダム側、 つまり郷土資料館側とは反対側の山側の細い道を登る。
 六ツ石への登山道であり、わずか1kmの急坂ピストンであるが奥多摩湖の展望がよい。
 ちなみにこの水根沢は旧水根貨物線の操車場だったところであり、今なお 線路跡ガードレールが青梅街道を跨いでいる。 (参考: 水根貨物線
2000.6.17
峰谷林道、
奥沢林道、
峰林道、
麦山線林道
 <鷹ノ巣山へはこちらから>

 青梅街道で、奥多摩湖の峰谷橋の信号を山側に入る。突き当たったところが二股になっており、 左が峰谷林道、右が奥沢林道である。
 峰谷林道は入口からダート、この日は1.8kmのところで通行止めのウマが置いてあった。 手前にも登り返すような分岐があるがこちらも荒れている。

 奥沢林道は上部まで集落があり、鷹ノ巣山登山口のあたりで舗装が切れる。以前、 この先は工事中であったが、現在工事は終わったものの500m位で行き止まりになっている。 この場所は標高950m位で見晴らしのよいところだ。対面に斜面に張り付いている峰の集落が見える。 ここから鷹ノ巣山までは尾根伝いに2時間弱、途中水場と避難小屋がある。

 峰林道へは手前の峰谷バス停から左手斜面を登る。急斜面を折り返しながら一気に登リ、 集落を過ぎたところで舗装が切れるがチェーンもかかっている。この先千本ツツジ、 七ツ石方面にかなりのびているようであるが未調査。(この画像は峰林道の途中から振り返った様子)

 峰林道の途中、かなり上の方に麦山線林道の分岐が南に向いている。舗装の分岐だがすぐにダートになり、 ほぼ水平に杉林の中を少しづつ下る。見晴らしのよくない暗めの林道である。 3kmほどで最後は急に下って峰谷橋の南側に飛び出る。
2001.4.14
2001.5.1
2003.4.19
真名井林道、
栗平林道、
なちゃぎり林道、
常盤林道、
平溝林道
 青梅周辺の林道群。

 青梅街道の川井駅近くを山側に入っていき、キャンプ場を直進すると大丹波林道になるが、 その手前の北川橋から左側、真名井沢に沿って登る山道があり、これが「真名井林道」である。 はじめは杉林の中であるが登るに従い見晴らしが良くなる。年度ごとの工事起点表示杭が打ってあり、 少しづつ伸びているようだった。上のほうでは、対岸の山から材木を切り出しケーブルでおろしている最中である。 最後のところは平成10年度の表示杭のところで道がふさがれていたがこの先さらに続いているようだった。 (5.4kmのダート、ガードレール無し。標高差470m)

 川井駅に戻る途中の右側に「林道蝉沢線」があるがこれはゴミ。

 青梅から吹上げトンネルを抜けると、成木の赤仁田バス停から南に「栗平林道」がある。 2.8km、全舗装、これといって特徴無し。なお、吹上げトンネルには 旧旧があり、こちらのほうが特徴的。

 成木街道を名栗に向かうと県境に小沢トンネルがある。その坂にさしかかる手前左手に脇道があり、 すぐまた左手消防団の倉庫のようなところに「なちゃぎり林道」登り口がある。 舗装とダート半々くらいで、4.1kmで終点の駐車場に着く。 途中、東に開けたが所があり西武ドームの上に新宿超高層ビル群が乗っかったように見える。 終点から常福院龍学寺まで徒歩5分、ハイキングコースに合流し高水山まで10分である。

 「なちゃぎり林道」登り口の所を直進すると「林道常盤線」になるが、終点まで4.4km、 全舗装。ハンターさんが多くいる程度でこれといって特徴無し。

 下畑軍畑線の軍畑に近いほう、平溝川にそって「平溝林道」がある。 途中で通行止めであったがここもこれといって特徴無し。
2001.1.6
2004.4.24
タルクボ林道、
肝要入り林道、
西の入ホオバ沢林道、
北大久野林道、
梅ノ木林道、
不動沢林道
 五日市から青梅に抜ける秋川街道のつるつる温泉入口交差点から入っていったところにある林道群。

 タルクボ林道は白岩の滝バス停から白岩の滝への道を行き、民宿の先のヘアピンカーブが起点となる。 (この先:工事中のため未調査、地図によれば1km位はあるはず)この起点から白岩の滝までは420m。

