カエルたち(動物)                       カエルとび   カエルとび    カエルとび

 
 
  

    

**カエル,蛙,かえるたち**

  
 

 *カエル*を飼育している方, 飼育したい方,カエルがかわいいと思うかたへ,
採集、飼育設備、エサ等々、我が家のカエルの記録です。">

          

   

* カエルを飼うために *

     

            どのカエルにも言えますが、広さ・隠れ場所が十分あること。(1匹当たりのスペースも)、

 カエルに大小の個体差がないこと、

 必要な水分・湿気があること、湿ったミズゴケがたっぷり・5センチ位もあれば良いが、
水をかけ、簡単に排水ができること、カエルにとって・水は飲み水であるが、限られた場所の
水は尿でもある。つまり、 たびたび取り替えなくてはならぬ。

 密封せず、風が少しは入ること、直射日光はあたり過ぎないこと・冷房・暖房・
ベープマット等の殺虫剤がないこと、  エサが、十分あること。

 さびしいからと、何匹か入れるが種類の違うのはまずダメ、大きさがちがうのもダメ、
1匹飼いが安全  (手間はかかるが)、となりのカエルは、ライバルであって、
友達にはならない、オス・メスペアはともかく。

 清潔に保つのは、当然であるが、ハエ・ゴキブリ・クモ・ ミミズ・ナメクジ等々カエルに
とっては、食べ物であり、これを扱えないようでは、カエルは飼えない。

           子供はスペースも、エサも考えないで、まず、カエルを捕ってくる。
動物を扱う者はまず、場所・入れ物の確保、 エサが何種類・どのくらい養殖しているか、
どのくらい 時間がかけられるか。家族の理解は?まず可能性から考えます。

 一生懸命掃除しても、犬には犬のにおいがあり、カエルも カエルのにおいがある。
これでも、カエルを飼いますか??

 

 

* カエルの種類・生態から分類 *

       
     
  1. 吸盤のあるタイプ・・・・・・アマガエル型 

  2.  

     ガラスでも、木の上でも登ることができる、これには、アマガエル、カジカ、
    モリアオガエル、シュレーゲルがあり、ハエを好むがミミズは難しい、上部の箱よりミミズが
    落ちてくると食べる、コオロギ・ゴキブリは好食
       

        
  3. ツメのあるタイプ(吸盤のない)・・・・・・・・トノサマ型

  4.  

     吸盤がなく陸棲で、ガラスも木も登れない、これには、 トノサマガエル、
    ダルマガエル、ヒキガエル、ウシガエル、ヌマガエル、ツチガエル、
    タゴガエルがあり、 ミミズは好む(土に潜ったのは苦手)上部の箱よりミミズが
    落ちてくるとよく食べる、コオロギ・ゴキブリは好食、ハエは天井が低く飛びつけると食べる。
    コオロギ・ゴキブリは好食
     

     
  5. 水棲のタイプ・・・・・・・・・・・ツメガエル型

  6.  

     吸盤がなく、成体も水生これにはツメガエルやピパなどの外国産があるが、
    国内産は不明、ハエは食べず、ミミズ、ゴキブリ、コオロギは好食、
    この他に レバーや乾燥イトミミズも食べる。
     

     

    * カエルの飼育容器 *

       
                
    1.  

       プラスチック・ケースとし、下から約1cm位の位置にブラスチックの
      接手を溶着し、 外はビニール・パイプを付け、排水とし、内側には
      5cmのビニール・パイプを付け、先に目の細かいプラの網 (布に近いもの) を付け、
      ミミズも逃げないようにする。    この中にミズゴケを3〜5cm全面に敷く、
      一ヶ所、湯のみ等の水場があれば落ち着くが、汚れやすいので注意する。

       

    2.  

          プラスチック容器は新品はダメ、少々曇った位の古いものが鼻を
      傷つけない、新品なら、洗剤で洗い、よくすすいでから、どろ水で汚す。
      鼻を傷つけたカエルは 「オロナイン」 等を塗る、あれば゛抗生物質がよく効く)

       

       
    3.  

