去る2004年7月18日(日曜日)、KO-KUNさんらによる三度目の「マシンロボレスキュー(以下、「MRR」)」イベント
「GO!GO!レスキュー in 福岡3」(クリックするとホームページへ行けます)
に参加してきました。 人吉駅を出て間もない列車の中で、千賀子から話しかけられました。 「球磨川、何か忘れ物をしていないか?」 「この球磨川様に忘れ物など……ハッ!」 「本当にあったみたいだな。で、その忘れ物を言ってみろ。早く。」 このとき、千賀子の背中から悪魔の羽が生えているように見えました。ただ、顔が青ざめていました。 「一つはデジカメとパソコンをつなぐケーブル、もう一つは来場者へのお土産だ。」 この後の千賀子の発言は、球磨川えびのの予想だにしないものでした。 「デジカメのケーブルなら、実況アップロードという話は今回なさそうだから別に心配する必要はないぞ。 それに、お土産なら今まで宣言することなく持ってきていたのだから、別に忘れ物というわけではないぞ。」 珍しく、球磨川えびのを励ます発言です。 普段はボロカスにけなす発言が多い千賀子の発言ですから、 何が大変なことが起きやしないかとガクガクブルブルしてきました……が気のせいで、単に冷房が効きすぎていただけでした。 千賀子がこんな発言を行った理由をについて考えてみたのですが、 ああ見えても実はヘソ出しルックで、 列車の強すぎる冷房で腹を冷やして、風邪をひいてしまったということにしておきました。 球磨川と千賀子が効きすぎた冷房に苦しんでいると、途中の瀬戸石駅で反対方向(人吉)へ向かう列車とすれ違いました。 ただ、その列車は普段だと銀色か白色に青帯といういでたちなのですが、この日は赤一色でした。 よく見ると、肥薩線は肥薩線でも人吉〜吉松間の観光列車「いさぶろう」「しんぺい」用の車両でした。 瀬戸石駅にいましたよ、という証拠写真。 去る3月に開業した九州新幹線は、球磨川えびのたちに悪影響を及ぼしていたのでした。 以前は同じ時間帯で人吉から博多に行く場合、乗換駅は八代だけでしたのですが、 開業に伴うダイヤ改正(?)で、特急列車が八代駅に来なくなってしまったのです。 しかも、肥薩線の列車は八代止まりのままです。 そのため、球磨川えびの一行は八代だけではなく、 ほかにもう一駅(特急「リレーつばめ」の停車駅・新八代か熊本)で乗り換える必要が生じました。 そこで、球磨川えびの一行は「リレーつばめ」の起点・新八代で乗り換えることにしました。 新八代駅の新幹線&リレーつばめ乗り場で撮った新幹線「つばめ103号」です。 ホームから博多方面を眺めています。右へ曲がる線路は「リレーつばめ」用のそれです。 しばらくすると、上の写真で右に曲がっていた線路を通って、特急「リレーつばめ103号」がやってきました。 折り返しで、球磨川えびの一行が乗る特急「リレーつばめ32号」となります。 博多駅には無事着いたのですが、球磨・人吉地方の名産品の臨時売り場がありました。 お土産を買い忘れていた球磨川えびのにとっては大朗報です。 お菓子のコーナーで、「焼酎もなか」を買ったのですが、これが後でファインプレーにつながりました。 千円分の買い物をするごとに福引券が一枚もらえ、実際に買い物額が千円を超えたので、 下の写真では奥にある景品交換所で福引にチャレンジ!その結果は……。 三等賞で、球磨焼酎のミニボトル(右)でした。左の入浴剤は参加賞です。 会場は以前と同じ、春日市ふれあい文化センターです。 中央にはこれから参加するあのイベントの名前が……。 いざ会場入りしたのですが、今回は玩具の展示が行われていませんでした。 しかし、それ以外は相変わらずの充実度です。 球磨川えびのもいつものようにパソコンを立ち上げました。しかし、今回は特別にイベント専用のアカウントを設定しました。 しかも、ホームページを「GO!GO!レスキュー」のページにしてあります。 「おい球磨川、専用アカウントの『!』の数だが、なんか一つ多くないか?」と、いまだに青ざめた顔の千賀子が言いました。 球磨川えびのたちがいた場所はちょうど冷風が直撃する場所だったのです。 「しまったー!」 球磨川えびの、痛恨のミスです。最後の「!」はいらないのです。 なお、これが訂正されたのは午後になってからでした。 いつの間にか、こんな物まで……その1。 アフレコ台本なんて、どうやって手に入れたのやら……。 いつの間にか、こんな物まで……その2。 コンプリートへの執念、恐れ入りました。 「MRR」の玩具がようやく出撃したのですが、ハイパーサブマリンロボのみです。 球磨川えびのが変形指令を送ったせいで、数箇所間違えています。 