コンピュータ室   2004年分

コンピュータ関連の話をします。

2004/12/31 CHANPONZERO3不具合の本当の原因
2004/12/31 それでCHANPONZERO3を本体に内蔵
2004/12/31 Audigyの導入を試みましたが・・・
2004/12/31 それでRa43にWin98SEをクリーンインストール 〜裏技編出〜
2004/12/31 それからまたAudigyを再インストールしましたが・・・
2004/12/31 Audigyが駄目ならExtigy
2004/12/31 UIDE−133/98−Aが大幅にスピードアップ
2004/11/03 様々なGAの試み
2004/11/03 GAのトラブル
2004/11/03 マウスのどもりが意外なところから解決
2004/06/06 DISKやグラフィックスが遅くなっていた原因分かる
2004/06/06 UIDE−133/98−Aの導入による効果を再評価
2004/05/30 内蔵HDDを160GB(BigDrive)に拡張
2004/05/30 やむなくUIDE−133/98−Aを導入
2004/05/30 移行はパラレル接続でスピーディに
2004/05/30 期待のパフォーマンスはいまいち
2004/05/20 AOpen製のGF4MX440も試しましたが・・・
2004/05/20 内蔵MO動作異常の原因
2004/05/20 溢れていたメディアどうにか整理
2004/05/04 ケーブル長の違いでMOが誤動作
2004/05/04 それで同じ長さのフラットケーブルを調達
2004/04/29 やっとウィルスメールが来なくなった
2004/04/23 ナンバーディスプレイとLモードを導入
2004/04/23 ついにブロードバンドも導入
2004/04/23 GF4MX440−AGPも動いた!
2004/04/23 I/O拡張ボックスにケースファン取り付け
2004/04/03 遜色ないので仮想86音源に移行
2004/03/29 98でもT98−Nextが使えるようになった
2004/03/24 CHANPONZERO3でGAアップグレード
2004/03/24 まず動作テスト
2004/03/24 USB2.0と何とUIDEも動いた
2004/03/24 最初はCバススロットに収めようと
2004/03/24 そこへ98用GAの売り情報が
2004/03/24 CHANPONZERO3をI/O拡張ボックスに
2004/02/21 DVD−RAMが遅いのはメディアのせいだった
2004/02/21 PC−98のディスクアクセスは結構速い!
2004/02/13 DVD−RAMへのバックアップ時間測定
2004/02/12 DVD−RAMは遅くてがっかり
2004/02/06 パソコン通信時代が一番良かった
2004/02/06 シェアウェア作者としてはNIFTYが良かった


2004/12/31 (金) 雪                  ページ先頭↑

CHANPONZERO3不具合の本当の原因

 不具合の主因はIDEケーブルのコネクター部分の出っ張りにより
CHANPONZERO3基板がケースカバーに圧迫され、たわみ、接触不良を
起こすからでした。もう一つの原因は前から言ってきたIDEケーブルの質や長
さの問題です。IDEケーブルは質より長さをできるだけ短くする方が重要だと
分かりました。ツイストペア線使用やシールド付きの高品質IDEケーブルそれ
自体は結構なことなのですが、コネクターが横向きに取り付けられている
CHANPONZEROには基板が圧迫され致命的な不具合を起こす原因になり
ます。薄くしなやかで自在に折り曲げられるフラットケーブルの方が都合が良い
という結論に達しました。
 しかし、フラットケーブルにしても長さの問題が残ります。外付けボックスだ
と取り扱い易さを考えると最低60Cmは必要になります。ところがATA133
の仕様ではケーブル長は47Cm位が限界だと言われています。これまで使って
きて分かりましたが、ケーブルは短くすればする程トラブルが少ない。ここから
自ずと結論が導き出されました。


それでCHANPONZERO3を本体に内蔵       ページ先頭↑

 CHANPONZERO3の拡張I/Oボックスはパソコン本体と独立してい
るので非常に使い易いものでした。外付けなので一々パソコン本体のカバーを開
けることなくPCIボードの交換ができましたし、本体が変わってもそのまま使
用できます。また35度を超える猛暑もGAの真横からケースファンを回すこと
で乗り切ることができました。手間暇掛けて作ったものでもありますし、何とか
これを生かし使い続けることを考えました。IDEケーブルの長さをできるだけ
短くするためボックスの前後を逆にして、IDEコネクターのある側を右にして
最短でパソコン本体と繋ぐことも検討しました。しかしそれでも長さは最低50
Cmは必要になります。すぐ隣なのに遠回りするからです。もっと短くするには
本体や外付けボックスの変なところに穴を開けなければならなくなり、色々都合
の悪いことが出てきます。それで次第に内蔵しようという気持ちが強くなって行
きました。
 残るはその具体的な方法でした。頭の中で考えるだけでは分かりませんでした。
3次元空間での複数の部品の収まりを見極めなければならなかったからです。強
度や出し入れの仕易さも考慮しながらの見極めでした。Cバススロットに部品を
あてがいながら、寸法や収まりを調べつつ作業を進めて行きました。最初はいつ
でも元に戻せるよう外付けボックスは残したまま別に作ることを考えましたが、
コストや手間を考えると外付けボックスで作ったものを生かす方が良いので、
次第に外付けボックスを壊して流用しようという考えに傾いて行きました。そし
てとうとう外付けボックスの一端を金ノコで切断する作業が始まりました。もう
後戻りはできません。この線でやるよりないと覚悟を決めました。切ってはあて
がい、あてがってはまた切るという作業が延々と続きました。面倒から来る嫌気
よりこれを成功させなければ次に進めないという必要性から来るやる気の方が勝
っていました。だから頑張り続け、そしてとうとう完成させました。(下記写真)









 注)次の記事のP.S.でも書きましたが、IFC−PCI7IU2のドライバ
   をPC−98で組み込むとハングアップしてしまいます。IEEE1394
   のドライバだけ組み込む分には問題ないので、勿体無いですが、とりあえず
   IEEE1394インタフェースとして使っています。(最上段スロット)
   (242975JPN8.EXEを実行せず、手動でドライバを組み込んでもその場でハ
   ングアップしてしまったので、諦めるよりなくなりました)

 結果、CHANPONZERO3なのでCバススロットは3つ共使えなくなり
ました。奥がつかえるのでCバススロット基板を上から3段目の下で切断してし
まったからです。Mate−X PCMだけは使用可能ですが、「SOUND 
BLASTER Audigy Digital Audio」を導入してデジ
タルI/Oインタフェースを挿入する場合は使えなくなります。というより、
Audigyを導入すればMate−X PCMは必要なくなります。これまで
使って来たMPU−PC98UもデジタルI/OインタフェースにMIDIの入
出力コネクターがあるので必要なくなります。だからCバススロットはなくても
良くなりました。
 CHANPONZERO3を内蔵後、計って見たらIDEケーブルは30Cm
がちょうど良いと分かりました。ATA133対応、1:1、30CmのIDE
フラットケーブルを購入しこれに当てました。トラブルがまったく起こらなくな
りました。目的を達成しました。

P.S.何故PC−98はPCIスロット数が2止まりと少ないのか。最近その
    本当の理由が分かりました。Cバススロットは幅が広いので横向きに設
    けるよりなく、残った横幅の中にPCIスロットを設けるからなのです
    ね。1機種でも良いからCバスを全廃してPCIスロットが4つ位ある
    PC−98を作ってもらいたかった。そうすれば98ファンがこんなに
    苦労することもなかったのに。


Audigyの導入を試みましたが・・・         ページ先頭↑

 GAのAGP1本化を達成したので、空いたPCIスロットに何を入れるか考
えました。ビデオキャプチャーは無理だろうし、PC−98でやろうとは思わな
いので対象外。IEEE1394は今のところ接続する周辺機器がないので必要
ない。必要になった場合でもUSB2.0との複合インタフェースにした方が良
い。ギガビットLANはPC−98では動かないという話もあるし、用途からし
て今の100Mビットで足りているのでいらない。(40MのADSLでも実効
速度は下りで2.3M止まりなので100MのLANで十分)IEEE1394
を使う場合でもSOUND BLASTERの「Audigy」を導入すればお
まけで付いているので、わざわざこのためにスロットを使うことはないと思いま
した。ただの「Audigy」でも良かったのですが、古過ぎるということと、
光デジタルもあった方が良い等の理由で止めました。逆に最新型ではPC−98
では動かないのではないかと考え止めました。それで「Audigy Digi
tal Audio」に決めました。一世代前のものなので新品では売られてい
なく、中古を買いました。外観は汚れていましたが、付属品は全て付いていまし
た。一部マニュアルだけなかっただけです。
 しかし、Win98SEにインストールしたところ、インストール処理自体は
正常にできましたが、再起動の途中で「SYSTEM.INIで指定されたデバイスファイ
ル IOS.VXD が読み込めません。このファイルはWindowsのパフォーマンスには
影響しません。CONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATから不要なドライバを削除して再起動
してください」という意味のエラーになり、ENTERキーを押すとまた同じエラー
となり3回目で動かなくなってしまいました。何度インストールをやり直しても
同じ結果となりました。そこで今度はWin2000にインストールして見た
ところ、これについては再起動も正常にでき、音も正常に鳴りました。
Win2000では正常に動いたので、Audigy自体(ハードウェア)には
問題ないことが分かりましたが、ドライバは分かりません。それで今度はDOS/
V機であるAOpenにインストールして見ました。Win98SEについては
インストール後見かけ上正常に起動し、画面も表示されましたが、音が一切でき
せんでした。デバイスマネージャ上ではドライバが正常に組み込まれていました
が、「マルチメディア」や「サウンド」では無効になっていて設定できませんで
した。それで今度はWinXPにインストールして見たところ、全て正常に動き
ました。
 ユーザーの立場ではもう打つ手がなかったので、クリエイティブメディアのサ
ポートに問い合わせたところ、「Win98SEが不安定なのではないか。OS
をクリーンインストールしてからやって見てください」というアドバイスを貰っ
た。それでも納得できず、インストール上のおかしな点について説明し、インス
トーラやドライバがおかしいのではないか等と言って食い下がったら、最後に
「ドライバの最新版を送りますから住所を教えてください」と言われたので送っ
て貰うことにしました。そして「これで駄目ならOSのクリーンインストールを
してからやって見てください」と再度アドバイスされました。
 クリエイティブメディアからドライバが届いてから、Aopen機で再度、
Win98SEへのインストールを試みたところ、同じ結果になったので、言わ
れた通りWin98SEをクリーンインストールしてからやって見ました。そう
したら今度は正常に鳴りました。

P.S.最近のWindowsUpdateはPC−98を考慮していないもの
    が出て来ているようです。BUFFALOのIFC−PCI7IU2の
    セットアップでは自動的にQ242975(242975JPN8.EXE)が実行されます
    が、PC−98でこれを実行するとAudigyと同じエラーでWin
    dows98SEが起動しなくなります。この後はOSを再インストー
    ルするよりなくなるので注意が必要です。


