山は木におおわれていた。
あたりは薄暗く静かで、
ときどき山鳥が鳴くくらいだった。

隊員は怯え隊長に隠れていた
隊長も船長の後ろでびくびくしていた。

船長は一人でうきうきしていて、周りの様子なんて
気にもしていないようだった。

道はだんだんと狭くなり、
木々の本数もだんだん増えていった。
 
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