飛騨古川温泉


 八ツ三館玄関  八ツ三館遠景 玄関内部 
 応接室  招月楼  館内  庭園 大浴場 
 石林の間 石林の間からの眺望  貸切風呂  飛騨古川駅 白壁土蔵の町並み   飛騨市図書館

 八ツ三館は、白壁土蔵の古い町並みが残る飛騨市(旧古川町)にある創業160年以上の歴史ある旅館です。荒城川に面して、1905年(明治38年)建築の「招月楼」(宮大工が建てた国指定登録有形文化財)、1935年(昭和10年)建築の玄関のある本館、「観月楼」、昭和中期建築の「光月楼」が川沿いに建っています。
 「光月楼」2階の一番奥にある石林の間に宿泊しました。贅沢な昭和の数奇屋造りの客室は、次の間(4.5)+お茶室(4.5畳)+本間(10畳)、バストイレ付の広い部屋で、窓からは荒城川と本光寺を望むことができます。
 お風呂は、男女朝夕入替制の大浴場(せせらぎの湯)と予約制の貸切風呂があります。大浴場は、りんご湯、みかん湯やジェットバスのあるタイルの内湯と、庭園を望む岩の露天風呂、酒粕を入れた露天釜風呂等があります。露天釜風呂の隣には、地酒コーナーがあり、試飲することができます。お湯は透明マイルドで柔らかい温泉です。招月楼にある貸切風呂は、昔ながらの雰囲気のある広いお風呂です。夕食朝食は庭園を望む個室食事処で、夕食は飛騨牛ステーキや鮎の塩焼きを含む美味しい会席料理、朝食も朴葉味噌や鮎の干物を含むヘルシーなメニューをいただきました。館内にはマッサージ機のあるお休み処や蔵の土産物屋等もあります。

 旅館から荒城川を渡って徒歩すぐの本光寺白壁土蔵の町並み映画「君の名は」の聖地としての飛騨古川駅、飛騨市図書館等を散策しました。飛騨古川には昔ながらの古い町並みが残っており、かつ高山のように多数の観光客で混雑しているということもなく、静かに美しい飛騨の町並みを散策することができます。


→レトロな列車旅・町並み・食事処 INDEXへ

→信州の温泉案内/レトロ旅行倶楽部トップページへ戻る

→レトロな日本旅館のある温泉 INDEXへ