           となりのカエルが見えないよう、カップラーメンの容器等で
      シェルターをたくさん作る、一匹飼いでもシェルターが一つあれば落ち着く、
      となりの水槽も紙などを貼って見えなくする、

       

       
    4.  

         中の水プール・・・・通常はミズゴケが湿っていればいいが、繁殖用には
      高さ5cm、 直径10cm位の容器を入れ、水をいっぱいにはっておく、
      この場合新しい水はこのプールから入れ溢れさせる。

       

       
    5.  

         この容器は国内産のカエル用ですが、
      ウシガエルの場合は水深(排水口)を3〜5cm位とし、ツメガエルや
      オタマジャクシは水深を深くする。

       

       

      * カエルのエサの種類・与え方 *

                 

      総論

       

       エサにもそれぞれ1長1短があり、数種類は常に養殖しておくべき
      もので、また エサの大きさは、カエルが飲み込めるくらいまでで、
      それより大きいとエサではないようで、反面あまり小さいとエサには
      見えないようで、 エサの量は十分あることが必要で、
      人間のように食い過ぎはないようで、しかも自然界では相当広範囲な
      ものを食っているようで、コオロギだけ・・・といったエサでは良くない
      ようで、
       BUT・BUTじゃがしかし、トンボやチョウなど捕れたときに与えるのが
      1番悪い! エサの供給が不安定になるのと、少しずつ入れると1〜2匹が全部食べ
      、 もらえない個体もでてくる、1度にどっと入れること。こうすることで、
      全部がエサにありつく、
       一匹飼いが、とにかく安全・確実な方法である。

       

       

      コオロギ

       

       カエルの大きさに合えば、どの種類のカエルも好食する
      エサはドッグフード・成犬用(これが安い)、人参も食う、他に湿った砂、
      カエルに与える時、大きさによりフルイ選別する方がむだがない、
      フタホシコオロギ等長期間〜年中産卵するものは、卵から分けて管理し
      別々な大きさで飼育する方法もある。
       コオロギ特にフタホシコオロギを永く飼っていると、病気で全滅することもある。
      エサをコオロギだけに 頼るのは危険である。

         * 熱帯性・・・30度以上が必要で、増え続ける、これ以下では親も卵も
          全滅する
          フタホシコオロギ(これは30度必要)
          ヨーロッパイエコオロギ(25度)
          カマドコオロギ(20度)
         * 温帯性・・・・6〜9月及び20度以上に加温すると、増え続ける、
          寒いときは行動が鈍くなる、カエルが春先に動きだすときに使える。
          タンボコオロギ

       

      コオロギ類へリンク



                        

       ゴキブリ

       

      大きさが合えば、どのカエルも好食する、ハイイロゴキブリが
      増殖もしやすく、トノサマガエル成体以上なら動作もゆっくりで
      ウシガエルまで巾広く使えて、有望
      チャバネゴキブリは家庭暖房程度で良く殖え、自動給餌にすれば、
      子ガエルのエサに有望、ただし、北海道まで分布を広げた家庭害虫
       ではある、マァその分逃げても、慌てるこたぁねぇ、どこにでもいるから、
              * 熱帯生・・・20度以上ないと、親も卵も全滅する、
                オガサワラゴキブリ・ウルシゴキブリ・ハイイロゴキブリ
                オオゴキブリ(外国産)
                 * 温帯性・・・常温

                ヤマトゴキブリ・チャバネゴキブリ・モリチャバネゴキブリ
         * 土中型・・・安定して飼育し易い、カエルが補食しにくい、
                オガサワラゴキブリ・ウルシゴキブリ
         * 地上型・・・土中に入らず、落ち葉の下くらい、カエルが補食しやすい
                 ハイイロゴキブリ・チャバネゴキブリ・モリチャバネゴキブリ
                 ヤマトゴキブリ
         * 活発に動く型・・・扱いにくい、よく補食される、よく逃げる、
                自動給仕に良い
                チャバネゴキブリ・モリチャバネゴキブリ
         * 中間型・・・ オガサワラゴキブリ・ウルシゴキブリ
         * ゆっくり動く型・・・成虫は手掴みできる、子はやや早い
                ハイイロゴキブリ・ヤマトゴキブリ
         * 大増殖型・・・温度があれば年中どんどん殖える
                オガサワラゴキブリ・ウルシゴキブリ・ハイイロゴキブリ
                チャバネゴキブリ
         * 中間型・・・モリチャバネゴキブリ・ヤマトゴキブリ

