コンピュータ室   2001年分

コンピュータ関連の話をします。

2001/12/07 WinXPに一つ問題があり
2001/11/28 WinXPインストール完了
2001/10/16 8Gの壁に再挑戦し、得た結論
2001/10/08 XPはDOS/Vデスクトップに方針転換
2001/10/08 2.3GB MOが出て来た
2001/09/11 ノート用30GBが発売される
2001/09/11 Windows Updateから56Kモデムへ
2001/09/11 これからはDOS/V機2台体制で
2001/09/10 このノートにはXPが載る
2001/09/05 ノートの環境整備はしたけれど
2001/08/24 ノートはメモリ増設したけれど
2001/08/08 XPはノートへインストールしよう!
2001/07/09 私のパソコンを紹介します
2001/06/22 DOS/Vに8GB超HDD繋がる
2001/06/04 DOS/Vはやはり買い替えよう
2001/05/25 今日は家計簿の締日
2001/05/25 パソコンと仕事との関わり
2001/04/20 SMENU 2.54の開発
2001/04/20 SMENU内蔵のコマンド・エディタとは
2001/03/21 私の愛用DOSソフトの紹介
2001/03/19 NIFTY 送金代行システムがなくなるのは寂しい
2001/03/19 DOS/Vは10数万円のローコスト版で良いや
2001/03/15 私がDOS/V機を買い替えたい理由
2001/02/17 PC−98でパーティションの8GB超化を実施
2001/02/14 MOメディアにトラブル発生!!!。でも・・・?!
2001/02/13 オプション機器のインタフェースは何が一番良いか
2001/02/09 新しいDOS/V機が欲しい
2001/02/09 モデムも欲しい
2001/02/09 1.3GB MOも欲しい

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2001/12/07 (金) 晴れ

WinXPに一つ問題があり                
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 シェアウェア開発や私生活に忙しく、余りWinXPをいじくる時間がないの
ですが、その後、少し変化がありました。前回、Win2000から何も問題な
くWinXPにアップグレードできたと言いましたが、その後調べた結果、一つ
だけ問題がありました。
 私の開発しているシェアウェアはPC−98版とDOS/V版がある関係で、
開発上の便宜を計るため、ソースプログラムを両者で共通にしています。そして
両版を同時開発しています。このために欠かせないのがLANです。ピア・ツー
・ピアのLANですが、片方にサーバー(ファイルサーバー)の役目をさせ、サ
ーバー側でソースプログラムを一元管理しています。このような場合一元管理は
必然であり、そのためにはLANが必須となります。
 WinXPにアップグレードしてこのLANに問題が出ました。クライアント
のDOS/Vからサーバーにアクセスすると、読み込みはできるのに書き込みが
できないのです。テキストエディタでセーブしようとするとディスクに空きがな
いとか、ディスクに問題があるとのエラーメッセージが出てセーブできないので
す。そしてその後はサーバー側の該当ファイルはサーバー側からも書き込みでき
なくなってしまいました。リブートすると直りますが、これでは使えません。
 それでLANボードのメーカーのホームページに行って調べたところ、この
LANボードはWinXP未対応ということが分りました。このLANボードの
ドライバーはWin2000でもOS標準のドライバーを使うようになっていま
したが、WinXPではOSがこのハードに対応しなかったからだということに
なります。ISAスロット用の古い物なのでWindowsに見捨てられてしま
ったようです。LANボードメーカーの努力でできないことなので仕方がありま
せん。諦めて新たに購入することにしました。これがないと開発ができませんか
ら、前は急げ、すぐに買いに行きました。同じメーカーの後継機種と思って買い
に行きましたが、あいにく店頭在庫がなかったので、他のメーカー製のものを買
いました。980円でしたが、ポイントカードがあったので0円でした。
 後は問題ありません。ただ、WinXPはやたらと自動化されていて、勝手に
タスクが起動され邪魔をされるので、これを止める方法を覚えないと面倒で使え
ません。まだマニュアルもないし、暇もないし、止められないものが残っていま
す。開発が終わったらやろうと思っています。

P.S.メモリ96MBでもWin2000と比べて遜色のないパフォーマンス
    で動きます。前回遅かったのは、LANボードの合わないドライバーを
    組み込んでいたからだと思います。


2001/11/28 (水) 快晴

WinXPインストール完了                
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 WinXPは自作シェアウェアのバージョンアップが終わってから買いに行き
ました。本当は発売日の11月16日に行きたかったのですが、開発が思いの他
難航したため遅くなってしまいました。23日に池袋の行きつけのパソコンショ
ップで買いました。どちらを買ったかと言えば、大は小を兼ねるということで
Professional版の方を買いました。更に私はWin2000を持っ
ているので、安い特別アップグレード版(15800円)の方を買いました。
 インストールは25日に行ないました。Win2000を他の論理ドライブに
コピーし、ここからブートして、WinXPへアップグレードしました。所用時
間は約1時間半でした。私のマシンは95年末型の古いマシンですが、これと言
った問題もなくインストールできました。WinXPはWin2000のマイナ
ーチェンジ版と言って良い程、OSの基本部分は同じ物のようです。それが証拠
にバージョンb烽vin2000が5.0であるのに対して、WinXPは
5.1です。ただ、表面的なデザインは大きく変わりました。Win2000は
ビジネス用ということで真面目一方のデザインでしたが、WinXPは大衆や子
供が使うことを意識したデザインに変わっていました。私は大人のデザインの
Win2000のデザインの方が好きです。それで極力、元と同じになるよう設
定を変えて使っています。Win9Xからアップグレードした人にとっては余り
の違いに戸惑うのではないかと思います。Win2000からだと共通な部分も
ありその2分1位の違いに感じます。メニュー構成やアイコンのデザインが変わ
ったというのが外側から見た大きな違いです。
 取りあえず報告ということで何の準備もなく、インストールしたDOS/V機
の電源を入れ画面を見ながら書いているわけでもないので、具体性のない感想に
なりました。忙しくてまだ良く使っていないので、詳しいことや中身については
またその内書きたいと思います。