なぜハイパーサブマリンロボだけなのかはこの後判明しました。 このイベントの二日後、7月20日(火曜日)は「MRR」の人気キャラクターの一人、芦川ショウの誕生日ということで、 彼の誕生日パーティーを行うというアナウンスがありました。 先ほどのハイパーサブマリンロボ出撃命令は、ロボマスターである芦川ショウを祝うためのものでした。 (ただし、芦川ショウ自身はハイパーサブマリンロボを「師匠」と呼んでいるが) 一応、「芦川ショウって誰よ?」という人のために、 サンライズの「MRR」公式ホームページと 検索結果をのせておきました。 主催者の気合の入れようは只者ではなく、バースデーケーキも用意していました。箱を開けると……。 「あしかわしょうくん おたんじょうび おめでとう」と、中央部のメッセージボードにチョコ文字で書いてありました。 メッセージボードを拡大してみました。 この日のために描かれた、書き下ろしイラストまで! ケーキとイラストとマシンコマンダーとサブマリンロボ(球磨川えびのが合体指令を送ったものとは別の機体)ですが……。 よく見ると、サブマリンロボは球磨川えびのが博多駅で買った焼酎もなかを抱えているではありませんか! しかも、「ちゅう」の部分が消されて、「しょうもなか」になっています。 ちなみに、九州の言葉で「しょうもない」という意味です。 人吉・球磨地方の観光キャンペーンは意外なところで実を結びました。ありがとう観光協会! 今回のイベントを主催されたKO−KUNさんです。 顔入り撮影の指令を受けた上で撮ったのですが、一応掲載許可はもらっておきました。 書き下ろしイラストはマシンコマンダーが支えることになりました。 奥には球磨川えびのが合体指令を送ったハイパーサブマリンロボがいます。 ケーキ上のロウソクに火がともされて……。 参加者の手……もとい、息によって火が消されました。 本当は別々の参加者により二回行われたのですが、二回目は撮影に失敗してしまいました。 球磨川えびののカメラマンとしての技術は大変お粗末です。 ケーキにナイフが入れられ……サクサクサクサク……。 参加者の皆様にふるまわれたのでした。 ここで皆様にお知らせがございます。 きたる9月19日(日曜日)、 このイベントが行われた春日市ふれあい文化センターで、 「MRR」と「クラッシュギア」シリーズの同人誌即売会 「HERO☆伝説 出場!フィールド&レスキュー」が開催されます。 KO−KUNさんによる告知です。 今回は翌日(7月19日)にも東京で「MRR」イベントが開催されるので、 そちらにも参加される方の足も考慮されて午後4時で終了となったのですが、大変充実していました。 いいなぁショウ君。 帰りの列車で、千賀子の様子がおかしくなっていました。 「あの球磨川が仕事をしていた……いつもは足手まといであるだけあの球磨川が……。」 早速球磨川えびのの反論です。 「どーも千賀子さんは私のことを誤解しているようだが、私だってやるときはやるのですよ、おわかり?」 と言った直後に、今回写真が全然無かった由利子さんが一言、 「えびのさん、『やるときはやる』とは私の写真を撮らないということですか?返事次第では承知しませんよ。」 普段はおっとりしている由利子さんですが、怒ると非常に怖いのです。 球磨川えびのが絶体絶命のピンチとなっているそのとき、千賀子が割って入りました。 「待った!球磨川へのお仕置きはいいとして、ここは列車の中。車内での暴力はまずすぎる!」 由利子さんは辺りを見回して一言、 「ここは沢口さんに免じて許してあげますが、次回は許しませんよ。」 球磨川えびのの魂は何とかこの世に留まれたようです。 由利子さんへの恐怖が覚めやらぬ球磨川えびのに、千賀子が話しかけてきました。 「なぁ球磨川、今回のタイトルだが、『第三次さゆりタン(後略)』でいくのか?『ショウタン(後略)』の方が良くないか?」 千賀子の言うことももっともです。 「ここでさゆりタンからショウタンに変えると、ロリコンだけではなくホモやショタコンという蔑称までつけられてしまう。 それにな、球磨川えびのの「MRR」イベントレポートといえば、『さゆりタン(後略)』という印象が固まりつつあるのだ。 実際、7月20日現在のMSNサーチではこんな具合だ。 ショウタンには悪いが、このままでいく。」 「本当にそうならしょうがないか……ん、貴様、今『ショウタン』と言ってただろ? タイトルはともかく、貴様はホモのショタコン確定だ!」 体調を崩していた千賀子ですが、調子は元に戻ったようです。球磨川えびのの残り少ない名誉を糧として。 |