絵画で言えばあの偉大なピカソさんには青の時代、赤の時代と言われる作風がありました。
つまりモノカラーの作風でありそれはそれで彼の当時の気持ちを端的に表現させる有効な手段であったと解説するのです。
でもどうなんでしょう、一概には納得しかねるのです。人間の創作しようとする形や色彩は極めて自由であります。
さらなる自由を陶芸の中にも羽ばたかせたいと思うこの頃です。
常に粘土と対峙するときその作ろうとする物を使う時の気持ちを込めて作り始めます。
つまり形はもとより想像した作品にはすでに色彩も施されていることが多くなってきました。
確かに陶芸の中には自然のなすがまま・・と言う部分も多分に大きい要素として存在します。
自然のなすがままと自分の意志との深い交わりを楽しむ人生でありたいと願うのです。
No.174
「三彩風ぐい呑み」 '18. 1. 1 up 価格 各1000 円 (箱なし送料込み)
( 65 mm x H 45 mm、65 mm x H 45 mm)
次回の更新は 2月 1日です