コンピュータ室   2006年分

コンピュータ関連の話をします。

2006/09/25 LANをGigabitにアップグレード
2006/09/25 ディスプレイ切換器を電子式にアップグレード
2006/09/25 FDDを3モードにアップグレード
2006/09/25 DOS/V機の動作不安定とマルチOSブートツールのアップグレード
2006/09/25 98もSATA化できる望みが出て来た
2006/08/03 ふえ太郎のスロットがふえたろう
2006/08/03 ふえ太郎ハーフでGF4MX440SEが動作
2006/08/03 Bフレッツ光電話付きが開通
2006/07/17 自作機に超マルチファンクションカードを導入
2006/07/17 初めてのマザーボード交換作業は
2006/07/17 ついでにハードディスク冷却対策
2006/07/17 既存のIDE:200GBは録画用に
2006/07/17 背面の6Cmケースファン復活
2006/04/04 Cバス基板の再改造(Ver.2)
2006/04/04 Ra43とCHANPONZERO3の故障
2006/04/04 心に穴が空き「ふえ太郎ハーフ」の導入を決意
2006/04/04 ふえ太郎ハーフの接続
2006/04/04 ふえ太郎ハーフの起動
2006/04/04 ふえ太郎ハーフではブリッジ付マルチファンクションカードも動作
2006/04/04 ふえ太郎ハーフの騒音対策
2006/04/04 ふえ太郎ハーフの導入後の感想と今後


2006/09/25 (月) 晴れ                  ページ先頭↑

LANをGigabitにアップグレード

 という訳でPC−9821に加え、マザーボード交換によりDOS/V機にも
GigabitLANインタフェースが装備されたので、GigabitLAN
に移行することにしました。つまりスイッチングHUBもGigabit対応の
ものにすることでGigabitLANにアップグレードしました。
 Bフレッツによるインターネットは100Mbpsまでですが、家庭内のこの
LANは100Mbps−>1000Mbpsでスピードアップしました。イン
ターネットも100BASE−TXのLAN経由の時よりも速くなったのではな
いかと思います。つまりLANの遅さに起因するインターネットの速度低下は起
こらないと考えられるからです。パソコンを直接ルータに繋いだ場合と比べ遜色
のないパフォーマンスが得られるということです。実際はどうなのかは分かりま
せんが、パソコンにせっかくGigabitLANの機能が備わったのでこれを
生かしたというわけです。私が導入したGigabit対応スイッチングHUB
は下記のものです。



BUFFALO LSW2-GT-5NSR(下)とシグマAPOシステム LS21V(上)


ディスプレイ切換器を電子式にアップグレード       ページ先頭↑

 私はパソコンを複数台(以前は3台、今は2台)使うユーザーなので1台の液
晶ディスプレイを切り換えて使っています。これまでは機械式のロータリースイ
ッチの3回路のディスプレイ切換器を使って来ましたが、接点の接触不良で画面
がチラ付いたり、色相が変わったり、暗く表示されたり具合が悪く、長年不便な
思いをして来ました。それでいつかは買い替えたいと思っておりました。
 ところが最近になりDOS/V機をDVDレコーダとして使うようになってか
ら思いもかけないトラブルに遭遇しました。予約した番組が録画されていなかっ
たのです。調べた結果、このマシン(BIOS)はディスプレイが繋がっていな
いと起動できない仕組みになっていたからでした。そこで思い付いたのがCPU
切換器でした。CPU切換器に繋いだパソコンはスイッチにより選択されていな
い場合でもエミュレーション信号が送られるので、あたかもディスプレイが繋が
っているように動作するからです。画面のチラツキは我慢できますが、この問題
は無視できません。録画予約をしている時だけディスプレイ切換器のスイッチを
DOS/V機側にして置かなければならないのでは使いものになりません。とい
うわけでCPU切換器を使わなければならないやむにやまれぬ理由が加わり、導
入に踏み切った次第です。
 各メーカーの切換器を検討した結果、ラトックシステムのCPU切換器が良い
という結論に達しました。理由は下記の通りです。

・非選択パソコンにも接続信号が送られるのでマシンの起動ができること
・電源はPS/2端子から取るのでACアダプタ不要であること(省エネになる)
・画面が2048x1536までの高解像度に対応していること
・オートスキャン機能があること(約10秒間隔でパソコンが自動的に切り替わる)
・価格が手頃であること

ラトックシステムのCPU切換器にはほとんどこの機能が備わっていますが、そ
の中から私が必要とする最低限の機能を持った次のCPU切換器に決めました。



ラトックシステム REX-220(上)とU2-DK1(下)

CPU2台用でRGB端子、PS/2キーボード、PS/2マウス対応というシ
ンプルで古い仕様のものですが、現在の私のマシン環境にはマッチしていたから
です。パソコン2台と言ってもPC−9821とDOS/V機の組み合わせで、
キーボードとマウスは2つづつ持っているので共用する必要性はないし、またキ
ーボードは共用できないし、ディスプレイだけ切り換えられれば良かったからで
す。将来のことも考えてCPU4台用でDVI端子やUSBやオーディオ端子も
装備の切換器という道もありましたが、これからのことは分らないし無駄になる
かも知れないので、取りあえず現状の必要性を満たす最低限のものに決めました。
 ただし、PC−9821には対応していないので少し工夫が必要でした。この
切換器は電源をPS/2キーボード端子から取りますが、PC−9821には
PS/2端子がないからです。そこで思い付いたのがUSB−>PS/2変換ケ
ーブルの使用でした。PS/2キーボードだけUSBに変換するケーブルもあり
ましたが、将来の流用も考えてPS/2キーボードとPS/2マウスの両端子を
USBに変換するケーブルを購入しました。この手の物は各メーカーから発売さ
れていますが、たまたま近くのパソコンショップで安く売られていたのでこれに
決めました。