 肝要入林道は肝要橋から肝要川に沿って入っていく林道。入口すぐにチェーンゲートがあって未調査。

 西の入ホオバ沢林道は西細尾バス停から北に500mほどで右の林道入口に青い表示看板がある。 峠まで約1.8kmのダート。峠は三叉路になっていて右に行くと北大久野林道になるが現在開設工事中。 計画では延々と稜線沿いを都道の萱窪あらりまで下りるらしい。
 左は梅ノ木林道で、秋川街道の梅ヶ谷峠方面に下りられそうだったが、このときは雪のため断念。 なお、この途中からはさらに稜線伝いに梅野木峠までも伸びるようだ(未調査)。

 不動沢林道はつるつる温泉手前を日の出山に向かって左折し、 しばらく行くと舗装路からはずれた短いピストンがある。
2001.2.4
2002.2.11
盆堀林道、
千が沢林道、
醍醐林道、
三ツ沢林道
 盆堀林道の五日市側は都道33号線の小中野または戸倉の交差点から入って新久保川原橋を直進する。 ちなみに橋で左折すれば刈寄林道になる。平日は採石場のダンプが多いので要注意。 3qほど進んだところで採石場の入口に入りそうになる。轍が強くついているので・・・。 間違えないように右側に進む。
 川沿いに進むうちは舗装路でよいが登りにかかると雨水にえぐられた強烈な道になる。 (現在舗装工事進行中、かなり上まで整備されています。2002.4.13時点であとわずか200mほどになっていました)
 峠は入山峠といい、刈寄山側に向かって300mほどの行き止まりの道が延びている。 この終点がお気に入り休憩ポイントでもある。(H14.4.13 ここもゲートで入れなくなっていました)
 この入山峠から八王子市側はすでに全線舗装されていて、途中 入山トンネルを通過したあと陣馬街道、恩方に出る。(採石場から恩方出口、 つまり醍醐林道との合流点まで9.6km)

 ところで、この盆掘林道の五日市側には分岐が2つほどある。 一つは石仁田線で0.7kmの行止りダート。もう一つはこれといって林道表示は無いが、 千が沢林道といって川にかかった小さな橋を渡り市道山に向かって入っていく約1.4kmの行止りダートである。 (右の画像)

 醍醐林道は陣馬街道を関場のバス停で曲がらず直進する。途中、 ニニク沢林道と三ツ沢林道が枝分かれしている。ニニク沢林道には入れないが三ツ沢林道はゲートが開いてれば 入れる。でもわずか約1.6kmのダート路で行き止まり。
 醍醐林道は途中未舗装区間もあるが上の方は舗装され、そのまま登れば陣馬街道の和田峠に出る。 陣馬山へはここから登って30分ぐらい。
1998.5.3
1998.6.14
1999.8.21
2000.12.30
2002.4.13
林道横沢・小机線  あきる野市の横沢入りは東京に残る数少ない里山、貴重な生態系を残している。 四駆で入っては申し訳ないので徒歩で訪れた。

 JR五日市線、武蔵増戸の駅から線路の北側を西に向かって約1km進み、 大悲願寺というお寺の手前で民家の脇を北に入るとすぐに横沢入りになる。懐かしい風景が広がり、 カエルの声、小川の流れの音が心地よい(この小川の音を録音している人がいたが、たしかに沢の音と違って、 ヒーリング効果がありそうだ)。ただ残念なのは送電線鉄塔が見えることである。
 横沢入りへのアプローチはもう一つ手前にあって、龍性寺の案内看板に従って入ることができ、 ここからだといわゆる戦車橋や、地下壕などがある所を通過して最奥で合流する。 (参考: 横沢入の地下壕跡
 最奥から林道が始まり、小さな峠を越えて約1km、秋川街道の小机に出る。全線ダート。
2001.5.4
林道御岳線、
林道大岳線、
林道三ツ合線、
林道宝沢線
 五日市の檜原街道を十里木から養沢に入る。奥のほうに大岳鍾乳洞方面に分岐する赤い大岳橋があり、 直進すると林道御岳線である。約4kmのピストン、最後は崖崩れでおしまい。

 大岳橋手前から大岳鍾乳洞方面に入ると林道大岳線。ここも約5kmのピストン、 途中採石場の中のトンネルを通るところが印象的。 落石防止の洞門で、この先500mのところに大岳鍾乳洞やキャンプ場があるので一般車でも通過できる。

 大岳橋から南に少し戻ったところには新発見だというの三ツ合(みつごう)鍾乳洞への入り口があって、 ここからの林道三ツ合線を登った終点にある。この林道、スイッチバックで登るところがあるのが特徴。

 林道宝沢線はさらに南の八坂神社から入る。マス釣り場がある。この時は工事中のようで途中でUターン、 未調査。
2002.2.11
浅間林道、
中峰平林道、
鋸山林道
 (檜原村の林道)

