ライン

POEM 01

ライン

                            

願いと祈り

天の星が静かに一際強く輝く夜
そっと窓から遠い場所へと
哀悼を捧げる

その地に眠る全ての人々に…

9.11。

その日のことを忘れないように
もう一度・・・心に刻みつけながら
過ぎ去りし日々をおもう
真実の扉の向こうに何が隠されていても
変わらぬ唯一つの事
それは…あの日、
還った星々は…もう戻らない…
もう…戻れない…
ただ一つだけ
だから今は静かに祈り続けよう
戦争のない平和な世界を
争いのない平和な時間を

旅だちし全ての星々に想いを寄せながら
今は祈り続けよう
一人の祈りはやがて千となり万となり
天に広がり宇宙に融ける

今はただ…
平和な世界を願いながら…
 

 

*

 

Dearest・・・
~ Without You ~

時間を紡いでも
愛しさを摘む
永久深海
ぬくもり  
狂おしい程 
Rain of Memory
孤独ではいられない
 
Only lonesomeness
想い出繋ぐ
涙・・・誘う
蒼然月
貴方の面影を
追い求めても
夢の世界ではいられない

- 呼び方 -

時間「とき」
永久「絶え間なく」
深海「ふかい」
孤独「ひとり」
誘う「いざなう」
蒼然「あおい」
面影「かげ」
世界「なか」

「紫水晶LINK作品」
紫水晶企画、
YOSHIKI誕生日記念出展作品。

*

優しさの子守歌《オルゴール》
                               
優しさの色  透きとおる
湧き出 泉から 流れていく 時の欠片 

果てしない  悠久《とわ》の想い
両手で汲み 零れる流水
静かに時間を紡いで
悲しみさえ洗い流す
全てを癒していく温もり

貴方に出逢えた 喜びを胸に
抱き続けても  懐かしい温もり《香り》
時計の秒針《鼓動》が  絶えたとしても
途切れる事ない  悠久の流れ
優しさのオルゴール
 
涸れることのない 永遠の思い出 胸に抱いて
終りのない永遠の流れ《みち》を
この胸に この心に この手に 掬いつづけて
貴方に出逢えた 喜びを胸に
絶えることのない 永遠の想いを
透きとおる花びら 水面《みなも》に浮かぶ
幸せの時間《泉》

この時を抱いて 何処までも続く 悠久の流れ
忘れる事のない永遠《全ての夢》が
ある限り溢れ出る 永遠の神秘の泉は
湧き出 全ての想いが 途切れる事ない
悠久の未来 輝けるための 
優しさの子守歌《オルゴール》

The tenderness with which the spring which starts springing in order to start spinning tenderness eternal in order to cure all that were tried starts over flowing・・・Being eternal
 

*

鎮魂歌 
~貴方に至上の全てを捧げて… ~
 
あの日々を 忘れない…
あの時を  忘れない…
時間が止まった 時の家に 
いつから迷い込んだのだろうか…

大切な人を 胸に秘めて
今も 歩みつづける…
彷徨える 時の旅人を 
ひと時の安らぎと共に 眠りへと導いて…
彼方に 光し 希望の灯火は 
どの時に 救いの手をさしのべるのだろう

貴方に出逢い 貴方を感じていた 
至福の喜び 貴方の仕草 
貴方の声を聞いていられた
最愛の時

暗い闇の中で どれくらいの時を
駆け続けるのだろう 出口の見えない
時の狭間の空間で…

貴方の為に 在り続けよう
貴方の事を 忘れないように… 
貴方の為に 在り続けよう
貴方が…  望んでいるから…
涙が全てを癒してくれる…
貴方との思い出を 胸に抱いたままで…
涙が心を癒してくれる…
 
儚い生命の花びらを
何故 生き急ぎ散らさねばならぬのか…
人は悲しみの楔から逃れる事は出来ない…
愛しさ故に…
時が悲しみを癒す事はない…
時が悲しみを忘れさせる事もない…
けれど生きていかねばならない
狭間の中でも…
全てが終わり貴方が迎えに来る
その日まで…
貴方の全てを感じて…
貴方の全てを抱きつづけて
あの日々を忘れない…
あの時を…忘れない………
 

*

 

Endless Maze
         
光なき世界 何も感じない
廃墟の街に 人は救援〈すくい〉を求め
虚偽〈きょざ〉の狭間の毎日に
騙し騙され また陥落〈おと〉されて行く

荒廃〈あれ〉た街の 罪人たちは
闇の舞台で 死人の狂宴〈うたげ〉
力なき者は この現世〈うつしよ〉で
もがき そして 死に絶えていく

EDENなんて 何処にもない
楽園なんてモノはない
誰かの 夢見た幻想
それも笑いの 御伽噺

忘却〈わす〉れられた街で
朽ち果てた生命は
まるで玩具〈おもちゃ〉のように 
秤へとかけられていく


冥界王〈ヘル〉に魅入られた 罪人は
今日も狂宴に 酔い痴れる
そして増えゆく 
Gilty in the CONFFSION(CONFFSION)

EDENなんて 何処にもない
楽園なんてモノはない
終わりなき 迷路の先でさえ
それも冤罪〈えんざい〉の 地獄


罪の呪縛に 捕らわれる夜
そこに刻まれた 烙印
咎〈とが〉に塗〈まみ〉れた
HANGEO―ANGELは
煉獄のうちに 葬むられていく

EDENなんて 何処にもない
楽園なんてモノはない
灼熱の海に呑まれたとき
そこから始まる
Dark―Hell Prologue……

Endless maze…
Endless maze…


by:Ishimael 戒 イメージ
「宝樹 オリジナル作品より」

Ishimaelのギターリスト 戒を
イメージして作成した歌詞です。

Thanks :
涼月水夜<一部、補作して貰いました> 
 

*

 

どうすればいい

この暗闇をいつまで歩みつづければいい?
この世界はいつ光に包まれてくれるの?

