日奈久温泉


金波楼 金波楼客室
金波楼玄関 庭園
浴室への廊下 大浴場
露天風呂 日帰り温泉・ばんぺい湯 日奈久温泉駅 肥薩おれんじ鉄道

 熊本県の南西部、八代海に面した日奈久温泉は、開湯600年の歴史ある温泉です。かつては細川氏の藩営温泉であったと言われる由緒ある温泉です。九州新幹線の新八代駅からJR鹿児島本線および肥薩おれんじ鉄道で約20分、日奈久温泉駅から徒歩で約15分の場所に昔ながらの温泉街があります。(行きは列車の時間が合わず、タクシーに乗り、約20分で着きました)
 日奈久温泉を代表する歴史ある
金波楼は、明治43年創業の由緒ある旅館です。木造3階建の本館や、大広間棟、正門及び壁等が、国の登録有形文化財に指定されています。玄関ロビーにはその登録証が展示されています。重厚な建物、昔ながらの玄関、黒光りの階段、廊下、庭園等、館内はタイムスリップしたような別世界で、昔ながらの日本旅館の風情があります。滞在した客室は、庭園に面した2階の8畳間+廊下、洗面、トイレ付きの3号室です。お風呂は、八代産の晩白柚(ばんぺいゆ)を湯舟に多数浮かべた内湯と、美しい庭園に囲まれた岩の露天風呂があります。お湯は、ほのかな心地よい香りがあり、とても気持ちよく、よく温まります。内湯は温泉独特の心地よい香りに、ばんぺいゆの香りがマッチしています。1泊朝食付きのプランで宿泊したため、夕食は味わえませんでしたが、朝食は、個室で日奈久味噌の味噌汁、日奈久のちくわ、熊本産のご飯等、美味しい料理をいただきました。

 

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