福島県柳津町にある「小池菓子舗」の、行列に並んで購入しなければならない、もち米と粟(あわ)のねばりがあり粒々の食感が残る黄色い柔らかな餅で穏やかな甘さのこし餡を包んだ柳津名物「あわまんじゅう」(粟饅頭)
今回は、福島県柳津町にある「小池菓子舗」の、柳津名物の「あわまんじゅう」をご紹介します。
福島県柳津町は、磐越自動車道の「会津坂下インターチェンジ」を下りて車で約20分のところにあります。
「柳津町」は、福満虚空蔵菩薩で有名な圓蔵寺があり、また黄色い色が特徴の「粟(あわ)まんじゅう」(饅頭)が名物として有名な風光明媚な門前町です。
柳津町の「あわまんじゅう」は、粟(あわ)のツブツブの食感が残る黄色い柔らかな餅で穏やかな甘さのこし餡を包んだ柳津名物のまんじゅうです。
柳津の「あわまんじゅう」は、日本三大虚空蔵菩薩の随一の柳津の福満虚空蔵菩薩圓蔵寺が約200年前に大火にあった後の再建の折りに、二度と災難に遭(あわ)わないようにとの願いを込めてあわともち米でつくった「あわまんじゅう」を福満虚空蔵菩薩に奉納したのが始まりとされているようです。
「小池菓子舗」の「あわまんじゅう」の原料は、もち米、地元の農家と契約して栽培された地元産の粟(あわ)、小豆餡(あずきあん)、上白糖、食塩、着色料(クチナシ)と至ってシンプルです。
「あわまんじゅう」を手に取ると皮が大変柔らかくてねばりがあり指に付きます。
饅頭の皮のねばりのある柔らかさと中の甘さ控えめのこし餡の柔らかさが調和しています。
雑穀とされている粟(あわ)は、ビタミンB群や鉄分その他のミネラルや食物繊維が豊富で身体に良い食材として見直されているようです。
「あわまんじゅう」は、黄色い饅頭の皮が美しい粟のツブツブの食感が特徴の美味しい柔らかな饅頭です。
賞味期限は2日間と短いです。
小池菓子舗の店舗からは、勢い良く蒸気が吹き出ています。
休日の昼近くに訪れましたが、店舗には既に10人近くの人たちが行列をつくっていました。
大変な人気店のようです。
蒸したての熱い「あわまんじゅう」もおすすめですが,冷めた「あわまんじゅう」も美味しいです。
「粟(あわ)まんじゅう」は、1個97円です。
製造元である「小池菓子舗」の電話番号は、
0241ー42ー2554です。
「小池菓子舗」の看板商品には、「あわまんじゅう」とともに大きな栗が丸ごと入った「くりまんじゅう」もあります。
「くりまんじゅう」もとても美味しいです。
なお、「饅頭(まんじゅう)」に関しては、
でご紹介しています。
また、「粟(あわ)」や「黍(きび)」に関しては、
2014(平成26)年11月7日岡山県岡山市の「廣榮堂」の岡山銘菓「吉備団子(きびだんご)」と、
2014(平成26)年3月3日山形県金山町の「栗田米屋」の「粟(あわ)もち、黍(きび)もち」と、
2013(平成25)年5月26日東京・武蔵村山の「紀の国屋」の「あわ大福」
でご紹介しています。
そして、「小豆餡」に関しては、
2016(平成28)年9月23日新潟県新潟市の北陸自動車道・黒埼パーキングエリア下り線の売店で購入した、新潟県産のよもぎ草を25%使用したよもぎの香りが良い新潟限定の銘菓「ひねり草餅」(大福餅)
でご紹介しています。
更に、「福島県」及び「会津地方」に関しては、
でご紹介しています。