それでRa43にWin98SEをクリーンインストール 〜裏技編出〜 ページ先頭↑

 DOS/V機のWin98SEではOSのクリーンインストールでAudigy
のインストールに成功したので、Ra43でもやって見ることにしました。しか
し、DOSのコマンドラインからSETUPコマンドを実行したところ
「Windows セットアップに必要なファイルをコピーしています...」
と表示された直後に
「エラー: SYSTEM.INIのPageOverCommitの値が大きすぎます。値を小さくするか、
未設定ならば4より小さい値を設定してください。」というエラーでセットアッ
プが中断してしまいました。PC−98でのWin98SEのクリーンインスト
ールはもう何年も前からこのエラーになりできないまま来ました。いえ、Win
98SEだけでなく、Win95もWin98も同じ現象になりできませんでし
た。それで仕方なくWin95OSR2の古いバックアップからリストアーし、
WindowsからアップグレードインストールすることでWin98SEの再
インストールを行なって来ました。だからドライブは任意に替えることはできま
せんでしたし、不具合があっても修復のしようがありませんでした。
 DOSから起動しているのですから\Windowsディレクトリ下のSYSTEM.INIなど
というファイルはないし、増して「PageOverCommit」などという指定はしていな
いので、まったくどうして良いか分からず、これまでずっとお手上げ状態でした。
IDEインタフェースを標準搭載のものにし、古い低容量HDDにインストール
することも試みましたが、結果はまったく同じでした。アップグレードした
CPUを元のCeleron433に戻したり、拡張カードを全て外して行なっ
ても結果は同じでした。
 しかし、せっかくAudigyを購入したのに使えないのでは意味がありませ
ん。どうにか動かそうと必死に調べました。セットアップエラー後に見ても内容
が消去されていて分からないので、エラーになる直前に強制的に電源を落とし調
べました。これを何度か行なっている内にタイミングが合い、SYSTEM.INIが解凍
され、かつまだ残っている状態で止めることができました。(SYSTEM.INIはこち
らは用意していないのでセットアッププログラムが用意しているのだろうと考え)
そしてSYSTEM.INIの中身を調べました。[386Enh]には「PageOverCommit」の指定
は入っていませんでした。ならばエラーメッセージが示す通り指定を加え、4よ
り小さい値を指定すれば良いのだと分かりました。つまり例えば
「PageOverCommit=3」のように指定すれば良いわけです。
 ところがところがここからがまた難関でした。SYSTEM.INIがどのCABファイルに
入っているか調べるところまでは良かったのでですが、修正済みのSYSTEM.INIを
入れた新しいCABファイルを作って実行したところ、「この何々ではセットアッ
プできません」の意味のエラーで中断してしまいました。原因を調べたところ
MINI.CAB、MINI1.CAB、MINI2.CAB、MINI3.CABはマルチボリュームになっている
ので、SYSTEM.INIが入っているMINI2.CABだけ作り直しても駄目だからでした。
マルチボリュームができるアイカイバーをWeb中探し回ったところ、シェアウ
ェアの「Explzh」がサポートしていることが分かりました。早速ダウンロードし
て作って見たところ、ファイル名が自由には指定できないことが分かりました。
つまり、例えばファイル名に"MINI.CAB"と指定すると各ファイル名は"MINI001.
CAB"、"MINI002.CAB"、"MINI003.CAB"、"MINI004.CAB"のように固定的に決めら
れてしまいました。試しに各ファイル名をMINI.CAB〜MINI3.CABにリネームした
上でバイナリエディタを使ってCABファイルの中にある前リンクと後リンクのフ
ァイル名を変更して実行して見ましたが、「ファイル形式エラー」とかなんとか
いうエラーになり駄目でした。CRCエラーチェックしているでしょうから、当
然と言えば当然のことですが。そこでマルチボリュームにはせず、独立した4つ
のCABファイルに分けて作って見ました。ところがWindowsセットアップによって
同様のエラーで跳ねられてしまいました。このことから次のようなことが推測で
きました。セッアップにはマルチボリュームの最初のCABファイル名が定義され
ている。各CABファイルにリンク情報が入っているにも関わらず4つのCABファイ
ル名が定義されていて、どのファイルがどのCABファイルに入っているかという
情報も持っている。そして4つのCABファイルを一つ一つ順番に解凍処理してい
るのだと。だからこの処理手順に合致する別構成のCABファイルを作れば良いと。
そこで思い付いたのが次の構成のCABファイルでした。MINI.CAB〜MINI3.CABに収
められている全てのファイルを1つのCABファイルに収め、これをコピー/リネ
ームして中身が同じでファイル名が異なる4つのCABファイル(MINI.CAB〜MINI3
.CAB)を作ることでした。これを使って再度セットアップを試みたところ見事に
成功したではありませんか。苦労しただけに本当に嬉しい瞬間でした。前途洋々
とした気分になれました。

P.S.DOS/V機ではこのような問題は起こったことがありません。
    PC−98の場合だけです。つまり、"Q:\WIN98N"以下の問題です。


それからまたAudigyを再インストールしましたが・・・ ページ先頭↑

 Ra43へのWin98SEのクリーンインストールに成功したので、期待に
胸膨らませながら再度Audigyのインストールを試みました。しかし、結果
は以前とまったく同じでした。DOS/V機のWin98SEではクリーンイン
ストールにより正常に動くようになったので、PC−98でも動くようになるだ
ろうと期待していましたが、残念ながら駄目でした。条件を変えて何度か試みま
したが駄目だったので、諦めるよりありませんでした。
 Win98SEがクリーンインストールできるようになったノウハウは、これ
までパーティションのアクティブ/スリープの切替えによりBドライブをWin
2000とWin98SEとで共用していたものを、BドライブにWin2000
、CドライブにWin98SEと独立させ使い易くできたことに生かされました。
今後ともこのノウハウは生かされますが、AudigyがPC−98にインスト
ールできなかったことは本当に残念でなりません。全てはこのための努力だった
ので・・・

P.S.Win98SEはメインはAドライブのWin98SEです。Cドライ
    ブのWin98SEは最小構成にして復旧用に使っています。


Audigyが駄目ならExtigy           ページ先頭↑

 「Audigy Digital Audio」がRa43にインストールで
きなかったので、代わりにUSB外付けの「Audigy2 NX」の導入を検
討しましたが、これにはMIDI端子が付いていないので、ローランドのUM−
1XなどのMIDIインタフェースを別に購入しなければならなくなり、コスト
的に割りが合わなくなります。そこで見つけたのが同じクリエィティブの「Ex
tigy」でした。最初の「Extigy」は高価でしたが、その後に発売され
た「Extigy−LE」なら1万円ちょっとで買えるのでこれに決めました。
 今度は大丈夫でした。やはりUSBは互換性が良いです。システムリソースを
使わずにハードアェアの拡張ができます。Audigy同様に高音質ですし、同
時にMIDIインタフェースも手に入れました。これまで通りローランドのSC
−55STの良い音が聴けるようになりました。それにCHANPONZERO
3のPCIスロットを占有しないので、その分他のことに使えますし。



    BUFFALOのHub LSW10/100-5PW
    CreativeのExtigy LE(リモコンも付属)
    Roland ミュージ郎 55ST 付属のSC-55ST

P.S.これによりRa43の内蔵音源であるMate−X PCMが必要なく
    なったので取り外しました。IRQも必要なくなり、また今後CBUS
    −HENKANを使って何かを増設できる余裕ができました。


UIDE−133/98−Aが大幅にスピードアップ    ページ先頭↑

 マニアの方はとっくに行なっていることと思いますが、遅ればせながら私も行
なって見ました。その筋の方がご存じの通り、UIDE−133/98(−A)
のBIOSはUIDE−66のBIOSに手を加えて作ったものなので、完全に
はATA133には対応しておりません。Readは良いのですが、Write
はReadの半分のスピードしか出ません。それで私もやや不満があったわけで
が、某掲示板でINTELSATというフリーソフトを使えばWriteも速く
できることを知りました。このことは大分前から知っていましたが、今回、落ち
着いた時間が取れたので取り組んで見たところ、以外に簡単にできたので報告し
ます。
 UIDE−133/98−AのコンフィギュレーションレジスタをUIDE−
133の設定値に習って書き換えれば良く、中でもレジスタ4AhがA6hになってい
るのをAEhに書き換えれば速くなるということです。合わせてレジスタ44h 45hに
設定されているUltraDMAモードが、Windows起動後05h(UDMA66)にリセ
ットされているので、これを07h(UDMA133)に書き換えれば速くなるという説明
でした。(44h,45hの2バイトでプライマリ/セカンダリとマスタ/スレーブの
4つのUltraDMAモードを記憶している。44hの05hという値は私のマシン
ではプライマリのマスタに接続しているMaxtor6Y160P0のUltraDMAモー
ドを表わしています)
 それで最初DOS窓から「INTELSAT /TEXT」と打ち込んで現在のレジスタの内
容を調べました。確かに説明の通りの値になっていました。それからUIDE−
133/98−Aのデバイス番号は12であることが分かりました。
 次に試しに「INTELSAT 4A AE /D:12」を実行してからHDBENCHを実行して見た
ところ、確かにWriteがRead並みの56000位まで速くなりました。
それから更に「INTELSAT 44 07 /D:12」も実行して見たところ、Writeは更
に速くなり、60000を超えました。それでレジスタ44hと4Ahの両方を書き換
えた方と良いのだと分かりました。
 以上で方法が分かったので、この2コマンドをAUTOEXEC.BATに組み込んで見ま
した。そして再起動後HDBENCHを実行したところ、Writeは56000位に
上がっていました。しかし、60000は超えなかったので、もう一度
「INTELSAT /TEXT」を実行して現在のレジスタの内容を調べたところ、07hに設
定したはずのレジスタ44hが05hに戻っていました。Windows起動後に設定したレ
ジスタ44hの値は残るのに、AUTOEXEC.BATで設定した値は残らない。このことか
らレジスタ44hはAUTOEXEC.BAT実行後にリセットされるのだと分かりました。
 そこで思い付いたのが、コマンドをスタートアップで実行することでした。ス
タートアップにこの2コマンドを実行するバッチファイルを登録して見たところ、
レジスタ44hに設定した07hの値も残り、Writeが60000を超えるように
なりました。(下記バッチファイルを追加)

----- intelsat.bat -----
@ECHO OFF
INTELSAT 44 07 /D:12
INTELSAT 4A AE /D:12
------------------------

 中古のUIDE−133/98−Aは新品より高価でしたが、PC−98で
ここまでディスクアクセスが速くなれば申し分ありません。コストを掛けた甲斐
がありました。


2004/11/03 (水) 晴れ 文化の日             ページ先頭↑

 5カ月間も【コンピュータ室】への書き込みを休んでしまいましたが、何も行
なっていなかったわけではありません。

様々なGAの試み

 理想はAGP対応GAに1本化し、PCIスロット2つをGA以外に使えるよ
うにすることでした。しかしCHANPONZERO3の下で動き、かつWin
2000だけでなくメインOSであるWin98SEでも使えるGAとなるとな
かなか適合するものがありません。

                            Win98SE Win2000
Voodoo3 3000/AGP             ×   ○
WGA−SF32                     ×   ×
3D BLUSTER BANSHEE 16MB AGP  ×   ○
GA−VDB16/PCI                 ×   ×

以上のような悲惨な結果となり、結果的に元のWGP−FX16Nに戻しました。
ただし、以前のようにAGPスロットにDOS/V用GAを併用する使い方は止
め、WGP−FX16Nに1本化しました。WGP−FX16NがWin2000
ではVoodoo3 3000用ドライバで動くことが分かったからです。この
方がパフォーマンスも良いし、モニタ切替器もいらなくなるからです。


GAのトラブル                      ページ先頭↑

 GAをWGP−FX16Nに切り替えると、突然、HDBENCHや通常使用
でハングアップする現象が発生。色々対策しましたが直らないので、最後に
CHANPONZERO3の本体側基板と拡張ボックス側基板を繋ぐIDEケー
ブルに疑いの目を向けました。IDEケーブルの比較テストをしているサイト(
http://uside.net/SmartCable/)でただのフラットケーブルのノイズの酷さを
知ったからでした。
 5月に買った70Cmの安価なATA100フラットケーブルはノイズが酷い
だけでなく、PCIスロットの出入り口で擦れて80芯の両端の線の被膜が剥が
れてケースに直接接触するなどが原因で信号劣化していることが考えられます。
これを最近流行のスリムケーブルとかラウンドケーブルとか呼ばれるものに
交換しました。これで駄目ならCHANPONZERO3のI/O拡張ボックス
に見切りを付け、CHANPON3(Ultra2 SCSI+USB2.0)
に戻し、GAは本体スロットに刺すようにしようと考えました。それで思い切っ
て高価な1:2の60Cmでシールド付きの高品質のものに替えました。
(本当は1:1のものが欲しかったのですが、1:1のものは長さが50Cm止まり
だったので)



 結果は良好。安定動作するようになりました。まだテストしていませんが、恐
らく同じCHANPONZERO3に刺しているUSB2.0も高速化できたの
ではないかと思います。

P.S.IDEケーブルを替えて具合が良くなったので、もう一度他のGAを
    試して見ようと思います。GA−VDB16のようにCHANPON
    ZERO3では動かないボードは除き。

    でもいつか、IDE→SCSI変換基板を介してCHANPON3の
    Ultra2 SCSIも試して見たい。これだとGA選択の幅も広
    がるし・・・


マウスのどもりが意外なところから解決           ページ先頭↑

 「マウスがどもる」という言い方が適切かどうかは分かりませんが、以前から
Webページ閲覧時等にマウス(PC−98用マウス)をクリックすると二度押
されたことになる不具合に悩まされていました。例えば[戻る]ボタンを1回ク
リックすると前の前のページに戻ってしまうという類の不具合です。またマウス
の左ボタンをドラッグさせながら行なう文字列のカット&ペーストもなかなか1
回でスムースにできないという不具合もありました。神経を集中させてマウスを
動かないようにして静かにクリックするとうまく行く確率が高くなるのでそうし
ていました。しかし、いつもいつもそう神経を使ってはいられないし、神経を使
っても尚不具合が出ることも度々ありました。こういう不具合はマウスのメカ部
分を掃除しても直りませんでしたし、他のUSBマウスでも起こりましたから、
CPUをアップグレードしている等でマウスBIOSのタイミングが狂うからで
はないかなどと想像していました。
 ところが意外なところから不具合が解決しました。先日、出かけた時に以前か
ら欲しかったスクロールボタン付きマウスが千円ちょっとと安かったので購入し
ました。これはDOS/V用のUSB&PS/2両対応のオプティカルマウスで、
PC−98なのでUSB2.0で繋ぎましたが、何とどもりが直ったではありま
せんか。メカニカル方式でないから手入れ不要との触れ込みでしたが、使って見
たらそれどころか長年悩まされたどもりが直ったではないですか。
 最近はパソコン使用はWeb閲覧がほとんどとなり、操作はほとんどマウスで
行なうので、マウスの不具合解決は大きな成果となりました。使用可能になると
スクロールボタンが青く光るネズミさんに感謝!!!



