レトロな町並み95−富山



 人口約40万人の富山市は、全国の都道府県庁所在地の中で2番目に大きい面積の都市です。越中富山の薬売りで知られる薬都、富山藩の城下町として栄えました。

【富山城・富山城址公園】
 16世紀に築城され、神保氏、佐々氏、越中前田家の居城として発展してきました。現在の天守閣は、1954年(昭和29年)に建てられたと言われています。富山駅に近い市内中心部にある富山城址公園には、天守閣を利用した郷土資料館、佐藤記念美術館、千歳御門等があります。また、滝廉太郎の荒城の月の着層の基になった城と言われています。市内中心部にありながら静かな公園として、市民のオアシスになっています。桜の名所としても知られています。公園地下が駐車場となっており、自動車でのアクセスも良好です。

【富山市電】
 正式には富山地方鉄道の富山市内軌道線である富山市電は、1913年開業し、現在約7.5kmの路線で環状線を含む6系統の路線が、富山駅、南富山駅、富山大学駅等を結んでいます。2006年にはJR富山港線を引き継ぎ、ライトレールとして市内線を延長したり、全面低床車両を導入したり、LRTとして将来へ向けた取り組みを行っています。

富山城(郷土資料館) 佐藤記念美術館
千歳御門 富山市内軌道線


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