NEC相模原事業場  

NEC橋本技術センタ 

JR相模線 南橋本駅
NEC相模原事業場は南橋本の近くで、NEC橋本技術センタにはELPIDAメモリも同居しています。南橋本は単線の相模線で橋本から茅ヶ崎方面に一駅です。近くに昭和電線もあります。NECの本社は三田のようで、府中、我孫子、横浜や川崎にも拠点があるようです。

ELPIDAメモリは、平成24年2月27日に会社更生手続きを開始しました。3190名、負債4480億。昭和63年9月NEC広島として発足し、平成11年12月にNEC日立メモリとなり、平成12年5月にELPIDAメモリとなりました。さらに平成15年に三菱電機よりDRAM事業を譲渡されましたが、韓国(サムスン電子samsung、ハイニックス半導体Hynix)や中国メーカにシェアを奪われ破綻したようです。平成25年にマイクロンテクノロジー(米)に買収され、平成26年に広島工場(東広島市)に1000億円投資して回路線幅20nmのDRAM(ダイナミック ランダム アクセス メモリ:リフレッシュ回路が必要です)を2割増産するとのことです。マイクロン・テクノロジーは平成10年にテキサスインスツルメントTIのDRAM事業を買収、平成14年に東芝のDRAM米国工場を買収したようです。平成27年に中国の紫光集団がマイクロン・テクノロジーの買収提案をしましたが、これが成立すると日立、NEC、三菱、東芝、TIのDRAM技術の全てが中国の紫光集団のものとなります。紫光集団は精華大学が1988年に設立した投資会社が前身のようです。マイクロンテクノロジーはNAND型フラッシュメモリも増産するようです。NAND型フラッシュメモリーは東芝も頑張っているようです。
DRAM 2014年シェア
サムスン電子 韓国 40.4%
SKハイニックス 韓国 27.4%
マイクロン・テクノロジー 米国 24.6%
南亜科技 台湾 3.5%
その他 4.1%

NEC相模原事業場も10年前まではクロスバー交換機、電子交換機、半導体事業などで隆盛をきわめていましたが、今やルネサスエレクトロニクスと電池事業がメインとなり様変わりしているようです。

ルネサスエレクトロニクスの国内工場は19拠点(函館(日立)、青森(日立)、津軽(日立)、鶴岡(NEC)、米沢(日立)、那珂(日立)、高崎(日立)、甲府(日立)、福井(NEC)、滋賀(NEC)、柳井(日立)、宇部(NEC)2カ所、西条(三菱)、高知(三菱)、熊本(川尻)(NEC)、熊本(錦)(NEC)、熊本(大津)(三菱)、大分(NEC))ありましたが、平成24年に1万数千人(3割程度)の人員削減が行われました。自動車関係の半導体に集中するため、NECがやっていたLSI関係は大幅縮小のようです。
1990年 億$ % 2000年 億$ % 2013年 億$ %
1 NEC 43 8 インテル 303 13 インテル 480 15
2 東芝 42 8 東芝 109 5 サムスン電子(韓) 296 9
3 モトローラ 35 7 NEC 106 5 クアルコム 173 6
4 日立製作所 35 6 サムスン(韓) 106 5 SKハイニックス(韓) 128 4
5 インテル 32 6 TI 92 4 マイクロン(米) 118 4
6 富士通 26 5 STマイクロ(スイス) 79 4 東芝 115 4
7 TI 26 5 モトローラ 77 3 テキサス(TI) 106 3
8 三菱電機 21 4 日立製作所 73 3 STマイクロ(スイス) 81 3
9 フィリップス(蘭) 20 4 インフィニオン(独) 67 3 ブロードコム(米) 80 3
10 パナソニック 18 3 マイクロン(米) 63 3 ルネサスエレクトロニクス 78 3