2004/06/06 (日) 雨 近畿・東海・関東甲信越地方が梅雨入り ページ先頭↑

DISKやグラフィックスが遅くなっていた原因分かる

 前回 2004/05/30 の報告の「期待のパフォーマンスはいまいち」で、最近にな
りHDBENCHのDISKやグラフィックスの測定値が悪くなったという話を
しましたが、放って置けない問題なので原因を調べて見ました。それで具体的に
いつ頃から遅くなったか調べたところ、旧60GB−HDDを誤ってフォーマッ
トしてしまい、バックアップから復旧させた以後であることが分かりました。そ
してその頃のことを色々考えている内にあることに気付きました。Ra43をリ
ブートして見たらやはりそうでした。以前と変わったことがありました。IPL
wareを再組み込みしていませんでした。
 それで以前から組み込んでいたものの内、まず、P698ACC.BINだけ
組み込んで見ました。演算やメモリが速くなりましたが、その他はほとんど変わ
りませんでした。次にCHACHA.BINも組み込んで見ました。そうしたら
どうでしょう。DISKやグラフィックスも以前のように速くなったではないで
すか。つまり、CHACHAを再組み込みしていなかったことが原因でした。だ
からWin2000でも同様に遅くなっていたのです。


UIDE−133/98−Aの導入による効果を再評価   ページ先頭↑

 というわけで原因が分かりスッキリしたところで、もう一度HDBENCHを
行ない、UIDE−133/98−A+ATA133−HDD導入による効果を
再評価して見ました。
 結果は測定する度に変わるのでどれを取るかにもよりますが、【AEC6280/98+
ATA100-HDDの場合】は機器構成変更直前の5回のテストの中間値、【UIDE-133/
98-A+ATA133-HDDの場合】は直近の4回のテストの中間値を取りました。

★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name PC-9821Ra43 + PL-iP3/T
Processor Celeron 765.81MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step A]
Cache L1_Data:[16K] L1_Instruction:[16K] L2:[128K]
VideoCard スタンダード ディスプレイ アダプタ (9821 シリーズ)
WGP-FX16N (3Dfx)
Resolution 1024x768 (16Bit color)
Memory 325,856 KByte
OS Windows 98 4.10 (Build: 2222) A

【AEC6280/98+ATA100-HDDの場合】
Date 2004/05
HDC = 標準 IDE ハード ディスク コントローラ
HDC = ACARD AEC6280 UDMA133 IDE Controller
XXXXX = IC35L060 AVV207-0 PM Rev V22O
X = GENERIC NEC FLOPPY DISK
X = FUJITSU MCE3130AP Rev 0020
X = LG CD-ROM CRD-8400B Rev 1.04

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
23370 30049 31586  5982  3110   6128    59

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
32701   37792 3572   343 49756 29139 12063 A:\100MB
              ^^^^^^^^^^^^^^^^^^
【UIDE-133/98-A+ATA133-HDDの場合】
Date 2004/06
HDC = 標準 IDE ハード ディスク コントローラ
HDC = I-O DATA UIDE-133 PCI IDE Controller
XXXXX = Maxtor 6 Y160P0 PM Rev YAR4
X = GENERIC NEC FLOPPY DISK
X = FUJITSU MCE3130AP Rev 0020
X = LG CD-ROM CRD-8400B Rev 1.04

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
25002 30060 31593  5983  3067   6122    59

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
32777   37924 3992   343 55956 30787 13827 A:\100MB
              ^^^^^^^^^^^^^^^^^^
AEC6280/98+ATA100 UIDE-133/98-A+ATA133
Read 49756 -------------> 55956
Write 29139 -------------> 30787

 「Write」はIPLwareの組み込みで元の速さに戻り、30000万台が出るようにな
りました。以前に比べ5.7%アップしましたが、誤差の範囲でもあります。
「Read」は12.5%アップしました。56000台が出ることもざらで、劇的では
ありませんが、間違いなく速くなったようです。「Write」が回復しましたし、
全体的にはまあまあと言ったところです。


2004/05/30 (日) 晴れ 暑い! 室温32.5℃/61% ページ先頭↑

内蔵HDDを160GB(BigDrive)に拡張

 昨年10月にAEC6280のBIOS書き換えによりメインマシンである
Ra43の内蔵HDDを60GBに拡張しましたが、いつかはBigDrive
を試して見たいと思っていました。ATA100→ATA133による更なるパ
フォーマンスの追求と137GBの壁を超える新技術を試して見たいという興味
からです。ついでに将来に備えた容量の増設と既存の60GBを外付けリムーバ
ブルに流用するためです。
 それで以前から欲しかったMaxtorの160GBの内蔵HDDを購入して
AEC6280/98に接続して試して見ましたが、残念ながらデバイススキャ
ンで正常に認識されずマシンが起動できませんでした。ジャンパの設定で30G
Bのドライブとしてなら使えますが、これでは意味がありません。がっかりして
しまいました。


やむなくUIDE−133/98−Aを導入        ページ先頭↑

 それで高価ではありましたが、やむなく昨夏知らずに(販売台数が少なかった
から知っていても)買いそびれた挑戦者のUIDE−133/98−Aの中古を
導入することになりました。(仕方がありません。これをやらなければ次に進め
ませんから)


移行はパラレル接続でスピーディに            ページ先頭↑

 AEC6280/98のBIOSはUIDE−133/98互換にしていたの
ですが、UIDE−133/98−Aに旧60GBも接続するとブートセクタが
正常に読み出せなくなるからか、マシンがハングアップしてしまいました。それ
で仕方なくCHANPONZERO3のI/O拡張ボックスを切り離し、PCI
スロットにAEC6280/98とUIDE−133/98Aを両方共接続し、
60GB→160GBに各パーティションをコピーする方法で移行を行ないまし
た。インタフェースのパラレル接続なので、コピーが物凄く速く、移行は極短時
間で終了させることができました。

>BCOPY A: G: /COPY
>BCOPY B: H: /COPY
>BCOPY C: I: /COPY   注)この他にWin9XではSYSコマンドの実行、Win2000
>BCOPY D: J: /COPY     ではブートセクタの復旧処理も行ないましたが。

P.S.ハードディスクメニューに「未フォーマット」と表示されたり、
    FDISKを実行すると「装置の総容量 25203MB」と表示されたりする
    ので、これはやはりフォーマットしなければならないのかと思い、
    UIDE−133/98−AのBIOSによりフォーマットを始めまし
    たが、計算すると41時間位掛かる勘定になるので中断させました。
    (というよりCTRL+GRPH+DELを押したら、フォーマットの
    カウントが速まり、見てる間に正常終了しました)
    結果的にはこれで良かったようで、フォーマットせずにFDISKを実
    行するのが正解のようです。

    それから論理フォーマット(クイックフォーマット)はエクスプローラ
    からでも正常に実行できますが、物理フォーマット(通常フォーマット
    )はFORMATXでないと実行できませんでした。エクスプローラか
    ら実行しようとすると「フォーマットに失敗しました。メモリが足りま
    せん。実行中のアプリケーションがあれば、終了してください。」とい
    うエラーになって。


期待のパフォーマンスはいまいち             ページ先頭↑

 ハードディスクのATA100→ATA133によるパフォーマンスアップを
期待していましたが、ほとんど改善はありませんでした。(下記)

★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name PC-9821Ra43 + PL-iP3/T
Processor Celeron 765.81MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step A]
Cache L1_Data:[16K] L1_Instruction:[16K] L2:[128K]
VideoCard スタンダード ディスプレイ アダプタ (9821 シリーズ)
WGP-FX16N (3Dfx)
Resolution 1024x768 (16Bit color)
Memory 325,856 KByte
OS Windows 98 4.10 (Build: 2222) A

【以前のAEC6280/98の場合】
Date 2004/03
HDC = 標準 IDE ハード ディスク コントローラ
HDC = ACARD AEC6280 UDMA133 IDE Controller
XXXXX = IC35L060 AVV207-0 PM Rev V22O
X = GENERIC NEC FLOPPY DISK
X = FUJITSU MCE3130AP Rev 0020
X = LG CD-ROM CRD-8400B Rev 1.04

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
24089 30031 31562   5979  3069   6123    59

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
32750   39572 4073   349 53029 29074 12500 A:\100MB
              ^^^^^^^^^^^^^^^^^^
【最近のAEC6280/98の場合】
Date 2004/05
HDC = 標準 IDE ハード ディスク コントローラ
HDC = ACARD AEC6280 UDMA133 IDE Controller
XXXXX = IC35L060 AVV207-0 PM Rev V22O
X = GENERIC NEC FLOPPY DISK
X = FUJITSU MCE3130AP Rev 0020
X = LG CD-ROM CRD-8400B Rev 1.04

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
20845 29931 31496  3168  1678   3272     59

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
  28371 30931 3496   343 52137 21607 7303 A:\100MB
             ^^^^^^^^^^^^^^^^
【今回のUIDE-133/98-Aの場合】
Date 2004/05
HDC = 標準 IDE ハード ディスク コントローラ
HDC = I-O DATA UIDE-133 PCI IDE Controller
XXXXX = Maxtor 6 Y160P0 PM Rev YAR4
X = GENERIC NEC FLOPPY DISK
X = FUJITSU MCE3130AP Rev 0020
X = LG CD-ROM CRD-8400B Rev 1.04

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
21386 29968 31498  3168  1679   3274    59

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
  28565 30163 3579   341 56952 22352 5120 A:\100MB
               ^^^^^^^^^^^^^^^^^

 AEC6280/98の結果を【以前】と【最近】に分けていますが、ブリーロバンド導
入関連でOSを再インストールしたり、WindowsUpdateしたり、そ
の他設定をいじったりして環境が大きく変わり、どういうわけかDISKの測定
値が悪くなったからです。「Read」は変わらないのですが、「Write」が30000近
く出ていたのが、最近は21000前後しか出なくなっていました。この傾向はUIDE-
133/98-Aを導入しても変わっていません。それでUIDE-133/98-A+ATA133の評価は
最近のAEC6280/98との比較で考えました。

AEC6280/98+ATA100 UIDE-133/98-A+ATA133
Read  52137 ------------> 56952
Write 21607 ------------> 22352

「Write」は誤差の範囲の違いですが、「Read」は幾分速くなったようです。
期待した程のスピードアップは得られませんでした。ハードウェアは同じなので
仕方ないのかも知れません。以前のAEC6280/98がPentium4 2.0AGHzの自作DOS
/Vと比べてもそれ程の遜色はありませんでしたから、まあまあと考えたいと思
います。古い98でもBigDriveが使えるようになったということで満足
したいと思います。

