鶴岡の「琴平荘(こんぴらそう)」の「中華そば」(ラーメン)「トビウオ(アゴ)ダシ」
2013(平成25)年12月25日改訂
山形県の日本海に面した庄内地方の美味しい庄内ラーメンのことは,2013(平成25)年5月3日「遊佐町のサンセット十六羅漢」の「夕日ラーメン」,2013(平成25)年5月4日「温海(あつみ)温泉」の「めん処久太」の「生ワカメチャーシュー麺」,そして,2013(平成25)年5月15日「トビウオ(アゴ)」出しスープが美味しい「尾浦山形店」の「あっさりしょうゆラーメン」で御紹介しました。
庄内ラーメンのスープの美味しさの秘密は,「トビウオ(アゴ)」出しにあるようです。
今回御紹介する山形県鶴岡市の三瀬(さんぜ)にある「琴平荘」の「中華そば」のスープも,「トビウオ(アゴ)」出しが決め手のようです。
夏に三瀬沖や飛島等の庄内沖でとれる「トビウオ(アゴ)」を自家製で焼いてトビウオの焼干しをつくり,それを主体にして地鶏や豚足も加えて,コクと旨味がたっぷりあって,しかも,アッサリしたスープをつくっています。
麺も自家製麺で,中細のちぢれた麺でとてもコシがある熟成させた麺です。
トッピングされているチャーシューも,とても大きくて味がよく柔らかい豚肉で美味しいです。
黄味が半熟の味付玉子(100円)も中華そばによく合います。
琴平荘の中華そばは,680円です。
「あっさり」味と「こってり」味を選べますが,私は今回「あっさり」味にしました。
トビウオ(アゴ)出しの味がコクと旨味がありながらさっぱりした昔懐かしい美味しい中華そばでした。
琴平荘は旅館が本業で夏場は海水浴客等で忙しいので,「中華そば」を提供しているのは,毎年10月1日から5月31日までの期間限定です。
「中華そば」がとても有名で,人気があります。
営業時間は午前11時00分から午後2時00分までです。私が開店の30分前の10時30分に琴平荘に着いたときは既に10人くらいが並んでいました。開店すると番号札を渡されて大広間に通されます。
かろうじて第1陣に加わることが出来ましたが,その後も続々とお客さんが来て入口の番号札を持って大広間の脇の方で座って待っていました。
「琴平荘」の電話番号は,0235-73-3230です。
なお,「トビウオ(アゴ)」に関しては,2012(平成24)年6月23日庄内浜の「とび魚焼干し」と「飛魚あごだしぱっく」,及び,2012(平成24)年6月12日鶴岡の「日本海とび魚のだしつゆ」を御覧下さい。