宛のない旅 この時間は 
いつまで流れつづけるの?

貴方のいない この世界で
私はこの先・・・・・・・・・・・・・・・

どうすればいい・・・・

どんなに求めても 焦がれても 
貴方は私以外に 姿を見せない

泣いても叫んでも 
貴方は私以外に 優しくしない

今の貴方は 私の世界に居て
この世界には 存在しない

今の貴方が 生きてきた証明は 
もう 一部の人の心の中でしかない
貴方は……
 

ねぇ、私はいつまで
貴方を覚えていられる?
人はいつも大切な想い出を失いながら
生きているって誰がそんなことを決めたの

私は忘れない  絶対に忘れない
忘れたくない 
貴方が生きてきた証を忘れたくない

でも貴方は私にどうして欲しい?
私は貴方のためにどうすればいい?
今も貴方の事が忘れられない
忘れる事なんて出来ない

もうすぐ 貴方の28回目の誕生日
私に何が出来る?

貴方の一生を否定されたよ 
あんなに必死に輝いていたのに
私だけは知ってる 貴方の命の灯火を…
私だけは知ってる 
他の誰もが貴方の軌跡を忘れたとしても

私だけは知ってる

忘れない 忘れたくない 
……忘れさせない

自分自身を例え、
傷付けたとしても……

どうすればいい?

この…先へと続く 
未来への道連れに 
貴方を連れ去ってもいいの

YES

……それとも……

NO

 

*

永久協奏曲    

目を閉じてそっと
心の扉開いてごらん

色褪せた景色から
心に浮かぶメロディー

時間の止まった世界から 
零れ落ちる星の砂を

幾度となく掬い 
幾度となく返しただろう

貴方のいた時間を 
時の雫に変えて

貴方といた時間を 
時の輝きに変える

目を伏せてそっと 
貴方の吐息を感じる

暖かい温もりから 
心に響くメロディー

そっと触れる温もりに 
そっと奏でるハーモニー

永遠の温もりを紡いだ 
愛しい羽の降る夜に

貴方といた時間を 
時の涙に変えて

貴方がいた時間を 
時の嘆きに変えて

闇夜に広がる 
幾千億の煌きに

輝ける全ての命【ひかり】を燈して
 

 

*

記憶

儚い記憶
夢を辿るように
貴方の息吹
今、ここに感じる
時が全て飲み込んでも 
色褪せた写真が燃えても

貴方の記憶
微かに残る・・・

静かな闇が打ち寄せる波際
少女の祈り永遠を抱く

貴方を感じる喜びに・・・

 

*

 

紅く滴りおちる雫
 
やさしく こえを かけないで
くずれてしまいそうだから
わたしに いまは ふれないで
ないてしまいそうだから
こころにやどる あめ
いつまでふりつづけるの

わたしにふりかかる
ちのあめ いつあがるの
ねぇ くずれちゃうよ
こわれちゃうよ
どうしたらいい
ねぇ さみしいよ
きえてしまうよ
どうすればいい
やさしくつつみこんでほしい
なみだもわすれてしまったから
こころがこおってしまったの
いつ とけるひがくる?
うしなったもの
いつ このてに もどる
ねぇ おもいかえして わすれたものを
どうしたらいい
ねぇ おもいだして うしなったきおくを
どうすればいい

つつみこんでほしい てを さしのべて
やさしいことばで まどわされたい
げんじつは つらいから ゆめのなかで
まどろんでいたい
やさしくだきしめて くれるから

「にげちゃだめだよ・・・だから・・・」

 

*

終りのない雨
 
独り雨の中 彷徨う
あてのない旅 自分を探しに
 
濡れきった全てに  風は冷たく吹き抜ける
雨は激しく 叩きつける

雷鳴の轟く中 孤独な心は 扉を閉じていく


止まない雨  終りのない雨
儚い記憶は 永遠を抱き締めたまま 
流され続ける

貴方と出逢えたこと 忘れない
貴方の優しさ 忘れない

静寂を切り裂いた闇夜から 
光を感じられるその日まで

雨は降り続けている
終りのない紅玉の雨が
永遠に流れ続ける

激しい雨音と共に・・・・・・

 

*

蒼い時代<とき>

流れる涙
癒される心
狭間に埋もれる愛魂響<ラブソング>

切なさに抱かれる幾夜の叫び
涙<しずく>に変えて・・・
埋もれる瞬間・・・
流れる・・・時の・・・夜想曲

時代<とき>の記憶に埋もれ
硝子に研ぎ澄まされし傷
儚く砕け

血の涙の中にいても
ただ一つの希望<ひかり>を信じて
キャンドルに心を重ねて
切なさの中に永遠を思う
未来<ゆめ>を追う
唯一の想いがあるから

この胸に・・・
天からの奏曲<オルゴール>が届く限り・・・
癒される想い・・・
たった一つの明日<みらい>に変えて

 

 

 




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