「その1」では、eとゼータが絡み合う不思議な等式1や等式2を導いたのですが、それらは極ζ(1)を除いた式となって
いました。ここでは、ζ(1)を含んだ式を出します。
「その1」で等式1を導きましたが、これは、もっとシンプルで本質的な形にできることに気付きました。
<作用素の定理と統一的法則性の結合から出た式 その1>を全面的に書き換えていきますが、出発点の視点を
ちょっと変えるだけですので、私の作用素の定理を使用する点など、本質的にはあまり変っていません。
まず、結論から書きましょう。導いた式は、次のものです。
e^x∫0〜x e^(-x)・cosx/sinx dx
=-2[{1/(2^2+1)・(2cos2x + sin2x) + 1/(4^2+1)・(4cos4x + sin4x)
+ 1/(6^2+1)・(6cos6x + sin6x) + 1/(8^2+1)・(8cos8x + sin8x) +・・・}
+ e^x{(log2)/2 - ζ(1)/2 + ζ(3)/2^3 - ζ(5)/2^5 + ζ(7)/2^7 - ζ(9)/2^9 + ・・・}] ---@
リーマン・ゼータ関数の極ζ(1)まで含んだ不思議な式でしょう?
数学で重要なものがかなり含まれていますね。
上は次の奇数ゼータの中心母等式Aに重回積分を重ねた一連の式を足し合わせ、それに作用素の定理(下の
定理3)を適用すると出てきます。
cosx/sinx=2(sin2x + sin4x + sin6x + sin8x + ・・・・) ------A
「その1」では、Aを1回積分した式を次のような形で表現していました。
log(2sinx)=-2(cos2x/2 + cos4x/4 + cos6x/6 + ・・・)
もちろん、これは正しいのですが、次のように∫を残した形で書いておく方がより美しい形にできると気付いたの
です。
∫cosx/sinx=-2(cos2x/2 + cos4x/4 + cos6x/6 + ・・・) + 2{1/2 + 1/4 +1/6 + 1/8 + ・・・・}
=-2(cos2x/2 + cos4x/4 + cos6x/6 + ・・・) + ζ(1) - log2 -------B
この式に延々と重回積分を重ねていけばよいわけです。
上で、ζ(1) - log2となっているのが不思議に思われるかと思いますが、1回積分のB式の左辺で
∫cosx/sinx dx=[log|sinx|](0〜x)=log|sinx| - lim(log|sinε|)(ε-->0)
となり、
- lim(log|sinε|)(ε-->0)=1 + 1/2 + 1/3 + 1/4 + 1/5 + 1/6 + ・・・・・
であることから、B式はたしかに成り立っています。この辺の詳細は、「いくつかの点」シリーズの「その11」の
<奇数ゼータの統一的法則性を究極の形へ>を参照ください。
以下で@の導出を示していきますが、前準備として、まず作用素の定理(定理3)をかかげておきましょう。
(∫+∫^2+∫^3+・・・)G(x)とは、つまり、∫G(x)dx+∫^2G(x)dxdx+∫^3G(x)dxdxdx+・・・のことですが、この定理
は、作用素(∫+∫^2+∫^3+・・・)が、作用素e^x∫e^(-x)に等しいということを言った面白い定理です。
なお∫^2は2回積分∫∫・・dxdxを、∫^3は3回積分∫∫∫・・dxdxdxを表しています。
私は、作用素(∫+∫^2+∫^3+・・・)を”無限演算子”と名付けていました。
なおこの定理は、e^xに関する公式の発見 その3 で見つけていたものです。証明などはそちらをご覧ください。
以下で、@式の導出過程を示します。
[@式の導出]
「その1」と同じような議論を行います。
まずもう一度、奇数ゼータの中心母等式を書きますと、次のようになります。
cosx/sinx=2(sin2x + sin4x + sin6x + sin8x + ・・・・) ------A
このAをひたすら重回積分した式を書いていきます。すべての∫は0〜xの定積分、またdx・・dxは略しました。
1回積分
∫cosx/sinx=-2(cos2x/2 + cos4x/4 + cos6x/6 + ・・・) + ζ(1) - log2
2回積分
∫∫cosx/sinx=-2(sin2x/2^2 + sin4x/4^2 + sin6x/6^2 + ・・・) + {ζ(1) - log2}x
3回積分
∫∫∫cosx/sinx=2(cos2x/2^3 + cos4x/4^3 + cos6x/6^3 + ・・・)
- ζ(3)/2^2 + {ζ(1) - log2}x^2/2!