P.S.見れば分かりますが、以前より遅くなったのはDISKだけでなくグラ
    フィックスもなのですが。


2004/05/20 (木) 雨(台風2号接近)           ページ先頭↑

AOpen製のGF4MX440も試しましたが・・・

 先月下旬、自作DOS/V機で使っていたAOpen製Geforce4 
MX440のBIOSをPC−98用に書き替えてテストしました。結果は玄人
志向製のGF4MX440同様ベンチマークが振るわなかったので、BIOSを
元に戻そうとしたら、ドクターボイスが「AGPエラー」の声を発し起動できな
くなってしまいました。色々試したり、Webで調べたりもしましたが、方法が
ないので取りあえず諦めました。仕方ないので自作DOS/V機はオンボードの
GAで使うようにしています。

P.S.このマザーボード(AX4G Pro)はAGPスロットに何か刺して
    いるとこのGAで起動しようとするから駄目なのです。中古でも良いか
    ら切替えのできるマザーボードがあれば手に入れて元に戻したいもので
    す。そんなマザーボードなど存在しないのかも知れませんが・・・


内蔵MO動作異常の原因                 ページ先頭↑

 前回の報告の通り、外付MOのアクセス異常はCHANPONZERO3と
PCIカードを繋ぐ2本のIDEケーブルの長さを同じにすることで直りました
が、内蔵MOのアクセス異常はその後のテストで相変わらず直っていないことが
分かりました。それでもう一度MOレンズクリーニングを行ないましたが直りま
せんでした。640MBメディアの場合は正常に動作するのですが、1.3GB
メディアだとしばらくするとアクセスランプが点き放しとなり、後はリブートさ
せない限り戻って来なくなるのです。
 そこで思い出したのが、内蔵MOとAEC6280を繋ぐIDEケーブルを
ATA33対応のものにしているということでした。以前はATA133対応の
ケーブルで接続していましたが、これまたCHANPONZERO3導入を切っ
掛けにIDEケーブルが足りなくなったりして、IDE−98M付属のケーブル
(ATA33対応)で間に合わせていました。そこでATA133対応のケーブ
ルに替えて試して見ました。そうしたらどうでしょう。直ったではないですか。
UIDE−66の時にはATA33対応のケーブルでも大丈夫だったのですが、
インタフェースがATA133に変わったので、仕様の差が開き過ぎて対応し切
れなくなったのだと思います。
 これによりATA33以下で動くデバイスであってもインタフェースに合った
IDEケーブルを使った方が良いということが分かりました。これにて取りあえ
ず問題は全て解決です。

P.S.やって見ると分かるということもあります。また必要以上に良いものを
    使う必要もありません。


溢れていたメディアどうにか整理             ページ先頭↑

 CD−ROMやMO等のメディアが増え続け、ビデオラックの前に溢れて整理
不能になっていましたが、先頃どうにか整理することができました。ビデオテー
プが二百数十本もあり、これがラックの4分の3を占領しているために、最近増
えたCD−ROMやMOが収納し切れなくなっていました。フロッピーディスク
はどうにか本棚の本の後側に詰め込んで邪魔にならなくなっていましたが、ビデ
オテープは大きいのでそうは行きません。お金と手間の掛かったものを捨てるわ
けにも行きません。
 そうなるともうこれを解決するには収納場所を増やすよりありません。通販の
ちらし広告に幅45Cm、高さ240Cm、奥行き17Cmの文庫本書棚が載っ
ていて安かったのでこれを購入しました。本棚の横にちょうど空いているスペー
スがあったのでここに置きました。幅は45Cmと狭いですが、高さがあるので
ビデオテープ換算で120本位入ります。幅90Cmのビデオラックからビデオ
テープをこの書棚に移動させることでスペースを確保しました。ここへ溢れてい
たCD−ROMやMOを収納しました。少し空きもあるので、今後の増加にも対
応できます。長年気になっていましたが、整理ができスッキリしました。また、
メディア探しもやり易くなりました。

P.S.こうなればラベルを付ける気にもなります。


2004/05/04 (火) 曇り                  ページ先頭↑

ケーブル長の違いでMOが誤動作

 IDE接続内蔵MOドライブにバックアップすると、途中でアクセスランプが
点き放しになりWindowsがハングアップしてしまうという現象に悩まされ
ました。MOレンズをクリーニングしても直りませんでした。でも、ノートンの
DiskDoctorを掛けてもクラスタ不良はなく、どうしたら良いものかと
悩まされました。
 それで今度はCHANPONZERO3に刺しているUSB2.0インタフェ
ースに接続しているMOドライブにバックアップして見ました。しかし、やはり
あるところまでは正常にバックアップが進むものの途中でアクセスランプが点き
放しになりWindowsがハングアップしてしまいました。
 それで思い当たったのが、本体Ra43とCHANPONZERO3を繋ぐ2
本のIDEケーブルの長さの違いでした。元々は同じATA133対応で長さが
80Cmの80芯フラットケーブルだったのですが、I/O拡張ボックス化した
時に片方のフラットケーブルをリード線代わりに使ってしまったために、間に合
わせに片方だけ50Cmのケーブルで繋いでいました。それで試しに80Cmの
方を外し、代わりにもう片方と同じ50Cmのもので接続してテストして見まし
た。そうしたらどうでしょう。正常にできたではないですか。光と同じ1秒間に
30万Kmも進む電流が僅か30cmの違いで遅れる分が問題になるとは思いま
せんでしたが、結果を見る限りはパルスのタイミングのずれでトラブルが起こっ
ていたと考えるよりありません。しかしならば何故IDE接続内蔵MOドライブ
の場合も同じ現象が起こったのかという疑問は残ります。遅延書き込みで余り未
書き込みデータが溜るとハングアップするようにも見えます。この原因なら辻褄
が合います。しかし真因は別にして、まずこの対策を正式に行なって見ることに
しました。

P.S.電流が30万Km/秒で進み、パルスが33MHzで流れるとすると、
    ケーブル長30Cmの違いでパルスのタイミングが波長の3.3%ずれ
    る勘定かな?。デジタル回路にはこの位の精度が要求されるものなので
    すね。


それで同じ長さのフラットケーブルを調達         ページ先頭↑

 それで50Cmでは外側をはわすケーブルが短過ぎてきついので、もっと長い
ケーブルを2本調達することにしました。ラウンドケーブルとかスリムケーブル
とか呼ばれる最近流行っているケーブルもありますが、本体のPCIスロットと
ケース側面とのスペースがぎりぎりで、これらのケーブルではケース蓋が閉めら
れなくなる可能性があるので、やはりフラットケーブルを調達することにしまし
た。理想はATA133対応で1対1の60Cmのものでしたが、Web中探し
回ってもこの仕様のものは見つかりませんでした。長さは合っても1対2のもの
でした。それで更に探すと70Cmのものなら2種類位ありました。内一つは安
価で出向くのにも近かったので、そこへ行くことにしました。(Webでも買え
ますが、商品が安いのに送料や送金手数料が掛かり割りが合わないので)
 秋葉原の外れにあるその店は小さく狭い店でしたが、ケーブル類を中心に大量
に陳列されていて、驚く程安く売られていました。予定の物はWebよりも更に
安く売られていましたが、曲げて見たところすぐに元の平らに戻ってしまい具合
が悪いので、ATA100対応のもので正常に動くか不安もありましたが、曲げ
ればそのままの形状を保つ普通のフラットケーブル(1対1で70Cmの)を買
いました。驚かないでください。何と1本178円(税込み)でした。
 陽が沈み暗くなりかけた連休中の秋葉原は涼しく爽やかでゆったりした気分で
駅まで歩くことができました。途中、何軒ものパソコンショップに寄り色々見な
がら・・・。
 結果はOKでした。1.3GBのMO8枚と640MBのMO2枚の合計10
枚のMOへのバックアップが全て正常にできました。つまり、ATA100対応
のケーブルでも良いわけです。内側をはわす方は長過ぎるので途中で折り曲げて
調整しましたが、外側をはわす方は沢山のUSBコネクターの外側をはわすのに
も余裕があり、長さがちょうど良かったと思います。

P.S.その後のテストではIDE接続内蔵MOドライブでも正常に動きました。
    遅延書き込みに時間が掛かるだけなのかも知れませんが、以前の体制で
    のテストでは1時間以上経っても終わらず、「アクセスできません」「
    応答がありません」的なエラーでハングアップしましたが。
    (CHANPONZERO3での不具合の遠因の可能性も???)


2004/04/29 (木) 快晴                  ページ先頭↑

やっとウィルスメールが来なくなった

 3月4日にあるメールが来たことが切っ掛けとなり、以後、毎日数十通のウィ
ルスメールに妨害されて来ましたが、先日、4月22日頃まででようやく来なく
なりました。3月30日の21時のNHKニュースで報じていた「NetSky改造ウ
ィルス」の特徴と良く似ているので、恐らくこれだったのだと思います。送信元
メールアドレスはランダムで、私のメールアドレスである場合もありました。
でも、私の場合はメーラーは使わないので、ウィルスに感染する心配はありませ
ん。メールは全て@niftyのパソコン通信で受信しているので。

04/03/04 06:40 題名:=?GB2312?B?s6y8ts34wufXysHP?= ← 切っ掛けメール
04/03/04 09:07 題名:Hello              ←
04/03/05 04:34 題名:=?GB2312?B?zfjC57e9sLjXysHP?= ←
04/03/05 17:18 題名:Re: Your software
04/03/05 17:18 題名:Re: Your software
04/03/05 17:50 題名:Address Incorrect
04/03/05 21:32 題名:Re: Document
04/03/05 21:33 題名:Re: Document
04/03/05 22:04 題名:Address Incorrect
04/03/06 09:50 題名:Re: Your music
04/03/06 09:50 題名:Re: Re: Document
04/03/06 09:51 題名:Re: My details
04/03/06 11:12 題名:Re: Excel file
04/03/06 16:10 題名:Re: Details
04/03/06 16:10 題名:Re: Document
04/03/06 16:11 題名:VIRUS IN YOUR MAIL
04/03/06 16:43 題名:Address Incorrect
04/03/06 17:41 題名:Re: Word file
04/03/06 17:41 題名:Re: Hello
04/03/06 17:41 題名:Re: Hi
04/03/06 18:52 題名:Re: Your text
04/03/06 18:53 題名:Re: Here
04/03/06 18:53 題名:Re: Your document
04/03/06 21:53 題名:Re: Excel file
04/03/06 21:53 題名:Re: Your bill
04/03/06 21:54 題名:Re: Details
04/03/06 23:04 題名:Re: Your bill
04/03/06 23:04 題名:Re: Your letter
04/03/06 23:04 題名:Re: Your archive
04/03/06 23:24 題名:Undelivered Mail Returned to Sender
04/03/07 00:29 題名:Re: Re: Message
          ・
          ・
          ・
こんな調子で毎日延々と続き
          ・
          ・
          ・
次辺りの一連のメールを最後に来なくなりました。
          ・
          ・
          ・
04/04/22     題名:Re: message
04/04/22     題名:Mail Delivery (failure bxc02020@nifty.ne.jp)
04/04/22     題名:Mail Delivery (failure bxc02020@nifty.com)
04/04/22     題名:Mail Delivery (failure ckg36422@biglobe.ne.jp)   
04/04/22     題名:Re: Hi
04/04/22     題名:Do you?
04/04/22     題名:Mail System (ckg36422@biglobe.ne.jp)
04/04/22     題名:Mail Delivery failure (bxc02020@nifty.com)
04/04/22     題名:Mail Delivery failure (bxc02020@nifty.ne.jp)
04/04/22     題名:Undeliverable mail
04/04/22     題名:Delivery Error (ckg36422@biglobe.ne.jp)
04/04/22     題名:Failed (bxc02020@nifty.com)
04/04/22     題名:Failed (bxc02020@nifty.ne.jp)

P.S.@niftyのパソコン通信にはインターウェイでアクセスすると便利ですね。
    ADSLだから通信料が掛からないし、便利な機能も使えるし。でも、
    これだとログが残らないのでパソコン通信と併用しています。
    勿論、パソコン通信の場合はダイヤルアップで接続しています。


