茨城県が日本一で,日本の生産量の約9割を占める、サツマイモを蒸して干した健康食品「干し芋」(幸田商店)

2016(平成28)年6月17日
2016(平成28)年10月17日改訂

 以前に、2014(平成26)年3月18日茨城県鉾田市の大久保農園の天日干しの「干し芋」で、茨城県産の「干し芋」をご紹介しました。

 今回はそれの続きとして、日本の生産量の約9割を占める、サツマイモを蒸して干した茨城県産の「干し芋」をご紹介します。

 茨城県は、サツマイモ収穫量で全国第2位だそうです。

 ちなみにサツマイモの収穫量の第1位は鹿児島県だそうです。

 鹿児島県でとれたサツマイモの半分程度は芋焼酎の原料として使用されるようです。

 茨城県で収穫されたサツマイモは、「干し芋」に加工されるものが多く、茨城県の「干し芋」の生産量は全国第1位で全国の生産量の約9割を占めているようです。

 サツマイモには、セルロースが含まれ血液中のコレステロールを抑制したり血糖値をコントロールする作用があり生活習慣病の予防に効果があるようです。

 また、サツマイモにはビタミンCも含まれていて免疫力アップや風邪予防にもよいようです。

 更に、食物繊維による整腸作用も期待できます。

 「干し芋」は健康によい食品です。

 今回は、茨城県産の「干し芋」の中の、茨城県ひたちなか市にある「幸田商店」(電話番号0120ー97ー9988)の「干し芋」をご紹介します。

 「幸田商店」は、干し芋の原料であるサツマイモの栽培から干し芋の製造・販売までを行う干し芋の専門店だそうです。

 「幸田商店」は、ハセップの認定を受けた衛生管理施設をもち干し芋の安心安全にこだわっているとのことです。

 「幸田商店」の「干し芋」の内、以下の干し芋を購入しました。

 

 ・「海風ほしいも」(500円)

 袋の表面には、干し芋をサーフボードのように立てたサーファーのイラストが描かれています。

 太平洋の海風で乾燥させているようです。

 原料芋は茨城県産の「玉豊」を使用しています。

 この干し芋は、「玉豊」種の最高級プレミアム商品だそうです。。

 「玉豊」は、水分の多い品種のようで、でんぷんが乾燥させることにより糖分になりやすい性質を有しているとのことです。

 甘い干し芋です。

 

 ・「茨城県産べっ甲ほしいも(平干し)」(680円)

 茨城県の地元の人しか知らない「白いずみ」種のサツマイモを使用した本当に美味しい干し芋だそうです。

 茨城県産の希少な品種の白いずみ種は、表皮は白色で、中身は薄い黄色をしていて、甘みが強く味にコクがあり、食感は柔らかくしっとりしているそうです。

 熟練の技でべっこう色に仕上げてあります。

 この干し芋は、平成22年度のほしいも品評会でいずみの部の最高賞を受賞したとのことです。

 

 ・「べにはるか」(500円)

 「べにはるか」は、サツマイモの既存品種よりも「はるか」に甘いという意味で命名された、糖度がとても高く濃厚で上品な甘さの香りも豊かなサツマイモです。

 その甘さはしつこくなくて何回でも食べたくなる甘さです。

 

 以上の「干し芋」を購入した場所は、

 JR水戸駅に直結した「エクセルみなみ」の「幸田商店」の直営店(電話番号029ー228ー1137)と、

 水戸京成ホテルのショップ「&me(あんどみい)」(電話番号029ー226ー3111)です。

 

 今回ご紹介しました「干し芋」は、いずれも食べやすくて人気の「切干し芋」(平干し芋)ですが、その他に茨城県には蒸した原料芋を丸々干した「丸干し芋」があります。

 「丸干し芋」は、「切り干し芋」に比べて厚い分乾燥にかかる時間が2倍から3倍かかるため生産量は極めて少なく希少で高級品です。

 それだけ手間のかかる分「丸干し芋」は、とびきりの甘さと柔らかさを楽しめるようです。

 

 なお、「芋」に関しては、

2015(平成27)年11月27日埼玉県行田市の「十万石ふくさや」が製造している,版画家「棟方志功」が「うまい,うますぎる!」と絶賛した「つくね芋」を使用した薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)の「十万石まんじゅう」と、

2014(平成26)年12月31日鹿児島県鹿児島市の「明石屋」の自然薯(じねんじょ・天然の山芋)でつくる「軽羹(かるかん)」と、

2014(平成26)年11月25日山形県真室川町の「おかしの平和堂」の伝承野菜の里芋「甚五右エ門」を使用した「タルト甚五右エ門」と、

2014(平成26)年10月25日北海道函館市の「嘉福堂」の,北海道厚沢部町産のさつまいも「黄金千貫」を100%使用した函館スイーツ「はこだて雪んこ」(大福餅)と、

2014(平成26)年6月28日熊本県の名物菓子「きんきら芋」羊羹(ようかん)と、

2014(平成26)年6月13日山形市の菓子どころ「松栄堂(しょうえいどう)」の「芋羊羹(いもようかん)」と、

2014(平成26)年3月18日茨城県鉾田市の大久保農園の天日干しの「干し芋」と、

2012(平成24)年3月13日東京の浅草の満願堂の「芋きん」(いもようかん)と、

2011(平成23)年12月15日鹿児島県の種子島(たねがしま)の「安納芋(あんのういも)」と、

2011(平成23)年10月10日西川町の月山リフト乗り場の食堂の芋煮そばと、

2002(平成14)年3月26日川越のさつまいも菓子「こがね芋」,「芋十まつば」,「芋十糖」その他,「亀の最中(もなか)」,そして鰻料理の「川越いちのや」等について(埼玉県)と、

2016(平成28)年4月27日鹿児島県鹿児島市にある「明石屋」の、色の白さが際だち、しっとりもっちりした「かるかん」のほんのりした甘さの厚い皮にこし餡が包まれている「かるかん饅頭(まんじゅう)」(薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう))と、

2014(平成26)年3月5日山形市の菓子店「老舗(しにせ)西谷(にしや)」の「薯蕷(じょうよ)饅頭(まんじゅう)」と「チーズ饅頭(まんじゅう)」

でご紹介しています。

 また、茨城県が収穫量日本一である「栗」に関しては、

2016(平成28)年5月23日茨城県笠間市で育った栗のなかでも品質の良いものだけを使用し、それにグラニュー糖とゲル化剤だけを使用した、栗の香りと濃厚な栗の甘さと味わいが楽しめる上質なジャム「であえてよかった笠間の栗ジャム」

でご紹介しています。

 更に、茨城県が収穫量日本一である「メロン」に関しては、

2016(平成28)年5月20日茨城県内の常磐自動車道のサービスエリア等で購入できる、茨城県産メロンピューレを使用したメロンの風味が楽しめる「茨城メロンスティックケーキ」

でご紹介しています。

 そして、「茨城県」に関しては、

2016(平成28)年6月15日茨城県水戸市にあるローズポーク専門店「イイジマ」の、茨城県産ローズポークを100%使用して、ローズポークの部位にこだわり、オリジナルスパイスで風味とコクをプラスした「ローズポークカレー」(豚肉)

でご紹介しています。


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