長良川温泉
[2024年 4月更新]
【ホテルパーク】
ホテルパーク本館 | 306号客室 | 客室眺望 | 川端康成と ホテル歴史展示 |
露天風呂 | 内風呂 |
長良川温泉のホテルパークは、明治時代に名古屋の大須に明治館として創業し、その後、大正時代に岐阜市長良河畔に旅館港館としてオープンした由緒ある旅館です。大正時代には川端康成が3度訪れて、小説の舞台になったと言われています。館内1階ロビーには川端康成やホテルの歴史に関する資料が展示されています。
滞在した客室は、長良川を望む本館3階の10畳和室306号室です。夕食は部屋食にて、和牛陶板焼きと薬膳スープ、オリジナル牛鍋や鮎の塩焼き、五平餅、お造りや揚げ物等美味しい会席料理と、岐阜の日本酒利き酒3点セットが付いたプランです。特に陶板焼きと牛鍋の牛肉は格別に美味しく、料理出しやお布団敷等、女性スタフ皆様の対応も手際よく心地よく、長良川の夜景を見ながら美味しい料理とお酒を味わいました。
お風呂は、金華山を望む山の湯と、長良川を望む川の湯があり、それぞれ内風呂と露天風呂があり、男女交替制になっています。夜は川の湯、朝は山の湯に入浴しました。川の湯は、大理石の広い内風呂は、赤褐色の鉄分を含む長良川温泉の温湯と熱湯、透明のお湯の3つがあります。露天風呂は透明のお湯で、大きな月と、金華山の岐阜城ライトアップ、長良河畔の夜景を一度に望みながら、ゆっくり浸かることができました。山の湯は、内風呂と露天風呂入口が別で、内風呂は、豊富な湯量の赤褐色の温湯と、透明のお湯のお風呂の2つがあります。露天風呂は、螺旋階段を上った上階にあります。いずれも金華山・岐阜城と長良川の東方向を望むことができます。朝食は一階長良の間でバイキングを頂きました。
[2022年10月更新]
【岐阜グランドホテル】
岐阜グランドホテル | 玄関 | ロビーラウンジ | 展望レストラン眺望 | |||
東館701号室 | 大浴場 | 岐阜城 | 岐阜城と長良川鵜飼 |
岐阜グランドホテルは、岐阜市の長良川畔にある、長良川温泉を代表するホテルです。昭和39年(1964年)の開業と言われています。ホテルは長良川温泉の北東部にあり、長良川に面しています。本館、西館、東館があり、東館7階のシティビューの洋室ツイン701号室に2連泊で宿泊しました。今回ペット犬を連れての滞在となり、東館7階のシティビュー701号室、703号室がホテルで唯一ペット同宿可能な客室となります。一番端の広い角部屋で客室にはケージが置いてあります。シティビューなので、長良川は見えませんが、端の離れた位置にあり、犬が室内で騒いでもご迷惑をあまりかけないゾーンです。本館には相応の宿泊客がいましたが、東館はあまり宿泊客がおらず、静かに過ごせました。
館内には、和洋中の3つのレストランと、ロビーラウンジ、バーがあります。朝食付きプランということで、1日目は地下1階の大きな宴会場ロイヤルシアターで美味しいビッフェスタイルの食事をいただきました。岐阜の食材も多く使用した洋食、和食を味わうことができました。感染防止策として入口で手袋が配布されていました。2日目は宿泊客が少なめとのことで、本館12階の展望レストランキャッスルでいただくことができました。あいにくの雨模様でしたが、窓際の席に座り、岐阜城と長良川を一望しながら、1日目と同じメニューを味わいました。
お風呂は、地下1階に温泉大浴場があります。半露天風呂の長良川温泉、内湯の薬草風呂、白湯風呂があります。半露天風呂の長良川温泉は、鉄分の香りがする褐色の温湯で、ゆっくり入ることができ、よく温まり、湯上がりはさっぱりしています。
