すこし前に『バスケットケースBOX』なるDVDが発売されて、3部作がセットになっている。
「いいなあ、これ」
と指をくわえて見ていたが、1作目のDVDは既に持ってるし、2作目以降もビデオを持ってるので(しかも、2作目のビデオは何故か2本も持っていることが今日発覚)、とりわけて欲しいわけじゃあない。
しかし、『バスケットケースBOX』を持っているってことの「くだらなさ」を享受したくて、それで商品の前で指をくわえる俺がいる。
くっだらねえなあ。
本当にくだらない俺だ。
で、解説。
『バスケットケース2』は、ヘネンロッター監督が『フランケンフッカー』を撮りたいがために、出資者であるジェームズ・グリッケンハウスに媚びた「やっつけ仕事」なのである。本作を撮ることを条件に『フランケンフッカー』の製作が実現したのだそうだ。だから、駄作であることは監督もがってん承知ノ介。私も深くは詮索しません。
だけど、こうして紹介している以上は何か書かんとなあ。
この世のものとは思えない畸形児が大挙出演。
畸形児の兄貴、遂に童貞喪失(実はチンポコがあったのだ)。
その相手が同じ畸形児(写真下)。
これぐらいです、この映画で書くべきことは。
註 他には、『フロム・ビヨンド』のテッド・ソレルや『ゾンビ』のデヴィット・エンゲが出演している。それから、「畸形の園」の園長さんはダイアン・ソーンにやってもらいたかったらしい。それぐらいです、書くべきことは。
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