レトロな町並み103−水戸(偕楽園・弘道館)

偕楽園・好文亭 吐玉泉 孟宗竹林 表門
偕楽園・梅園  弘道館

 茨城県の県庁所在地、水戸市は徳川御三家・水戸藩の城下町として栄えた歴史ある都市です。約120年の歴史ある梅まつり開催中の春の週末に、開催場所である偕楽園弘道館を訪ねました。偕楽園を訪ねたのは約30年ぶりです。東京駅から特急ひたち号で1時間10分、梅まつり期間中のみ開設される常磐線偕楽園駅で下車して訪れました。駅開設時間帯は、下り列車のみ停車する片面ホームに駅員が配置され、Suicaの入場・出場タッチパネルも設置されています。列車で訪れる人は少ないようで、駅はそれほど混雑していません。上野駅から偕楽園駅までノンストップの特急ひたち号から下車した人も10数名程度でした。

【偕楽園】
 
偕楽園は、金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに、日本三名園のひとつです。19世紀に水戸藩主徳川斉昭公により造園されたと言われています。梅まつりのメイン会場として、広大な園内には約100品種3,000本の多様な梅があります。
 斉昭公は、藩校
弘道館を勉学・修行の場、偕楽園を休息の場として、一体の施設として設計したとされています。偕楽園は領民が皆楽しめる場所として造られています。陰と陽の世界観を意識して造られ、幽玄の静けさと陽の中で梅の花が咲き誇るコントラストも魅力とされています。
 
偕楽園駅に近い東門から入場し、好文亭、梅が満開の梅園、水が湧き出る吐玉泉孟宗竹林表門等を散策しました。好文亭は木造3階建ての本体と木造平屋建ての奥御殿があり、徳川斉昭公が自ら設計したと言われています。建物は戦災で焼失し、戦後再建されています。梅まつり期間中の週末でしたが、園内は広く、思ったほど混雑はしておらず、ゆったり散策できました。好文亭は廊下が狭く、2階へ上がる階段が急で狭いこともあり、亭内は行列になっていて観覧に時間を要しました。

【弘道館】
 偕楽園散策の後、偕楽園駅から1分の水戸駅まで常磐線で移動し、駅から徒歩約10分の
弘道館を訪ねました。梅まつりのもう1つの会場である弘道館は、水戸藩主徳川斉昭公が19世紀に開設した日本最大規模の藩校です。将軍徳川慶喜も幼少期を弘道館で学び、大政奉還後に謹慎生活を送ったとされています。正門、正庁、至善堂は国の重要文化財に指定されています。昔ながらの木造建築である正庁内を見学し、展示室を見学した後、庭園を散策しました。梅まつり期間中の週末ではあるものの、弘道館はあまり混雑しておらず、ゆったり見学することができました。

 
偕楽園弘道館を満喫した後、水戸駅から特急ひたち号で帰路につきました。

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