P.S.メモリ96MBでもそれ程苦にならない程のレスポンスで動きますが、
    前回、IDEインターフェースを標準搭載のEIDEに戻したので、
    大量のディスクアクセスがあると遅さが目立ちます。PIOにCPU
    パワーを取られてしまうからです。


2001/10/16 (火) 晴れ                           ページ先頭↑

8Gの壁に再挑戦し、得た結論

 「2001/06/22 DOS/Vに8GB超HDD繋がる」でも言いましたが、私の
DOS/V機はIDEハードディスクも接続できるUltra SCSIインタ
フェースを使って8GB超のハードディスクは一応使えるようになりましたが、
一つだけ問題が残っていました。8GB超の領域にあるパーティションに対して
ノートンユーティリティを実行すると「パーティションの設定が不正」という意
味のエラーとなり、ディスク・ドクターやWinドクターなどのチェックがてき
ないという問題です。いくつものパーティションを割り当て複数のOSを使って
いる私にとってはこの問題は致命的です。今後もこのマシンをメインの開発マシ
ンとして使って行くにはどうしてもクリアーしなければならない課題となってい
ました。
 そこで先日(10月8日)から始めたPC−9821内蔵のIDE:30GB
HDDとこのDOS/VのIDE:10GBHDDとの交換作業の後に問題解決
に取り組みました。まずはお金が掛からない方法として次のことを試みました。
 IDEハードディスクも接続できるUltra SCSIインタフェースはメ
ルコのIFC−USP−M2という製品ですが、以前に富士通専用のディスクフ
ォーマッタがあるということを知っていたので、まず、これをダウンロードして
試して見ました。メルコのカタログによるとこれは旧型の富士通製パソコン(私
のマシンも対象)で8GBHDDを使う場合に使うディスクフォーマッタだとい
うことなので、私が直面している問題と何か関係がありそうだと思ったからです。
結果は、確かにこれを使うとFDISKと違って8GB超の領域に対するパーテ
ィション操作やフォーマットができました。しかし、ノートンユーティリティの
エラーは相変わらずでした。それにパーティション操作ならマルチOSブートツ
ールであるシステム・コマンダー2000でもできます。つまり、この方法は駄
目でした。
 それで次の試みを行ないました。現在故障中のPC−9821メインマシンで
使っていたI・OデータのUltra ATAインタフェースUIDE−66を
試して見ました。以前にも挑戦して駄目だったのですが、心を新たに再挑戦して
見ました。私のマシンのPCIスロットとの相性が悪いからか、差してもグラつ
くという問題があったので、これも原因の一つと考え、色々条件を替えて何十回
となくテストを行ないました。何回か試す内にインタフェースが正常に動き、見
違えるようなスピードでWindowsが立ち上がることがありましたが、リブ
ートすると必ずストールしてしまいました。デバイス・スキャンの手前のところ
で止まってしまうのです。それでまた色々試したところインタフェースを外して
付け直すと正常に動くことが分りました。しかし、この方法も諦めぜるを得ませ
んでした。
 仕方なく次の方法を試すよりありませんでした。今度はお金の掛かる方法です。
メルコのUltra IDEインタフェースIFC−AT100を買いに行き試
しました。このインタフェースにはハードディスク以外のデバイスは繋がりませ
んが、僅か4千数百円でUltraATA100の転送能力が得られるので繋が
れば儲け物と考えたからです。しかし、これもUIDE−66と似たような結果
となりました。インタフェースを差すと最初だけは正常に動作し圧倒的なスピー
ドでWindowsが立ち上がるのですが、リブートするとやはりストールして
しまうのです。何十回試しても駄目だったので、この方法も諦めぜるを得ません
でした。
 いよいよ最後の方法を試す時が来たと、前の日から仕様や手順を検討していま
した。それはEZ−Driveです。以前にこのロジテックの30GBHDDを
購入した時に付属していたソフトです。EZ−BIOSとも呼ばれ、8GB未満
の制限のある本体内蔵のIDE−BIOSを置き換えるソフトです。組み込みは
思いの他簡単でした。EZ−Driveの実行用ディスクを作成し、このフロッ
ピーディスクからブートして組み込み処理を実行するだけでした。後はリブート
するだけで自動的にEZ−BIOSが組み込まれ、各種ツールで8GB超の領域
のパーティション操作ができるようになりました。ノートンユーティリティも正
常に実行できるようになりました。ソフトなのでUIDE−66やIFC−AT
100と比べればスピードは圧倒的に遅いのですが、IFC−USP−M2と比
べればそう大きな違いはありません。やや遅いという程度で実用レベルには達し
ています。
 このEZ−Driveを使う方法はスピードの改善にはなりませんでしたが、
8G超の壁は見事に突破することができました。

P.S.30GBあると容量的には十分な余裕があり、ドライブもいくらでも増
    やせるので申し分ありません。

    その後メーカーに問い合わせたところ、IFC−AT100はPCI
    2.1以降という条件があるのに対して、私のマシンは2.0であるこ
    とが分りました。これが原因だったようです。UIDE−66にはこの
    ことが明記してありませんが、現象が似ていることから同じ原因と考え
    られます。

    何故、IDEハードディスクをロジテック製にしたかと言えば、それは
    PC−9821、DOS/V両対応だったからです。それで今回10G
    と30GのHDDを両機種間で交換できたのです。