2004/04/23 (金) 曇り                 ページ先頭↑

ナンバーディスプレイとLモードを導入

 数年前から頻繁なセールス勧誘電話に嫌な思いをして来ました。特に短期間に
何度も電話をして来るところ(霊園、投資、着物、美容院等々・・・)があり、
「この間お断りしたばかりですよ。名簿にチェックを入れて同じところには電話
しないようにください」などと言いながら電話を切ることが度々ありました。
また、間違い電話や間違いFAXも数多くありました。この内、FAXなどは送
信に成功するまで何度も掛けて来るので、止めるには受信するよりなく、受信後
わざわざ送信元の会社に電話で知らせたこともありました。一方、間違い電話の
方は中に故意のものもあるようで、「電話は暴力」だとつくづく嫌になりました。
 しかし、導入するには電話機の買い替えや付加料金が掛かるので、これまで踏
み切れないでいました。コードレスホンが流行し始めた頃、内にも欲しいとは思
いましたが、なければないで済むものなので我慢して来ました。18年前に購入
した家庭用交換機(業界用語ではホームテレホンと言うらしい)に2台の電話と
1台のFAXを繋いで使って来ました。この機械で内線通話もできるし、掛かっ
てきた電話を他の電話機に回すこともできるし、ドアホンとの交信もできるし、
機能的には申し分ないものでした。しかし、セールス・間違い・嫌がらせ電話に
は対応できません。静かな生活を得るにはナンバーディスプレイを導入するより
なく、電話機を買い替えるよりありませんでした。
 それからこれまでの電話でもう一つ不便だったことは、パソコンでインターネ
ットをしている時に電話があっても話し中で出られないことです。短期間ですが、
携帯電話を利用した経験で携帯電話のメールの便利さと安さを知っていたので、
これと同じことができるLモードを導入したかったのです。携帯電話は便利です
が、通話料が高価なので割りが合わず、我が家は1台も使っていません。しかし、
このLモードなら月に300円の基本料さえ払えば済むのでほとんど家計の負担
になりません。携帯電話と同じ機能が月に300円で使える。これがLモードを
導入した理由です。
 それで具体的に電話機をどれにするかを決める段階となり検討している内に、
急遽FAXを購入することになりました。何故ならLモード対応のコードレス電
話機(子機1台追加含む)の価格と最初から子機2台が付いたコードレスFAX
の価格がほとんど同じなのに、大きなTFTカラー液晶が付き、FAXやコピー
もでき、しかもSDメモリーカードが使えるからでした。SDメモリーカードが
使えれば、待ち受け画面等に好きな写真を表示させたり、写真付きのメールの送
受信・保存ができます。同じ値段でこれだけ揃っているのにこれに決めない理由
はありません。必然的に行き着いた結論でした。
 ナンバーディスプレイを導入した結果、静かに暮らせるようになりました。1
日に1、2度、FAXの着信ランプが点いていることがあります。着信履歴を見
るとある時間に非通知の電話があったことが分かります。でも、このことは後で
分かるだけで電話のベルは鳴らないので静かに暮らせるようになりました。
 一方、Lモードはまだほとんど役に立っておりませんが、いずれ役に立つ日が
来ると思います。
 

ついにブロードバンドも導入               ページ先頭↑

 今頃と思われる方もいらっしゃると思いますが、私もとうとうブロードバンド
(ADSL)を導入することになり、先日15日に開通しました。切っ掛けは電
話料が急に高くなったからです。原因は私が会員となっている BIGLOBE・@nifty
の両プロバイダーが「全国共通アクセスポイント」というサービスを始めたこと
で、NTT東日本の「タイムプラス」という割引サービスを受けられなくなり、
3分8.5円のダイヤル通話料がもろに掛かって来たからです。これまで大体、
月に5000円台から7000円台位だったものが、急に1万円を軽く突破した
からです。遅いだけだったらすぐにはブロードバンドは導入していません。コス
トが問題でした。
 導入の理由はともあれ、使って見たら快適そのものでした。当たり前ですが、
まず速いこと。実効速度が下りで2.3Mbps位出ているので、ダウンロード
が一瞬で終わります。だからWindowsUpdateも楽にできるようにな
りました。一度に10数MBの更新もまったく苦になりません。HUBを介する
ことでDOS/VとPC−98で同時にインターネットにアクセスできるので、
短期間に両マシンの全OSに最新のUpdateを掛けることができました。し
かも固定料金以外まったく通信料が掛からずに。これだけでも快適そのもので大
満足なところ、更に電話やFAXやLモードも同時に使えるようになりました。
おまけにIPフォンも使えるので、遠方の電話も市内通話と同等の料金で掛けら
れます。これは本当に良いです。電話代を気にせずに高速インターネットができ
ます。パソコンの使い方が変わりました。


GF4MX440−AGPも動いた!           ページ先頭↑

 Ra43にCHANPONZERO3の導入で、取りあえずWin2000で
はGF2MX400−AGP64でやって来ましたが、更なるアップグレードと
して先日、GF4MX440−AGPに挑戦して見ましたが、メモリカウント直
後でハングアップしたので、取りあえず諦めていました。その後にWebでノウ
ハウを集め、GAのBIOSを改変すれば動くらしいということが分かったので
再度挑戦して見たところ難なく動きました。手順は次の通り行ないました。

1.Webから探してNVFLASH.EXEをDL

2.GF4MX440−AGPをDOS/V機に刺して、NVFLASHを使っ
  てBIOSをフロッピーに吸い上げる

3.バイナリエディタでBIOSを書き替える

4.DOS/V機でNVFLASHを使ってGF4MX440−AGPに改変し
  たBIOSを書き込む

5.Ra43でWin2000を起動し、プライマリモニタを内蔵GAに戻した
  後、GF2MX400−AGPのドライバを削除し電源を落とす。

6.CHANPONZERO3−I/O拡張ボックスに刺しているGF2MX
  400−AGPを外し、GF4MX440−AGPに交換する。

7.Win2000を起動し、GF4MX440−AGPのドライバを組み込む

要するに、GF4MX440−AGPについてはBIOSの書き替えだけで動き
ました。しかし、肝心のパフォーマンスについては余り振るいませんでした。
(下記)

注)正式な型番は玄人志向 GF4M4408X−LAD64Vです。

HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82/
M/B Name PC-9821Ra43
Processor Celeron 772.88MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step A]
Cache L1_Data:[16K] L1_Instruction:[16K] L2:[128K]
Resolution 1024x768 (16Bit color)
Memory 326,204 KByte
OS Windows 2000 5.0 (Build: 2195) Service Pack 4

【GF2MX400-AGP64の場合】

Rectangle Text Ellipse BitBlt DirectDraw
  22954 20779  4655   241     39

【GF4MX440-LAD64Vの場合】

Rectangle Text Ellipse BitBlt DirectDraw
  31200 25387  4331   595     29

全体的には数十%スピードアップしていますが、「DirectDraw」は逆に遅くなり
球がスローモーにしか動きません。

P.S.自作機で使っているAOpen製のGF4MX440では下記のように
    かなり良い数字が出ているので、今度またBIOSを書き替えてRa43
    で試して見たいと思っています。

Rectangle  Text Ellipse BitBlt DirectDraw
  68800 64800  10540  1497     59


I/O拡張ボックスにケースファン取り付け        ページ先頭↑

 ここのところまだ4月なのに夏日になる日が続き、CHANPONZERO3
の密閉されたI/O拡張ボックス内がかなり熱くなっていることが分かったので
ケースファンを取り付けました。特にWGP−FXNはファンが壊れ易いことが
Webで話題になっていたので、壊れない内にと急いで作業に取り掛かりました。
自作AOpen機を組み立てる時に使わず余っていた6Cmファンがちょうど良
いのでこれを当てました。ケースのフロントパネルに直径55mmの丸い穴を開
け取り付けました。フィルタだけはこのために購入しましたが、これを付けると
厚みが増してファン付属のネジでは届かないので、取りあえずフィルタのプラス
チック部品1つは外した状態で取り付けました。このためスポンジが剥き出しに
なり強度や見栄えは悪くなりましたが、次回、ショップへ行くまでの間に合わせ
です。

P.S.電源はI/O拡張ボックス内のCHANPONZERO3に供給する分
    から分岐させて取りました。要するにファン付属部品を使う普通のやり
    方です。

    ファンは静音タイプで余り強力ではないので、夏が近付き熱くなるよう
    ならまた交換すれば良い思っています。(監視のため温度計を付けると
    いう手もあります)

    前にもここに書きましたが、Ra43にも左手前の空気口にケースファ
    ンを取り付けています。35度を超える真夏でもエアコンを入れない人
    だから、温度管理には気を使っています。(◎な人だから)


2004/04/03 (土) 快晴

遜色ないので仮想86音源に移行              
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 音色・音質とも本物であるWaveStarと比べて遜色がないことが分った
ので、WaveStarは外してRa43内蔵のMate−X PCMを使用す
るよう変更しました。その代わりとしてMPU−PC98UをCバススロットに
刺して、MIDI音源も今まで通り鳴らせるようにしました。これによりWIn
2000でもサウンドが使えるようになりました。DVDを再生する時も音が出
るようになりました。Win98SEはMIDIも鳴らせ、86互換サウンドを
使う時は98仮想マシンであるT98−Nextを使います。
 でも、この作業にはてこずりました。Mate−X PCMがハウリングのよ
な現象を起こし、原因が分らなかったからです。苦しんで苦しんで最後にWeb
検索で某サイトのQ&Aからヒントを得てやっと対処できました。原因はリソー
スの競合でした。IRQがMPU−PC98Uとぶつかっていたからでした。
MPU−PC98Uは古いので非PnPなので、リソースの競合が検知できなか
ったからです。現在のOS環境では一つでも非PnPデバイスがあると物凄く不
便で具合が悪くなるものです。これでやっと通常のパソコンライフに戻ることが
できます。


2004/03/29 (月) 晴れ

98でもT98−Nextが使えるようになった       
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 昨日、98でT98−Nextを起動してびっくりしました。余り速く動いた
のでWin98SEのDOS窓を使っているのではないかと、もう一度画面を見
てしまいました。98仮想マシンのウィンドウが表示されていました。間違いな
くこれはT98−Nextの「Emulation Window」でした。一通り動かして見ま
したが、Rayも一太郎4.3も花子2もエコロジーVPlus+もFILMT
NHも自作のソフトたちも何もかもが見違える程きびきび軽快に動くようになっ
ていました。そうです。これはCHANPONZERO3の導入によるGAのア
ップグレード効果でした。CPUが遅いから98、特にWin9Xでは使えない
ものと思っていましたが、同じCPUでGAをアップグレードしただけでこれ程
パフォーマンスアップしたのだと分りました。遅いグラフィックスが足を引っ張
っていたのでした。WindowsアプリケーションのPageManager
を使った時も思いましたが、Win2000にしないと駄目だというのは間違い
で、主因はグラフィックスの遅さにありました。Rayも以前は画面が遅いだけ
でなく音も変でしたが、スピードアップしたら音まで良くなりました。Ap2か
らコピーしたROMの中にあるサウンドボードが鳴らしているのですが。

P.S.本物と比べながら音を良く聴き遜色がなければ、場合によっては本物の
    サウンドボードであるWaveStarを外せるかも知れません。そう
    なれば内蔵サウンドであるMate−X PCMを「使用する」にでき
    るから、Win2000でも音が出るようになります。


2004/03/24 (水) 曇り

CHANPONZERO3でGAアップグレード       
ページ先頭↑

 期待していた挑戦者のUIDE−133U2G/98が製品化されなかったた
め、意気消沈して「いよいよ98は終わりか」などと思っておりましたが、欲求
不満がまた「どうにかしたい」という気持ちになって動き始め、最後の可能性を
試す機会を得ました。CHANPONZERO3は余り良い動作報告は見かけま
せんでしたが、「ふえ太郎」はノイズが酷いという報告が上がっていたし、ブー
ト装置にはできないという制限があったので、CHANPONZERO3に最後
の望みを掛けるよりありませんでした。