サンワサプライ USB-CVPS2

これによりPC−9821側からもCPU切換器に電源を供給できるようになり
DOS/V機の電源が入っていない場合でもPC−9821が使えるようになり
ました。ここでCPU切換器のスイッチをPC−9821側に切り換えた場合に
PS/2キーボードがUSBインタフェースを介してPC−9821側に繋がり
ますが、使わないし邪魔なのでデバイスマネージャで使用不可に設定しました。
これによりCPU切換器に対応していないPC−9821を繋いだ場合でも全て
の機能が利用できるようになりました。

P.S.パソコンの切り換えはホットキー(ScrollLock-ScrollLock-PC番号)で
    もできるし、2台同時に使っている時はオートスキャン機能があるので
    便利です。勿論、スイッチの接触不良による画面のチラツキ等の不具合
    もなくなったので快適そのものです。


FDDを3モードにアップグレード            ページ先頭↑

 DOS/V機のFDDはこれまで最初に自作機を組んだ時の2モードの物を使
って来ましたが、ずっと以前から3モードにアップグレードしたいと思っていま
した。パソコン関係の買い物に行ったついでに見てはいましたが、具体的にどの
メーカーの物にするかまでは考えていませんでした。ただ、玄人志向の物が二千
円弱と安かったので目には留まっていました。しかしいざ買う段階になってから
調べた結果、この玄人志向の物はドライバは自分で調達しなければならず、それ
は難しく実現しそうにありませんでした。それで以前から地元のパソコンショッ
プて目に留まっていたオウルテックのFDD3モードキットに決めました。
 このFDD3モードキットにはFDD本体(ミツミのFD−35C)の他にコ
ントロール基板とドライバディスクが同梱されていました。勿論、説明書も同梱
されていましたが、これがコピー機でコピーした物らしく不鮮明で説明写真が良
く見えませんでした。そこでWebから検索しカラーで鮮明な説明書を入手しま
した。しかし説明を読んだところ3モード化に必要なコントロール基板はFDD
ケーブルのBドライブ側のコネクタに取付けることが分かり、家中を探しました
が2ドライブ用のFDDケーブルはありませんでした。考えて見ればそれはそう
です。DOS/V機を初めて購入した時代は既にハードディスクの時代となって
おり、FDDが2ドライブある機種は余りありませんでしたから。昔、何台も使
った98はFDDが2ドライブありましたが、DOS/V用のFDDケーブルと
は仕様が異なるのであっても使えません。そこでまたWebで検索。流通量(種
類や扱い店)は極めて少ないことが分かったので、確実に手に入れられる秋葉原
へ行って購入しました。(秋葉原でも取り扱い店は少ないので注意が必要)
 これによりやっと物が揃いセットアップ作業に取り掛かりました。この機種(
マザーボード)は3モードに対応していない機種なのでFDDのフラットケーブ
ルの1番と2番の線のカットが必要でしたが、特にトラブルもなくFDDの3モ
ード化に成功しました。説明書にはWinXPには対応していないと記されてい
ましたが、Win2000と同様の方法でドライバを組み込んだところ正常に動
作しました。ただし、1.2MBと1.25MBのフォーマットはできません。
逆にWin2000ではエクスプロラーから720KB、1.2MB、1.25
MB、1.44MBの全てのフォーマットができます。また、Win9Xについ
ては、附属のFORMAT12.EXEにより1.25MBのフォーマットがで
きます。

P.S.ただしWin2000/XPに関してはドライブレターが変になります。
    エクスプローラ上、Win2000で「5.25インチFDD(B:)」、Win
    XPで「ローカルディスク(B:)」という余計な表示が増え、これを選択
    するとハングアップしてしまいます。それでデバイスマネージャで片方
    のFDDを無効に設定することで選択できないようにしています。
    
    オウルテックのFDD3モードキットを購入後、Webで探したらデバ
    イスドライバを組み込むだけで3モードになるというTOMCATの
    FDDの存在を知り、「失敗した」と思いましたが、ATAPI接続の
    MOとの併用はできないとのただし書きがあるのを見つけ、「やはりこ
    れにして良かった」と気を取り直しました。


DOS/V機の動作不安定とマルチOSブートツールのアップグレード ページ先頭↑

 オンラインソフトを公開している関係でテストできるよう全OSの環境を保持
しています。現在はPC−9821についてはWin98SE、Win2000、
DOS/V機についてはWin98SE、WinMe、Win2000、Win
XPの各OS環境を保持しています。PC−9821についてはハードディスク
メニューで切り換えることができますが、DOS/V機にはこれがないのでマル
チOSブートツールを使っています。これまでシステムコマンダー2、システム
コマンダー4、システムコマンダー2000(Ver.6)と使って来ました。
システムコマンダー2000はWinXPには対応していませんでしたが、Win
2000として認識され一応不自由はなかったのでバージョンアップはせずその
まま使って来ました。ところが最近になりDOS/V機の動作が不安定となり、
原因が特定できず、復旧させるのに四苦八苦しておりました。ハードディスクの
不良の可能性もありましたが、システムコマンダーのバージョンが古いので
BigDriveに対応していないことが原因の可能性もありました。システム
コマンダーからの変な警告メッセージ(パーティションテーブルの領域が重なっ
ているとか何とかいう)も出ていましたし、今後、ハードディスクは益々大容量
化するので、いずれ必要になると考えバージョンアップすることを決めました。
 ということで先頃、最新バージョンのシステムコマンダー8にバージョンアッ
プ致しました。偶然の一致か面白いことにこれまで使って来たシステムコマンダ
ーは2、4、6、8となり、ピッタリ一つ置きになりました。(^_^;)