2001/10/08 (月) 曇り                  ページ先頭↑

XPはDOS/Vデスクトップに方針転換

 これまでは譲り受けたDOS/Vノートをメインマシンにする方向でWin
XPに向けた準備を進めていましたが、ここへ来て方針転換することになりまし
た。
 DOS/Vノートは既にメモリを64MB→192MBに増設し、後、内蔵
HDDを6GB→30GBに増設することでWinXP受け入れ体制を整える
つもりでいました。しかし、その後DOS/Vデスクトップを使いながら、これ
まで長年新しい技術に対応させるため、多額の費用を掛けて色々苦労・工夫して
使って来たマシンに改めて強い愛着を感じ、今後とも現役のメインマシンとして
使って行きたいという気持ちの方が強くなりました。
 そこで改めてWinXPの動作条件を確認したところ、メモリ128MB以上
というのは必須条件ではなく推奨条件であることが分かり、メモリは最低64M
B以上あれば良いということが分りました。CPUは既にアクセラレータにより
AMD−K6V/400MHzにアップグレードしているので、DOS/Vノー
トと同等かそれ以上のパワーがあるので、メモリさえ増設すれば良いわけです。
取りあえず64MBのメモリを買えば96MBに増設できます。既にインストー
ルして使っているWin2000が48MBのメモリで遅いながらもどうにか使
えるレベルであることから、メモリをその倍の96MBにすれば十分なパフォー
マンスが得られるだろうことが想像できました。だからWin2000の後継
OSであるWinXPも十分に使えるレベルになるであろうことが想像できまし
た。将来更に64MBのメモリを買い足してメモリを128MBまで拡張する道
もあるので、この古いDOS/VデスクトップでもWinXP時代をやって行け
るという結論に達したのでした。
 方針が決まったらことを起こすのは早い方が良いということで、昨日、早速
メモリの調達に出かけました。最初、行き慣れた池袋のビックカメラに行きまし
たが、店頭在庫がないため更に山手線に乗って新宿へ移動し、新宿西口のヨドバ
シカメラのマルチメディア館に向かいました。今度は店頭在庫がありました。
パリティ無しのものですが、64MBのものが24700円でした。この間買っ
たノート用の128MBメモリが6750円でしたから7.3倍も割高というこ
とになりますが、これで愛機を救えるので後悔はしていません。
 帰宅して早速我が愛機DOS/Vデスクトップへの装着作業を開始。まず、
パソコンラックを手前に引き出し、後ろ側に入り込めるスペースを作る。続いて
ラック最上段に置いてあるプリンタなどを退けて、そのすぐ下の段に置いてある
DOS/Vデスクトップを最上段に移動。更に本体カバーを外しメモリスロット
が手前に来るよう本体の向きを替え、メモリの差し替え作業に入りました。1、
2スロットには標準搭載の16MBメモリが、3、4スロットには増設した32
MBメモリが装着してありますから、1、2スロットの16MBメモリを外し、
買って来た64MBメモリを装着するという手順になりました。
 本体カバーを元に戻す前に動作確認。電源投入後すぐに

097920 KB Memory Good
000064 KB SMRAM Good

と表示されたので、正常動作。続いてWinMe、Win98SE、Win95
、Win2000の順で各OSの動作確認。全てOKでした。期待していた
Win2000はまるで生まれ変わったようにWin9Xと同等のパフォーマン
スで動くようになりました。
 というわけで、今後ともDOS/Vデスクトップ機はDOS/Vメインマシン
として活躍することになりました。WinXPもこの愛機に受け入れることにな
りました。

P.S.DOS/Vデスクトップの内蔵HDDは現在10GB。将来足りなくな
    ったら、9821に内蔵している30GBと交換しようかとも思ってい
    ます。安いし換装が面倒だから買っても良いのですが・・・

    このマシン来年1月で買ってまる6年になりますが、ことによると後4
    年使えて合計10年位使えるかも・・・


2.3GB MOが出て来た                ページ先頭↑

 早くも2.3GBのMOが発売されるとか。今の1.3GBが発売されたのが
1999年2月頃でしたが、欲しいと思いつつまだ購入していません。というこ
とは1.3GBを飛び越して640MBから一気に2.3GBにアップグレード
できる立場になれたわけです。
 メディア1枚2.3GBあればバックアップも格段に楽になりますね。私はバ
ックアップ・ソフトのシェアウェアを作っているので、テストを兼ね色々なパタ
ーンのバックアップを行なっています。その一つとして3ドライブ/実質容量
5.5GBを圧縮無しで一括バックアップするのがありますが、640MBメデ
ィアでも9枚になるので、コピーは速くてもメディア交換が面倒です。圧縮すれ
ば6枚になりますが、それでも面倒なものです。
 これを2.3GBメディアに替えれば、圧縮無しで3枚、圧縮すれば2枚に収
まるのでかなり楽になります。私はテストなのでわざわざ小容量メディアを使う
バックアップも行なっていますが、実用のためのバックアップならメディアは大
きければ大きい程楽に速くバックアップできるのでこれは朗報です。何せHDD
は1装置80GBの時代になったので。


2001/09/11 (火) 暴風雨(台風15号が鎌倉に上陸して)  ページ先頭↑

ノート用30GBが発売される

 I・O DATAもノート用内蔵30GBのハードディスクを発売するとの発
表がありました。(昨日付けでホームページで)メルコもロジテックも30GB
を発売しているので、I・O DATAも近い内に発売するだろうと思っていま
したが、やっとそうなりました。というのは、メルコのは私の機種に対応してい
なく、ロジテックのは対応しているがPCカードとのセット品しかなく高価だか
らです。確かにPCカードが付いていた方が格段に換装が速いのですが、私には
コストの方が重要だからです。9月末出荷ということですから、東京で買えるの
は10月半ば過ぎ頃からかな?