夜、近隣の長良公園を散策し、その後、ライトアップした岐阜城の下、長良川沿いで鵜飼を見学しました。篝火と夜の長良川の流れの幽玄な雰囲気のもと、静かに見ることができました。
[2018年11月更新]
鵜飼ミュージアム | すぎやま | すぎやま眺望 | すぎやま大浴場 | 長良川鵜飼 |
【鵜匠の宿すぎやま】
金華山と岐阜城を望む長良川河畔にある老舗旅館「鵜匠の宿すぎやま」に、日帰り夕食・鵜飼見学プランで立ち寄りました。長良川の目の前にあるこの旅館の隣には、鵜飼ミュージアムがあり、併せて立ち寄りました。
まず、6階の温泉大浴場に入浴しました。金華山と岐阜城と長良川を望む大浴場は、2つの浴槽があり、うち1つは褐色の鉄分の香りある長良川温泉(三田洞温泉)です。温めでゆっくり寛ぐことができ、湯上りはさっぱりしています。この他屋上には展望露天風呂もあります。
入浴後、2階の個室食事処にて、鮎塩焼きや飛騨牛等、岐阜の美味しい料理を味わいました。ここからも金華山と岐阜城、長良川を望むことができます。食後、ロビーに集合し、旅館の目の前の河畔から鵜飼船に乗船しました。1300年の歴史がある長良川鵜飼は、宮内庁式部職の肩書きをもつ鵜匠たちが、鵜とともに古典漁法により鮎を獲るもので、赤々と燃える篝火に照らされた川面で行われる漁法は、何とも言えない幽玄な風情があります。5月から10月まで開催されており、長良川温泉の各旅館に滞在した観光客の人たちが各船に乗船して、鵜飼を見学します。この旅館は、客室からも鵜飼が見学できるようです。
夜の十八楼 | 十八楼 | 廊下 | |||
客室 | 客室からの眺望 | ||||
鵜飼展示パネル | 内湯 | 露天風呂 | 川原町の町並み |
【十八楼】
岐阜市の長良川沿いにある創業150年の歴史ある旅館、十八楼に宿泊しました。岐阜城と長良川に近い、この旅館のあるエリアは、川原町と言われる昔ながらの古い町並みが残っています。その一角にある十八楼は鉄筋7階館の旅館です。地下1階の鵜飼小路と言われる通路は、旅館から直接鵜飼船乗船できる通路として100年以上使われているそうです。
1泊朝食付きの、長良川の見えない部屋宿泊のビジネスプランで宿泊しましたが、当日空きがあるとのことで、長良川に面した10畳のバストイレ付き客室にアップグレードしていただきました。宿泊した客室は、長良川の清流を目の前に眺める5階の511号室です。お風呂は、男女入れ替え制で、まず夜には、明治の蔵を浴室に新装したという、お湯処川の瀬の蔵の湯に入りました。長良川を眺望する大きなガラスドアや、昭和初期のステンドグラスや美濃和紙の照明等がレトロな雰囲気を醸し出しています。お湯は、三田洞温泉を源泉とする、赤褐色の鉄分の温泉です。心地より香りと濃厚な感触の中、湯上りはさっぱりしています。他に薬草風呂や絹の湯もあり、様々なお風呂を楽しみました。朝は、バイキングの朝食の後、お湯処川の音に入りました。町屋造りの和の露天風呂は、木曽石の丸い露天風呂を中央に、両側に岩の露天風呂2つがあります。岩の露天風呂は、やはり赤褐色のお湯です。ここからは長良川が目の前に眺望できます。内湯は、絹の湯、あつ湯、ぬる湯があり、様々なお風呂を朝から楽しむことができました。
チェックアウトの後、荷物をフロントで預かっていただき、生憎の雨の中、旅館前の川原町の通りを散策しました。斉藤道三や織田信長の時代に遡る歴史ある町を散策していると、往年の姿が偲ばれます。