           あまり殖えない型・・・オオゴキブリ(国内・外国産)

         * 28ミリ(成虫体長)・・・トノサマガエルの成体はよく食う、ウシガエルの

                成体も食う ハイイロゴキブリ・ヤマトゴキブリ

         * 20ミリ・・・ウルシゴキブリ・オガサワラゴキブリ

         * 14ミリ・・・チャバネゴキブリ・モリチャバネゴキブリ

       

      ゴキブリたちへリンク



            

       ミミズ(釣り用のシマミミズ)

       

       ミミズは「ツメタイプ」 のカエルは好食するが、「吸盤タイプ」のカエルは
      見つけるのが苦手で、どちらもミミズが上から垂れ下がるような構造が
      食べやすい。
       生ゴミとモミガラ・オガクズ(シュレッダーや稲わらでも)の中で殖える。
      養殖できれば5〜10月の間主食として、1年以上たったカエルには重要である、
      ミミズの項を見て下さい。
       

      ミミズへリンク
            

       ハエ(イエバエなど)

       

       「吸盤タイプ」 は好食するが、「ツメタイプ」 は飛びつけるものだけ
      食べる、人に見せた場合特にイメージダウンになりやすい、

         ハエの1・・・・・・・・・カエルを屋外で多数飼う場合
           カジカなどの容器を屋外に大きく作り、中に腐敗した魚等を切らさない
           ように置くと自動給餌となる、アミの目はハエが楽に入り、カジカが
           出ない程度、目安は鉛筆よりやや太め、
           ハエの入り口が少ないとそこにカエルがいて、入らなくなる。
           ハエの嗅覚は相当良く、町でも少しはいつも入る、ただしハエが
           少ないとその分コオロギ等を補給する。

         ハエの2・・・・・・・・・ガラス・プラ等の小規模のカエルの場合
           まず魚の頭をビニールに密封し、やや腐敗した後屋外に出す、
           (ネコに注意)、このとき、容器に水を張って、中央に魚を置く
           (アリ等の害虫を防ぐため)
           数日でハエの卵が見られ、さらに数日後小さい「ウジ」 がたくさん
           出てくる、このウジが群れている内に、魚ごとビン
           (私はコーヒー大ビン)に移す、

           このビン数本をプラスチックケース(大)に入れる、
           このケースの底には、細かい粒子の砂を一センチくらい一面に敷く、
           このビンと共に便所の消臭剤を入れる、上部はシャツなどの布で覆い、
           (アリや害虫を防ぐ)さらに丈夫な金網で覆う、(ネコの害を防ぐ)
           これを雨のあたらない屋外に置く、数日後、ビンを点検し、
           ウジの多いビンは少ないビンに移し、さらに多いと新しいビンに魚を入れ
           これにわける。

           ウジは成長すると、ビンから這い出し、下の砂に移る。
           この時、ビンが乾燥していると、ビンの中でさなぎとなるので注意。
           ビンが水浸しでも、よく全滅する。

             下の砂に、サナギがたくさん見えるようになると2ミリくらいの網に乗せる
           (台所のすみのゴミの水きり・・・プラスチックをいろいろ試して見つけた)
             砂も落ちるがウジも落ち、サナギが残る。
           8月までは大小のサナギが混在し、用途により、ふるい分けて使用
           したが、9月以降大のみとなった。
           ネズミの死骸を使ったとき、ウジの発生が非常に良かったので、
           今後は肉も使いたい。
           このサナギをカエルの飼育ケースに入れる。