Windows Updateから56Kモデムへ      ページ先頭↑

 これまでインターネットでオンラインソフトを発表したり、顧客対応をしたり、
自分のホームページを運営したり、あるいは@niftyでパソコン通信をした
りするのに33600bpsモデムでやって来て、特に通信速度の遅さは感じま
せんでした。ところがこの間マイクロソフトのサイトにアクセスして、自分が持
っているWindowsのアップデートをしようとしたら、ダウンロードの予想
所用時間がIE5.5だけで3時間40分も掛かると表示されたので、取りあえ
ずダウンロードし始めたら、所用時間が段々長くなったので、「こりゃ駄目だ」
と中断してしまいました。ここから欲求不満が始まり、もう夕方になっていまし
たが、衝動的に近くのパソコンショップへ56Kモデムを買いに行きました。そ
れで再びダウンロードしたところ、1時間半位でできたではないですか。慣れた
人にはこれでも遅いでしょうが、今まで336モデムでやって来た私にはとても
快適に感じました。画像ファイルが多数付属する一般のホームページ巡回も快適
にできるようになりました。
 以前の336モデムは9年余前に2万6000円位で買ったものですが、今度
のはスピードが倍増したのに値段は3分の一以下ですから、通信料を考えるとす
ぐに元を取ってしまいます。「時は金なり」とも言いますし、時間とエネルギー
を有効に利用するということで、モデムを買い替えて本当に良かったと思います。

P.S.ブロードバンドを検討している人も増えていると思いますが、私の場合
    はまだそこまで行きません。必要性がないからです。
    DOS/Vノートには56Kモデムが内蔵されています。ハードウェア
    マニュアルには内蔵なしと書いてあるのですが、兄が買う時にオプショ
    ンで付けたものなのかどうか、兄はもうそれを聞けないところへ行って
    しまいました。


これからはDOS/V機2台体制で              ページ先頭↑

 初めてDOS/V機を買った時はまだWin95時代が幕開けした直後でした
から、DOSやWin3.1もまだまだ使われていたので、私も開発環境として
それらのOSも合わせてインストールして使っていました。その後、Win95
OSR2、Win98SE、Win2000、WinMeと時代が進んだので、
基本パーティションが4つまでしか割当できないDOS/V機では、これら全て
のOSをインストールして置くことができなくなりました。何故かと言えば、
DOS/V機では1台目の装置からしか起動できないという制限があり、更に
Win9Xは基本パーティションにしかインストールできないという制限がある
からです。結局、1台のパソコンには最大4つまでのWin9Xまでしかインス
トールできないからです。データやワークエリアとして使うドライブも複数必要
なので、これらを拡張パーティションの論理ドライブに置くことにすると、基本
パーティションは3つまでしか取れないため、Win9Xも3つまでしかインス
トールできないからです。それで最も古いDOS/Win3.1やWin95
OSR2を引退させました。それでDOS/Vデスクトップには現在、基本パー
ティション3つにWin95、Win98SE、WinMeをインストールし、
拡張パーティション内の5つの論理ドライブの内の2つにWin2000(一つ
はFAT32、もう一つはNTFS)をインストールして使っています。
 ところが今度WinXPがリリースされることになり、マシン環境がこの古い
DOS/Vデスクトップ機では対応できなくなりました。一番のネックはメモリ
が48MBしかないことで、128MBに増設するには5万円から7万円も費用
が掛かるからです。それでたまたま譲り受けたDOS/Vノートを使おうという
話になったわけです。
 そこで考えたことは、これからはDOS/V機2台体制でやろうということで
した。古いDOS/Vデスクトップ機にはDOS6.3/Win3.1、Win
95、Win95OSR2、Win98SEなどの比較的古いOSを残し、比較
的新しいDOS/VノートにはWin98SE、Win2000、WinMeと
今度リリースされるWinXPなどの比較的新しいOSをインストールして使お
うということです。DOS/Vデスクトップ機を使う場面は少なくなりますが、
ゴミにするには勿体無いので、ライセンスのあるOSを残して置くわけです。
いざと言う時にはDOS/Vノートの予備機になるし、子供が使っても良いので
まったく役に立たないわけではありません。Win98SEは両機種にインスト
ールすることになりますが、このDOS/VノートはWin98SEプレインス
トールマシンなのでライセンスがあるのでこれで良いのです。Win2000と
WinMeについてはライセンスをDOS/Vノートに引き継ぐことになります
 後はPC−9821側にDOS6.2、Win3.1、Win95、Win
95OSR2、Win98SE、Win2000のライセンスがあります。
Win98SEについてはメインマシンと予備機の両方にライセンスがあります
ただし、本来のメインマシンは現在故障しているので、予備機に移していたり、
使っていなかったり、無駄になっているOSもあります。メインマシンも早く修
理してハード&ソフト資産を余すところなく活用したいものです。


2001/09/10 (月) 雨

このノートにはXPが載る                 
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 その後調べた結果、環境整備中のこのDOS/VノートにはWindows
XPがインストールできそうなことが分りました。NECの"121ware.com"には
OS別機種別のセットアップガイドが掲載されていて、リンクを辿るだけで
アップグレードに必要なドライバとそのインストール方法の説明マニュアルが
手に入ることが分りました。AMD-K6-2/400MHzの今となっては性能が劣るDOS
/Vノートではありますが、Windows2000について調べて見ても、
更新ドライバと詳しい説明書が全て無料でダウンロードできることが分りました。
このことからして、WindowsXPについても同等のサポートがされるもの
と思われます。
 ということは環境整備が次に進められることになります。内蔵HDDを6GB
から20GBか30GBに換装して、DOS/Vデスクトップで行なっていたこ
とを全て引き継げることになります。それにAMD-K6-2/400MHzでもメモリを64
MB→192MBに増設したので結構軽快に動作します。ゲームや動画をやるの
でない限り十分に使えるマシンであることが分りました。

P.S.しかし、メインの液晶モニタは故障が常態化してしまいました。
    まだ、買って3年弱しか経っていないのに。どうにか映っている内は
    良いけど、まったく読み取れない程症状が悪化したら、修理をしないと
    いけなくなる。マイナス収入なのにいくら掛かる?