システムコマンダー8のパーティション操作画面

 それでその問題の動作不安定の原因は何だったのか。温度が上がると調子が悪
くなるようにも見えたので、過熱してハードディスクの電子回路が誤動作するか
らではないか。まだハードディスククーラーを付けていなかった時期の夏の暑い
部屋で使った時期があった。この時に壊れたのではないかなどと考え、これはも
うハードディスクを交換して試して見るよりないと考えました。それで同一容量
のシリアルATAハードディスク(今度のは3Gbpsの奴)に交換して見まし
た。そうしたら何と嘘のよう調子が良くなりました。全OSが小気味良く動くよ
うになりました。動作が不安定で異常に遅かったのはハードディスクのI/Oエ
ラーが発生し何度も何度もリトライしていたからでした。
 で、そのハードディスクはどのような不具合だったのか。新しいハードディス
クを使って復旧させた後の取り組みで分りました。ハードディスクのメーカーで
あるMaxstorから「PowerMax」というハードディスク初期化ツー
ルが提供されており、これを使ってフォーマットしたら新品同様に直りました。

P.S.結果的に短期的には無駄になった面もありますが、長期的には役に立つ
    ことと思います。それからパソコンというものはトラブルがあると勉強
    になるものです。問題を解決する過程で学ぶからです。必死に考え苦し
    むから身につくものがあるからです。それにしてもハードディスクが根
    本的に駄目になったのは今回が初めてでした。PC−9821では経験
    がありましたが。


98もSATA化できる望みが出て来た          ページ先頭↑

 Web検索していたらNECエレクトロニクスがSATAのコントロールチッ
プを開発していて、これを使用すればこれまでATAPI接続だった周辺機器が
低コストでSATA化できるようです。今現在は唯一プレクスターがSATA接
続のDVD−R/RWドライブを発売しているだけですが、後1、2年もすると
ほとんどのATAPI機器がSATA化することになりそうです。
 ということはPCIスロットに空きがないPC−9821もSATA化できる
望みが出て来たことになります。ATAPI機器が動かないという心配をせずに
SATAインタフェースだけを導入すれば良くなるからです。例えば玄人志向の
SATA4P-PCIなどのインタフェースです。




2006/08/03 (木) 晴れ                  ページ先頭↑

ふえ太郎のスロットがふえたろう

 3月に導入したふえ太郎ハーフはその後も安定動作しています。回転数可変の
ケースファンに交換し、あれからずっと回転数を落とし静かに暮らしていました
が、夏になりかなり熱を持つようになったため、最近は回転数MAXで使ってい
ます。また熱対策のためRa43本体とは5〜10Cm位離して置いています。
今のところこれで特に問題は出ていません。
 そういうわけで動作には何ら問題はないのですが、使っているスゴイカード(
SGCー52UFG)が拡張ブラケット(SGC−PLS4)も取り付けると2
スロットも占有してしまい、PCIスロットが4つあるのに実質3スロット分し
か使えないという不都合が出ていました。スゴイカードがせっかく1カードで3
つの機能(USB,IEEE1394,GigabitLAN)を持っているの
に、2スロット使ってしまうのでは意味がありません。USBはスゴイカード本
体の2つだけではとても足りず、拡張ブラケットの3つと合わせた5つは最低欲
しいので、この問題は避けて通れません。
 そこで思い付いたのがPCIスロットの増設です。ふえ太郎ハーフの内部を見
ると分かるのですが、実は5スロット分のフラケット受けがあり、一番端のブラ
ケット受けはホストカードと接続するためのケーブル2本の通り道として使われ
ています。普通のよりやや幅の広いブラケットに楕円形の穴が開けられ、ここを
ケーブル2本が通るように作られています。私はここに目を付けました。このブ
ラケット受けの隣に同一の形状の穴を開けここへホストカード接続ケーブルを通
すブラケットを取り付け、空いたブラケット受けにスゴスカードの拡張ブラケッ
トを取り付けられるように改造しました。(下記写真)



       増設前



       増設後



       増設後の内部

P.S.だから、ふえ太郎のスロットがふえたろう。(^_^;)


ふえ太郎ハーフでGF4MX440SEが動作          ページ先頭↑

 私も購入前はふえ太郎ハーフがどこまで使えるのか確信が持てませんでした。
先に導入している人の報告から動くことが確かめられているものもありましたが、
それは極一部のもので、他のものはほとんど分りませんでした。しかし他には道
がありません。これまで長年ノウハウを集めコストと手間暇を掛けて進歩させて
来たものを、たまたまCHANPONZERO3が壊れたために、何もかも捨て
て突然止めることなどできません。このまま98道を終わらせたくないという気
持ちから一か八かふえ太郎ハーフに懸けることにしたわけです。
 その結果は期待以上でした。ブリッシ付きのマルチファンクションカードまで
もが動きましたから。SGC−52UFGのことです。それからGAはWGP−
FX16Nが動くので、Win98SEをメインOSとする私にとっては申し分
ありませんでした。後、おまけにGV−BCTV4/PCIも動きましたし。
 ところが一つだけ深刻な問題が解決できないでいました。Win2000を起
動した場合のWGP−FX16Nの動作です。インストールするとデジタル署名
のあるマイクロソフト標準の「3Dfx Interactive, Inc. Banshee」というドライ
バが組み込まれるのですが、どうも動作に不具合があるのです。起動時のログイ
ン画面が縞々模様の中で表示内容が読めなかったり、特定のアイコンや「最小化
」「最大化」「閉じる」のボタンの部分の表示が真っ黒になりどこがボタンか判
別できなくなったり、動作が不安定になりマウスカーソルが制御できなくなった
り等の不具合です。メインOSのWin98SEでは終了時に「電源を切れる状
態にする」を選ぶと「Windowsを終了しています...」の画面で固まって
しまうので、手動で電源を切らなければなりませんが、他には特に問題はありま
せん。Win2000でWGP−FX16Nを使用した場合だけの問題です。
 そこで再びふえ太郎ハーフの可能性を試して見ることにしました。AT互換機
用のVGAカードの中から次のものの中古を手に入れ試して見ました。

