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2020-7-3、ステージア は170,000km。
夜、仕事から帰ってきてからキーを抜いて車から降りるとなんか後ろが赤い。
あれ?スモール着きっ放し?いやOFFになっています。
車の後ろに周るとブレーキランプがついている事が判明。
という事は…。Y30でこの現象になる原因は判っています。
ステージアも同じ構造なのですね。
フットブレーキの根本にあるスイッチの所のブッシュが粉砕してしまっていると考えられます。
そう考えながら運転席足元をみるとありました。ブッシュの破片。確定です。
ブレーキペダルの根本を見るとブッシュが無くなっていて、
スイッチは鉄板の穴を通り抜けて押されていない状態になっています。
あれ?ふたつありました。スイッチを押してみると左側がブレーキランプのスイッチでした。
右は何だろう?押してみても何もおこりません。
電気配線図で調べてみた結果、シフトロックソレノイドと直列に接続されています。
キーがONでブレーキペダルを踏んでいない状態で、
オートマのシフトノブがパーキングから動かない様にする為のスイッチでした。
あんまり必要な機能ではないんですけどね私には…。故障に気が付いていませんでした。
キーインターロックケーブルも殺したまんまな位なので。
現状ブレーキランプがつきっぱなしなので、このままではバッテリーが上がってしまう可能性があります。
うちの車はブレーキランプはLED化されていて省消費電力になっています。
しかも寒冷地仕様のうちの車は純正でバックフォグがある関係でブレーキランプは外側だけしか光りません。
ハイマウントストップランプもバックカメラとドラレコを埋め込んでいるのでありません(この年式はこれで車検通ります)。
なのでブレーキはノーマルの120Wに対して7Wしか消費していません。朝までギリギリもつ程でしょうか。
まぁでも部品が届くまで暫定対策しておく事にします。
期限の切れたクレジットカードはうちではピック(電子機器分解用)として使っているのですが、
この破片を二つ折りにして、100円ライターで使えるバーナーでマイナスドライバーの先端を炙ってカードに穴を開けて、
ねじねじを通します。
これをブレーキランプ側のスイッチ(左側)のブッシュの穴に通して止めておきます。
これでブレーキランプは消す事が出来て、とりあえず普通に使える様になりました。
部品を発注しておきます。NISSAN FAST で調べた結果、46584-5P010 でした。
最近ここで買い物したばかりなので送料が無料になる\3,500も買う物がありません。
でも部品は早く欲しいので、これだけの為に送料\500かけてしまう事にします。合計で\1,518 でした。
モノは翌々日届きました。新品(下写真上の2個)と粉砕してしまった物(下写真下)。
早速取り付け。穴に入りやすい様に予めシリコンスプレーを吹いておきます。
作業しにくい場所ですが、ブッシュを穴とスイッチの間に挟んだら穴に入っていってくれました。
修理完了。
こちら、互換品番にはなっていませんが、もしかしたら使えるんですかね?安くて良いんですけど。
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