四巻の感想とか
一応真面目に語るつもりではありますが、どこで脱線するか判らないです。ご注意。

 3巻の感想で言った通り「再不斬と白」について語りを入れたいと思います。
 「波の国編」の主体って「忍とは如何なるものか」をナルト達に考えさせることにあったと思うんです。その中でナルトの九尾の狐の暴走や波の国の人々がどう立ち上がって行くかを描いたと。そこに「再不斬と白」が絡んでくるわけですが、この2人、とても重いキャラクターですよね。この2人で番外編とか言って1巻ぐらい出そうな勢いがあるじゃないですか。血継限界による複雑な生い立ち、抜け忍にいたるまでの過去。それら全てを2人の会話で語らせ、最後はあっさり死亡。それって、何かなあ…。この2人の死はナルト達にとってどんな意味があったのでしょうか。白が再不斬をかばってカカシに殺されるのも、再不斬が白の後を追うようにガトーを殺しにいったのも、ちぐはぐに見えて仕方がなかったです。編集と作者の間に何かあったんじゃないかと勘繰ってしまいます。「12才の主人公に人を殺させるのはマズイ」とか。話の流れから行くと白はナルトに再不斬はカカシに止めを刺される方が自然だったと思うんですが。でもってガトーは町民が倒す、と。だって、ナルトは白を殺す決心をして、カカシは再不斬に「お前の未来は死だ」と宣言して、町民はガトーを倒すために立ち上がって…、殺意(とは言えないかもしれないけど)のベクトルがはっきりしていたにもかかわらず、最後には全部覆されてしまった。読んでて違和感を感じました。そして、これだけ重たいテーマだったのに、最後のオチが「なると大橋」って。
 まあ、結局何が言いたかったかと言うと「再不斬と白」がこれから出てこなくなるのは非常に勿体ないと。これほどドラマ性のあるキャラクター。どんどん使えばいいのに。ガトーは町民に倒されてもいいので、再不斬と白は寸でのところで助かるってオチにしとけばなあ…。今更だし、私が言うことではないですが。今まで散々言っといて。「波の国編」は読んでて辛かったわあ。
 もっとも4巻はサクラちゃんの内面が描かれたシーンがあったのでそこは嬉しかった。「ナルト以下」とか言われて落ち込むところとか、中忍試験を受けたくないって悩むところとか。ところで何であれだけ冷たいこと言われてるのにサスケのことが嫌いにならないんだ、サクラ。やっぱり、どこかに愛を感じ取ってるから?(妄想) 絵的にも大満足。お腹一杯サクラを堪能しました。はう、可愛い…。
 でも、一番のお気に入りシーンはテンテンの「これだわ…」ってとこだったり。



あんだけ語っといてイラストの一枚もないのは不自然かと思い描いてみた。
コミックス感想置き場へ 戻る 進む