       ハエの飼い方へリンク
            ショウジョウバエ・・・・上陸したての子ガエルにはこれが便利である、
        吸盤タイプには効果が大きい、子カエルの中に腐った生ゴミを入れて
        おくが、近くに1升以上の腐った生ゴミを置くこと、屋内では難しい。
        生ゴミの上からワインをかけるとあまり臭わなくなるが、
        ショウジョウバエは集まる。
       

       

      *  ワラジムシ  *

         

        ダンゴムシと混在し、似ているが、丸くはならない、
        業界では2mmくらいの白い・外国産のワラジムシが出回っているが、
        冬期間は保温が必要で、飼育が難しく、長期飼育や種の保存が困難
         なにぶん 小んめぇ、子ガエルには良いが、
        大きいカエルには使えない、
         国内にも1cmくらいのものがいて、カエルの嗜好性も良い、
        色は濃い「灰色」でも脱皮したものは「うすーい灰色」で目立つ、
       

          ワラジムシの飼い方へリンク

       

      *  トビムシ  *

         

       業界では1mmくらいの白い・外国産のトビムシが出回っているが、
      冬期間は保温が必要で、なにぶん 小んめぇ、子ガエルには良いが、
      大きいカエルには使えない、飼育が難しく、長期飼育や種の保存
      が相当困難といわれる
       国内にも1mm〜8mmくらいのものがいるが、種類も、分布もほとんど
      わかっていない。種類は昆虫のように膨大で、多様といわれている。
       

       

      * オタマジャクシの飼い方 *

                 

      飼育容器

       

           飼育容器はなるべく大き目のものを使い、オタマ(又はたまご)は
      少な目に持ち帰る、 (どんどん成長してくるので)
       構造はカエル用に準ずるが、排水口は上の方に設け、水を加えるだけで、
      水が替わるようにする、
       置き場所は室内よりも、直射日光の当るほうが生育が良い、半日は日が当った
      ほうが良い、

       

       

      みず

       

           水は半日以上汲み置いたものを使うが、少し濁ってきたら、水道水でも
      いいからどんどん入れ替える
       特にカジカやダルマは汚水に弱いので注意して早めに替える。
       

       

      エサ

       

        日光の当るところで繁茂した水草・金魚藻・アオミドロなどよく食べ、
      腐る心配もない。ないときはは金魚のエサや、ウサギの餌でも良い砕いて与える、
      とにかく少な目に、たびたび与えること、屋内で飼う時や、急に「オタマ」を入手した時は
      ほうれん草や菜っ葉をよく茹でたものを、細かく刻んで与えるが、
      与えた後食べ残しが ないか? 水が濁 らないか?特に確認しておくこと。
       

       

      オタマから−カエルになる時

       

       後足が出てたからは、エサも要らないが、この時溺れるものも多い
      ので、上陸場所を広く作る、(どこからでも上がれるようにする)
      このために上陸用の設備を作る・・・・子ガエルの飼育設備の中に置くと
      便利、
       上陸場所が少なかったり、利用しにくいと、ほとんど、溺れるが
      アマガエルなど吸盤タイプの種類は、垂直なガラス面でも登って、
      助かり、成長するものも多い。

       

       

      *子ガエルの 飼い方 *

                 

       容器は親と同じ、でも底に敷くのは細かいオガクズが良い、ろ紙を
      湿らせて厚く敷いて、時々取り替えるやり方は、乾燥しすぎたり、
      汚れすぎたりするし、何よりも掃除に手間がかかり大変である。
      このやり方は上から水をかければすむ、
       オガクズの代わりに、ミズゴケを5ミリ以下に切ったものも使える。
         ○ 砂は使わない、(エサと一緒に飲んで糞詰まりとなる) 
       アズキ大でも砂利は使わない(足の脱臼が多発する)
          ○ カエル同士はすべてライバルであり、仲間ではなく、強いものから
       エサをとるし、いつも相手を意識するので、発泡スチロールの皿等で
       多数の遮蔽物を作る、このような理由もあり、卵でもオタマでも少な目に
       採集すること。
      ○ 上陸 したものは、乾燥に特 に弱く、エサ不足による衰弱も早いので、
       十分注意し、小さ目の個体はすぐわけること、
       

       

      * カエルの 冬眠 *

       