ELSA GLADIAC 517SE PCI 64MB
(GeForce4 MX440−SE)

前項の改造でちょうどふえ太郎ハーフのPCIスロットが一つ空いたのでここへ
刺しました。9821だからふえ太郎だからと言って特別な対応は行ないません
でした。普通、本体のPCIスロットへ刺す場合にはGAのBIOSを書き換え
て無効にする必要がありますが、ふえ太郎ハーフは2段ブリッジなのでその必要
もないからです。そのままマシンを起動しました。CHACHAがいつもは3行
の設定メッセージを表示するところ、倍の6行のメッセージを表示したので、「
これはELSAの分が処理されたな」と思いつつWin2000が起動されるの
を待ちました。後はプラグ&プレイが働き通常のデバイスと同様の方法でドライ
バを組み込むことができました。動作もスムースですべてが正常に機能しました。
お陰でWin2000が安定動作するようになりました。
 他の方のこれまでの動作報告ではふえ太郎ではWGP−FX16N以外、AT
互換機用のGAやGA−VDB16/PCI等などことごとく動作しないとの報
告が上がっていましたが、この実験で本体スロットやCHANPONZEROで
動くAT互換機用のGAがふえ太郎でも動く可能性があることが確かめられまし
た。この分で行くとGeForce FX5200も動くことが確実です。これ
はまりもさん作のCHACHAの改良により実現したものと思われます。特にバ
ージョン1.8からの改良です。ふえ太郎ハーフにATA133やSATAの
BIOS搭載カードを刺してブートさせることはできませんが、その他について
ブリッシ付きマルチファンクションカードまでもが動く万能PCI拡張ボックス
と言って良いと思います。

【現在のふえ太郎ハーフの構成】

増設したブラケット受け  System Talks   SGC-PLS4  スゴイカードの拡張ブラケット
     PCI#1  System Talks   SGC-52UFG  スゴイカード USB2.0+IEEE1394+Gbit LAN 
     PCI#2  I-O DATA  GV-BCTV4  TVチューナ&ビデオキャプチャカード
     PCI#3  ELSA   GLADIAC 517SE   グラフィックアクセラレータ
     PCI#4  BUFFALO  WGP-FX16N   グラフィックアクセラレータ


P.S.ELSAのGeForce4 MX440−SEはファンレスなのです
    が、ふえ太郎ハーフの強力なファンで冷やしているので現在の33.8
    度Cの室温の中でも大丈夫です。

    CHACHA1.96は私の環境では正常に動作しません。以前のバー
    ジョンを使った方が良いです。


Bフレッツ光電話付きが開通                ページ先頭↑

 2004年4月15日にフレッツADSLを導入してから2年4カ月が経ちま
したが、とうとう私の家も光ファイバーになりました。7月31日にBフレッツ
を導入しました。インターネットで映画を観る必要もないし、まだ後でも良かっ
たのですが、電話セールスがあり、通信料(プロバイダ料電話代含む)が幾分安
くなるし、インターネットも速くなるし、断る理由がないので思い切って導入す
ることにしました。電話機能に不都合が出るのではないかという心配もありまし
たが、導入して見たら却って良くなりました。
 ルータに電話端子が2個付いていて、そこへFAX(コードレス子機2台付き
)と古い有線電話を接続して使うようにしたところ、FAX側と有線電話との間
で内線通話ができるようになったり、掛かってきた電話を相互に回せるようにな
ったからです。これまで有線電話はIP電話として使っていましたが、FAX側
との内線通話ができないので不便でした。またコードレスホン同士の通話はトラ
ンシーバ方式なので不便で使えなかったからです。光電話を導入したらデジタル
コードレスのFAXか電話を買わなければならなくなるかとも思っていましたが、
そういうわけで何も買う必要がなく便利に使っています。(全国どこでも3分8
.4円はIP電話と同じ)
 それから光になりやはりインターネットが速くなりました。これ程速くなると
は思いませんでした。フレッツADSLでは40M回線の契約なのに実効下りで
2.4Mしか出ていませんでしたが、光になったら80M以上出るようになりま
したから。近所でも光を導入する家庭が増えています。それはそうですよね。電
話が日本全国どこでも3分8.4円で掛けられるようになるので導入しないと損
しますから。


