→ パパのCROWN → クラウンひとすじ40年
KAWASAKI丸タンクZ歴約40年のあぶさんですが、クルマに関しては角が好きです。
S51年の夏以来、クラウンに乗り始めて約40年、クラウン崇拝者と言うんでしょうか?
乗り手の品格及び財力は別にして、会社ではMrクラウンと呼ばれていました。
今じゃセルシオ・レクサスがハイソ的存在ですが昭和世代のあぶさんにはクラウンこそハイソカー。
40年前にクラウンを買ったきっかけ
@行き付けのカーショップの社長のグロリア↓を借りて乗っていて高級車への憧れが生まれた。
A中古車店で4代目70系 クジラクラウン↓を物色していたが、納得いく車がなかった。
B職場で誰も乗っていない車が買いたかった。
C山〇トヨタのセールスがカリーナを売りに来た時、ムカッとした。
オレは「クラウンを買う」のだ!
クラウンを売り込まんかい!ってな訳で↑5代目MS100系 クラウン中期を購入
☆前回の 6代目 MS112クラウン 2.8Lを乗り換えた理由
ルーフのクリアー塗装がいかれてきて、塗装代を申請したら却下!買い換えることに。2.8Lは廃車に。
☆前前回の 5代目 MS106クラウン 2.6Lを乗り換えた理由
冬支度の為ジャッキをかけたら、ジャッキがフレームにめり込んだ。腐ってた。(^_^;)
この2.6Lも廃車に。一筋縄では車検の通らない車だった?
☆前前前回の 5代目 MS100クラウン 2.0Lを乗り換えた理由
新車購入1年目で単独事故。修理するもフレームの曲がりは直らず、
仕方なく(お金が貯まるまで)我慢して・・・ 中古車として売れました。
好きだった箱スカに通ずるもの
ずーっと憧れてたハコスカに変わりうる・・・モノ(今のクラウン)です。
S155 ロイヤルツーリング3.0はスポーツカー? 3リッター24バルブに文句なし!
クラウンの魅力
@トヨタにはセンチュリーと言うVIPカーがありますが、一般的にはクラウンが最高級車!
A当時でさえ、歴史あるクルマ。ブランドです。
Bモデルチェンジをしてもクラウンの統一イメージを堅持しているところ。
ゼロクラウン登場で多少イメージがかわりましたが。
クラウンのココが良い(当時からの)
@着座位置が楽。一般的な「腰を下ろす」ではなく
「腰を掛ける」的なシートの高さ。運転も楽だし、乗り降りも楽。
A親切設計・ドアロックがオン(速度応答電動式)もオフ(ドアオープナー連動)もノータッチ!
B親切設計・ウインドウ埋め込み式アンテナ。FMラジオ愛聴者には出し入れの
手間が掛からず有り硬い。アンテナを折る事もない。
Cフルコーンシールドワイパー。今や一般的ですが、当時としては凄い!
Dシート生地が最高!
Eディアルエアコン&空気清浄器、ロイヤルサルーンに標準装備
F親切設計・ライトの消し忘れが無い キーOFFで自動的に切れる。
クラウンのココが良い(今思うところの)
@何事にも自然である事。 パワステのタッチが自然。
アクセルのON・OFF時のクルマの挙動が自然。
スイッチ類の位置が自然、特にトランクオープナー位置は絶品!
A国内専用車種であるところ
当時より良くなったところ
@今のクルマは錆びなくなったね。特にS50年代のクルマの鉄は錆びやすかった。
ジャッキを掛ければ,錆でジャッキがボディにめり込んだり
走行中にマフラーが落ちたり(
Aトルコンの寿命が伸びてる。トルコンは10万キロで滑り出すのが常識で、自分も二度ほど
10万キロ時の滑りとOH(費用10万円)を経験しました。今のクルマは倍以上走れる?
Bフォーマルカーからパーソナルカーへ。庶民的(チョッと残念?)になりました。
10代目 S150系前期型クラウンの良いところ
当時のCM画像 隙のない造形に惚れました。
・クラウンならではの横格子グリル。 個性的なフォグランプ配置。(後期型で変更)
・クラウンにフロントスポイラー標準装備?的なバンパー下処理。(後期型で変更)
・前モデルからの驚異的な軽量化及びVVTiエンジンによる飛躍的燃費向上!
・スポーツ性能を高めたロイヤルツーリング、5速AT・215/60-15ポテンザRE71
マジェスタ用光沢ホイール・皮巻ハンドル・皮巻シフトノブ
クラウンオーナーの苦悩(・・・て言うか、楽しんでました)
クラウンに乗るにはそれなりの品位と財力を備えて欲しい。自分にはどちらも無かった。(^^ゞ
見栄50%、意地40%、根性10%こんなものだろうか?
それまでのギャランGTOから乗り換えて若さゆえ?全てにおいて
満足するはずも無く、タイヤ・カーコンポ・足回りと、品と風格を下げていった。
乏しい財力にしても随分と無駄遣いをしたものだ。足回り・コンポは飽きては買い換えるし
フルレカロ・ターボ装着などの大物やその他小物数知れず・・・。普通に乗っていれば乗り換えが
楽に出来るのに。確かに昔のクラウンのタイヤは貧素でした。185/80-14が標準ですから。
二十歳そこそこのお兄ちゃんが満足するはずが無い。ワイドタイヤ履かせて、その後は車高の
高さが気になり車高短に・・・さらに低く(^^ゞ
タイヤ幅はフェンダーとの隙間で決めるから当然前後で異サイズとなり、前後の入替え不可。
アライメント調整はしてもフロントの内側だけが極端に磨耗して、早めの交換となり・・・財布に厳しい。
当時はこれでも、「格好良ければ満足」してたんです。カーショップにすればカモネギ? ケケケ・・・
そんな反省を踏まえ、今の150系に関してはノーマルを貫いています。年齢的にもクラウンに
合う雰囲気?残念ながら品位と財力は今だクラウンオーナーらしからず!ってとこが悲しいね。
クラウンに永く乗る
新車を買って、次の車検前で乗り換えるなんてことは出来ません。見栄のみで乗ってるんですから無理です。
だから大事に乗らなくてはいけません。これまでの経験から永く乗るポイントを伝授。
@ボディの塗装に関しては、表面のクリアー塗装を労わりましょう。ワックスをこまめに掛けて
黒しみが出てもコンパウンドは使わない。黒シミが目立ちやすいホワイト系避けた方が良いね。
A制約は有るでしょうが、車庫に入れて紫外線や冬の霜からクルマを守りましょう。
B夏の直射日光もフロントガラスの日除け等で車内を守りましょう。
ダッシュボードやハンドルの痛みが違ってきます。
Cエンジン・駆動系に無理を掛けない。吹けを良くするには日頃からエンジンを廻して・・・等と
言いますが永く乗るには労わりが大事です。トルコンOIL・デフOIL等も定期的に交換しましょう。
クラウンの歴史=あぶさんの歴史
10代目クラウン(S150系)を買った時、自分と初代クラウンは同年齢であることを知りました。
な〜んだか愛着が増幅された感じ (^o^)丿
子供3号とS150系クラウンを同年齢にする予定だったんですが、オーダーミスで・・・大騒動?
クラウンオーナーの最後は・・・
嫁さんから、次にクルマを買い替える時は「軽トラよ!」と言われてます。
まあ、オレには似合ってると思いますが・・・淋しいものがありますね。
今のクラウンを少しでも永く乗らなければ。