レトロな町並み93−倉敷


 倉敷市は、岡山県第2位の人口の都市です。市中心部の倉敷川沿いの一帯は江戸時代に幕府直轄領になったのを機に繁栄し、和洋織りなす白壁の町並みが今も美観地区として保存され、県内有数の観光の街です。一方、瀬戸内工業地域の中核都市としても知られています。約40年ぶりに倉敷を訪れました。JR倉敷駅から約10分ほどのエリアに昔ながらの佇まいを残す美観地区があります。倉敷川沿いのこのエリアは、多くの観光客、修学旅行客やインバウンドの方々が訪れていました。

大原美術館 有隣荘 倉敷館  倉敷考古館 倉敷民芸館
旧中国銀行 倉敷アイビースクエア 倉敷川(美観地区)

大原美術館】
 大原美術館は日本最初の西洋美術・近代美術を展示する美術館で、倉敷の実業家大原孫三郎が1930年(昭和5年)に設立したと言われています。ギリシャ神殿を模した本館は倉敷川沿いから見ることができます。

有隣荘】
 倉敷川を挟んで大原美術館の対岸にある有隣荘は1928年(昭和3年)に大原孫三郎が建てた大原家の別邸です。

倉敷館】
 1917年(大正6年)に倉敷町役場として建てられた洋風木造建築で、現在は観光案内所として使用されています。

倉敷考古館】
 江戸時代の蔵を改装して1950年(昭和25年)に開館した歴史ある考古博物館です。

倉敷民芸館】
 江戸時代の米倉を改装して1948年(昭和23年)に開館した歴史ある民芸品博物館です。

旧中国銀行倉敷本町出張所
 現在の中国銀行の前身、第一合同銀行の倉敷支店として1922年(大正11年)に建てられたと言われています。ルネサンス様式の建物です。

倉敷アイビースクエア】
 倉敷アイビースクエアは、江戸幕府の代官所跡に建てられた旧倉敷紡績倉敷工場を改修した複合交流施設です。工場の建物は1889年(明治22年)に建てられたと言われています

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