                      寒くなり、カエルが動かなくなると、冬眠させる、
      10〜15cmの深さで畑土位に湿った土に載せると自ら潜るので上に
      落ち葉を10cm位かける。(自分でもぐらない場合はそのまま飼うが
      エサは暖かい日に少し必要)
      これを凍らない、温度差の少ない屋内に置く、ときどき、水分は注意する。
       サクラや菜の花が咲き少し暖かくなると自分から出てくるが、
      この時期は、種類による違いが大きく、ニホンアカ・ヤマアカ・ヒキガエル等は、
      真冬でも出歩く。

       

       

      * カエルの健康・栄養剤・病気 *

       

        ○  一匹飼い、がベストであり、安全である、
        他でも述べたが、相手は生存競争のライバルであって、友達ではない、
        ニワトリのように弱いものを追いかけたり、つついたりはしない、
        ふだんは仲良く並んでいる・・・ように見える・・・しかし・・・
        エサを入れると一変する、強い1〜2匹が飛びつくが、他のカエルは
        見ているだけである、さらにエサが多くても、派手に飛び跳ねる
        強いカエルを意識して、全員がエサを捕るのは難しい、
        施設がずっと大きく、遮蔽物も多く、相手が見えない場合は別です。
         一匹ではさみしい・・・・・これは人間の感情ですが。
      ○  面積はなるべく広く
        コイでも金魚でも水槽では大きく育たない、ニホンアカでもトノサマでも
        60Cm以上飛びはねます、ヒキガエルだってエサを求めて一晩中
        歩き回ります。
      ○  水槽はなるべく汚れたものを、
        慣れると落ち着くが、新しい水槽で鼻を打って、白くなったり、血が
        にじんだりします、
         職場や玄関に飾る時、なるべく清潔にと心がけますが、きれいな
        水槽には、よく慣れたカエルを入れてください、
         鼻を痛めたカエルは、まず汚れた水槽に移し、オロナインなど
        (あれば抗生物質がよく効きます)塗って、落ち着くのを待ちます、
      ○  水はきれいに
        限られた場所の水は、飲み物でもあり、尿でもあり、また死んだエサ
        による腐敗もあります、
         水槽にはぜひ排水口をつけて、上から水を入れるだけで、簡単に
        水替えができるようにすべきで、この排水口をつけることで、
        種類が増えたり、一匹飼いによって水槽が増えても、簡単に
        きれいな水が確保できます。
         水槽の中に、ミニプールを設けることがあります、繁殖には
        ここに産卵するので必要になります、しかしエサの死骸による腐敗が
        出やすく、気をつけてミニプールから度々給水する必要があります、
      ○  エサについてまた、人が見るから、ゴキブリはダメ、ハエはダメ、
        コオロギならと言うのもありますが、エサの供給が難しくなり、
        そのぶん偏食をさせることになります、
         もともとカエルは、動く物に飛びつくような食習慣で
        広範囲の、いろんな種類の動物を食っているわけで、私たちでも
        同じものを毎日出されては困ります、高級にぎり寿司でも、
            この補助食品として、カルシュウムとかビタミンとか
        ミネラルとかの入った粉状の薬?も出回っています、
        両生類や爬虫類を多く扱っている業者にきいてください、
        外来の高価なカエルを飼う人や、販売用・研究用に多量に飼う人は
        このような粉をコオロギにまぶして与えています、
         私はハエ・コオロギ・ゴキブリ・ミミズを養殖しており、
        ワラジムシの飼育を始めたところです、中でも、コオロギやゴキブリは
        粉剤をまぶすのに、適しています。

      ○  日光について

        室内で長期間飼っていると、弱ってくるのがいます、ダルマガエルに
        よく見られる症状に、異常に太ってくる、喉の袋が大きくなってそのまま、
        歩行困難などです。早い時期に半日ぐらい日光の当たるところへ出すと
        よくなることがあります、この時は、水を切らさないよう充分な注意が
        必要です、