4回積分
∫∫∫∫cosx/sinx=2(sin2x/2^4 + sin4x/4^4 + sin6x/6^4 + ・・・)
- ζ(3)/2^2・x + {ζ(1) - log2}x^3/3!
5回積分
∫∫∫∫∫cosx/sinx=-2(cos2x/2^5 + cos4x/4^5 + cos6x/6^5 + ・・・)
+ ζ(5)/2^4 - ζ(3)/2^2・x^2/2!+ {ζ(1) - log2}x^4/4!
6回積分
∫∫∫∫∫∫cosx/sinx=-2(sin2x/2^6 + sin4x/4^6 + sin6x/6^6 + ・・・)
+ ζ(5)/2^4 ・x - ζ(3)/2^2・x^3/3!+ {ζ(1) - log2}x^5/5!
7回積分
∫∫∫∫∫∫∫cosx/sinx=2(cos2x/2^7 + cos4x/4^7 + cos6x/6^7 + ・・・)
- ζ(7)/2^6 + ζ(5)/2^4 ・x^2/2! - ζ(3)/2^2・x^4/4! + {ζ(1) - log2}x^6/6!
8回積分
∫∫∫∫∫∫∫∫cosx/sinx=2(sin2x/2^8 + sin4x/4^8 + sin6x/6^8 + ・・・)
- ζ(7)/2^6 ・x + ζ(5)/2^4 ・x^3/3! - ζ(3)/2^2・x^5/5!+ {ζ(1) - log2}x^7/7!
・
・
と、このように延々と続いていきます。
さて、上を縦に全部足し合わせて整理すると、次のようになります。
(∫+∫^2+∫^3+・・・)cosx/sinx dx
=-2[{1/(2^2+1)・(2cos2x + sin2x) + 1/(4^2+1)・(4cos4x + sin4x)
+ 1/(6^2+1)・(6cos6x + sin6x) + 1/(8^2+1)・(8cos8x + sin8x) +・・・}
+ e^x{(log2)/2 - ζ(1)/2 + ζ(3)/2^3 - ζ(5)/2^5 + ζ(7)/2^7 - ζ(9)/2^9 + ・・・}] -----C
さて、このCの左辺に、「定理3」を適用すると、次のようになります。
(∫+∫^2+∫^3+・・・)cosx/sinx dx=e^x∫0〜x e^(-x)cosx/sinx dx -----D
よって、このCとDから、目標の@が出ます。
e^x∫0〜x e^(-x)・cosx/sinx dx
=-2[{1/(2^2+1)・(2cos2x + sin2x) + 1/(4^2+1)・(4cos4x + sin4x)
+ 1/(6^2+1)・(6cos6x + sin6x) + 1/(8^2+1)・(8cos8x + sin8x) +・・・}
+ e^x{(log2)/2 - ζ(1)/2 + ζ(3)/2^3 - ζ(5)/2^5 + ζ(7)/2^7 - ζ(9)/2^9 + ・・・}] ---@
上は、e^(-x)・cosx/sinxを無限級数に展開したときの収束半径がπであることから、0 =< |x| < πで成り立ちます。
このように@式が導けました。
導出終わり。
また、同じことですが、@式は両辺をe^xで割って、もちろん次のように書くこともできます。
∫0〜x e^(-x)・cosx/sinx dx
=-2[e^(-x){1/(2^2+1)・(2cos2x + sin2x) + 1/(4^2+1)・(4cos4x + sin4x)
