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[No.210] 小皿 3点  価格 各 2000 円 '21. 2. 1 up

       ( 135 X 23 mm・ 135 X 30 mm ・ 165 X 45 mm)


わたし的には苦手としていたお皿にも挑戦しようとしています。

なぜ苦手・・?、かと申しますと成形の段階において重力に対する影響をもろに受けるためその段階での失敗が多すぎる。

粘土中の水分発散の段階で、つまり乾燥途中で大きな収縮によりお皿ではなく鉢になってしまうことがままあります。

そして、窯の中では広い場所を占拠した挙句焼成の歪をもろに受けるためヒビワレや欠損、そして無様な皿全体が垂れてしまうこともあります。


まあ、それを克服するためには地道に小皿から攻めていくほかないと覚悟しました。10点成形して最後まで残ったのが3点でした。

修行の道はまだ始まったばかりです。神様、あと10年はかかりそうなので見てみぬふりをして我が儘をお許しください。

次回の更新は  3月 1日となります


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[No.209] 茶碗3  価格 1500円 '21. 1. 1 up

       ( 135 X 75 mm・ 120 X 70 mm )


まさかこんなに茶碗ごときに悩まされるなんて思ってもみませんでした。

チョット2つ3つ作ってすぐに何時もの面白い杯やぐい呑みの酒器に戻ってこようとしましたが帰ることが出来なくなってしまいました。

それほどにたかが茶碗、作れば作るほどその奥は深く中々満足いく作品ができません。


そして作品の名前もいわゆる茶碗とする他無いのです。

今年も1年この茶碗に悩まされそうです。本年もよろしくお願いいたします。


次回の更新は  2月 1日となります


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[No.208] 平鉢  価格 3000円 '20. 12. 1 up

       ( 220 X 75 mm )


私自身で設計して築いた窯ですがその中の火炎の状態は良く判らないというのが実態です。

もう既にこの窯での本焼きは41回ですがどうやらこの窯の中で火炎の通り道と言うものがあって棚の構成や作品の並べ方により幾筋も最適環境があるんではないでしょうか。

便宜上、窯の中には一か所のみ熱電対温度計は入れてはありますがそこで示される温度をもって窯の中全体を推し量っているに過ぎません。


計算上は45cmまでの皿を焼くことはできますがこの間に火炎通路ができて温度差がもし生じていたとするとヒビが入ったり割れたりすることもあります。

現状の活動では朝、火を入れて夕方までに目標温度に達したのち火を止めています。この作業を二日に伸ばすとすると安全なもっと失敗のない作品となることは分かっているのですが。


次回の更新は  1月 1日となります


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[No.207] またまたご飯じゃ椀  価格 それぞれ1000円 '20. 11. 1 up

       ( 125 X 70 120 X 80 mm )


先月に引き続いてまたご飯茶碗を出させていただきます。

いわゆるお茶碗と言ってもご飯茶碗にこれほどこだわっている訳はどうしても納得のいくものができないというジレンマです。

ちょうど昨年の今ごろでしたか磁器土で花瓶に挑戦しましたが幾度作っても壊れてしまったりひびが入ってしまったりであっさりと諦めました。


しかしご飯茶碗となるとどうしてこうも意固地になるのか自分でもわかりません。

とにかく突き進むのみ、あーだ、こーだと悩む前に茶碗の山を積み上げてから文句を言えよ、まだ青二才のくせに。はい!。


次回の更新は 12月 1日となります


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[No.206] ご飯じゃ椀  価格 それぞれ1000円 '20. 10. 1 up

       ( 125 X 75 mm )


前にも少しボヤキましたがいつも使っているご飯じゃ椀ですが意外なところに奥深さがあって往生しています。

幾つ作ってもコレダ!、というのができないのです。ましてやもうひとさまの手に渡ってしまっているのもあるのです。

大きさと形のバリエーションが幾通りもあって極めようと思えば思う程遠くに逃げていくようです。


こうなったらトコトンつき合っていこうと決めました。

毎朝のご飯ってその食べる量もなかなか微妙でしかも健康のバロメーターとしての役割も果たす・・そんな重要な食器なんですね。


次回の更新は 11月 1日となります


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[No.205] ぐい呑み3点  価格 2点それぞれ500円・手びねり2000円 '20. 9. 1 up