2006/07/17 (月) 雨後曇り後雨

自作機に超マルチファンクションカードを導入        
ページ先頭↑

 9821(Ra43)ではコストを掛けSATA化に取り組みましたが、残念
ながら使えないという結論に達しました。Silicon Image社のSATAボードで
はATAPI機器が正常に動かなかったからです。PCIスロットに余裕があれ
ばPATA(UIDE−133/98−A)との併用ができるのでSATAの導
入も可能だったのですが、何せ9821ですからそれも適いませんでした。
 ならばこの欲求不満を自作DOS/V機で晴らそうと新たな取り組みを行ない
ました。その9821で駄目だったSATAボードの流用も試みましたが、オン
ボードATA100やAEC−6280の存在を無視してブート権を取ってしま
い、かつSATAからブートさせようとしてもハングアップする現象が見られた
ので諦めました。それで仕方なく別の方法を考えました。色々検討した結果、コ
スト的にも機能的にもマザーボードを交換するのが一番良いという結論に達しま
した。これまで自作機は「AOpen」と呼んでいたようにケースも電源もマザ
ーボードもVGAカードもAOpen社製で固めていましたが、今回は他社のマ
ザーボードを選びました。AOpen社に要件を満たすものがあればAOpen
社製でも良かったのですが、あいにくなかったので他社のマザーボードにしまし
た。正に理想的なマザーボードが見つかりました。ASUS P4P800−E
 Deluxeです。調べている内に分りましたが、これは相当な人気商品のよ
うです。コストパフォーマンスが非常に良いのです。下記がその特長であり、私
が選んだ理由です。

【ASUS P4P800−E Deluxeの特長】

1.CPUがSocket478 Pentium 4
  (CT−479の使用でPentium Mの使用も可能)

2.FSBが最新の800MHzをサポートしていながら従来の533/400
  MHzもサポートしている。

3.メモリが最新のPC3200をサポートしていながら従来のPC2700/
  PC2100もサポートしている。

4.AGPが最新のAGP8X対応で従来のAGP4Xも使用できる。

5.[SATA+ATA100]+[SATA+ATA133]のダブル統合環境
  (ATA100ではATAPI機器が使用できる)

6.USB2.0x8ポート装備

7.IEEE1394x2ポート装備

8.Marvell Gigabit LAN搭載

9.Realtek ALC850 8chオーディオ搭載

10.価格が手頃

 P4P800−E Deluxeには他にも多くの特長がありますが、私が選
ぶ理由になった特長は以上の通りです。何と言っても最新仕様を備えていながら
下位互換性も持っていたことが決め手となりました。CPU(2.0AGHz/
FSB400MHz)もメモリ(PC2700 512MB)もVGAカード(
AGP4X)も買い替えずにそのまま使用できたので助かりました。アップグレ
ードの切っ掛けとなったSATAも使用できるようになったので、9821では
使えず遊んでいた6L160MOも使えるようになりましたし、IEEE139
4やGigabit LANも搭載しているのでPCIスロットを使わずに装備
できました。それからATA133やサウンドも満足できるものが搭載されてい
るので、AEC−6280や複数スロットを占有していたAudigyも外すこ
とができ、4スロットもの空きができました。かつCPUやメモリやVGAカー
ドには今後の拡張性を持たせることができました。









・PCIスロットの右側から2番目がGV−MVP/RX2
・I−Oパネルの右隣がAOpen GF4MX440−V64
・その右隣がP4P800−E Deluxeに付属している
 2ポートUSB+GAMEモジュール


P.S.何か騙したような題名になりましたが、マザーボードを特別な部品と考
    えなければ「超マルチファンクションカード」と言えるのではないでし
    ょうか。SATA+ATA133+USB2.0+IEEE1394+
    +Gigabit LAN+8chサウンド・・・


初めてのマザーボード交換作業は              ページ先頭↑

 自作機を組んでから初めてのマザーボード交換となりましたが、これこそが自
作機のメリットだと実感できました。拡張性に限界がないのです。マザーボード
を交換すればまったく別のマシンになってしまうのです。それでいて周辺機器は
そのまま使えて。
 初めてのマザーボード交換だったので不安もありましたが、一つ一つ手順を踏
んで行くとできるものです。同じATXでも以前のAX4G Proより奥行き
がネジ間隔一つ分長く、少してこずる場面もありましたが、ケースにはちゃんと
ネジ穴が空いていたので止められました。奥行きが長くなったので5インチベイ
や3.5インチベイとスペースが干渉する問題も置きましたが、工夫してクリア
ーしました。
 CPUの差し替えでは危ない場面もありました。CPUクーラーのクランプの
着脱が仕組みが良くないため確実にできず、CPUのピンを何本も曲げてしまい、
細かいので真っすぐ直すのにてこずりました。「もしかしてピンを折ってしまい
CPUが使えなくなるのではないか」という嫌なことを考えながら作業をしてい
ましたが、最終的には上手く新マザーボードに刺さり、正常に動作させることが
できました。これが今回のマザーボード交換での最大の危機でした。



左手前の電源の右側にあるのがCPUクーラー


ついでにハードディスク冷却対策             ページ先頭↑

 後、3.5インチベイのシャドウ部に取り付けていたハードディスク(今回、
SATA対応の6L160MOに交換)はマザーボードのATA100のコネク
タとスペースが干渉したり、かなり熱を持ち、この場所では冷却できないので、
5インチベイに移すことにしました。5インチベイ3つの内の最下段に取り付け
てあった1.3GMOを外し、ハードディスクを取り付けました。外した1.3
GMOは3.5インチベイのフロッピーの隣に取り付けました。それでハードデ
ィスクを取り付けた5インチベイ最下段には40mmファン3機搭載のハードデ
ィスククーラーも取り付けました。これでハードディスクは夏バテせずに元気に
暮らせます。(^_^;)
 しかし、この作業は大変でした。デスクトップ型ケースなので5インチベイの
奥行きに余裕がないからです。リムーバブルケースとDVD−RAMを取り付け
ている最上段と中段はまだ良いのですが、最下段の奥行きにはまったく余裕がな
いからです。市販のハードディスクマウンタではハードディスクがマザーボード
右手前にあるFDDコネクタとぶつかり収まらないからです。仕方ないのでマウ
ンタを自作しました。ハードディスクをベイの中央から1Cm位右にずらして取
り付けられるマウンタを作りました。壊れたRa43の5インチベイ用マウンタ
を奥行きが10Cm位になるように切り、ハードディスク取り付け穴を右に1C
m位ずらしたところに空けて作りました。



