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連載 <年金を知る> 3. セカンドライフの資金準備
☆セカンドライフの資金準備
前回も少し触れましたが、今回はさらに詳しくセカンドライフの資金準備について
ご紹介します。手順は次のようになります。
@ セカンドライフの月間収支を想定する。
A セカンドライフの期間を想定する。
B セカンドライフへの準備期間を決める。
C 手持ちの貯蓄の内、いくらをセカンドライフに回すか決める。運用利回りを想定する。
D 積立利回りを想定し、必要な積立額を逆算する。
順を追って、事例とともに確認してみましょう。
☆セカンドライフの月間収支
収支は、「収入−支出」で計算されます。主たる収入は老齢年金です。超大雑把な概算額の求め方は次のとおりです。(あくまでも簡易計算法です。)
・老齢基礎年金 加入年数×2万円
・老齢厚生年金(退職共済年金)
平均年収(百万円)×勤続年数×54.81
例) 夫 勤続年数38年、平均年収500万円
妻 勤続年数10年、平均年収200万円
20〜60歳の間、国民年金に加入すべき期間は漏れなく加入していたものとする。
夫:40年×2万円=80万円
500万円×38年×54.81=104万円
妻:40年×2万円=80万円
200万円×10年×54.81=10万円
上記の例だと、夫婦合わせて年間の収入が、約274万円と見積もられました。これに対して
毎月の支出見込み額が35万円とすると年間支出は420万円となり、年間146万円の不足
となります。
☆セカンドライフの準備期間
収支は、「収入−支出」で計算されます。主たる収入は老齢年金です。超大雑把な概算額の求め方は次のとおりです。(あくまでも簡易計算法です。)
・老齢基礎年金 加入年数×2万円
・老齢厚生年金(退職共済年金)
平均年収(百万円)×勤続年数×54.81
例)夫 勤続年数38年、平均年収500万円
妻 勤続年数10年、平均年収200万円
20〜60歳の間、国民年金に加入すべき期間は漏れなく加入していたものとする。
夫:40年×2万円=80万円
500万円×38年×54.81=104万円
妻:40年×2万円=80万円
200万円×10年×54.81=10万円
上記の例だと、夫婦合わせて年間の収入が、約274万円と見積もられました。これに対して
毎月の支出見込み額が35万円とすると年間支出は420万円となり、年間146万円の不足
となります。
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○執筆
静岡ライフプラン設計相談室 代表 山川正人
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