赤倉観光ホテル(赤倉温泉)


ホテル玄関 ホテル全景 客室から
見たホテル
ロビー 廊下に展示されている往年の写真 メインダイニング 客室(和室)
ホテルのプール 大浴場 家族風呂

 赤倉観光ホテルは、昭和12年に日本の高原リゾートホテルの草分け的存在として誕生した、歴史あるホテルです。国内外の賓客が立ち寄ったことでも知られ、1階の廊下には現天皇陛下始め、皇室の方々が訪問された際の写真が展示されています。建物は改築されていますが、赤い屋根と白い壁の建物や、赤い絨毯のロビーや階段、メインダイニング等に往年の雰囲気がそのまま残されています。残雪が3メートル以上残る4月に、春スキーでこのホテルに立ち寄りました。
 滞在した客室は、玄関ロビーのすぐ右手にある、トイレ付き7.5帖の和室、206号室です。部屋からは、赤倉観光ホテルスキー場のゲレンデと、遠く信州の山々や野尻湖を望むことができます。お風呂は男女別の大浴場と家族風呂があります。クラシカルな雰囲気の大浴場は、スキー場と信州の山々を望むことができ、広い湯舟の中央からは湯の花を含んだ源泉が溢れています。家族風呂は、空いていれば無料で自由に貸し切れるお風呂で、大浴場と呼んでもよいくらい広い湯舟があります。お湯はいずれも源泉かけ流しで心地よい硫黄の香りが漂っています。また、天然の湯の花が沢山漂っています。温めでゆっくり浸かることができます。オフシーズンの週末ということで、宿泊客は少なく、ゆっくりお風呂を楽しむことができました。
 夕食は、メインダイニングや和食堂でアラカルトメニューも楽しめますが、子供連れということでルームサービスで客室でとりました。朝食はメインダイニングで卵のブレックファーストを味わいました。また、館内にはライブラリーや温水プールもあり、覗いてみました。3階にあるライブラリーはクラシカルな調度品とホテルの歴史資料や、インターネットが使えるパソコン等が備えてありました。温水プールは、ゲレンデに面して一面全て窓ガラスになっており、開放感たっぷりのスペースになっています。プールも本格的な大きさで、オフシーズンとは言え、誰も使用していないのは大変勿体ない気がしました。(見学だけで利用しませんでしたが、宿泊客にはプール無料利用券が配付されます)


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