富山県黒部市の宇奈月温泉にある「福多屋菓子舗」の，上質なこし餡を求肥餅（ぎゅうひもち）で包み，最中（もなか）の薄種(皮)で挟（はさ）んだ，黒部峡谷に楚々（そそ）と香るしゃくなげの花を表現した創業以来大人気の宇奈月銘菓「おもかげ」
富山県黒部市の宇奈月温泉にある「福多屋菓子舗」のことは，２０１３（平成２５）年１０月１４日黒部市宇奈月温泉の「福多屋菓子舗」の銘菓「越路の旅まくら」（求肥餅（ぎゅうひもち））（しそ巻）（富山県）でご紹介しました。
今回は，その「福多屋菓子舗」の大正時代の創業以来大人気の和菓子「おもかげ」をご紹介します。
「おもかげ」は，上質なこし餡を柔らかな求肥餅（ぎゅうひもち）でくるんで，それの上下を薄い最中の皮(種)ではさんだものです。
とても上品でやさしい甘さと食感の最中です。
その姿もとても上品です。
「おもかげ」は，黒部峡谷に楚々と香るしゃくなげの気品あるたたずまいをお菓子で表現したものだそうです。
最中の薄皮(種)には，紅白があり，それぞれに押されている焼印も風雅なおもむきがあります。
こし餡でつつんでいる柔らかい求肥餅の表面には，２０１５（平成２７）年１０月２５日岡山県岡山市の「源吉兆庵（みなもときっちょうあん）」の，白桃を贅沢（ぜいたく）に使用した白桃餡（はくとうあん）を柔らかな求肥餅（ぎゅうひもち）で包み込み，上南粉（じょうなんこ）をまぶした，白桃の上品な香りと風味が楽しめる和菓子の逸品「白桃餅」(大福餅)でご紹介しました，上南粉（じょうなんこ）がまぶしてあるように思います。
「おもかげ」は，第２３回全国菓子大博覧会で内閣総理大臣賞を受賞したとのことです。
「おもかげ」は，１個１１５円です。
福多屋菓子舗の電話番号は，０７６５－６２－１１４４です。
なお，「最中（もなか）」に関しては，２０１６（平成２８）年１月２日宮城県仙台市青葉区国分町にある「白松がモナカ晩翠通店」の，モナカの皮（種）がきめこまやかで香ばしくてパリパリした軽やかな歯ざわりで，餡（あん）がしっかりした深みのある甘さで皮（種）との相性がよく，しかもギッシリ入っていて食べごたえのある「白松がモナカ」大サイズ（最中・もなか） でご紹介しています。
また，「求肥餅」に関しては，
更に，「宇奈月温泉」を含む「富山県黒部市」に関連して，
２０１６（平成２８）年２月２１日富山県黒部市の宇奈月温泉にある「やまとや」の，黒部の名水で磨かれた大豆の極上の豆乳をふんだんに使った「手作りとうふプリン」でご紹介しています。
