2004年4月 〜 仕様打合せ、ローン手続き 〜 



 契約も無事に終了し、いよいよこれからローンや建築仕様の打合せが始まりました。
 しかしながら、銀行ローンでトラブルが発生。大丈夫?

2004年4月4日(日) 間取り及び仕様の打合せ
 4月に入って年度も変わり、いよいよ今日からマイホームの間取り及び仕様の打合せです。これまでのプレ打合せで概要は固まっているのですが、外壁、壁紙などの細かい点で迷うことが多かったです。私は間取りやデザインはwifeにお任せしようと思っていたので、あまり口出しはしませんでした。wifeはリビングルームとキッチンの間に階段を設置することにこだわっている様子。理由を聞くと、将来まなまな♪が外から帰宅した時、リビングに居る私達と一度顔を合わせてから2Fの自分の部屋に上がって欲しいとの願いが込められているらしい。確かに娘が思春期の微妙な年頃になっても家族のコミュニケーションが容易に取れるのではと思います。この「リビング階段」を実現させる為に建物のデザインは大分自由度が制限されたようですが、これも仕方のないことでしょう。私からのリクエストは、2FのUVカットガラスと、標準装備の電気温水器を高圧水タイプに換えて貰うことの2点。トイレ、浴室、洗面台の色は淡いピンクで統一。玄関ドアのデザインは私とwifeで意見が割れたけど、ここは私の意見が採用。こうしてマイホームのプランを悩みながら詰めていく時間ってとっても楽しいものです。
2004年4月上旬
 土地の契約が成立したので銀行ローンの事前審査の手続きに入る。土地のローンは取り敢えず私名義で事前審査を申し込むことにしました。ローンの申込書に必要事項を記入し、源泉徴収票の写し、健康保険証の写しと共に住民票、印鑑証明書、住民票等の公文書を添えてM不動産に提出。ここでも借入金額の件を再度確認するも、M不動産のM氏は「後で変更できるから大丈夫です。」とのこと。
2004年4月16日(金)
 住宅の方の手付け金(=90万円)を銀行振込にて支払う。マイホームの購入には現金で支払うことが必要なものも結構あります。
2004年4月下旬の某日
 M不動産のM氏からTEL。要件は銀行ローンの手続きの件。近いうちにF銀行の担当者と一緒に自宅を訪問したいとのこと。私は「後がつかえていますので、連休前にローン手続きが出来るように手配をお願いします。」とM氏に伝えました。
 ハウスメーカーさんからは「地鎮祭」をどうするか打診がありました。マイホームの施主さんの中には地鎮祭を行わない方もいらっしゃるとのことですが、私達は何となくやっておいた方が良いのではと考えまして、地鎮祭を行うことにしました。土地決済のスケジュールと日柄を考えると5/9(日)の大安がベストの様です。地鎮祭の手配は全てハウスメーカーさんがやって頂けるとのこと。
2004年4月26日(月)
 M不動産からなかなかTELが来ないので、しびれを切らしてこちらからM氏のケータイに「あの・・・銀行さん来訪の件、どうなっていますか?」と連絡を入れる。すると、M氏は非常に動揺した様子で「すみません。ケータイの電池が切れそうなので後からご連絡差し上げます。」・・・とはぐらかされてしまいました。(^_^;) 呆れたので「銀行さんには連絡したんですか?」と問いつめることはしませんでした。その夜遅く、M氏から「明日の夜8:00に銀行担当者と共に伺います。」と連絡があった。
2004年4月27日(火) 銀行ローン手続き
 午後8:00、F銀行の担当者2名がM不動産のM氏と共に来訪。早速担当者から住宅ローンの詳細について説明を受ける。金利は固定金利2年、5年、7年、10年の中から選ぶことが出来、固定金利期間終了後は住宅ローン基準金利から-0.3%を優遇する(但し、固定金利期間終了の時点で給与振込等の条件を満たしている必要あり)という商品です。しかしながら、私の会社の給与振込は会社のメインバンクである某銀行以外には一切変更できないので、固定金利期間終了後は通常の基準金利になる可能性が高いです。固定金利期間を何年にするか迷いましたが、マイホーム入居後の経済状況が読み難いことと、繰り上げ返済等のことを考慮して固定金利2年型を選択(固定期間内の金利は1.45%)。
 ここまでは順調だったのですが、wifeが「借入金額が多すぎるので少なくしたいのですけど。」と言うと、銀行の担当者は慌てた様子で「あの・・・実はココで借入金額を変更すると再審査が必要になりまして・・・、再審査にあと1〜2週間かかってしまいます。できればこのまま行かせて欲しいのですが・・・。」と非常に困っているご様子。私達は「え!そんなことM氏から聞いていないよ!借入金額変更の件は売買契約書にサインする際に何度も確認したから。」と言いたくなるのをこらえながらM不動産のM氏に視線を移すと、M氏は娘のまなまな♪をあやす振りをして気まずそうにしていました。私は「金額が増えるのならともかく、減らすのだから問題ないのでは?」と尋ねると、「融資審査のシステム上、金額が減る場合でも再審査が必要になるんですよ。」とのこと。wifeは私に向かって「どうしようか?」と小声で聞いてくるので「私達も後がつかえていますし、決済が遅延すると売り主さん側にも迷惑がかかるでしょうし、銀行さんもご面倒でしょうからこれでいいです。」と仕方なく答えました。銀行の担当者は「ありがとうございます。」と深々と頭を下げてかなり恐縮のご様子。
 M氏に対して不信感を募らせる出来事が更に起きます。「ローン契約書の印紙代は\21,000になります。」。私は「あれ?Mさんからは印紙代は\13,000と聞いていますけど?」と聞き返すとやはり\21,000で間違いないとのこと。今度は流石にM氏に「Mさんは確かに印紙代\13,000を準備してくださいと言っておられましたよね?話が違うじゃないですか!」と問いかけると「あの・・・その・・・\21,000です。」と私達を納得させるような返答は返ってきませんでした。銀行さんもいらっしゃることですので、私達はこみ上げる怒りを抑えながら今週の生活費の一部を加算して印紙代\21,000を支払って団体信用保険やローン借り入れ申込用紙に署名捺印をして手続きを完了。手続き終了後、私達はM氏に対して土地決済が黄金週間明けのなるべく早い時期(5/10〜13辺り)に出来るように日程を調整してくださいとお願いしておきました。この時点で時刻は午後9時を過ぎておりました。
 M氏と銀行担当者が帰った後、wifeは借入額の件でカンカン。「銀行さんがいらっしゃるので言えなかったけど、借入額をM不動産に一方的に決めさせられたような感じで腹が立つ!」と繰り返していました。私達は今後の資金計画を大幅に変更する必要があるようです。(土地を夫婦共有名義にする計画にも影響が及ぶ)
 翌日、wifeがM氏にTELを入れて今回の件について説明を求めたそうですが、「不手際は認めたけど言い訳をするばかりで到底納得できなかった。」とかなりご立腹。 怖っ! 
 今回のゴタゴタは不動産会社と銀行の連携不足が原因だと思います。しかしながら、私達側にも日常の多忙さで不動産業者に任せっきりで注意不足だった要素があったことは否めません。相手が大手不動産会社とは言え、任せっきりはマズイですね。黄金週間を利用して、住宅ローンや税金のことをしっかり勉強します。(あくまでも前向きに・・・)

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