       ( 60 X 60 mm 2点、70 X 70 mm )


まだ残暑の厳しい日が続いていますが暦の上ではもうすっかり秋本番と言ってもいい時期になりました。

暫く陶芸作品も俗人の使う食器にこだわっていましたが想えば8か月も神聖な酒器のご紹介から遠ざかっていました。ごめんなさい・・。

久しぶりにぐい呑みをご紹介いたします。


手前の2点は私のぐい呑みの原型、そして奥にあるのが手びねりで作陶したぐい呑みです。

夕方になると猛暑もどこへやら・・、気が付けば鈴虫の声も聞こえています。そんな時はやはりお酒ですね、飛びっきりでなくともちょっと贅沢な吟醸酒でも室温でどうですか。


次回の更新は 10月 1日となります


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[No.204] ご飯茶碗  価格 〇 '20. 8. 1 up

       ( 2100 X 90 mm )


今までお酒にうつつを抜かしていました。今思うにお酒・・つまり酒器は結局半酩酊状態で扱う器です。

どだい、酔っ払い相手の器なのです。ですから多少問題があっても「おぅ、いい風情だね・・」でやり過ごしてしまいがちでした。

この所真剣にご飯茶碗に取り組んできました。まあ、言ってみればこうして作り始めてみると正しく陶芸の原点に立ち向かった気がしました。


30個くらい作って極めたような気になっていましたがこの茶碗はこれから嫁ぎます。ことによれば十数年使ってくれるかも知れないのです、しかも毎朝!。

そう考えるとこれはとんでもないことに首を突っ込んでいるな・・、と思いますがもう足は洗えません。


次回の更新は 9月 1日となります


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[No.203] 鉢  価格 3000円 '20. 7. 1 up

       ( 2100 X 90 mm )


この所、近所の家庭菜園ではアッチコッチ、ジャガイモの収穫風景を目にします。

確か昨年は出かけ先から帰ってきたら玄関にたくさんのじゃが芋が置き去りになっていて驚いたことがありました。

後日、置き去りにしていってくれた方も知り喜んで数日ジャガイモパーティーを一人でした記憶もまだ新しい所です。


さて、ジャガイモ料理といったら鉢が必要でしょう。昨年は適当な鉢が無くて残念な思いをしました。

そんな事の無いように今年は鉢を用意しました。しかしまだジャガイモは玄関先におかれた形跡はありません。里芋のシーズンまで待つのも楽しいです。


次回の更新は 8月 1日となります


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[No.202] ご飯茶椀  価格 それぞれ1000円 '20. 6. 1 up

       ( 120 X 50 mm. 110 X 65 mm )


我が家の食器は全て自作品で賄ってきていることは都度お知らせしてきました。

しかしそれらは常に日常的に使う・・という使命を帯びているのです。ですから多少荒っぽく使っても十分にその強度も必要になります。

古来から民芸美術の運動が始まったときからそう言った機能美が自然と美しい食器に見えてくる。


飯茶碗を毎日使っていましたが何となく安心感が無い。ぶつけると壊れるかもしれない・・と言う不安感が伴います。

暫くは今回の茶碗と使い比べて日常食器とは何なのか探っていきます。。


次回の更新は 7月 1日となります


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[No.201] コーヒーカップ  価格 それぞれ1000円 '20. 5. 1 up

       ( 80 X 70 mm. 80 X 70 mm )


私の陶芸作品の中でこのコーヒーカップ・・というのは実に多く登場して来ます。

普通のカップや茶碗などに比較して取っ手のつける分作業性は悪くなります。そしてその取っ手が付くことで器としてのバランスは後から必然的についてくるのです。

少し数えてみただけでも100番以降これで10回目となります。


つまり、どうも出来上がった作品としての出来具合・・が不本意なのです。

思いのほか難しいというのが今の素直な気持ちです。ですからまた新たな挑戦の材料にうってつけです。


次回の更新は 6月 1日となります


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