奥多摩温泉


【もえぎの湯】[2015年12月更新]

 奥多摩湖  奥多摩駅  もえぎの湯

 奥多摩湖畔の紅葉を見に、十数年ぶりに奥多摩へ出かけた帰りに、もえぎの湯に再び立ち寄りました。好天に恵まれた11月初旬の週末とあって、奥多摩湖畔の駐車場はどこも混雑していて、車を止めるのに苦労しました。
 もえぎの湯の駐車場にはすぐ止められましたが、温泉は満員で、何と整理券配付の入場制限が行われていました。
奥多摩駅から徒歩10分の便利な場所にあり、電車と徒歩で来ている入浴客も多いようです。約30分待って館内に入場でき、内湯と露天風呂に入りました。入場制限のお蔭で館内は空いていて、ゆったりと入浴することができました。お湯はつるつると肌ざわりがよく、心地よい感じです。
 入浴後、館内のレストランで、清流そば等の美味しい夕食をいただき、帰路につくときには既に入場終了時刻の19時になり、館内は、少し前の混雑がうそのように静かになっていました。奥多摩の1日は早く暮れるようです。


 山間を縫うように流れる川の渓谷美、川沿いに蛇行して通っている細い国道と単線の鉄道、素朴な家並み、これが山国日本の原風景で はないでしょうか。そんな風景が東京都内にあります。東京の奥多摩エリアです。東京の西、青梅市を過ぎたあたりから先は、このような 山村風景が広がり、素朴で魅力的な温泉スポットもあります。
 紅葉盛りの晩秋の頃、青梅線の終点・奥多摩駅に近い渓谷の中にある、比較的新しい日帰り温泉施設「もえぎの湯」を訪ねてみました。国道の 長いトンネルを抜け、細い道へ鋭角に曲がり、川沿いを進み行き止まったところに施設はあります。お風呂は、広くてジャクジーのある内湯と 渓谷の紅葉を目の当たりにできる木屋根付きの露天風呂の2つがあります。お湯は透明マイルドで温め、香りも少なく、体にやさしい感じです。 木と石の温もりのある露天風呂に浸かり、迫りくる渓谷美を楽しんでいると、そこが東京であることを忘れます。
 奥多摩エリアは、東京西部の立川・八王子から車で約1時間のエリアにあり、紅葉、ハイキング、温泉等を手軽に楽しめる見所が多数あり ます。「もえぎの湯」は、JR青梅線の奥多摩駅からも徒歩10分位の場所にあり、電車でハイキングの帰りに気軽に立ち寄ることもでき ます。

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