まず動作テスト                      ページ先頭↑

 CHANPONZERO3−PCIをどこにどう収めるかという問題の前に、
Ra43で動作するかどうかテストを行ないました。まず、問題のGAは確実に
動作すると言われていた玄人志向のGF2MX400−AGP64を試しました。
あればPCI版にしようと思っていましたが、あいにく店頭にはAGP版しかな
かったのでこれにしました。(AGPスロットは他に使い道がないので、却って
良かったと思っています)
 GF2MX400−AGP64はAT互換機用GAなのでWin2000でし
か使えませんが、見事に動きました。勿論、まりもさんのCHACHAを使いま
した。ただし、ノーマルモードは「抜いちゃ駄目ボード」で表示されるので、単
純にGF2MX400−AGP64の出力を繋ぐだけではOSブート時やDOS
で画面が見えなくなるので、画面を切り替える必要があります。これについては
powerxさんのdispflipを使わせて貰いました。
 問題のパフォーマンスの方ですが、CHANPONZERO3を使うとスピー
ドがた落ちになるとも言われていましたが、それ程酷い落ち込みにはならず、ま
あまあのスピードが得られました。(下記)

HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82/
M/B Name PC-9821Ra43
Processor Celeron 765.80MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step A]
Cache L1_Data:[16K] L1_Instruction:[16K] L2:[128K]
Resolution 1024x768 (16Bit color)
Memory 326,204 KByte
OS Windows 2000 5.0 (Build: 2195) Service Pack 4

【内蔵GA(Trident MicrosystemsTGUI968x,Cyber938x)の場合】

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
21735 33321 33197 7054 4041 8169 3

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
3587 3585 671 12 49926 35666 12697 B:\100MB

【GF2MX400-AGP64の場合】

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
23732 34782 34648 7002 4086 8174 39

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
22954 20779 4655 241 49444 35666 11829 B:\100MB

現在の水準では遅いかも知れませんが、元が遅いので劇的なスピードアップとな
りました。速いので一つ一つの描画が目で追えなくなりましたし、「DirectDraw
」は以前は分解写真のようにガクガク動いていたのが、GF2MX400-AGP64では大量
の球が同時に滑らかに動くようになりました。内蔵にはない32 Bit colorではも
う少し遅くなりますが、次のような結果となりました。

【GF2MX400-AGP64(32 Bit color)の場合】

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
22889 34763 34631 7002 4089 8275 29

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
14400 12574 3518 105 48507 35666 13106 B:\100MB

この結果、お陰でコマ落ちしながらもWin2000でDVDが観られるように
なりました。

P.S.DVDの音はUSB音源待ちです。Mate−X PCMを使えば鳴る
    のですが、Win98SEでWaveStarを使うため切り離してい
    るので。(SICによる共存は上手くできませんでした)


USB2.0と何とUIDEも動いた            ページ先頭↑

 USB2.0インタフェースが動くことは勿論、UIDEインタフェースも動
きました。USB2.0はほとんど遜色なく動きました。USB2.0にはMO
やDVDなど元々低速デバイスを繋いでいるので、体感的にはほとんどスピード
の落ち込みが分りませんでした。(下記)

HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82/
M/B Name PC-9821Ra43
Processor Celeron 765.80MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step A]
Cache L1_Data:[16K] L1_Instruction:[16K] L2:[128K]
Memory 326,204 KByte
OS Windows 98 4.10 (Build: 2222) A
HDC = RATOC USB MassStorage Device WDM
HI = IBM-DTLA -307030 Rev 1000
HDC = USB Mass Storage Device PDR

【USB2.0 I/Fを本体スロットに刺した場合】
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
19752 17317 9816 Z:\100MB

【USB2.0 I/FをCHANPONZERO3に刺した場合】
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
16446 14071 8513 Z:\100MB

それからUIDEですが、ちゃんと認識されるし、ブートもできました。本体の
PCIスロットにCHANPONZERO3を刺しても、後1スロット残るので、
AEC−6280をCHANPONZERO3に刺す必要はありませんが、可能
性を試すためテストして見ました。体感的にはやはり遅くなりますが、使えるレ
ベルのパフォーマンスでした。(下記)

HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82/
M/B Name PC-9821Ra43
Processor Celeron 765.80MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step A]
Cache L1_Data:[16K] L1_Instruction:[16K] L2:[128K]
Memory 326,204 KByte
OS Windows 98 4.10 (Build: 2222) A

HDC = ACARD AEC6280 UDMA133 IDE Controller
ABCDF = IC35L060 AVV207-0 PM Rev V22O

【AEC-6280を本体スロットに刺した場合】
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
53056 31314 13428 A:\100MB

【AEC-6280をCHANPONZERO3に刺した場合】
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
51690 8062 7497 A:\100MB

 後、Win2000でもサウンドを使いたいと、安かったので(\980)CMI
8738−4CHPCIを試しましたが駄目でした。組み込まれてもハウリング
のような現象を起こし、Windowsがハングアップしてしまいました。何度
も何度も条件を変え試しましたが駄目でした。本体スロットに刺しても駄目でし
た。ボードの故障かと初期不良扱いで返品しようかとも思いましたが、AOpe
nで試したら動いたので故障ではありませんでした。98、DOS/Vに限らず
Webでも動いたという事例と動かなかったという事例が上がっていましたが、
諦めざるを得ませんでした。
 WaveStarがWin2000でも使えれば買う必要はないのですが、ド
ライバがNT4.0のものしかなく、新しいサービスパックでは動かないようで
す。マイクロソフトのドライバにバグがあるらしく、直されないからだというこ
とです。
 MPU−PC98Uも持っているので、内蔵サウンド(Mate−X PCM
)+MPU−PC98Uでやることも考えましたが、ローランドへ行ってもこれ
またWin2000用のドライバがなく、諦めざるを得ませんでした。
 以上のことからサウンドについてはリソースも足りないことだしUSB2.0
接続の音源にするよりないという結論に達しました。

P.S.WaveStarはできれば残したいのです。86互換音源がないと、
    パソコン青春時代の自作MMLツールやRAYの演奏ができなくなる
    からです。


最初はCバススロットに収めようと             ページ先頭↑

 Ra43にはCバススロットが3つありますが、無理するとここへCHANP
ONZERO3が収まることが分かりました(他の機種ではこの手は使えません。
Ra300/333/40はOK)。当初、実際にこの方向で作業を進めました。
しかし、Cバススロットのソケットに当たりCHANPONZERO3を押し込
めませんでした。上の2つのソケットがなければ収まるのです。そこでCバス基
板をマザーボードから外し、ペンチでソケットをバリバリ割り、端子も一本一本
基板から引き剥がし平にしました(壊れたRa300も持っているので、元に戻
せるので)。これによりCHANPONZERO3がギリギリCバススロットに
収まるようになりました。各PCIボードはCBUS−HENKANで固定しま
した。ただし、一番上のボードだけはCBUS−HENKANは使えませんでし
た。縦のスペースが足りないからです。残った上から3つ目のCバススロットに
はWaveStarを刺しました。(CBUS−HENKANは一つしか入って
いなかったので、使っていないCHANPON3に付属していた一つを流用しま
した)
 しばらくはここへ収めるということで何度も何度も装着したり外したりしなが
らテストを続けましたが、何せ狭いので作業し難いし時間も掛かるし、スロット
に刺したはずのボードが半分抜けていて正常に動かなかったり、USB2.0
インタフェースの部品(コンデンサ)が脱落して使えなくなったり、次第にこの
方法のマイナス面が頭をもたげて来ました。それである時点から方針転換し、本
体に刺しているボードの上に直付けしてテストを続けるようにしました。本体の
正面から見て左側に飛び出る形になりますが、無用なトラブルがなくなりやり易
くなりました。この体制で良くテストし機器構成を確定させました。

P.S.秋葉原の何軒もの店を探しても150μFのコンデンサがなくて未だに
    直せていません。


そこへ98用GAの売り情報が               ページ先頭↑

 GF2MX400−AGP64ではWin2000でしか使えず、メインOS
であるWin98SEでは使えません。だから98用GAが欲しかったのですが、
どこも在庫切れで手に入りませんでした。そこへ飛び込んできたのが某サイトで
のWGP−FX16Nの売り情報でした。日本でここだけでしか売っていません。
買いそびれれば二度と手に入りません。「これを知らずにPC−98人生終わり
たくない」という一心でマウスをクリックしました。
 早速、WGP−FX16NがCHANPONZERO3直付け体制でのテスト
に加わりました。流石に98用GAです。難なく組み込めました。I−Oデータ
のVoodoo Bansheeに比べ遅いと言われていることは知っていまし
たが、いえいえどうして、素晴らしいパフォーマンスをもたらしてくれました。
(下記)

HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82/
M/B Name PC-9821Ra43
Processor Celeron 765.80MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step A]
Cache L1_Data:[16K] L1_Instruction:[16K] L2:[128K]
Resolution 1024x768 (16Bit color)
Memory 325,856 KByte
OS Windows 98 4.10 (Build: 2222) A

【内蔵GA(Trident MicrosystemsTGUI968x,Cyber938x)の場合】

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
21179 28777 30226 6799 3890 7863 2

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
2098 1947 1155 12 52566 34007 12172 A:\100MB

【WGP-FX16N (3Dfx)の場合】

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
24089 30031 31562 5979 3069 6123 59

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
32750 39572 4073 349 53029 29074 12500 A:\100MB

これは速いです。目で観てGF2MX400−AGP64より速いことがはっき
り分り感動しました。Win98SEでも画像ソフトのPageManager
が小気味よく動くようになりましたし、画像を多用しているWebの閲覧も軽く
できるようになりました。

また32 Bit colorでは次のようになりました。

【WGP-FX16N (3Dfx)(32 Bit color)の場合】

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
22853 30031 31544 5979 3069 6123 29

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
26186 30333 3737 159 50818 29181 12103 A:\100MB

それから本体スロットに刺した場合もテストして見ました。

【WGP-FX16N (3Dfx)(32 Bit color)で本体スロットに刺した場合】

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
23493 30470 32049 6902 4041 8179 29

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
27153 31593 4415 159 50767 30630 12333 A:\100MB

CHANPONZERO3に刺してもほとんどパフォーマンスが落ちていないこ
とが分りました。こんな簡単な仕掛けのCHANPONZERO3がこれ程のグ
レードアップをしてくれるとは思いませんでした。


CHANPONZERO3をI/O拡張ボックスに      ページ先頭↑

 以上により動作試験が終わり機器構成が決定しました。そして最後に残ったの
がCHANPONZERO3をどこにどのように収めるかという問題でした。
最初はこのままPCI基板部に直付けした状態で本体のケースカバーを切り取っ
て穴が開いた部分に何らかのカバーを付け加えてホコリが入らないようどうにか
蓋をしたらどうかと考えました。しかし、却って加工が面倒だし、ケースカバー
の着脱がスムースにできないのではないかとなどと考え、この案は取り止めにな
りました。色々考えながら臨時の収まりで使っていましたが、収めない限り落ち
着いて使っていられません。
 そしてとうとう面倒な作業に着手することになりました。外付けのI/O拡張
ボックスを作ることです。最初の問題はPCIスロットの仕組みです。これをゼ
ロから作るのでは大変なので、故障したV200/MZから切り取って使うこと
にしました。V200をすべて分解することになりました。ドライブ類も全て外
し、Cバスのカゴも外し、最後にマザーボードも外しました。そしてV200の
最下部からPCIスロットごと直方体を切り出しました。ケースはすべて鉄板な
ので硬くて作業が大変でした。部材が入り組んで電動ジグソーを使えない部分も
あり、そこは金ノコや糸ノコで切るよりなかったので、ほんの10Cmとか20
Cm切るのに何時間も掛かったり、電動ジグソーを使えても支えがないので振動
が激しく思うように刃が進まなかったり、ノコ刃が折れてしまったり、電動ジグ
ソー自体が壊れてしまい買いに行ったりと、とにかく大変でした。切り取った後
はヤスリ掛けを行ないました。そんなわけで真っすぐ切れなかったので、ヤスリ
掛けも大変でした。手に豆や切り傷を作りながらの大変な作業でした。
 切り取ったケースは2方の壁と屋根がありませんでしたが、PCIスロットの
仕組みだけはしっかりしていたので、早速、CHANPONZERO3の基板を
取り付けて試用して見ました。位置調整をし多少加工もしましたが、PCIボー
ドがしっかり固定できるので、その類のトラブルはなく、使い心地は満点でした。
 そしてこの時点で2つのGAの切り替えもできるようにしました。Aドライブ
のWin98SEを起動する時にはPCIスロットに刺したWGP−FX16N
の出力を「抜いちゃ駄目ボード」に繋ぎ、BドライブのWin2000を起動す
る時にはAGPスロットに刺したGF2MX400−AGP64の出力を繋ぐよ
うに。これはもうモニタ切替器を使うよりありません。取り敢えず持っていた2
回路のスイッチボックスをこれに当てました。
 しかし、2方の壁と屋根を塞がない限り落ち着いて寝られません。面倒がる自
分に鞭打ってまた作業に取り掛かりました。OAカラーのV200のケース蓋の
一番上側の部分からPCIスロット部の直方体に合うように切り出しました。今
度は板厚は薄いですが、これまた鉄板なので加工が大変でした。万力など気の利
いた固定具もありませんでしたが、苦労の末ケース蓋ができました。それからフ
ロントパネルもケース蓋の残りから切り出し、曲げ加工もして作りました。ケー
スファンを取り付ける丸い穴も開けました。満足な道具もなく硬い鉄板の有り合
わせの材料で作ったので、細部は余り綺麗にできていませんでしたが、ケースを
閉めてしまえばあらも目立たず、特にPCIスロットのある背面は格好良くでき
ました。後は40ピンIDE端子2個や電源端子を取り付ける作業が残りました。
秋葉原へこれらの部品を買いに行きました。
 秋葉原で一通り部品を買い終わったところで歩いていたら、ある店の奥に沢山
のケースが山積みになっているのが目に入ったので見に行きました。そうしたら
どうでしょう。PCIスロットを入れるのにちょうど良い大きさのアルミケース
があるではないですか。しかも値段も手頃で。念のため他の店にPCIスロット
のサイズを計りに行き、幅も高さも奥行きもちょうど良いことを確かめ、その上
で購入に踏み切りました。
 大変な手間暇を掛けて作ったケースでしたが、これから長く使うものなので、
良いものを作ろうと頭を切り替えました。作ったケースのPCIスロット部分た
けを切り出し、これを買ってきたアルミケースに取り付けて作ることにしました。
今度は最初からケースは完成しているので後は必要な穴を開けるだけでした。ア
ルミなので加工も楽だし綺麗にできました。最後に小さな基板にIDE端子2個
と電源端子1個を取り付け、この基板をPCIスロットの右横に取り付け、配線
を行ない完成させました。