2001/09/05 (水) 晴れ

ノートの環境整備はしたけれど               
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 DOS/Vデスクトップがいくら勿体無いと思っても、メモリ(128MB)
だけで5〜7万円も出費できないので踏み切っていません。その代わりDOS/
Vノートの環境整備に取り組んでいます。
 前回言いましたようにDOS/Vノートはメモリを128MB増設して192
MBにしましたが、その後LANアダプターも買いました。PCカードタイプの
10BASE−Tを買うつもりで行きましたが、店頭で検討した結果USBタイ
プの100BASE−TX/10BASE−T対応の物を買いました。理由は
PCカードは常時Ultra SCSIカードを接続して塞がるからです。本体
のUSBポート2つの内一つは無線マウス(これも兄が使っていた物)で使って
いますが、一つは空いているのでここに繋いで使っています。
 後は内蔵HDDが6GBしかないので、これを20GBか30GBに増設すれ
ば、これまでDOS/Vデスクトップでやっていたことを全て移行させることが
できます。
 でも、DOS/Vノートには一つ不安があります。今後、Windows
2000やWindowsXPにアップグレードする時にドライバーが揃うのか
ということです。メーカー製パソコンのため独自仕様なのでメーカーがサポート
しなければ手に入り難いからです。例えば液晶モニターがそれに当たります。
一応OS標準のディスプレイドライバーでも動きますが、表示サイズが合わなか
ったり、十分なパフォーマンスが得られないからです。市販の汎用品なら各OS
対応のドライバーが添付または後に無償で配布されるので良いのですが、メーカ
ー仕様の物はそうは行きません。
 このことがあるので最後の内蔵HDDの増設にはすぐには踏み切れません。
だからDOS/Vデスクトップ買い替えの選択肢も残しておくわけです。ノート
ではCPUもアップグレードできないし、その他の拡張性も限られているという
こともあるので・・・

P.S.後、MOをDOS/Vデスクトップと共用するための環境整備が残って
    います。何と言ってもバックアップソフトが目的なので・・・


2001/08/24 (金) 曇り

ノートはメモリ増設したけれど                     ページ先頭↑

 先日、用があって銀座に行ったので、ついでに有楽町のそごうデパートのあっ
たビル(読売会館というのかな)にビックカメラがオープンしたので寄りました。
それで久しぶりに出かけた勢いで、安かったので前回話したDOS/Vノートの
増設メモリを買ってしまいました。何と7000円弱、安いですね。PC100
仕様とPC133仕様がありますが、将来の再利用を考えてPC133仕様の方
を買いました。
 でも、普段使っているデスクトップDOS/Vの方も本当はメモリ増設したい
という思いが消えません。何と言っても96年1月から5年半も使って来たもの
なので愛着がありますし、キーボードや周辺機器等の操作性という面でノートよ
り使い易いし、48MBしかないメモリを増やしさえすればまだまだ使えるマシ
ンなので勿体無いし、家に置くスペースもないし、どうもゴミにするのには抵抗
があります。それからWindowsXPのデバグだけ他のマシンで行なうとい
うのも不便ですし・・・。でも、費用や今後の拡張性を考えると買い替えた方が
得なのですが、感情や色々な価値観があり、人間とはそう合理的には行動できな
いものです。だから人間なんでしょうけど。

P.S.思い出してしまいました。この間観た映画「アンドリュー NDR114」の
    ことを。ハードボイルドであったり、スピードやスリルや過激な格闘シ
    ーンばかりが強調される最近の映画にはない、観た後にほのぼのとした
    温もりの残る、古き良き時代を思い起こさせるアメリカ映画でした。


2001/08/08 (水) 曇り

XPはノートへインストールしよう!             
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 WindowsXPは当初発表より発売日が遅れて、日本では11月16日に
なるようですが、オンラインソフトをDOS時代からやって来た私としても、こ
れには対応せざるを得ません。
 そこで問題となるのが受け入れるためのマシン環境です。もう98版はサポー
トされないので、DOS/V機のマシン環境ということになります。これについ
ては「私のパソコンを紹介します」でも書きましたように、私のDOS/V機は
今となっては非常に古く非力なものです。アップグレードにも限界があり、なお
かつコストが嵩みます。XPが最低限要求するメモリは128MBですが、現在
は48MBしかなく、これを128MBにするには64MBのカードを2枚買わ
なければなりません。すると何と5万〜7万円も掛かってしまい割が合いません。
ハードディスクの増設やその他のインタフェースへの対応などについても考え合
わせると、本体を買い替えた方が良いということになってしまいます。
 しかし、貧乏ソフトウェア作家にとってはこれもまたできません。ならばどう
するか。そこで思い付いたのが以前に貰ったLavie U(LU40L/22A
)というノートパソコンです。昨春、兄に頼まれて新しく買ったそのノートパソ
コンのインターネットの設定に行ったのですが、いくらも使わない内に兄は秋に
亡くなり、49日の法要に行った時に義姉から貰ったものです。
 仕様的にはCPUがK6−2/400、メモリ64MB(最大256MB)、
ハードディスク6GB、12.1インチ TFT液晶 SVGA(800x600
ド)、フロッピーディスク、CD−ROM、56Kモデム内蔵、USB 2ポー
ト内蔵、PCカードスロットTYPEUx2 or TYPEVx1と、今の水準
からするとこのマシンもまた非力ですが、メモリを256MBまで増設できるし、
128MBを1万弱位で買えますから、取りあえず64+128=192MBに
安価に増設可能です。それからハードディスクについてはXPだけインストール
するだけなら6GBでも十分ですし、Ultra ATA/33搭載なので、20
GBに安く増設することも可能です。画面がSVGAで不満ならXGAの外部モ
ニターを接続することも可能ですから、XP開発マシンとしてならこれで十分で
す。
 というわけで、後1万円でXPレディーとなります。XPはノートへインスト
ールしよう!

