東武バスセントラル花畑営業所は、足立区の北東部、歩いて数分で埼玉県八潮市という都県境の綾瀬川沿いに位置し、車両配置15台と東武バスグループの中で最も規模の小さい営業所となっている。
2005年(平成17年)10月現在の担当路線は、北11、五28、綾40、六18の4系統で、4駅に乗り入れている。かつては、竹15系統 花畑団地〜竹ノ塚駅東口線も担当していたが、現在この路線は足立営業所の管轄となっている。また、花01系統(北11、五28の花畑車庫〜花畑桑袋団地間を含む)は、2005年8月24日のつくばエクスプレス開通による路線改編により、廃止されてしまった。
長年、花畑、六町、青井等の地域と北千住、五反野、綾瀬駅へのフィーダー輸送を担ってきた花畑営業所であるが、つくばエクスプレスの開業により、かなりの乗客が六町駅、青井駅利用へと流れてしまい、鉄道開通の影響は甚大である。その、つくばエクスプレス六町駅は、車庫の脇の一方通行路を直進し、最初の信号を左折すると、徒歩8分程で到着することができ、六町駅入口、加平小学校からもすぐである。また、青井駅は、加平町、二ツ家町の傍であり、今後、人の流れの変化による路線改編が行われるのか、既存の4系統のままなのか、どうなっていくのであろうか。
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