ホット・チョコ・カップ
(HotChoCup)
「結」
===予選編===




♪当日のプログラムです♪
表紙
↑表紙の絵↑
(ギャオス・グラフィック提供)




-------駐車場に到着!-------
雰囲気が最初から違う・・・!
 

6時15分くらいに那須の駐車場に着いた。

ゲートが開くのは午前7時なのに、もう、半分位来ていた。

みんな早いんだなぁ・・・。

でも、今日はレースだからね。

良いピットを確保する為には早くから並ぶ、ってのがレースのオキマリ事項だもんな。

今まで私はレースに参戦したコトも、応援に行ったコトも何度もある。

ゲートが開くまでに待つ駐車場では、大抵は自分のチームや仲間達と話したりする程度。

それが、HCCでは、全ての人達が知り合いのように話してる・・・。

(これって・・・・ツーリングの集合みたいじゃん・・!)

ゲートが開くのを待ってる間に、雨が落ちて来た。

(おぃおぃ、どーなるんだ?雨は降らない予定じゃ無かったのぉ??(汗))

そしてゲートが開いた。







うぉ。始まったーー!!




-------コース・イン!-------
2ヶ月間、夢見て待ってた瞬間だ
 
ピットロードへ入るゲートが開くと、一気に私は忙しくなった。

いつの間にか、「タラちゃん」提供の巨大てるてる坊主が受付横に下げてある。
これで雨も降らないだろう(笑)

受付業務をスムーズにするコトが、まず最初の難関。

「カワイイ受付嬢」の役は、このレースの企画の頃に、チャットで私と盛り上がった「らむちぃ」。
(どうやら最初から受け付け嬢の役目をやるツモリで笑顔の練習をしてたのか?)

受付が終わると、各車は車検に向かう。クマさん車検はとても親切♪
(赤い帽子が印象的♪)

そして、ライダース・ミーティング。那須の人に担当してもらった。

フラグの説明を、地べたに正座して聞き入っている「TOMONA」さんの姿がとても印象的だった。

高知から参加予定で来てくれた「りょう」ちゃんは、手首の負傷が治りきれずに参加を断念。
今回、「DJりょう」として、スタッフに回ってくれるコトになった。

HCCで表彰台を狙うツモリで練習しに行って骨折し、今回手伝いをしてくれるコトになった「たかじゃ」さんに、コース・イン前の最終服装チェックをお願いした。
走りたかっただろうなぁ・・・。

予選開始の9時前には、最初の走行組が並んだ。

各車、エンジンに火が入る。
この音は、私を一気に興奮状態にさせる。

・・・・ヤバイぞわたし。参加者全員に惚れそうだぁぁ!!

5周の暖機走行・追い抜き禁止の設定。
先頭車が6周目に入るとグリーンが出て、計測のスタートだ。

HCC、唯一のレギュレーション、「怪我禁止!」これだけはみんな絶対守ってねー!!

そう思いながら、みんなのスタートを見守った。






アドレナリン!





-------予選1回目-------
始まってしまったのねぇぇぇ!
 
予選1組の走行が始まると、私はホントにみんなのライディングに魅了されてしまって、次に自分が走るコトを忘れてしまいそうだった。

主催者の私も参加するコトに対しては、何人かに相談して、意見を求めた。

「ellieさんは、走らなきゃダメだよ!」

そう言ってくれる人がたくさん居てくれて、とても嬉しかった。

「速く走らなくても良いから、参加しよう。」

そう決めて、出場した。

私なんか、遅くても良いのだ。転倒だけしないようにしてればモンダイ無いのだ!