      ○  伝染病について、

        今、日本の自然界では、外来の伝染病が広がっているとか、日本中の
        カエルが激減し、種類によっては全滅も心配されているとか、
         自然界の消毒は、どんな動物でも、できるものではない、
        飼うカエルはお店でも、自然のものでも入手時には消毒すべきでは。

          

       

      ** カジカ **

       

                    あまり、声がきれいなので、山奥の谷川で捕った。
      外人は、谷川に、ピリピリと響きわたる声を聞いても、カエルとは、
      絶対に信じないそうで、小鳥だと思い込むとか。
       カジカは清潔な水が特に必要で、隠れる場所も要る。
      吸盤があり、 ガラスも登る。エサはハエ・ゴキブリ・コオロギ、
      ハエは「魚つりのサシ」 をびんに入れてもでてくるが、いろいろな養殖
      もある。昔はハエのみで飼育したとか、
       カジカに期待するのは、もちろんフエのような美声である。
      BUT・BUTじゃがしかし、なかなか鳴くもんじゃあねぇ、よほどゆったり
      した広さと、十分なエサと、十分な水と、低い水温とさらには、ヘビや猫・
      犬・等々恐ろしい外敵がいないこと。不用意に覗けば、人間も外敵と
      なります。
       どのカエルにもいえるが少な目に飼うこと、となりのカエルはライバルで
      しかない、

       吸盤タイプはとなりのカエルをあまり意識しないがエサは取り合う、

       

       

      ** アマガエル **

       

                         カジカに準ずるが、よりおとなしいカエルで、誰でもカエル、愛嬌のある顔で、
      動作もゆったり緩慢で、あまり人見知りしない、色もみどりできれいな・・・・・・・
      のが多いが、相当な変化がある、
       忙しい時やエサがない時は庭に放せば良い、要ればまた捕獲すれば良い、

       

      ** シュレーゲルアオガエル **

       

                アマガエルに準ずるが、少し大型でおとなしいカエルで、誰でもカエル、
      要らなくなったら、アマと同様水田に放せば良い、
       BUT・BUT じゃがしかし、2度と捕かまらねぇ、
      10cm位の卵塊を水田の周りの草に産む、 7〜8月ごろ水田で「ワタガシ」のような
      卵塊が浮かんでいたら、たいてい、このたまごである、  
       親を見ることは少ないが、山間の水田に水が入る直前、耕した所にどっと
      出てくる、 しかし深夜ではある。

       

       

      ** モリアオガエル **

       

                シュレーゲルに準ずるが、もっと大型で目の赤いおとなしいカエルで
      誰でもカエル?
      これも不要のときは産卵場所でも山でも、放せば良い、産卵場所に
      行けば捕れる、 ただし、産卵期間だけだが、
       木の上に20cm位の綿菓子のような卵塊を産むので有名、
      しかしシュレーゲルと並んで草にも産む、産んだ日には白いが翌日
      固くなり、しだいに薄いうすい茶色となる、
       これが数日後中でオタマがうごくようになる、この日以降雨が降る時
      に下から溶けて、 オタマが落ちる、この時下には水があるが、天敵の
      イモリが待ち受けており、殆ど食べる。
      飼っているとあまり鳴くことはないが、びっくりするほどの大声で、
      家中飛び起きる
       並みの家で飼うもんじゃあねぇ。これはオスのこと。メスは鳴かない。

       

       

      ** ヒキガエル **

       

                          ツメタイプのカエルで、 山の奥で、雨の日や深夜にでてくる、
      ずんぐりむっくりの Humpty Dumptyで、けっして飛びはねることはない、
      15cm位のものが多いが 20cmを越えるのも見た、
       岡山県南の大きい山にはいるが、子ガエルがいないので、繁殖して
      ないのか心配される、飼育していて、声も小さくあまり鳴かず、あまり暴れず、
      飼い易いカエル で、ミミズでもコオロギでもゴキブリでもよく食べるが
      なにぶん大食漢ではある、

       

       

      ** ウシガエル(食用ガエル) **

       

