基礎講座テキスト紹介




○基礎講座 第1回テキストより「口の切り方」
「基礎講座」では、陶芸にとって一番大切な成形の基礎技術を学びます。
下のテキストでは、一番最初の課題「湯呑」を通して「口の切り方」を解説しています。
陶芸では様々な道具を用いますので、その道具の持ち方、作品への当て方、動かし方等は写真を用いて段階を追いながら丁寧に説明します。
また、写真では説明しづらい位置関係等はシンプルなイラストで説明することで、一歩踏み込んだ理解とイメージ作りを可能にしています。





○基礎講座 第2回テキストより「菊練り」
「菊練り」は、作品に気泡が含まれてしまうことによる致命的な失敗を防ぐための土の練り方です。
土を練る際はダイナミックな動作を伴いますので、右手・左手の位置・動かし方・力の入れ方・力を入れる方向を写真・イラストでそれぞれ具体的に解説することで、実際目の前で実演されること以上の理解と技術習得を可能にしています。





○基礎講座 第4回テキストより「タタラの切り方」
基礎講座 第4回のテキストでは、「タタラづくり」を通して、板づくりの全てに通じる基本を3ページに亘って解説しています。
仕上がりがきれいで一見簡単にできるように見える「タタラづくり」は、反りや亀裂、接着部分のはがれなど、決定的な失敗をしてしまいやすい技法でもあります。
下のテキストでは、タタラ板の積み方のポイント、粘土とタタラ板の位置関係、実際には見えなくなってしまう切り糸の動き等をイラストで解説しています。
また、タタラを切る際の失敗例も交えることで、単なる技法解説に止まらず、作品を完成させるまでの一過程として、確実な技術習得を可能にしています。
オールカラー全76ページ