 ところが動作チェックをしたら、PCIボードが認識されなかったり、CHA
CHAから「VGABIOSの内容が不正かまたはROMが切り離されています」という緑
色のエラーメッセージが表示されたり、Windowsは立ち上がってもボード
が認識されていなかったり、?が付いたり正常に動作しませんでした。テスター
を使い何度もチェックしましたが、配線に間違いはありませんでした。IDE端
子を介さず、80芯ケーブルを直接CHANPONZERO3ボードに繋げば正
常に動きましたから故障ではありません。繊細微妙なIDEインタフェースなの
で、接点が増えた分信号が劣化してパリティエラーを起こしているのかも知れま
せん。だから、IDEケーブルの延長コネクタは売られていないのかも知れませ
ん(ATA66以上で使うにはケーブル長は46.5Cm以内に抑えないといけ
ないということもあるのでしょうけど)。あるいは自分で行なった配線はグラウ
ンド処理を行なっていないので、80芯の効果がなくなったからなのかも知れま
せん。いずれにしろI/O拡張ボックスにはIDE端子が付いていた方が便利な
ので、可能ならいずれ解決させたいと思っています。とりあえず今回は一続きの
IDEケーブルで本体基板とI/O拡張ボックス内基板を結ぶやり方で完成させ
ました。(下記)



P.S.CHANPONZERO3に使うIDEケーブルは80Cmのものでも
    テストしましたが問題なく動きました。ただし、ATA133対応のケ
    ーブルを使ってのテストですが。


2004/02/21 (土) 曇り

DVD−RAMが遅いのはメディアのせいだった      ページ先頭↑

 DVD−RAMメディアは、ドライブ購入時に買った時には販売価格以外に特
に店側の表示がなかったので気付きませんでしたが、その後メディアを追加購入
しに行った時にパッケージを注意深く見たら、「3倍速対応」と明記されている
ものとされていないものがあることが分りました。「3倍速対応」と明記されて
いるものは良く見ると小さな文字で「DVD-RAM Ver.2.1/3X」と付記されており、
それ以外のメディアは「DVD-RAM Ver.2.1」としか付記されていませんでした。
そこで気付きました。前回のテストではドライブは3倍速の能力があったのに2
倍速のメディアを使ったので遅かったのだと。
 というわけで、追加購入したメディアを使ってのバックアップ時間測定テスト
を再度行なっています。色々条件があり、まだ正確なバックアップ時間は計れて
いませんが、2時間か2時間少し位になると思います。
 DVD−RAMもこれ位のアクセススピードならパフォーマンス的にはまあま
あと言い直すべきでしょう。ただ、耐久性(書き換え回数)がMOが100万回
以上であるのに対して、DVD−RAMは約10万回なので、ここがネックとな
り用途が限られて来るのではないかと思います。MOメディアは10数年酷使し
ても平気でしたが、DVD−RAMはその10分1だから1〜2年で駄目になる
勘定になります。そこのところを考えて使う必要のあるメディアだと思います。
 それからメディアが裸のままだとホコリの付着でI/Oエラーが起こり易くな
ります。大事なバックアップデータなら、やはりMOのようにカートリッジに入
れて使用すべきでしょう。コンピュータ用は現在はカートリッジ非対応のドライ
ブが主流になっていますが、DVD−RAMをバックアップ用として使用するな
ら、カートリッジ対応のドライブを購入すべきでしょう。

P.S.DVD−RAMはCD−RW(確か1000回位)と似たような使い方
    になるのかな?


PC−98のディスクアクセスは結構速い!       ページ先頭↑

 AOpen(ATA100)でもHDBENCHを実行して分ったのですが、
PC−9821Ra43+AEC−6280/98のATA100対応HDDが
結構速いということが分りました。下記がベンチマークテストの結果です。

HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82/
M/B Name AOpen AX4G-PRO
Processor Pentium4 1995.03MHz[GenuineIntel family F model 2 step 4]
VideoCard AOpen GeForce4 MX 440 - Windows Xp/2k Driver v29.42
Resolution 1024x768 (32Bit color)
Memory 523,760 KByte
OS Windows 2000 5.0 (Build: 2195) Service Pack 4

Intel(R) 82801DB Ultra ATA Storage Controller - 24CB
HDD = IC35L080AVVA07-0

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
38535 49082 76680 106862 37466 73800 59

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
58000 48400 10420 729 46125 44872 3241 C:\100MB

HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82/
M/B Name PC-9821Ra43
Processor Celeron 765.78MHz[GenuineIntel family 6 model 8 s
Cache L1_Data:[16K] L1_Instruction:[16K] L2:[128K]
VideoCard PC-9821 TGUI968x,Cyber938x,Providia9685 (Trident)
Resolution 1024x768 (16Bit color)
Memory 325,844 KByte
OS Windows 98 4.10 (Build: 2222) A

HDC = ACARD AEC6280 UDMA133 IDE Controller
HDD = IC35L060 AVV207-0 PM Rev V22O

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
20920 30086 31620 6797 3930 7875 2

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
1988 1940 1152 12 50617 34053 11531 A:\100MB

 Write は 44872 対 34053 で負けていますが、Read は 46125 対 50617 で勝
っていますし、Copy も 3241 対 11531 で勝っていますから、PC−98でも結
構速いです。後、HDDをATA133対応のものに交換すればもう少し速くで
きるのではないかと思います。演算性能、メモリアクセス、グラフィックスでは
まったく歯が立ちませんが、普通に日常業務に使ったり、バックアップのテスト
をする分には十分に使えるマシンです。まだまだ使えるPC−98!・・・

P.S.PC−98でのテストはAOpenと同じWin2000でも行ないま
    したが、結果は同じでした。


2004/02/13 (金) 晴れ

DVD−RAMへのバックアップ時間測定          
ページ先頭↑

 昨日、DVD−RAMは遅くてがっかりしたと言いましたが、どの位遅いのか
曖昧な報告しかしなかったので、その後、新規バックアップを最後まで行なって
時間を測定したので報告します。
 自作DOS/V(AOpen AX4G-PRO/Pentium4 2.0AGHz/Memory 512MB)で行ない
次のような結果となりました。(Windows2000/BCOPY 2002 Ver.8.58a使用)

----- DVD-RAM (FAT32) --------------------------------------------------
Command Line = BCOPY CDEFMN: P: /BACKUP40 /O@:+OSKIPDIR.DAT /X@SKIPF.DEF
/E!BAK+!ERR+!DMP /WL /W! /N
所要時間 ---- 容 量 ---- Dirs Files
03:06:59 4261MB / 4359MB 3453 51052

それからMOと比較するため同様のテストを2.3GB−MOでも行なったら次
のような結果となりました。

----- 2.3GB MO (FAT32) -------------------------------------------------
Command Line = BCOPY CDEFMN: O: /BACKUP40 /O@:+OSKIPDIR.DAT /X@SKIPF.DEF
/E!BAK+!ERR+!DMP /WL /W! /N
  所要時間 ---- 容 量 ---- Dirs Files
#1 00:54:43 1997MB / 2072MB 1756 30156
#2 00:45:19 2008MB / 2072MB 1302 19743
計 01:40:02 4005MB / 4144MB 3058 49899

このMOでのテスト結果を総容量でDVD−RAMに換算すると所要時間は
約1時間48分になりますから、DVD−RAMのアクセススピードはMO
の58%ということになります。

 しかし、このテストでは前述したような複雑なパラメータでバックアップして
いるし、メディア枚数の違いもあるので、必ずしも正確にDVD−RAMとMO
のアクセススピードの違いが反映されていない可能性があります。そこで、単純
コピーのテストも行なって見ました。

----- DVD-RAM (FAT32) --------------------------------------------------
Command Line = BCOPY C: P: /COPY
所要時間 ---- 容 量 ---- Dirs Files
00:56:57 1163MB / 4359MB 1637 23906

----- 2.3GB MO (FAT32) -------------------------------------------------
Command Line = BCOPY C: O: /COPY
所要時間 ---- 容 量 ---- Dirs Files
00:34:52 1163MB / 2072MB 1637 23906

単純コピーではDVD−RAMのアクセススピードはMOの61%という結果に
なりました。前者のテストと合わせて考えると、実使用ではDVD−RAMのア
クセススピードはMOの大体6割前後ということになります。

現在のDVD−RAMは3倍速と言われていますが、5倍速位になればまあまあ
使えるメディアになるのではないでしょうか。

P.S.メインマシンであるPC-9821Ra43では、これまで7種(7重)
    のバックアップを行なって来ましたが、今回これにDVD−RAMへの
    バックアップも加えました。2度目以降の更新バックアップなら4.7
    GBメディア2枚で20〜30分で終わるので、それ程負担にならない
    ので。(このバックアップの場合は5ドライブで正味容量7323MB
    あります)


2004/02/12 (木) 晴れ

DVD−RAMは遅くてがっかり              
ページ先頭↑

 ソフトを作るため必要に迫られDVD−RAMドライブ(USB2.0接続)
を購入しましたが遅いですね。容量が片面4.7GBと大きいのは良いですが、
アクセスが遅過ぎ、がっかりしました。時間が掛かり過ぎ中断させてしまうこと
が多かったので正確な時間は分かりませんが、1枚2時間では終わらないことは
確かです。最近のMOの場合、平均シークタイムが19ms位であるのに対して
DVD−RAMの平均アクセスタイムは165msですから、スピードが1桁遅
いわけです。MO Forum のテストデータでもDVD−RAMよりMOの方が3倍
余りも速いという結果になっています。

リムーバブル装置の速度比較
http://www.mo-forum.gr.jp/japanese/comparison/02.html

耐久性もDVD−RAMが約10万回であるのに対して、MOは100万回以上
ですから、10倍の開きがあります。バックアップ媒体としては現状では1.3
GBや2.3GBのMOドライブの方が良いですね。

P.S.原理的に見てDVD−RAMの速度がMOに追い付くことはないから、
    MOが4GB超の次世代規格を出せば天下一品なのですが、市場の条件
    が許すでしょうか?

