2019年9月15日
Great Cock Hits Vol3発売記念ライブ!!! IN RATHALL
(文:鮫肌文殊 写真:関尾博行)

9月2日クンニの日にめでたく全国発売されたブランニュー・サード・アルバム!
同時発売された「第二次性徴期のうた/チンコマンコ音頭」の黄金カップリングの
7吋アナログシングルと共に、なんとディスクユニオンの新宿パンクマーケットの
週間ランキングで7吋が2位CDアルバムが4位の快挙!!

特に7吋は店の方も驚くほどに即完売状態。問屋から請われてもメンバーも1枚も持ってない始末。
200枚しか作らなかったからなー。でも、1枚作るごとに100円赤字だしなー。う~む、痛し痒し(苦笑)
そんな勢いに乗って迎えた東京レコ発。対バンを快く引き受けてくれたコケシドールのおかげで何とかスカスカにはならない程度の予約も入り。ホッ。

柴崎の商店街のハズレに忽然と現れるRATHALL
ここ、必要最低限のシンプルな機材な分だけバンドの実力が丸裸になる怖い小屋。
リハしてて「PAで一切ごまかしきかへん、これは相当気合い入れて演奏しなければヤバい」と直感。

東京ライヴはレコーディングにも参加してくれた中島さなえ嬢がSAXでゲスト参加。
いつもより細かめにリハして音を確認しておく。
そして、ライブハウス宛に届いた宅配便のダンボール。中には、いぬん堂氏が発注した豚の頭!
こんなのもネットで買えてしかも宅配してもらえる。いい時代になったもんだ。

リハ終わり、近くに他に店がなく入った中華料理屋が、一品料理系のえらい本格的な中華屋で
ビビリつつ食事。ホリョシュー親衛隊のWeponTもすでに合流。

なんとドラム缶の上で物販。
店長のアンガーフレアーズYUICHI氏がアメリカのクラブサーキットを参考にして作った手作り感満載。
パンクだぜ!

最初はコケシドール!
リハから轟音で飛ばしまくりだったメンバー。
スクリームすればするほど声が出てくる、いぬん堂氏のストロングな喉が羨ましい。

なんかえらく凶悪なオーラ醸し出す白髪のオヤジ客が2人いていかついなーと思ってたら、
金子アツシ氏&イヌイジュン氏のオリジナルSTALINメンバーでした。

スターリン好きの客でグッチャグチャの会場。解凍(!!)された豚の頭が飛び交う狂乱状態。
いや~良かったなー。

そして、我らがホリョシューの出番。

客の半分以上がコケシドールの客というレコ発なのにアウェイ感漂うステージだったが、
徐々に調子を上げていき、客も大合唱で応える最高の展開に。

途中から、中島さなえ嬢を呼び込んでモッシュ&モッシュの嵐。

サメハダのネイキッドパフォーマンスによる「チンコマンコ音頭」で会場がひとつになる(笑)。

オーラスは、いぬん堂氏、ゲロゲリゲゲゲ山ノ内氏も参加して「Oi!Oi!スキンヘッド」のいつまで経っても終わらない超ロング・バージョンで幕。
物販も売れまくって、ホントに何十年ぶりになる自主企画を成功させることが出来た。
なんとギャラまで出たし。RATHALLはバンドにマジに優しい店。みんな、もっと使おう!

そのまま会場にて車座になって行われた打ち上げの席で、オリジナルSTALINのギタリスト金子アツシ氏に
「最初はつまんねーバンドだと思ったけど尻上がりに良くなって最後はすごく良かった。
モッシュが面白かった!」とお褒めをいただき。ありがてー。


しかーし!
好事魔多し。慣れない自主企画で疲労困憊だったサメハダがホリョシューの旗をライブハウスに忘れてくる
大チョンボ。そのまま紛失してしまいました(号泣)。
これさえなきゃええライヴやったなーで終わったのになあ。とほほのホ。