ガンフロンティアは1991年の縦スクロールシューティング、
メタルブラックは翌年の1992の横スクロールシューティングです。
この2作はメタルブラックのop冒頭で「Project GUN FRONTIER 2」
と、されていますがに、続編、ではなくほぼ同じスタッフによる兄弟作品とも
いうべき存在です。
また、特徴としてボスを倒すと画面いっぱいに爆炎が広がるのも
大きな共通点ですね。
まずは、ガンフロンティアから・・・
宇宙開拓時代、辺境の惑星グロリアはゴールドラッシュに沸いていた。
そこへ宇宙海賊ワイルドリザードの魔の手が!
恐怖と絶望に支配された人々の願いか、
怒りと悲しみの人々の憤りか
「デスペラード」は硝煙の香りをたなびかせつつ大空を翔ける。
ガンフロンティアのこだわりはハンパではない。自機「デスペラード」
のみならず、敵機も銃や火器をデザインモチーフにしている。
ボンバーは金塊を集めると弾薬が補充され、その分使えるし
パワーアップは銀貨、である。
また、西部開拓時代を思わせる砂煙吹きすさぶ町並み、
フラミンゴの舞う大森林、
そして圧巻なのは5面冒頭、敵の主力が雲霞のごとくひしめく
峡谷への突入・・・眼下に広がるのは敵、敵、敵・・・
そして、ラストを飾る敵ボスとの一騎打ち!
弾は6発、負ければバッドエンド。
敵の一瞬の隙に、叩き込め!
また、曲もすばらしい。アコースティックギターの旋律が哀愁を漂わせる。
ラス面いたっては口笛をモチーフに!
うーん、マカロニウエスタン・・・。
近年、発売された「バトルガレッガ」におおきな影響を与えている
作品だ゛と思う。難易度も高い。画面外へカラ撃ちしたショットの数で
難易度が上がったりするため、過度の連射は死を呼ぶ・・・。
そして、「メタルブラック」
「The earth died」
「-PRJECT METAL BLACK-・・・permanent freeze」
人類は滅亡しようとしていた。6500万年ごとにめぐってくる
太陽の伴星、「ネメシス」
恐竜を絶滅させた彗星雨をオールトの雲から引き連れて、
木星軌道に出現した。
そして、人類の武器「科学」までもが、諸刃の剣と化す。
”敵”は未知の新元素「ニューロン」をエネルギーとし、
人類の科学兵器と融合、進化し、恐るべき機械生物となっていく。
そのなか、敵の技術を応用した機密兵器「ブラックフライ」が作り出されていた。
しかし、軍部はこのブラックフライ量産反撃計画、
「project METALBLACK」を偽りの平和の為に永久凍結してしまう。
だが、ある日、封印を解かれたブラックフライが無断発進する。
迎撃をかいくぐってブラックフライは自由な大空に舞う。
自由、のために。宇宙へ向かって・・・
もう、オープニングから見せてくれます!警報の中、地下への階段を
駆け下りる男。一歩踏み出した先に広がる海の無い赤茶けた大地・・・。
ブラックフライはニューロン(正しくはニューアローン)と呼ばれる物体を回収して
パワーアップします。(この辺がガンフロちっく)
ニューロンは取るたび取るたびドンドン出てきます。
ちなみに・・・1個10点。そう、点数稼ぎもムチャあついです、これ。
ニューロンを取っていくと、武器のビームが1〜5、MAXへと
パワーアップ。また、二つ目のボタン「エネルギー開放ボタン」で、
それまで溜め込んだ全エネルギーを前方へ一点集中発射
(MAXの場合、ボタン押し、離しで集中と全方位拡散の切り替え可能)
できます。
そして、ニューロンですが、一部の敵もコレを取り込んでパワーアップしますし、
ボスに到ってはエネルギー開放まで行います。
その時にコチラもエネルギー開放すると干渉がおきて巨大な
エネルギーボールが形成されます。
そうすると、このエネルギーボール、押されて負けた方(エネルギー少ない方)
に吹っ飛んできます。ボスに当てれば大きなダメージを与えられます。
このエネルギー開放合戦がメタルブラックのキモです。
こちらも6面ゲームオーバーでバッドエンドあり。なかなか、シヴくて
かっこよいです。エンディングも、いいですよ〜。
どちらも基板保有。特にメタルブラックは初めて買った基板です♪