   奥多摩、檜原街道の檜原村役場交差点を右折し、「払沢(ホッサワ)の滝」に向かう。 豆腐屋(けっこう有名)の左を登ると滝入口の駐車場がある。 「払沢の滝」(画像は厳冬期のもの)は名漠100選の中の一つで、駐車場から徒歩10分ほど。
 この駐車場の先には舗装路の浅間林道があり、ところどころ民家のある急坂を登りきったところで右に 中峰平林道への分岐点がある。この中峰平林道を少し下ると時坂峠になり、下からの登山道が上がってくる。 この先にチェーンがあるが、さらに約数百mの終点は開放的な広場である。(右の画像)
 浅間林道の終点は中峰平林道との分岐からさらに数百mの位置にある「峠の茶屋」という小屋のところになる。 ここまでは舗装されている。この先は登山道が浅間嶺まで続く。ちなみに「峠の茶屋」は高嶺荘という山小屋であり、 創業1686年という由緒あるところだ。

 鋸山林道は「払沢の滝」に入る前の道をさらに奥に進み、神戸岩キャンプ場方面に入る。 神戸岩(かのといわ)は高さ100mの都指定天然記念物であり、ここの トンネルは短いが中は素ぼりである。 元は1枚の岩だったものが地殻変動により割れたものらしい。岩と岩の間を沢が流れていて歩くことも出来る。
 トンネル出口から鋸山林道となるがこの先は全線舗装。峠は大ダワ峠、通称「ヤマビコ峠」という。 鋸山、御前山への登り口となる。車を停めるスペースは少ない。
 奥多摩町側からだと奥多摩駅から弁天橋の手前を左折して製材所の横をすり抜けるようにして登っていく。
1998.7.20
2004.3.6

月夜見沢林道、
倉掛林道、
入間白岩(しらや)林道、
横倉林道
 五日市から檜原村の北秋川に沿って奥に進むと終点のバス停が藤倉となる。 十字路のような終点であちこちに道が分岐していて迷うが、とりあえず真っ直ぐに進むと途中右側に2kmくらいの 月夜見沢林道が分岐しているが1kmちょっとで行き止まり。たぶん2q以上あるはず。これといって特徴なし。

 戻ってさらに直進すると「きのこセンター」方面に登り返す道を過ぎて二股になり、直進が倉掛林道、 左方向が入間白岩林道となる(それぞれ表示あり)。倉掛林道は細い藪のようなので入る気がしない。

 入間白岩林道はこのあたりでは唯一の完抜き林道。 檜原村を東西に走る浅間(せんげん)尾根の藤原峠(右の画像:数馬峠ともいう)を超えて、秋川北部の藤原、 倉掛と南部の数馬下を結ぶ。倉掛林道との分岐からすぐにダートになり、約2.7kmで峠につく。 浅間嶺方面への階段口とその反対側には風張峠に向けて登山道がある。
 峠からの下りは中ほどから舗装路になり檜原街道側の浅間尾根登山口バス停近くに出る。 (2004年3月現在、峠の南側全線と北側で舗装化進行中) 途中、シャッターポイントなるところが2ヶ所ある。 ここから「数馬の湯」までは近い。ちなみに「白岩沢」は「しらやさわ」と読み、北秋川の最奥の沢で、 入間沢は数馬にある南秋川の支流の沢である。

 入間白岩林道の数馬側には途中に横倉林道が分岐しているが約600mのショートダート。  
1997.10.4
2001.6.19
2004.3.6
風張林道  檜原村の北秋川の最奥、倉掛林道と入間白岩林道の分岐の少し手前に「きのこセンター」の看板があり、 右手方向の急坂を登る。東側の見晴らしがよく、入間白岩線を対面に、さらには奥多摩周遊道路まで見ることができる。 この道はきのこセンター奥の民家のところで終わるが、すぐ脇から風張林道となる。 舗装路は引き続き急坂となって登っていく。全般的に見晴らしはよいが勾配がきつく急なカーブもある。 このときは1.5kmほどのところで工事中看板があったのでやめにしたが、徒歩、 自転車であれば風張峠までいかれるとのことだ。 ただし奥多摩周遊道路の風張峠側にはゲートがあって出ることはできない。戻るしかない。 ちなみに風張峠は奥多摩周遊道路の最高地点(1,146m)である。 2005.2.5
矢沢林道、
小坂志林道
 (檜原村の林道)

 檜原街道の南郷の集落から南秋川にかかる橋を渡って山側に入ると矢沢林道がある。 舗装路は熊倉林道との分岐まででその先3.2kmはずっとダート、沢に沿って登っていく。 雑木が主体なので雰囲気としては明るい。

 同じく笹平の集落からやはり南秋川を渡って山側に入ると700mほどでダートの小坂志林道になる。 沢伝いに上るがこちらは杉林の中で雰囲気としては暗い。約3.2km。
2004.3.6
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