P.S.あ、そうだ。後、LANアダプターも買わなければ。
    USBかPCカードの。2Kとかでどっちも安いですが。


2001/07/09 (月) 晴れ

私のパソコンを紹介します                  
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 私は今から14年半以上前から自宅にパソコンを持っているので、今でもPC
98を愛用しています。96年1月にはDOS/V機も購入し、現在も開発用に
使っています

◆PC98の所有履歴

初代  PC-9801UV2 ‥‥‥‥‥  売ってしまったので今はありません
2代目 PC-9801ES2/U2 ‥‥‥‥ まだありますが、使っていません。
3代目 PC-9821Ap2/U2 ‥‥‥‥ まだありますが、使っていません。
4代目 PC-9821V200MZ ‥‥‥‥ 本当はこれがメインマシンなのですが故障中
5代目 PC-9821Xa13/K12 ‥‥‥ 本当はこれは代替えマシンなのですが、現在
                  はこれがメインマシンです。(中古品を安く
                  買ったものです)

◆PC98のマシン構成(開発と実用)

本体        :PC−9821Xa13/K12(Pentium 133MHz)
CPUアクセラレータ:I・O DATAのAMD−K6V/400MHz
メモリ       :80MB
HDD       :標準IDEインタフェースにメルコの3GB
          :UIDE−98Mにロジテックの30GB(7200rpm)
ストレージ等    :メルコのUltra SCSIインタフェースに
          :メルコの8GB−HDDと640MB−MOと
          :EPSONのイメージスキャナーGT−7000を接続
LAN       :CONTEC C−NET(98)(10BASE-T)
プリンター     :キャノン BJC−455J
モデム       :オムロンの外付け33600bpsモデム
サウンドボード   :キュービジョンWave Star(86互換も搭載)
MIDI      :Wave Star経由でローランドSC−55ST
モニター      :シャープのLL−T152A(15インチ液晶)

◆DOS/V機のマシン構成(開発専用)

本体        :富士通のFMV−5120D5(Pentium 120MHz)
CPUアクセラレータ:I・O DATAのAMD−K6V/400MHz
メモリ       :48MB
HDD       :メルコのIFC−USP−M2にロジテックのIDE
          :10GB HDD
ストレージ等    :標準IDEインタフェースに内蔵CD−ROMと
          :メルコのIFC−USP−M2に富士通パーソナルの
          :640MB−MO SMB−640D2/M2
LAN       :メルコのLGY−VI(ISAバス用)
モデム       :オムロンの外付け33600bpsモデムを98と共用
モニター      :シャープのLL−T152Aを98と共用
その他周辺機器   :メルコのUCI−P2(USBインタフェース)に
           ノバックのCatch TV

P.S.PC98はもう少し良いマシンにしたいけど、もう新製品が発売されな
    くなってしまったので。いずれはDOS/V機をメインマシンにするかも?


2001/06/22 (金) 曇り

DOS/Vに8GB超HDD繋がる              
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 WindowsXP発売を機に、DOS/V機の買い替えを検討していました
が、買い替えの理由が一つなくなりました。これまで仕様が古い本体の制約から
8GB超のHDDが認識されないと思っていましたが、そうではないことが分り
ました。IDEハードディスクも接続できるUltra SCSIインタフェー
スを使って8GB超化を目差していましたが、8GB超の領域へのパーティショ
ン割当ができないので、これまで本体(のBIOS)のせいだと思っていました
が、意外なところから問題が解決しました。
 先日、この古いDOS/V機にUltra ATA/100インタフェースを
導入し8GB超化の可能性を試して見ようと、近くのパソコンショップに行きま
したが、3店を回っても店頭在庫がありませんでした。それでまたできるだけ無
駄なお金を使わないで問題を解決しようとあれこれ考えました。Ultra
ATA/100インタフェースは電車賃を使って少し遠方に行けば買えます。し
かし、もしそれを買っても駄目だったら出費が無駄になります。安価ではありま
すが、将来有効利用できる場面はありません。それにそのボードにするとPCI
スロット数の制約からSCSIインタフェースかUSBインタフェースのどちら
かが使えなくなってしまいます。それで考えたのがマルチOSブートツールのバ
ージョンアップ版の購入でした。8GB超のHDDを接続するとこのツールが持
っているパーティション割当機能が使えなくなるからです。もしかするとバージ
ョンアップにより8GB超が使えるようになるのではないかと考えたからです。
もし仮にこれが駄目だったとしても、どうせ将来必要になるツールだから無駄に
はならないと考えたからです。
 結果はOKでした。8GBを超え装置容量の10GBまで割当できたではない
ですか。Win98SE、WinMe、Win2000と各OSの動作を試して
見ましたが、どれも正常に動作しました。ただ、ノートンユーティリティだけが
エラーを出し正常に動きませんでした。ディスクドクターとスピードディスクが
どうも8GB超の領域にあるパーティションにアクセスした時にエラーを出すよ
うなのです。メーカーのサポートに問い合わせましたが、明確な回答は得られま
せんでした。Ultra SCSIインタフェースにより8GB超ディスクを接
続したが、本体のBIOSは8GB超には対応していないからだということも言
っていましたが、確かなことはインタフェースのメーカーに聞いてくださいとの
回答でした。私にとってノートンユーティリティは必須ツールなので、これは本
当に困ります。Windows付属のSCANDISKやDEFRAGは正常に
動くので不可能なことではないはずなので、どうにかユーザーの便宜を図って欲
しいものです。
 後は48MBしかないメモリを増やせば、取りあえずWindowsXPの導
入と対応ソフトの開発はできます。最低64MBメモリを買えば96MBになり
ます。価格は2.5万〜3.5万円位と最新型に比べかなり割高です。HDDも
本当は30GB位あった方が良いのですが、10GBでもどうにか足ります。将
来本体を買い替えるといらなくなってしまうので、不景気の折り、極力無駄な出
費は抑えたいと考えています。