                      ツメタイプのカエルで、水田や池などによくいるが、なかなか成体は
      捕れない、よく飛び跳ねるが、環境に慣れるとおちついて、飼い易い
      カエルではある、
       ヒキガエルに負けない大食漢であるが、エサはザリガニで、これさえ
      捕れれば飼い易い、ない時は、一口大のニワトリの骨付き肉を与える、
      20日以上死ぬほど空腹にしておき、暗いとき与える、肉にタコ糸をとおし
      食べた時に抜ける位の結び目をつける。根気よくやること。 
       オスは低音ながらなかなかの大声でときどき鳴くが家中飛び起きる
      ことになる。なみの家庭では飼うもんじゃあねぇ、メスは鳴かない。
       2006年より、飼育が禁止になった、ばかな話で、飼育してどんどん殖やして、
      放流するとでも、思ったのか、食用ガエルの業者でも、飼育のメリットはなく、
      成体を捕るだけという、いろいろなレベルて゛飼育・観察してこそ長所も短所も
      解かろう物を、彼を知り己を知れば百戦危うからずとか
       蛇足ながら「ミドリガメ」はおかまいなし・ご自由にとか
      ちびっこの声を聞いたのか?(そんな政治でもあるまいに)
      業者の圧力に屈したのか?(さもありなん)食用ガエルとはえらい違いや。

       

       

      ** トノサマガエル **

       

                 水田なら平地から山間まで、どこでもよく見られるかえるで、ツメタイプ、
      元気に飛び跳ねるがその分鼻もよくいためる、慣れればおちついて、
      エサが十分あれば飼い易いカエルではある、

       

       

      ** ダルマガエル **

       

                          ツメタイプのカエルで、平地の水田に見られるが、水の汚染に弱く、
      近年急速に減少して、絶滅も心配されている。トノサマに似ているが跳躍が
      苦手で3面コンクリートも減少の1因となっている、おとなしいカエルで
      あるが、声は悪く首を絞めたようで「ぐぇーぐぇー」と鳴き、
      評判はよくない、保護動物でもあり、飼うべきではない、

       

       

      ** ツチガエル **

       

                ツメタイプでトノサマ・ダルマよりやや小型、ずんぐりしているがよく跳ねる、

      体がガサガサで突起もあり色も土色、水田やどぶ川にどこにでもいたが

      近年激減した、しかし山地の水田には今もいる。よくはねるが慣れれば

      落ち着いて、飼い易いカエルではある、エサが十分あれば、

       

       

      ** ヌマガエル **

       

           ツメタイプでツチガエルによく似ているが、体は滑らかで、ぬるぬるしたように
      ように見える、黒い斑点がある、水田でよく見かける、
       これも飼い易いカエルではある、

       

       

      ** ニホンアカガエル **

       

           ツメタイプで、山に近い農村でよく見かけるが、トノサマくらいの大型で
      よく飛び跳ね、なかなか捕まるもんじゃあねぇ、しかし、2〜3月の寒い時、
      山に近い畑で、したに池や川がある所、で見つけたら、飛ぶのも少なく、おとなしい、
      条件の良い所には、毎年居るし、数も多い。
       神経質で、よく跳ねて鼻をいためる、シェルターを入れ、落ち葉を多く入れ、
      水槽も泥水等で汚す。
       慣れればこれも飼い易いカエルではある、

       

       

      ** ヤマアカガエル **

       

           ツメタイプで山奥の湿地によくいる、山道の側溝によく見つかり、
      昼でも、側溝の落ち葉の下にいて、簡単にとれる、ただし
      子ガエルが多い、
       これも飼い易いカエルではある、


       

       

      ** タゴガエル **

       

           ツメタイプで山奥の湿地で、きわめてまれに見つかる、

      山奥にいるカエルで山の「くぼみ」で水が滲み出るところで、 奥のほうから、コ・コ・コ・コ・コ・コとリズミカルな声がする 7月雨上がりの深夜、山道で見かけ、 種類不明のまま捕獲したが 大きく、すばやく跳躍し、着地にはもういないほど俊敏で 見つかりにくく、捕まえにくいカエルである。

       また暑さに特に弱いカエルで、持ち帰りにも格段の注意が必要。

       声も良く、飼い易いカエルではある。


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