予選2組と走行会のクラスは、サーキットを走るのが全く初めての人も居る。

そういう人には、先導車を付けてあげないと、ラインも含めて不安がいっぱいなのだ。

先導の人を選ぶのも、事前に随分考えた。
この、先導役は、よほどサーキット走行に慣れた人じゃないと出来ないコトなのだ。

「HIDE」さんが、快く引き受けてくれた♪
あああ、何てステキな仲間達なんでしょう。

暖機走行の5周が終わり、計測走行になると、そろそろタイムが気になり始める。

ホームを過ぎて、1コーナーを回った所に立っている電光掲示板に、自分のタイムが見えた。

「・・・・・・・・・・おそっ!(;^_^)」

いくらなんでも遅すぎる。ベストより10秒以上遅いタイムだ。

まぁ、予選は3回あるんだし、少しずつ縮めていければいっか。


走行会クラスの先導も、HIDEさんがやってくれた。

このクラスで、私はイタルジェットのドラッグスターを持ち出してみた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おそっ!(;^_^)」

ドカティより10秒以上遅いタイムだ。

ちとばかし気合い入れないと、すぐに後ろが迫って来ちゃうな。

速い人達がバンバン抜いていく。

「はすきー」さんの抜き方が、私としては一番面白かった。

抜かれながら感心ばっかししてても仕方無いな、ちょっと気合い入れて走ってみよっと。

最後の方で、1〜2周、頑張ってみた。

1分フラットで回れた。とりあえず、イタジェッター走行は、これで満足だ。

タイム差ありすぎて、怖かった。







2カテエントリーは忙しいなぁ。






-------予選・総合-------
熱い走り
 
今回、私が一番気にしていたのは、タイム・スケジュールの進行だった。

これは、某・走行会主催者の人達が、「進行は一番苦労する部分だ」って言ってたからだ。

とにかく慣れないコトをやるワケだから、遅れがちになりそうで怖かった。

この“進行係”という大役を、キチンと仕事をこなしてくれそうな「すりぬけきんぐ」さんにお願いした。

“5人居ても足りないよ”って言われていたこの仕事を、すりさんは、殆ど1人で完璧にこなしてくれた。

思っていた以上に素晴らしい動きに、すりさんの意外な一面を見た思いだった。
(私は、細かく気を使ってくれて、優しくて、いつも笑顔のすりさんしか知らない)

最初に転倒者が出た時は、冷や汗が出た。

心配で胃が痛くなってしまって、自分の走行が出来ない状態になってしまった。

頼むから、これ以上誰も転けないでーーーー!!!

心の中で、そう叫んでいた。






・・・・・・・・・・・ところが・・・・・・・・・・・・。

主催者の心配をヨソに、その後、いーーーーっぱい転けた。(;^_^)

沢山すぎて、もう、誰が転けたか思い出せないくらいに!

転けたみんなも、何とか復帰して走り出す。

そのたくましさに、私は救われた。

「転けたのは自分だけじゃ無いしぃぃーー、走れるしぃぃーー」
みたいな顔して、何故かみんな、そこで止めずに復帰していく。

・・・何かおかしくないか?今日のみんなのテンション・・・。



極めつけはスーパーポール。
これは、予選のタイムの総合で、上位15名が参加資格を得られる、1周のみのタイム・アタックだ。

1周目と2周目がウォーミング・アップ・ラン、3周目に計測、4周目にクール・ダウンという設定。

・・・・あんたたち、2周目を何だと思ってんのぉぉぉ?????

どうやら彼等のアタマには、2周目はパフォーマンス・ラップだとインプットされた様子。

ウィリー、ドリフト、コスプレ、豪華絢爛!!


なんなんだぁぁぁ??

・・・楽しすぎた。

DJりょうのアナウンスも、テンション上がってて、爆笑だ。

りょうちゃん、喋り、うますぎ!(爆)
んでもって、みんなの選曲も楽しすぎ!

んでもって、HIDEさんが、 4位のタイムを叩き出し、クール・ダウンの周に、
ヘアピン立ち上がりで絶妙なバランスを取ってやたらカッコ良いウィリー!!!

・・・いきなり足下から路面が消えてグラベル入り。
バイクと共に前転して転倒。復帰出来ず、決勝の出場を断念。



これが本日、一番笑いをとった転倒でした!
ある意味、すごいパフォーマンスだったよ。誰も真似出来ないっす!(爆)






お昼休みなのだ♪