ハードディスククーラー 上段 ラトックシステム  IDE−MDK1
ValueWave   中段 I−O DATA  DVR−ABM16A
  HD-200      下段 ValueWave HD-200(中に6L160MO)

既存のIDE:200GBは録画用に              ページ先頭↑

 今回はハードディスクのSATA化がメインテーマだったので、メインのハー
ドディスクをSATA対応の6L160MOに替えました。それでこれまでメイ
ンだったATA133対応の6B200P0はDVDレコーダの録画用に回しま
した。取り付けるスロットがないのでラトックのIDE内蔵リムーバブルケース
に取り付けました。これまでIDE内蔵リムーバブルケースはバックアップ専用
でしたが、今後は録画用との兼用になります。


背面の6Cmケースファン復活                ページ先頭↑

 自作機を組んだ当初取り付けていた背面の6Cmケースファンを復活させまし
た。CPUのすぐ後側にある。これはCPUファンが出す熱を外に逃がすための
ものだったのですね。9821もやるし、ソフト開発などで忙しくて時間がなく
これまで気付きませんでしたが。



P.S.何だかんだでこのデスクトップ型ケースが持つ5インチベイ3つと
    3.5インチベイ2つが塞がりました。後、3.5インチベイにはもう
    一つシャドウベイがありますが、そんなわけでATA100コネクタと
    の干渉や熱対策のため使えなくなったのでベイをすべて使い切ったこと
    になりました。デスクトップ型としては最大のこのケースでちょうど良
    く、これにして良かったと思います。


2006/04/04 (火) 快晴                 ページ先頭↑

Cバス基板の再改造(Ver.2)

 「2005/12/20 GV−BCTV4絡みでMate−X PCMの復活とCバス
基板の改造」で作ったCバス基板(Cバスライザカードと言った方が適切かな)
ですが、ある日見たらハンダ付けが取れていました。ゴチャゴチャやっている内
に何かが触れて取れてしまったのだと思います。基板の小さな端子へのハンダ付
けだし、直してもまた取れてしまうと考え作り直しました。今度は大丈夫。




Ra43とCHANPONZERO3の故障        ページ先頭↑
 
 CHANPONZERO3の頑丈な新フレームもでき、これからというところ
だったのですが、不運にもRa43が故障し、続いてCHANPONZERO3
も故障してしまいました。Ra43/PZに買い替え、システムが無事復旧でき
たところだったのですが、今度はCHANPONZERO3も故障してしまいま
した。CHANPONZERO3は最初は動作が不安定で時々認識されなくなる
程度だったのですが、最後にはまったく認識されなくなり、故障したのだと分り
ました。


心に穴が空き「ふえ太郎ハーフ」の導入を決意       ページ先頭↑

 CHANPONZERO3はもう手に入らないので、本体スロットにUIDE
−133/98−AとSGC−52UFG2だけで諦め、頃合いを見計らって
T98_Nextも使ってDOS/V機に移行しようと思いつつ、しばらくグラ
フィックの超遅い98でのパソコンライフを続けました。しかし、何か物足りな
く心にポッカリ穴が空いたようで、ちょっとオーバーかも知れませんが、生きる
目的を失ってしまったような感じでした。
 1986年11月に初めて98(PC-9821UV2)を買って以来、お金と暇を掛け
てやって来たことは何だったのか。特に4年位前からはWebから得た情報によ
りハードウェアのアップグレードにかつてない程力を入れてやって来ました。
CHANPONZERO3が壊れたからと言って、一夜で諦め捨て去ることなど
できません。
 それでアップグードのもう一つの道について模索を始めました。以前にも検討
したことのある「ふえ太郎」の導入を考え始めました。Webから技術情報を集
め、使えるのか使えないのか、どこまでできるのかを調べ始めました。Win
98SEでは良いが、Win2000では使えないという報告もあったがどうな
のか。騒音が酷かったり、ノイズが出てテレビ画面に影響するなどのマイナス面
もあるという報告も上がっていたが、それでも使えるか等々、毎日詳細に検討し
ました。
 そんな中で以前にはなかったふえ太郎ハーフ(LPCI-EB-4H)なるものが発売さ
れていることを知りました。従来のふえ太郎は柄が大きく置き場所に困る。高さ
も奥行きもあるので、Ra43の左隣に置いている液晶モニタとスペースが重な
るからです。ふえ太郎ハーフなら高さもRa43よりやや高い程度で、奥行きも
従来の6割程度なので液晶モニタの後ろ側にコンパクトに置ける。それに電源を
内蔵していない分、騒音やノイズも少ないのではないかという期待もありました。
ただ、一つだけ気がかりだったのは、ホストコンピュータ接続カードがロープロ
ファイル仕様になっていることでした。本体は98なので、当然ロープロファイ
ル仕様ではないので、このままでは使用できません。メーカー等に問い合わせて
も通常仕様のブラケットはないと言われたので、面倒だが自作するよりないと思
いました。しかしこれは枝葉のこと。使えるものなら良いと考えました。それか
ら当然、値段が張るという万人共通の問題もありました。しかし、これについて
はローンの分割回数を増やすことで対応しようと考えました。それからWin
2000では使えないかも知れないという心配もありましたが、Win98SE
が私のメインOSであるということもあり、とうとう購入に踏み切りました。