P.S.USB2.0もインタフェースが発売されたので古いマシンでも導入可
    能になりましたが、本体を買い替えるならUSB2.0付きになってか
    らにした方が得ですね。


2001/06/04 (月) 晴れ

DOS/Vはやはり買い替えよう
              ページ先頭↑

 9月25日だっか、時期WindowsのXPが発売されます。私のシェアウ
ェア(バックアップ&コピーBCOPY)のこれまでの6年半の開発の苦労を無
駄にしないためにはXPにも対応させなければなりません。もう、ネットも不景
気で、生計を立てるための仕事としては意味がなくなりましたが、人生はお金だ
けではありません。ソフトウェア技術者としての人生を最後まで生きることも、
私にとっては意義あることです。次がない私にとっては尚更です。
 それでXPを動かすには推奨128MB以上のメモリが必要と言われています。
私のDOS/Vは1996年1月に買った仕様が古いもので、標準で16MB搭
載していたところ、後で32MB増設し、現在は48MBで使っています。何か
につけ動作が遅く、特にWindows2000では遅くてキータッチしてから
一呼吸も二呼吸もしてからでないと反応が却って来ません。一応、仕様上128
MBまでは増設できるのですが、そうすると今の16MBと32MBのボードを
外し、64MBのボードを2枚買わなければならず、6万円位の出費を強いられ
ます。それからハードディスクも本体の制約から8GB未満の装置しか接続でき
ません。その他の新インタフェースも含めて拡張の道が閉ざされています。不景
気だし、もうこれ以上パソコンにお金を掛けたくないし、このパソコンでもどう
にかXPは開発できるので、必ずしも買い替えなくても良いのですが、
PC−98がサポートされなくなり、これからはDOS/Vだけの時代になるの
で、この古いDOS/Vで終わらすのでは中途半端になります。
 というわけで、エンジニア人生の意義と新しい時代のパソコンライフに低コス
トで対応するため、XPが発売されるまでにDOS/V機を買い替えるようと思
っています。
 「2001.03.19 DOS/Vは10数万円のローコスト版で良いや」の時よりも
また一段と高性能化、ローコスト化が進みました。16万円位でDuron
850MHz、メモリ128MB、HDD40GB、CD−RW/DVD−RO
M搭載の機種が買えるようになりました。先頃、ブロードバンド対応の新機種も
出てきましたし、XP発売までにより一層高性能化、ローコスト化が進むものと
思われます。9月25日以降にXPプレインストールマシンを買うという手もあ
ります。とにかくDOS/Vを買い替えようと思っています。


2001/05/25 (金) 晴れ

今日は家計簿の締日                     
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 今日は我が家の毎月恒例の家計簿の締日でした。今日より6月度が始まるので
6月度の予算を立ててから銀行へ行ってきました。1986年11月に初めてパ
ソコンを買い開発した家計簿ソフトを使って行ないました。
 家庭での生活は、いくつもの収入と支出がバラバラに起こり、どの支払いも滞
りなく間違いなく行ない、その他の費用も含めて上手く生活を営むには予算を立
てて計画的に行なう必要性があります。それまでは手計算で行なっていましたが
そういうわけでなかなか計算が大変でした。それでパソコンを買ってまず最初に
作ったのがこの家計簿のプログラムでした。
 自分で言うのも何ですが、このプログラムはとても便利で、もう家計簿はパソ
コンがなくてはとてもできません。自分でやって見て必要なものをシステム化し
たので当然と言えば当然のことですが。


パソコンと仕事との関わり                 ページ先頭↑

 事務計算についてはシステムエンジニアとして数多くのシステム開発に携わっ
た経験があったので、システム的には家計簿を作るのに特に難しいことはありま
せんでした。ただ、当初は言語(OS)はBASICを使うよりなかったので、
それまでのオフコンや汎用コンピュータとは開発方法が異なります。実務として
は不慣れだったBASICを使いこなせるようになることが唯一難しい点でした。
パソコン・ビギナーだった頃は、この家計簿システムを作ることを通してパソコ
ンやBASICの勉強をしました。そしてその後にMS−DOSやMASMやC
言語へと発展して、UNIXの仕事に携わる足掛かりとなりました。
 業界に入って初めて携わった仕事が超大型コンピュータの仕事。そして次がオ
フコン(オフィスコンピュータ)の仕事。それからミニコン(ミニコンピュータ)
の仕事。それからまたオフコンの仕事。次がパソコンの仕事。それからまた汎用
大型コンピュータの仕事。それからまたオフコンの仕事。次がパソコンの仕事。
それからまた汎用大型コンピュータの仕事。(自宅にパソコンを買ったのはこの
頃でした)それからパソコンの仕事。そしてUNIXの仕事。そして最後にパソ
コンのオンラインソフトの作者になった現在の私がいます。


