ライン

POEM 03

ライン

                            


 光

ずっと求め続けているもの


僕の在り処
僕が望むもの
それは僕が僕であるための場所

多くは望まない

『此処に居ていいんだよ』

他人<だれか>に求めて貰える
僕の在り処<居場所>

それは優しい言羽
僕と此処を繋ぐ細い糸
 
僕を光の中へ導く細い糸
*

 

存在理由


今はまだわからない 
生きてる意味 生まれて来た意味
どんなに考えても 幾ら時間を費やしても
答えに辿りつけない
迷宮が複雑に絡まるだけ 
 
だから・・・ 
だから僕は思うんだ

今は小さな光にゆっくりと手を伸ばして
繋がっていければ
それでいいのかもしれないって

答えは今を一生懸命生き抜いて
いつか来る 最期の日
その日に他人<誰か>が 
くだしてるくれる

最期の審判
 
そのときに
たった一人でも
心から泣いてくれる人が居たら・・・

僕は多分 その人と出逢うために
存在したんだ

それが僕の存在理由

神様が最期にくれる
最期のご褒美なのかもしれない

残された人の流す 涙の雫が

存在理由

今の僕に・・・存在理由なんてあるのかな

今は・・・まだわからない

それが現実
それが事実


*


雪融
 
凍りついた心の雪を融かそう
少しずつでいい
焦らなくていいから
 
求めるのはただ一つの言葉
求めるのはただ一つの仕草

それだけでいい
それだけで・・・

ゆっくりと
 
雪が融けていくような気がする
 

*


優しさの樹

すぐに結論が出せるほど
人は単純じゃないし
すぐに結論がでるくらいなら
悩み苦しむ時間を費やさない
すぐに結論が出せない重要なことだから・・・
その重みを知っているから悩むんだよね

昨日の自分より
今この一瞬の自分が水面下の下
目には見えないけど
心が成長して、
『優しさの樹』が素敵な木になっていく・・・

じっくりと・・・
『優しさの樹』が素敵な木になるように
エナジーをあげてくださいな

勇気=前を向いて歩いていくためには大切なもの
   
だけど・・・
勇気と無理を履き違えないで
自分に無理をしないで
自分の中での最大の勇気をもって立ち向かって

他人なんて関係ない
誰かみたいになろうなんて思わなくていい
貴方は貴方でしかないのだから・・・

今の貴方を最大限引き出して
人間的魅力のある方になれるように
木をじっくりと育ててくださいね

貴方が貴方自身の欠点に
気がついてあげられたとき
その貴方は
昨日の貴方よりもきっと成長している

貴方が少しでも
他人の新しい意見に耳を傾け
そのことがらを少しでも理解しようとしたとき
それだけでも昨日の貴方よりも成長している

貴方が貴方自身の悩み
貴方自身の苦しみの中から
見出しすために費やした時間
・・・そして・・・
見出すことが出来た結論
その苦しみと時間が貴方を少しずつ
成長させてくれる

それだけで
貴方は自分だけでなく
他人の痛みも
感じ取れるようになるでしょう・・・
そして
昨日の貴方よりも心が成長してるはず・・・

誰かを理解しようとする事
言葉ではとても簡単なこと・・・
そして実際に行うにはとても難しいこと
他人を理解しようとする心・・・
優しさの原点
それに気がつくだけで
貴方は昨日の貴方よりも成長している

それは目には見えない成長・・・
水面下で揺れ動く
わずかな成長

だけど・・・
確実に貴方の中で
育てることが出来る
優しさの樹

時に
人は目に見える結果を求めすぎて
挫折を繰り返すでしょう
けれど・・・
その苦しんだ分だけ
貴方は『優しさ』を知ることができます
他人に優しくなることが出来ます

自分の力を信じてあげてください・・・
そして・・・
貴方の中で素敵な木を育ててください

誰かの為に
中に入り込んでとは言わない・・・
でも誰かの心を理解しようとする優しさを
貴方の中で育ててください
それだけで昨日の貴方よりも
素敵な貴方のはずだから・・・
 

*

おやすみ
<Novel いつも貴方の傍らに1より>
勇人 イメージ


帰りたい 帰れない  
いつまで続くのだろう?
懐かしい 思い出が  
色褪せて消えてゆく

寄せては返す 想い出に溺れ
僕は快楽の海の中
自分がわからず
時間<とき>もわからず
独り悩みつづける

灰色の世界 冷たい風が
僕の心に吹き荒
この白銀の雪よ 僕を何もかも
全て浄化して欲しい

何処にいけばいい
何処へ向かえばいい
貴方のいない
この世界で
何処に行けばいい
何処へ向かえばいい
この生命が朽ち果てて
消えるまで・・・

How am lost I reflected in this world?
Also now which has lost you, 
I am continuing the breath.
As for the heart I froze [ heart ] from that day,
the day does not break.
He stops and wants my breath.
Although I wish, a life burns, and it continues piling to it with fire.
Natural providence is repeated like usual.  
Dawn is surely visited.
However, my darkness does not clear up once.
I should just make a living for the purpose of what by the heart which froze coldly.
I hide a breath quietly in this world where he cannot meet you.
me -- this point -- what is necessary is just to carry out what


僕は今日の夜も 愛しい人の名前
口ずさみながら
灯り点したまま

貴方の寝顔を感じ
貴方の全てを感じ
貴方を想いながら
眠りにつく

おやすみ 愛しい人よ
二度と届く事のないこの声で
貴方の名前 そっと呟く

遠く離れた地で
貴方の知らない場所で
貴方を想いながら 眠りにつく

何処まで この世界は続く

何時まで この世界は続く
貴方のいない この世界が
何処まで この苦しみは続く
いつまで 苦しみ続ける
貴方を感じ続けて
永久に眠りたい

僕は
・・・もう・・・疲れたよ

*

深闇の森


悲しい
寂しい
孤独
惨め
周囲の視線
自分自身を見失う
心に闇が落ちる


深闇の森の迷宮
抜け出したい地獄
辛い現実
逃げだしたい世界


迷えば迷うほど
考えれば考えるほど
自分を見失う
樹海


光を求めて彷徨い続ける森


何時・・・
此処を抜け出せるのかな

 

*

微笑


今も思うんだ
貴方の笑顔の源は何処だったのかなって
ずっと癒されてた
その暖かい微笑みに
優しい眼差しに


救われた 一瞬


笑顔 
心から笑えない
いつから
笑えなくなったのかな?


ねぇ、貴方の微笑の源は何?
優しかった貴方の源
貴方の微笑
貴方の全て

すべてを作り出してた
貴方の源は何?
わからない


まだ遠い道程
全てを知るには
まだ果てしなく長い
道程

*

勇気 


ほんの少しの勇気
たったそれだけで・・・
未来を開く扉のドアを
叩く事が出来る
ほんの少しの勇気
それがあるだけで・・・
自分の未来を切り開く
活力が生まれる
ほんの少し
ほんの少しを積み重ねて
未来の扉を確実に切り開いていきたい
輝ける場所にたどり着けるその日まで

*

逢いたい

春の陽だまりの中
貴方は旅立った
もう二度と手の届かない扉の向こうに
優しく暖かい眼差しの貴方
お茶目でほうっておけない貴方
お散歩が大好き
車が大好き
何処に行くのも一緒に行きたがった貴方
世界一の甘えん坊さん
貴方の声はもう聴こえない
貴方の温盛も 今はない

時が止まる  

ずっと一緒だと思ってた
夢でもいい 
夢でもいいから・・・
貴方にもう一度 逢いたくて
 

*




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