    某、家電量販店で1.3GB−MOが2万円位で売られていましたから
    MOも安くなったことは確かなのですが、2.3GB−MOは置いてな
    かったし、シェアが伸び悩んでいるようです。


2004/02/06 (金) 晴れ

パソコン通信時代が一番良かった             ページ先頭↑

 オンラインソフトの作者としては、PC-VAN & NIFTY のパソコン通信の時代が
一番良かったと思います。どちらにも優れたオンラインソフトが大量に登録され
ていてツールには不自由しなかったし、SIGやフォームラムではパソコンや
その他様々な話題で活発に議論が交わされていました。私もSMENUというフリー
ソフト等を作り、チアリ広場等で発表していました。
 私が●絡みの大変な時代に、チアリさん始め、小松さん、【言秀イ憂】さん、
HIROさんなどが暖かく迎え入れてくださり、お世話になりました。

ATQ0V1\N3

OK
ATDP54430980

CONNECT 2400/REL5

VANPCNEC02


WELCOME TO C&C-VAN
<<< PC-VAN >>>

USER_ID: CKG36422


PASSWORD:

PC-VAN SERVICE FROM NEC CORPORATION COPYRIGHT (C),1994

ゼンカイ LOG OUT DATE 94-07-19 TIME 13:56:25

コンカイ LOG IN DATE 94-07-20 TIME 18:18:01

*プロファイル ヲ シュウセイ シマスカ(Y,N,GW)=N

☆7/20 (財)国際協力推進協会が運営する国際協力、国際交流、国際理解教育の
 ための国際パソコン通信ネットワーク「APICNET」へ接続開始!(J APICNET)

☆7/20 環境庁「環境基本計画情報」の中間審議発表コーナー開始(J KANKYOCHO)

☆7/20 「キャプテン」にて”日刊スポーツ情報”が利用できるようになりました
 なお、現在提供されている通信ソフトはPC98版のみです。ご注意下さい(J CAPTAIN)

☆7/20 プリントショップ【刷画工房(するがこうぼう)】本日開設!自分だけの
 オリジナル名刺を作ってみませんか?只今オープン記念価格中。(JSURUGA)

お知らせを表示しますか(Y,N)=Y

☆7/18 「クロスワードパズル」(J PUZZLE)の問題を出題!今回のテーマは"夏の
 スポーツ"です。PC-VAN使用権他豪華商品をプレゼント!皆さんどしどしご応募下さい。

☆7/18 SIG「レッツ個人輸入」では、LOGファイルからメールオーダーショップの住所を切り出
すCDC(Caralog Data Cutter)が公開中!¥高の有効活用に!詳細は(J YUNYU)

◎7/18 PC−VAN会員の皆様へ 会員規約第31条の運用について◎
電子掲示板、フォーラム等の掲載メッセージにおいて、会員規約第31条に基づく事務
局の運用方針を 「お知らせ」(J OSIRASE)に掲載させて頂きました。会員の皆様におか
れては何卒趣旨をご理解のうえ、今後ともPC−VANの健全なご利用をいただきます
ようお願い申し上げます。

☆7/18 PC−VANでホテル予約が行えます。全国約100ヶ所のビジネス・
 シティホテルがの空き状況の検索、宿泊予約ができます。「”ロテル”ホテル予約
 サービス」へ (J LHOTEL)

☆7/16 どうしたらあなたの意志で運を開くことができるか?? それを教えてく
 れるのが「マダム=ステラのバーチャル占い」(J MSTELLA)です。

☆7/15 アスキーPCカタログShop開店!!
 パソコン周辺機器はいかがですか? パソコンショップが新規開店

続けて表示しますか(Y,N)=Y

 (J PCSHOP)

☆7/15 アスキーSoftShopに新作登場!!
 フジヤマ計画「おでんわクラブ」他2タイトルを登録!!(J SOFTSHOP)

☆7/15 98マルチメディアステーションにパワーーーーオン!!
 FM東京(80MHz) 土曜深夜24時!(出演:つのだ☆ひろ&相馬裕子)FM
 放送とパソコン通信がドッキング!(J TFM)

☆7/15 NTV スーパーTV情報へスイッチオン!!
 日本テレビ系列 月曜夜9時からの「スーパーテレビ情報最前線」にあなたも参加し
 てみませんか? 番組ではあなたからの情報をお待ちしております。(J NTV)

☆7/15 「DCギフトカード」か「DC旅行券」をお買いあげいただくと、抽選で
 『たぬき・かっぱグッズ』が当たる!DCカードショッピングへどうぞ(J DCCARD)

☆7/15 「全国コンサ−ト情報」(J CONCERT)では7月30日(土)に開催される"ジャズサ
 ミットゆがわら"のチケットを10組20名の方にプレゼント!!詳しくは「お知らせ」(J OSIRASE)

◎7/14 「PC−VAN+」久喜2400/1200bpsAP新設!◎
「PC-VAN+」2400/1200bps APを久喜に新設致しました。詳細は(J OSIRASE)をご覧下さい。


続けて表示しますか(Y,N)=Y

◎7/6 雑誌の誌上でお嫁さんを探しませんか?講談社「ViVi」増刊「結婚ViVi」で
 は、誌面に登場していただける結婚したい男性を募集中!ふるってご応募ください!
 詳しくは、「結婚VIVI 優良花婿候補募集」へ(J VIVI)

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チアリコンピュータワールド (CIARI,NEC98)

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#16/56 フリーボード
★タイトル (CKG36422) 94/ 7/21 9:50 ( 40)
★SMENU Ver.1.00 リリースしました      ヨウジ
★内容

 「フリーソフト第二段を近々リリースします」と言ったのが4月9日でした。
遅れてしまいましたが、やっと完成しました。前作 LOGCUT.EXE は簡単なプログ
ラムだったのですが、沢山の皆様にダウンロードして頂き、本当に嬉しく思って
います。
 SMENUはコマンドシェルとメニュープロセッサーが一緒になった本格的な
ユーティリティプログラムです。DOSのコマンドラインで作業をされている方
は、SMENUを使えば格段に能率が上がります。コマンドラインの編集ができ
るし、ヒストリー機能があるし、それにマルチステートメントができるからです
。それからファイル管理プログラムにはない、あなただけの分かり易い、使い易
いメニューが作れますよ。Windowsで作業をされている方もSMENUを
DOS互換ボックスで起動すれば、非常に使い易くなります。SMENUは何ん
と最高16個まで同時に起動できるんです。
 と言うわけで、これでやっと約束が果たせました。下記SIGにありますので
是非使ってみてください。

   ・ JCIARI
   ・ 7.OSL
   ・ 3.ユーティリティ
   ・ ファイル番号5006番

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   ファイル名  登録者ID 登録日  サイズ  アクセス

5006.SMENU100.DOC CKG36422 94/ 7/20 0002422 0000035
   SMENU100.LZH CKG36422 94/ 7/20 0077312
(シェル&メニュープロセッサー SMENU Ver.1.00 for PC98 by ヨウジ)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



                                ヨウジ

P.S.今回は98専用です。DOS/Vお使いの方ご免なさい。
    それから何か使い方で分からないことがありましたら、下記にアップし
    てください。できるだけ対応するようにします。

     ・ JCIARI
     ・ 3.フォーラム
     ・ 3.NEC98広場


NEC98広場

番号  ID 登録日付 タイトル 総数: ????

#4690 CKG36422 94/ 7/27 SMENUの新Ver.アップしました >HIRO
#4691 SIGOP11 94/ 7/27 RE:#4689 MAGローダー     HIRO
#4692 SIGOP11 94/ 7/27 RE:#4690 SMENUムーブしました HIRO
#4693 CCIARI  94/ 7/28 ヨウジさん,僕も クロード チアリ
#4694 CKG36422 94/ 7/28 登録有難うございました >HIROさん  
#4695 CKG36422 94/ 7/28 はじめまして >チアリさん        
#4696 HJD24234 94/ 7/28 SMENU DLしました  北見のハッカ
#4697 CKG36422 94/ 7/28 それはそれは >北見のハッカさん     
#4698 CCIARI  94/ 7/28 ヨウジさん,こちらこそ宜しく<^_ー>チアリ
#4699 CKG36422 94/ 7/29 少しお休みです              
#4701 HJD24234 94/ 7/30 SMENU) お手数かけます  北見のハッカ
#4702 SIGOP15 94/ 7/30 AV002S3.LZH > 林さん、書庫が壊れて 小松
#4703 RZF08260 94/ 7/30 小松さんいつもご迷惑かけます。
#4705 SIGOP11 94/ 8/ 1 出席簿>7月度     HIRO
#4706 SIGOP11 94/ 8/ 1 RE:#4700 AVALONムーブ完了しました 
#4707 RUM34238 94/ 8/ 1 WISER>復帰します。
#4708 RZF08260 94/ 8/ 1 HIROさんありがとうございました。 林
#4709 YAG09572 94/ 8/ 3 AFind>moveお願い致します
#4710 CKG36422 94/ 8/ 3 もうしばらくお待ちください >北見のハッカさん
#4711 YKG04625 94/ 8/ 3 BIOS では正確な曜日取得は出来ません NAG
#4712 CKG36422 94/ 8/ 5 SMENU V1.11 アップしました >HIRO
#4713 CKG36422 94/ 8/ 5 SMENU修正完了しました >北見のハッカさん
#4714 SIGOP11 94/ 8/ 5 ヨウジさんムーブ完了しました  HIRO
#4715 CKG36422 94/ 8/ 5 ムーブ有難うございました >HIROさん 
#4716 SIGOP11 94/ 8/ 5 ヨウジさんやっと解りました(^^;)  HIRO
#4717 HJD24234 94/ 8/ 6 ヨウジさん 了解しました  北見のハッカ
#4718 HJD24234 94/ 8/ 6 ヨウジさん 早い手当ありがとうございます 
#4719 CKG36422 94/ 8/ 6 メニューは >HIROさん        
#4720 CKG36422 94/ 8/ 6 それは羨ましい >北見のハッカさん    
#4721 YKG04625 94/ 8/ 6 《ЯE》V1.10→V1.11A 差分をアップ
#4722 SIGOP15 94/ 8/ 6 NAGさん、現在 MOVE 不可  小松
#4723 YKG04625 94/ 8/ 6 小松さん ゆっくりでも(^^; NAG
#4724 YAG09572 94/ 8/ 6 AFind>move有り難うございました(__) T.N
#4725 SIGOP15 94/ 8/ 6 RE111AU.LZH > MOVE完了 小松
#4726 CKG36422 94/ 8/ 7 SMENU V1.12 アップしました     
#4727 SIGOP11 94/ 8/ 7 RE:#4726 SMENU V1.12 ムーブしました 
#4728 HJD24234 94/ 8/ 7 ヨウジさん 完璧です  北見のハッカ
#4729 CKG36422 94/ 8/ 8 ムーブ有難うございました >HIROさん 
#4730 CKG36422 94/ 8/ 8 貴重な情報どうも >北見のハッカさん   
#4731 CKG36422 94/ 8/ 8 WILDER V1.0 アップしました     

という感じで始まりました。集団生活ですから、気遣いや多少我慢しなければ
ならないこともありましたが、ソフトの作者としては充実した日々を送っていま
した。

それから・・・

#4897/4897 NEC98広場
★タイトル (CKG36422) 94/12/ 1 20:31 ( 11)
BCOPY V1.00アップロードしました  ヨウジ
★内容

ご無沙汰しておりました、ヨウジです。

初のシェアウェアが完成し、今日アップロードしました。

98用のバックアップ・ユーティリティーです。

ムーブ宜しくお願いします。


                       ヨウジ

と進み、シェアウェア作者としての人生が始まりました。


シェアウェア作者としてはNIFTYが良かった        ページ先頭↑

 オンラインソフトはNIFTYでも公開し、シェアウェアのBCOPYの方は送金代行シ
ステムにも登録し、オンラインレジストできるようにしました。多くのユーザー
登録を頂き、BCOPYの黄金時代となりました。売れる分ユーザーサポートも大変
で、毎日電子メールで質問に答えるのが大変でした。半日はそれで終わってしま
いました。これに加え開発も続け、更に●とも戦わなければならなかったので、
超多忙で青い顔をして頑張っておりました。

P.S.インターネット時代になりシステムがまったく変わり、毎月メリハリの
    ない底ばい状態が続いています。(NIFTYより1桁少ない)


戻る↑


著作権情報
最終更新日 : 2005/01/01.