ふえ太郎ハーフ(LPCI-EB-4H)のカタログ


ふえ太郎ハーフの接続                  ページ先頭↑

 販売店は在庫を置かず2週間掛かりましたが、とうとうふえ太郎ハーフを手に
入れました。まず、最初にやることはPCIブラケットを作ること。これをやら
ないと始まらない。帰りの電車の中でそのことを考えていました。そして帰宅し
て箱を開けました。すると以外なことが待ち受けていました。ノーマルサイズの
PCIブラケットが同梱されているではないですか。面倒な作業をする必要がな
くなりました。それでまずPCIブラケットを付け替えました。そしてRa43
への接続。しかし以外なことにふえ太郎ハーフ本体の背面には太いケーブルが2
本出ており、それぞれの先にはSCSIのハーフピッチのような形状のコネクタ
が付いていました。そしてホストコンピュータ接続カードのブラケットにも同じ
くコネクタが2つ付いていました。取説は一切入っていないので(まるで玄人志
向)どっちをどっちに繋ぐのかが分りませんでした。逆に繋げば壊れることは想
像できたので、すぐにメーカーに問い合わせました。メーカーによると本体とホ
ストコンピュータ接続カードに緑色と黄色のシールが貼ってあるとのこと。しか
し、どこにも見当たらないので、そのことを言うと新たな説明があり、言われる
ままに調べると本体側についてはケース蓋を外し、ケース内を良く見ると貼って
あるのが分りました。(本当はケース背面にも貼ってあるはずのものらしいです
が?)次にホストコンピュータ接続カード側はどっちがどっちなのか。聞くと、
結局、右が緑で左が黄色だということが分りました。後から気付きましたが、本
体から出ているケーブル2本の内の片方のケーブルのコネクタ側面にだけは黄色
く丸いシールが貼ってありました。もう片方のシールは脱落したのか、それとも
片方だけで用が足りるからか。(いや、それはないと思いますが)後で分りまし
たが、ロープロファイルブラケットには2つともシールが貼ってありました。最
初にノーマルブラケットに付け替えてしまったので気付かなかったのです。結果
的にこれらの情報をすべて繋ぎ合わせると、一応、正しい接続方法に辿り着きま
すが、分かり難いことには変わりありません。これも玄人志向ということなので
しょうか。(^_^;)


ふえ太郎の正面。右がRa43、左が撮影のためどけた液晶モニタ


写真は先行してPCIカードを4つとも刺した段階のものになっていますが


ふえ太郎ハーフの起動                  ページ先頭↑

 ふえ太郎ハーフの接続が終わり、期待に胸膨らませるながらRa43の電源を
投入。320MBまでのメモリカンウトがスタート。そしてUIDE−133/
98−Aのデバイススキャン画面が表示され、続いてP698ACC.BINが
ロードされ、Windows98SEの起動が始まりました。
 ログインするとプラグ&プレイでPCI−to−PCIブリッジが2つ組み込
まれたのでデバイスマネージャで確認。一つ目は正常に組み込まれていましたが
2つ目には?マークが付いていました。プロパティのデバイスの状態を見たらリ
ソース不足が原因とのメッセージがありました。それでリブートしてDOSプロ
ンプトから外していたCHACHA1.92を組込み、再びWindows98
SEを起動。今度は2つ目のPCI−to−PCIブリッジも正常になりました。
念のためPCISETUPで確認したところ、ふえ太郎ハーフのホストコンピュ
ータ接続カードを刺したPCI#1は「空」表示されていました。以前に得たふ
え太郎情報と一致していましたが、これまでのところ動作自体は正常なので次に
進みました。
 次にふえ太郎ハーフのPCI#1にWGP−FX16Nを刺し起動。プラグ&
プレイからの促進メッセージに従いドライバを組込み、リブートで正常に組み込
まれたことを確認。HDBENCHを実行したところ次のような結果を得ました。

Rectangle Text Ellipse BitBlt DirectDraw
32393 39960 4332 350 59

CHANPONZERO3に刺した場合と比べて遜色のないパフォーマンスとな
りました。標準のTridentは下記ですからダントツの違いです。

Rectangle Text Ellipse BitBlt DirectDraw
2119 1934 1191 12 2

それからWGP−FX16NをWin2000でも試して見ましたが、CHAN
POZERO3の場合と同様、Windows2000標準のドライバである
「3Dfx Interactive, Inc. Banshee」というドライバで正常に動作しました。


ふえ太郎ハーフではブリッジ付マルチファンクションカードも動作 ページ先頭↑

 ふえ太郎ハーフには4つのPCIスロットがあるので、USBやIEEE
1394などの単機能のインタフェースを刺して使っても良いのですが、私は
USBカードしか持っていなく、IEEE1394やGビットLANは持ってい
なく、スゴイカードしか持っていなかったのでこれを刺して見ました。CHAN
PONZERO3などブリッシ使用装置の下にはブリッシを使ったカードは使え
ないと言われていたので、最新版のブリッジ無のSGC−52UFG2を刺して
見ました。ドライバが正常に組み込まれ、GビットLANも含め3機能が正常に
動作しました。Win2000でも試して見ましたが、全て正常に動作しました。
次に駄目なこと覚悟でブリッジ付のSGC−52UFGも試して見ましたが、こ
れが何と動くではないですか。この時は本当に嬉しく思いました。ふえ太郎ハー
フを買い良かったと思いました。
 ということでふえ太郎ハーフではブリッジ付マルチファンクションカードも動
くのでCHANPONZERO3を上回ります。2段ブリッシはBIOSのある
カードは使えずブート装置にはできないというデメリットもありますが、メリッ
トもあることが分りました。実使用ではブート可能なカードは本体スロットに刺
せば良いのでこれで十分です。残りの2スロットには取りあえずスゴイカードの
拡張ブラケット(SGC-PLS4)とGV−BCTV4を刺して使っています。

