屋根裏DC換気扇の紹介

我が家の屋根裏DC換気扇を紹介します

 夏季の日中に40数度にまで上昇する屋根裏の気温を下げることで室内の暑さを和らげることが屋根裏換気扇の目的です。実は屋根裏換気扇は
[屋根裏換気扇の紹介]で紹介した通り2008年9月までにDIYで設置済みになっています。しかし昼間ずっと回すと電力を食うので次第に使わなくなり、屋根裏で工事等を行う時以外はまったく使わなくなっていました。そして代わりに2012年5月に屋根上遮光ネットを設置し電力をまったく使わずに屋根裏の気温を下げられるようにしました。
 今回また屋根裏換気扇を使うことになったのは
[太陽光発電関連機器の紹介]で言いました通り、病気で毎年夏季になると張っていた屋根上遮光ネットを張れなくなったからです。ただし、せっかく減らしたCO2 をまた増やすわけには行かないので、太陽光発電で直接回せる直流(DC)化した換気扇で再登場させました。換気扇は交換しましたが、自作したダクト〜外壁に取り付けた換気扇フードまでの設備はそのまま使えるので手間暇掛けずに交換できました。ただしダクトや換気扇フードは25Cm換気扇に合わせて作ったものなので、30Cm−>25Cm変換アダプターを介して取り付けました。ちなみにこのアダプターは2010年8月に換気扇を25Cmの一般換気扇から30Cmの有圧換気扇に強化した時にDIYしたものです。導入したDC換気扇は下記です。

 

メーカー: SNAP-FAN..com
型番  : 12" SNAP FAN
羽根径 : 約 30Cm
材質  : ポリプロピレン、アルミダイキャスト
サイズ : 445 x 185 x 445mm
重量  : 6Kg






★旧AC有圧換気扇との性能比較

  以前に取付ていた30Cm有圧換気扇と性能を比較して見ました。

型 番  EFG-30SB  12" SNAP FAN
電 源   AC100V  DC 0〜35V
羽根径(Cm)     30     30
速度調節又は電圧  強    弱 DC35V DC12V
消費電力(W)  46   43  94    7
風量(m3/h) 1720 1400 2397  986
備 考    

注)消費電力と風量は静圧を0とした場合の値です。

 夏季に屋根裏換気扇を8時〜18時の1日10時間回すとした場合、従来のAC有圧換気扇では1日46x10=460Wh、1ヶ月では0.46x31=14.26KWhの電力を消費することになります。6月〜9月の4ヶ月間なら0.46x122=56.12KWhも消費することになります。これにより排出されるCO2 は6.734Kgにもなります。
 これに対して太陽光発電で回すDC換気扇なら消費する電力も排出するCO2もゼロになります。おまけに換気能力が40パーセントもアップしました。
 
従来の屋根上遮光ネットもCO排出ゼロで同様のことが 実現できていましたが、1年に2回(設置と撤去)屋根の上に登らなければならないので危険を伴ないました。危なくない仕組みを作れ避けられますが、今回のような太陽光発電を利用した方法は安くて安全な優れた方法です。