+ 1/(6^2+1)・(6cos6x + sin6x) + 1/(8^2+1)・(8cos8x + sin8x) +・・・}
+ {(log2)/2 - ζ(1)/2 + ζ(3)/2^3 - ζ(5)/2^5 + ζ(7)/2^7 - ζ(9)/2^9 + ・・・}] ---E
註:言わずもがなの注意ですが、@やEの右辺のx に対応するのは左辺では∫0〜x のxであり、e^(-x)cosx/sinxdxはe^(-t)cost/sintdt の
ように表現してもよいのです。
註:左辺は、もちろん、e^x∫0〜x e^(-x)・cotx dxでもOKです。
一つ上の等式1-2(次式)で少し遊んでみましょう。
e^x∫0〜x e^(-x)・cosx/sinx dx
=-2[{1/(2^2+1)・(2cos2x + sin2x) + 1/(4^2+1)・(4cos4x + sin4x)
+ 1/(6^2+1)・(6cos6x + sin6x) + 1/(8^2+1)・(8cos8x + sin8x) +・・・}
+ e^x{(log2)/2 - ζ(1)/2 + ζ(3)/2^3 - ζ(5)/2^5 + ζ(7)/2^7 - ζ(9)/2^9 + ・・・}]
( 0 =< |x| < π )
例えば、x=0を代入すればどうなるでしょうか。左辺の積分項は消え、右辺から次のような式が出ます。
log2/2 - ζ(1)/2 + ζ(3)/2^3 - ζ(5)/2^5 + ζ(7)/2^7 - ・・・
=-{2/(2^2+1) + 4/(4^2+1) + 6/(6^2+1) + 8/(8^2+1) + ・・・ ---@
面白い式が出てきました。
この式の正しさは、数値計算に頼らずとも、じつは簡単に検証することができます。
右辺から左辺を初等的に導けるのですが、考えてみてください。
次に、x=π/2を代入すれば、どうなるでしょうか。
e^(π/2)∫0〜π/2 e^(-x)・cosx/sinxdx
=2[{2/(2^2+1) - 4/(4^2+1) + 6/(6^2+1) - 8/(8^2+1) + ・・・}
- e^(π/2)・{(log2)/2 - ζ(1)/2 + ζ(3)/2^3 - ζ(5)/2^5 + ζ(7)/2^7 - ・・・}]
となりますが、右辺をさらに変形することで、次のような形にできます。
e^(π/2)∫0〜π/2 e^(-x)・cosx/sinxdx
={log2 - (1-1/2^2)ζ(3)/2^2 + (1-1/2^4)ζ(5)/2^4 - (1-1/2^6)ζ(7)/2^6 + ・・・}
- e^(π/2)・{log2 - ζ(1) + ζ(3)/2^2 - ζ(5)/2^4 + ζ(7)/2^6 - ・・・}
あるいは、両辺をe^(π/2)で割れば、次のようになります。
∫0〜π/2 e^(-x)・cosx/sinxdx
=e^(-π/2)・{log2 - (1-1/2^2)ζ(3)/2^2 + (1-1/2^4)ζ(5)/2^4 - (1-1/2^6)ζ(7)/2^6 + ・・・}
- {log2 - ζ(1) + ζ(3)/2^2 - ζ(5)/2^4 + ζ(7)/2^6 - ・・・}
この式は、e^(-x)・cosx/sinxという関数を0〜π/2の範囲で積分すれば奇数ゼータの無限和が出現するという
ことを表しています。
次に、偶数L関数の中心母等式(次@式)も上と同様に書き換えていきましょう。
