青森県八戸市にある「萬榮堂」が製造している、1921年に販売を開始した伝統ある八戸市のお土産菓子の、こし餡を黒砂糖を使用した皮で包み焼き上げ、落雁粉のそぼろをまぶした八戸銘菓「鶴子まんじゅう」(饅頭)(黒糖)(落雁粉)
今回は、青森県八戸市にある「萬榮堂」が製造している、1921年に販売を開始した伝統ある八戸市のお土産菓子の、こし餡を黒砂糖を使用した皮で包み焼き上げ、落雁粉のそぼろをまぶした八戸銘菓「鶴子まんじゅう」をご紹介します。
「鶴子まんじゅう」は、正式には「八幡鶴子まんじゅう」というようです。
製造者の「萬榮堂」が、南部一ノ宮の歴史をもつ櫛引八幡宮の西参道に位置することから「八幡」の字が頭についたようです。
「鶴子まんじゅう」の中のこし餡は、下記の「志ほせ饅頭(塩瀬饅頭)」のこし餡より更に水分が少なくほとんど乾燥したような独特のこし餡になっています。
「鶴子まんじゅう」の原材料は、青森県南地方産の小麦粉、黒砂糖、生餡(小豆)、砂糖、米粉(国産)、水飴、膨張剤となっています。
「鶴子まんじゅう」は、焼き菓子なので焼きたてはやや固めの歯触りですが、少しすると水飴などの糖分がしっとり出てきて生地となじみ本来のしっとりとした味になるようです。
「鶴子まんじゅう」は、小判形のまんじゅうですが、周り一面に真っ白な落雁粉がたっぷりとそぼろ状にまぶされています。
従って、食べるときは落雁粉が下に落ちるのに注意しながら食べる必要があります。
香ばしい香りと黒砂糖の風味がする穏やかで上品な甘さに、落雁粉のそぼろの風味が加味されたしっとり柔らかいビスケットのような食感の美味しいまんじゅうです。
なお、「落雁粉」は、糯米(もちごめ)を熱や火を通して糊化(アルファー化)した粉で落雁菓子に用いられます。
「鶴子まんじゅう」は、1998年の第23回全国菓子大博覧会において内閣総理大臣賞を受賞したとのことです。
「鶴子まんじゅう」は、8個入り1箱1200円です。
購入した場所は、JR八戸駅に直結した「ユートリー」(電話番号0178ー70ー1111)です。
製造者は、「萬榮堂」(電話番号0178ー27ー3017)です。
なお、「饅頭(まんじゅう)」及び「小豆餡」に関しては、
でご紹介しています。
また、「黒糖(黒砂糖)」に関しては、
でご紹介しています。
そして、「落雁」に関しては、
2016(平成28)年4月11日山形県長井市にある長井風土菓処「白山堂芳賀(はくさんどうはが)」の、長井の地名にちなんだ、讃岐和三宝糖の落雁干菓子「白うさぎ」
でご紹介しています。
因(ちな)みに、「落雁粉」と同じに糯米(もとごめ)を熱や火を通して糊化(アルファー化)した米粉の「上南粉」や「寒梅粉」に関しては、
2015(平成27)年2月9日島根県松江市の「彩雲堂」の、求肥餅(ぎゅうひもち)に薄緑色の寒梅粉を一面に塗布した松江の代表銘菓(茶菓子)「若草(わかくさ)」
でご紹介しています。
そして、「青森県」及び「八戸市」に関しては、
2014(平成26)年11月13日青森県弘前市の「ラグノオ」の青森県のお土産お菓子売上げランキング1位の「パティシエのりんごスティック」と、
2014(平成26)年10月2日青森県産りんごの密閉搾(みっぺいしぼ)りの「青森りんごストレート100%ジュース」と、
2014(平成26)年9月3日青森県青森市の「カネセ高橋かまぼこ店」の列車内で食べるのに便利な「切れてるすり身揚げ」(さつま揚げ)の「八戸のイカ」と「青森の帆立(ほたて)」と、
2014(平成26)年5月30日青森県弘前(ひろさき)の「木村秋則さんの自然農法栽培の奇跡のりんごかりんとう」と、
2014(平成26)年3月21日JR東日本「新青森駅」の「カフェ・ド・ツガル」の「グランクラスセット」(チキンカツバーガー)と、
2012(平成24)年6月1日青森県藤崎町の「しそ巻きりんご」と、
2012(平成24)年6月1日青森県つがる市のラ・ポンム柏の「りんごドーナツ」と、
2012(平成24)年5月31日青森県八戸市の青森吟撰チーズタルトケーキ「琥珀(こはく)」と、
2012(平成24)年5月31日青森市のりんご「紅玉」の菓子「薄紅(うすくれない)」と、
2012(平成24)年2月23日青森県の八戸の有名なチーズケーキ「朝の八甲田」と、
2012(平成24)年2月21日青森県の八戸の「いか墨(すみ)カスター」と、
2011(平成23)年9月20日青森県の八戸のイカスミ焼酎と、
2011(平成23)年1月4日青森県十和田市の十和田バラ焼き
でご紹介しています。