 PCI#1   BUFFALO   WGP-FX16N   グラフィックアクセラレータ
 PCI#2  System Talks   SGC-PLS4  スゴイカードの拡張ブラケット
 PCI#3  System Talks  SGC-52UFG  スゴイカード USB2.0+IEEE1394+Gbit LAN 
 PCI#4  I-O DATA  GV-BCTV4  TVチューナ&ビデオキャプチャカード




ふえ太郎ハーフの騒音対策                ページ先頭↑

 「ふえ太郎は騒音やノイズが酷いぞ」というのが以前からの評判でしたが、な
る程ふえ太郎ハーフになっても騒音は酷いです。しかし、ノイズはほとんど出て
いないようです。隣にあるテレビを見てもほとんど分らないので。
 それでケースファンの騒音は我慢できるレベルを超えているので、騒音対策を
実施しました。これについては例により回転数調節ボリューム付のケースファン
に交換することで行ないました。当初は標準搭載と同じ6Cmのケースファンの
購入を考えていましたが、売り場には回転数調節ボリューム付のケースファンは
8Cm以上のものしかなかったので8Cmのものにしました。それにふえ太郎ハ
ーフ内部の奥行きにはまだ余裕がありましたし、厚さが1.5Cmと薄い6→8
Cmの変換アダプタが安価で売られていたので。ファンは大きい方がパワーがあ
りかつ静かなので、これでちょうど良かったと思います。「2005/08/28 2.3
GMOの導入とケースファンの強化」で購入したものと同じメーカー同じシリー
ズのファンです。以前のが「KAMAKAZE2の風92 KKF92-01」、今回のが「KAMAKAZE
2の風 KKF-02」です。仕様比較は下記の通りです。

       交換前        交換後
型番   SUNON KD1206PTS1  KAMAKAZE2の風 KKF-02
サイス    6Cm        8Cm
電圧    DC12V      DC12V
電流    0.19A      0.55A
回転数  4500rpm  1300〜4600rpm
風量   21.7CFM  15.2〜60.6CFM
騒音    34dB    15.1dB〜46.0dB

効果は絶大です。回転数調節ボリュームを半分位まで絞るとファンの音はまった
く聞こえなくなります。それでいて風量は大幅アップですから。これで静かに暮
らせますし、真夏の猛暑も乗り切れます。そしてCO2の削減にも役立ちます。


写真のファンはふえ太郎ハーフ標準搭載のものです


ふえ太郎ハーフの導入後の感想と今後           ページ先頭↑

 ふえ太郎ハーフは予想外の優れものでした。まさかブリッジ付マルチファンク
ションカードが動くとは思いませんでしたから。ブート装置にできないというこ
とを除けば万能です。それからふえ太郎ハーフは安定性も抜群です。ホストコン
ピュータ接続カードと本体とを繋ぐコネクタがネジ止めできるので接続が確実で
すし、ふえ太郎ハーフ内のPCIスロットの固定も確実にでき、また専用装置と
いうことで回路的な安定性もあるからです。CHANPONZERO3は手作り
の楽しみはありましたが、安定性には不安がありました。ブリッジ側カードやラ
イザー側カードの固定が十分にできず、またIDEケーブルによるこれら相互の
接続も必ずしも確実でなく、またIDEケーブルには長さ制限がありましたから。
それでこれまで2年余りに渡って使って来ましたが、随分苦労しましたし、お金
や時間も取られました。ふえ太郎ハーフならもうこのような無駄な労力と時間を
費やす必要はありません。
 それから更にふえ太郎ハーフは独立した装置なので扱い易いというメリットも
あります。今後は、パソコン本体のPCIスロットには固定的にホストコンピュ
ータ接続カードとUIDE−133/98−Aを刺して置くだけで良くなり、ま
たCバススロットは本来の意味では使わないので、本体のケース蓋は滅多に開け
る必要がなくなります。これまでは狭い本体にCHANPONZERO3を内蔵
していたので、一々本体のケース蓋を開け、取っ替え引っ替えかえ大変な手間が
掛かりましたが、もうその必要はなくなりました。またエアフローという点でも
良くなりました。
 今後の課題はSerial ATAの導入です。このままパラレルATAでも
良いのですが、時代はより良い方向に向かって進んでいるので、できたら取り入
れたいと思っています。SATA/98のようなものが発売されればことは簡単
なのですが、これがないから色々考え工夫するわけです。

P.S.このホームページはパソコンの専門的ノウハウを求めている方には物足
    りなく感じると思います。昔、コンピュータを外で仕事としてやってい
    た時には、当然、気持ちなどは書かず、純粋な技術文書を書いていまし
    たが、ここではコンピュータを趣味としてパソコンライフとして自分の
    気持ちも含めて書いているからです。また人それぞれに得意分野・専門
    分野があり、「私はこれ以上は追究しないよ」という領域があるからで
    す。ここで追究しない分、他の分野で追究しているわけです。世の中は
    こうして色々な人がいて成り立っているわけですね。(^_^;)