ここでも本質的には「その1」の<作用素の定理と統一的法則性の結合 -- その2>の類似を行うわけです。
1/sinx=2(sinx + sin3x + sin5x + sin7x + sin9x + ・・・・・) ----@
結論からいえば、次のような興味深い式がでます。
e^x∫0〜x e^(-x)・(1/sinx)dx
=2[-{L(0)(cosx+sinx) + 1/(3^2+1)・(3cos3x+sin3x)
+ 1/(5^2+1)・(5cos5x+sin5x) + 1/(7^2+1)・(7cos7x+sin7x) + ・・・}
+ e^x{(log2)/2 + (1-1/2^1)ζ(1) - (1-1/2^3)ζ(3) + (1-1/2^5)ζ(5) - (1-1/2^7)ζ(7) +・・}]---A
Aの導出過程を示します。
[導出方法]
もう一度、偶数L関数の中心母等式を書きますと、次のようになります。(詳細はその12参照)
1/sinx=2(sinx + sin3x + sin5x + sin7x + sin9x + ・・・・・) ----A
このAをひたすら重回積分した式を書いていきます。すべての∫は0〜xの定積分、またdx・・dxは略しました。
1回積分
∫1/sinx=-2(cosx + cos3x/3 + cos5x/5 + ・・・) + 2(1 + 1/3 + 1/5 + 1/7・・・・)
=-2(cosx + cos3x/3 + cos5x/5 + ・・・) + ζ(1) + log2 --------B
2回積分
∫∫1/sinx=-2(sinx + sin3x/3^2 + sin5x/5^2 + ・・・) + {ζ(1) + log2}x
3回積分
∫∫∫1/sinx=2(cosx + cos3x/3^3 + cos5x/5^3 + ・・・) - 2(1-1/2^3)ζ(3) + {ζ(1) + log2}x^2/2!
4回積分
∫∫∫∫1/sinx=2(sinx + sin3x/3^4 + sin5x/5^4 + ・・・) - 2(1-1/2^3)ζ(3)x + {ζ(1) + log2}x^3/3!
5回積分
∫∫∫∫∫1/sinx=-2(cosx + cos3x/3^5 + cos5x/5^5 + ・・・)
+ 2(1-1/2^5)ζ(5) - 2(1-1/2^3)ζ(3)x^2/2! + {ζ(1) + log2}x^4/4!
6回積分
∫∫∫∫∫∫1/sinx=-2(sinx + sin3x/3^6 + sin5x/5^6 + ・・・)
+ 2(1-1/2^5)ζ(5)x - 2(1-1/2^3)ζ(3)x^3/3! + {ζ(1) + log2}x^5/5!
7回積分
∫∫∫∫∫∫∫1/sinx=2(cosx + cos3x/3^7 + cos5x/5^7 + ・・・)
-2 (1-1/2^7)ζ(7) + 2(1-1/2^5)ζ(5)x^2/2! - 2(1-1/2^3)ζ(3)x^4/4! + {ζ(1) + log2}x^6/6!
8回積分
∫∫∫∫∫∫∫∫1/sinx=2(sinx + sin3x/3^8 + sin5x/5^8 + ・・・)
-2(1-1/2^7)ζ(7)x + 2(1-1/2^5)ζ(5)x^3/3! - 2(1-1/2^3)ζ(3)x^5/5! + {ζ(1) + log2}x^7/7!
