屋根裏換気扇の紹介

自作の屋根裏換気扇を紹介します



 自作の屋根裏換気扇です。石膏ボードの天井に穴を空
け、ベニア合板に木枠を取り付け、木枠に一般の換気扇
を取り付けました。


 その組み上がったものを天井の穴に取り付け塞ぎまし
た。これは屋根裏から撮った写真です。屋根が寄棟なの
でほとんど垂直な壁がないことが分かると思います


 そして外壁にも穴を空け木枠を取り付けました。


 天井のベニア合板の穴と外壁の穴を繋ぐ自作のダクトを
取り付けました。ダクトはプラスチック製の換気扇フードを
2つ使って作ったものです。またダクトを取り付ける時、外壁
の木枠との間に防虫のため比較的目の細かい金網を挟み
ました。


 外壁の穴にはステンレス製の換気扇フードを取り付けまし
た。室内への雨の侵入を防ぎながら、屋根裏の熱い空気を
室外に排出します。


 屋根裏の熱い空気を排出するにはどこからか空気を吸わ
なければなりません。このままだと外壁と内壁の間や天井の
隙間から室内の空気を吸い込むことになります。それでも良
いのですが、より効率的に屋根裏を冷やすため屋根裏に吸
気口を設けました。換気扇を取り付けた東側とは反対の西
側に間隔を空けて3つのフード付き吸気口を設けました。


 屋根裏換気扇をコントロールするための自作スイッチ
BOXです。汎用的な露出増設BOXに3つの部品を取
り付け構成しました。

 一番上:パイロットランプ付スイッチ
     (プログラムタイマーの働きで電源がONに
      なり、かつ、このスイッチがONの場合に
      だけ屋根裏換気扇に電源が供給されます。
      そして屋根裏換気扇が正常に回っている時
      にだけ赤いパイロットランプが点灯します)

 中央 :コンセント
     (ここに屋根裏換気扇の電源プラグを刺します)

 一番下:抜け止めコンセント
        (プログラムタイマーの電源を刺します。プログ
         ラムタイマー上面に付いているメスプラグには
         BOX内部に繋がるオスプラグを刺します。
         これとは別にBOX下部からオスプラグ付き
         電源コードが出ており、これをエコワットに
         接続します。これにより屋根裏換気扇で使用
         した電力量が測定できます)

 以上の設備により真夏には最高40度C以上にもなる屋根裏
の温度を大幅に下げることができ、2階の3つの部屋を涼しく
することができます。


著作権情報
最終更新日 : 2010/05/24.