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とりあえずエンジンルーム全景。Neoのカバーは取り外してあります。
4/29(祭日)、作業は夕方から始まります。昼間はこの車で忙しく走り回ってました。
長距離走る予定のあるGWまで、作業はこの日しか出来ないので、無謀にも夕方から始めます。
走行距離は89,649kmです。
作業空間を作る為、エアクリーナ、エアダクト、エアフロ等を外します。
ファン(オルタネータ)ベルト、エアコンコンプレッサーベルト、パワステベルトを外します。
クランク角センサーをマーキングをして外します。タイミングライトは持っていないので、マーキング必須です。
タイベルカバー上半分を外します。
ファン、ラジエターシュラウド(ファンのプロペラの周りのケース)を外します。
外さないで平気かなぁ〜とか思ったけど、無理でした。
ちなみにファンとラジエターシュラウドは同時に上に引き上げます。ファンだけで抜けません。不思議です。
次に第1の難関、クランクプーリーボルトを緩めます。
サービスマニュアルによると、スターターモーターを外し、そこにリングギヤストッパーなる物をセットしてクランクシャフトを固定します。
もちろんそんなSST持っているハズも無く、買うハズも無く…。
とりあえずそのままでボルトを回してみるが、クランクシャフトはやっぱり普通に回ってしまい、緩みません。
MT車はギアを入れれば固定出来るそうですが、うちはAT車…。
なので、クランクシャフトを固定しないまま、裏技で緩めます。
クランクプーリーボルトにレンチをセットして、スターターモーターを一瞬回します。
クランクシャフトは正面から見て時計回りに回ります。
なので、図の位置にレンチをセットします。
間違えると大変な事になります。恐ろしい…。
スターターモーターを一瞬だけ回すと、バンっという音と共に緩みます。
ちなみに規定のトルクで締める事は後から考える事にします。
次に、第2の難関、クランクプーリーを外します。
サービスマニュアルによると、プーリープーラーを使って外します。
クランクプーリーの穴2箇所に長いボルトを入れ、それをプーラーで引っ張る工具です。
でもこの工具、クランクプーリー専用です。15年に1度のタイミングベルト交換の為だけに買うのはちょっと…。
で、汎用品。
以前、Y30に乗っていた時に、確かタイロットエンドを外す為に買ったような気がします。
Y30のクランクプーリーを外すのにも使った気がします。
これをセットします。
このプーラーに対してプーリーがでかい様な…。
あっっ!!!
割れてしまいました…。ちょっと、やっぱり…。
この日はショックで作業終了となりました。
あぁ、明日会社休まなきゃ…。
4/30(平日)、会社への連絡をする前にとりあえずクランクプーリーを見て考えます。
GWまで、作業日は今日しか有りません。
今更プーリープーラーを購入する時間も無いし、ギブアップして全て元に戻してディーラーに行く選択肢も考えざるを得ません。
でもやっぱり自分でやりたいのでいろいろ考えます。
で、考えた結果がコレ。
愛車モンキーで近くのホームセンターに行き、そこに有る物で考えました。
2.3mm厚の鉄の金物\40x2、M3x20mmねじセット\189、M6x50mmボルト\158
金物を適当にハンマーで曲げますx2。
そして、先程登場のプーリープーラーの両腕を取った物と、M6x50mmのボルトを挟み、M3x20mmで止めます。
M6x50mmのボルトをクランクプーリーの穴に挿し、
プーラーを締め込んでいくと、なんとっ!!
やったー成功です。プーリーは抜けました。
SST制作費\500です。
割れてるのは…、コレくらい平気でしょぉ。
問題が起きたら交換します。自作SSTを使って。
ここまでの作業で12:00。
ようやく山場を越えました。
あっ、会社に休む連絡入れてない…。
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