・
・
と、このようになります。
上のBで、ζ(1) + log2となっているのが不思議に思われるかと思いますが、
ζ(1) + log2=2(1 + 1/3 + 1/5 + 1/7 + ・・・・) が成立することからBが言えるのですが、この辺の詳細は、
「いくつかの点」シリーズの「その12」の<偶数L関数の統一的法則性 (別形式)>を参照ください。
さて、上を縦に全部足し合わせ整理すると次のようになります。
(∫+∫∫+∫∫∫+・・・)(1/sinx)dx
=2[{-L(0)sinx - L(0)cosx - 1/(3^2+1)・(3cos3x+sin3x)
- 1/(5^2+1)・(5cos5x+sin5x) - 1/(7^2+1)・(7cos7x+sin7x) - ・・・}
+ e^x{{ζ(1)+log2}/2 - (1-1/2^3)ζ(3) + (1-1/2^5)ζ(5) - (1-1/2^7)ζ(7) + ・・}] ---C
さて、この左辺に、「定理3」(冒頭参照)を適用すると、次のようになります。
(∫+∫^2+∫^3+・・・)(1/sinx)=e^x∫0〜x e^(-x)・(1/sinx)dx --------D
よって、少しCを整理し、CとDから目標の次の式が出ます。
e^x∫0〜x e^(-x)・(1/sinx)dx
=2[-{L(0)(cosx+sinx) + 1/(3^2+1)・(3cos3x+sin3x)
+ 1/(5^2+1)・(5cos5x+sin5x) + 1/(7^2+1)・(7cos7x+sin7x) + ・・・}
+ e^x{(log2)/2 + (1-1/2^1)ζ(1) - (1-1/2^3)ζ(3) + (1-1/2^5)ζ(5) - (1-1/2^7)ζ(7) + ・・}] ---A
e^(-x)・(1/sinx)の収束半径がπであることと冒頭の定理から、Aは0 =< |x| < πの範囲で成立します。
このようにA式が導けました。
導出終わり。
まとめておきます。L(0)=1/2ですから、それに置き換えて書きました。
一つ上での等式2-2(次式)でいくつかの具体的な計算値を見てみましょう。
e^x∫0〜x e^(-x)・(1/sinx)dx
=2[-{L(0)(cosx+sinx) + 1/(3^2+1)・(3cos3x+sin3x)
+ 1/(5^2+1)・(5cos5x+sin5x) + 1/(7^2+1)・(7cos7x+sin7x) + ・・・}
+ e^x{(log2)/2 + (1-1/2^1)ζ(1) - (1-1/2^3)ζ(3) + (1-1/2^5)ζ(5) - (1-1/2^7)ζ(7) + ・・}]
( 0 =< |x| < π )
例えば、x=0を代入すればどうなるでしょうか。左辺の積分項は消え、右辺から次のような式が出ます。
{ζ(1)+log2}/2 - (1-1/2^3)ζ(3) + (1-1/2^5)ζ(5) - (1-1/2^7)ζ(7) + ・・・
=1/2 + 3/(3^2+1) + 5/(5^2+1) + 7/(7^2+1) + ・・・
これは、次のような綺麗な形にまとめることができます。
log2/2 + (1-1/2^1)ζ(1) - (1-1/2^3)ζ(3) + (1-1/2^5)ζ(5) - (1-1/2^7)ζ(7) + ・・・
=1/(1^2+1) + 3/(3^2+1) + 5/(5^2+1) + 7/(7^2+1) + ・・・
次に、x=π/2を代入すれば、どうなるでしょうか。
e^(π/2)∫0〜π/2 e^(-x)・(1/sinx)dx =2[{(L(0)-1) - (L(2)-1) + (L(4)-1) - (L(6)-1) + (L(8)-1) - ・・・} + e^(π/2){(log2)/2 + (1-1/2^1)ζ(1) - (1-1/2^3)ζ(3) + (1-1/2^5)ζ(5) - (1-1/2^7)ζ(7) + ・・・}]
あるいは、両辺をe^(π/2)で割れば、次のようになります。
∫0〜π/2 e^(-x)・(1/sinx)dx
=2[e^(-π/2){(L(0)-1) - (L(2)-1) + (L(4)-1) - (L(6)-1) + (L(8)-1) - ・・・} + {(log2)/2 + (1-1/2^1)ζ(1) - (1-1/2^3)ζ(3) + (1-1/2^5)ζ(5) - (1-1/2^7)ζ(7) + ・・・}]
この式は、e^(-x)・1/sinxという関数を0〜π/2の範囲で積分すれば奇数ゼータと偶数L関数の無限和が出現する
という面白いことを語っています。
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