「Close your eyes」
「君は命の誕生を見る・・・」
ダライアス外伝:1995/
G-ダライアス:1997 TAITO
かつてゲーセンにおいて勇姿を誇ったダライアスシリーズの
待望の続編が現れた。
画面は一画面になったものの、巨大戦艦は健在。
更にもまして音楽面は向上していた。
かつて、ベルサー軍団の猛攻により死の星となった
惑星ダライアス。
プロコとティアットとのようにダライアスを脱出した人々は
ついに故郷ダライアスへの帰還を決意した。
しかし、中継ステーションが何者かに破壊され、
魔の手は人々の暮らす惑星ヴァディスに迫る!
いま、人々の希望を胸に最後に残された
シルバーホークが飛び立つ!
ダライアス外伝はなんと言っても演出、サウンドが素晴らしい。
F3システム基板の性能によって美しいグラフィックと
サウンドは「新しい」モノを感じさせてくれました。
特に1面〜ボス戦〜2面とつづく「VISIONERZ」は
その「歌声」に魅了されたものです。
巨大戦艦をはじめとする演出にも圧倒!
いわゆるボンバー「ブラックホールボンバー」が
標準装備となったせいか圧倒的な攻撃を誇ります。
とくにシャコとか(笑)
Mゾーンボス「タイタニックランス」はデカくてびっくり。
次作Gダライアスへの布石だったのでしょう・・・
個人的には横スクロールSHTの中でも屈指の名作です。
そして、Gダライアス現出!!
母なる星「アムネリア」
かつての戦乱によって生み出された最終兵器
「All Nothing」
星をも消し去る禁じられた力・・・
未来を見通す王の予言に示された未知の侵略者
”死を司る者”「シーマ」
彼らによってアムネリアの人々は総人口の2/3を失った。
王は「シーマ」撃退のため、
「シーマ」と「All nothing」の技術の融合を試みた。
そして生まれた銀翼の翼。
初代アムネリア王を導いたとされる伝説の鳥
「シルバーホーク」
その名を受け継いだ2機の戦闘機で
サムラックとルティアは永遠の旅に旅立つ・・・。
新たなダライアス、それはダライアス創生の謎を
紐解く伝説の章でした。
ポリゴンによって描かれた世界。
3D表現を駆使して世界が、そしてもちろん
圧倒的なプレッシャーを持って迫る巨大戦艦達。
また、Gダライアスの特色として挙げられるのが
「キャプチャーシステム」です。
一部の敵を除き、装備されたキャプチャーボールで
敵機を捕獲、支援機とすることができます。
(中ボスクラスさえも!!)
捕まえた敵は耐久力の限りそれぞれの特色を持った攻撃で
援護してくれるほか、
「キャプチャーポム」か「αビーム」
にできます。
「キャプチャーボム」はいわゆるボンバーで主に緊急回避や
戦略的な置きボムとして使います。
前述の中ボスゲットのためにはガードパーツを破壊する必要が
あるため、バリア代わりに使ってからキャプチャーしたりします。
「αビーム」は巨大なビームを発射して敵を粉砕します。
このビームで倒した時には倍率が掛る為
スコアアタックには欠かせません。
また、威力もあり、ボス戦には必須です。
そして、ボスの放つ「βビーム」と干渉させることができます。
・・・そう、かの名作「メタルブラック」のビーム干渉合戦が
ここに蘇ります。
今回はボタン連打でビームにパワーを送り込めるので
死ぬ気で連打。連打が甘いと返されます(涙)
また、連射装置なども速すぎると処理落ちしてしまい、
かえって連打してない状態になってしまいますw]
ボスの「βビーム」は最大4本分まとめてカウンターで返せます。
威力4倍、あっけないほどカンタンに沈みます。
逆にいうとカウンターかけれないとかなりキツイです。
両作品ともルート分岐式のマルチエンディングなので
長く楽しめます。
Gダライアスには処理速度の向上や難度アップを施された
「Ver.2」があります。
ダライアス外伝はサターンとプレステに、
Gダライアスはプレステに移植されています。
ぜひお験しあれ。