2001/04/20 (金) 晴れ

SMENU 2.54の開発               
   ページ先頭↑

 また少しご無沙汰してしまいました。フリーソフトの修正を行なっていたので
す。以前から気付いていたのですが、シェア&メニューSMENU DOS/V
版のコマンド・エディタが使えなくなっていたからです。(一つ前のバージョン
では正常に動いていました)
 それでSMENUに内蔵しているコマンド・エディタというは外部関数で、
DOS/V開発当初に完成させてから何も変更していないので考えられない現象
でした。1カ月位以上前から何度か調べましたが、原因がまったく解りませんで
した。それで4日前からホームページの更新を止めてこれ1本に絞ってやって来
ました。
 やはり原因は意外なところにありました。分ってしまえばどうということはな
いのですが、原因を見付けるのは最初に開発するよりも大変なものです。開発し
ている時は自分で考えた仕組みなので完全に全体を把握しており、何かあれば原
因は分るものです。しかし、開発してから5、6年も経つと仕組みを具体的には
忘れてしまっていたり、各関数の機能も完全には分らなくなっているからです。
それでちょっと1、2時間取り組んだ位ではまったく原因を見付けられませんで
した。何日もぶっ続けで取り組み、苦しんで苦しんで、それでも負けずにやり続
け、苦しみ抜いた後に、やっと一筋の光が見え、真っ暗なトンネルから抜け出す
ことができました。
 バグの原因は論理的なものではなく単なるエディタの操作ミスでした。ある外
部関数のソースプログラムの中の変数名の先頭桁の前に不要な文字が1文字入って
いたのでコンパイルエラーになっていたからでした。通常はコンパイルエラーが
あれば分るようにしてあるのですが、たまたまそのコンパイル用バッチファイル
の中のパスの指定が間違っていたために、エラーがあっても素通りして、あたか
も正常にコンパイルできたかのように動作していたからでした。だからいくら調
べても原因が分らなかったのです。結局、その外部関数は期待した通りにコンパ
イルできておらず、ソースプログラムを直す直前のソースプログラムのオブジェ
クトが残っていて、それで誤動作していたというわけです。
 原因が分ってしまえばどうということはないのですが、プログラムというもの
は、ある一つのまとまった処理を、何十何百という関数が階層構造を成して結び
付き連携して行なうものなので、現象から原因を特定することは非常に困難なこ
とです。それで今回はトンネルを抜けるのに丸4日間も掛かってしまったという
わけです。結局、バグを見付けるために全体を隅々まで調べましたから、否応な
しに仕組みを再把握できました。

P.S.情報処理を仕事としてやったことのない人にとってはピンと来ない話か
    も知れませんが、業界の人は皆苦労しているので同感して頂けると思い
    ます。


SMENU内蔵のコマンド・エディタとは          ページ先頭↑

 ついでにコマンド・エディタについて話します。コマンド・エディタは一種の
テキスト・エディタなのですが、外から見たコマンド・エディタはSMENU付
属のマニュアルを見れば分ります。ここではコマンド・エディタがどのようなソ
フトウェア・テクニックで作ってあるかをお話します。
 まず、コマンド・エディタは98版もDOS/V版もメインルーチンは99%
同じです。共通外部関数の内、低レベルの関数が98版とDOS/V版とで異っ
ているだけです。一度ベースとなる関数を作ってしまえば、異機種の開発はまる
で一つの機種用のソフトウェアを開発するように容易に開発できます。
 具体的にはコマンド・エディタはウィンドウ操作関数と仮想スクリーン操作関
数を組み合わせて作ってあります。コマンド・エディタはSMENUのメニュー
画面に重なるように表示されるウィンドウ内で動作します。この部分はウィンド
ウ操作関数を使って作ってあります。ところがこのウィンドウの大きさは横幅が
60桁位しかないためコマンドを編集するには桁数が足りません。そこで仮想的
な大画面があるものとしてその大画面上でテキストを編集するものとしてプログ
ラミングします。この部分は仮想スクリーン操作関数を使って作ってあります。
そしてあるタイミングで仮想大画面のある範囲をウィンドウ内に描画します。
(ちょうどBASICのワールド座標系とビューポートの関係のような)
するとウィンドウ操作関数がウィンドウ内の内容をVRAMに書き込み、実際に
目に見える形でディスプレイに表示されるというわけです。これらの関数の仕組
みはやや複雑ですが、一度完成させてしまえばメインルーチンは簡単に作れるよ
うになります。大画面があるものとしてプログラミングできるのでアルゴリズム
が簡単になるからです。

P.S.仮想大画面のハードコピーを取る機能もあります。これがあると印刷プ
    ログラムを別に作る必要がなくなり便利です。大画面に表示するプログ
    ラムだけ作れば後は汎用関数を呼ぶだけで印刷できるからです。応用例
    として家計簿の帳票や年間カレンダー等があります。


2001/03/21(水) 一応晴れ(雲が多いけど日が差しているので) ページ先頭↑

私の愛用DOSソフトの紹介

 私はBASIC/DOS時代からパソコンをやって来たので、未だにDOS
アプリケーションを多用しています。幸いWindowsにはDOS互換ボック
スと言われるDOSプロンプト(DOS窓)があるので、Windowsが
3.1/95/95 OSR2/98/98 SE/2000/Meとバージョン
アップされても、ずっとこれらの使い慣れたDOSアプリケーションを使い続け
て来ることができました。私が愛用しているDOSアプリケーションとは次のよ
うなものです。

◆CCT98V ....... 通信ソフト(98版のみ)

 技術評論社製の通信ソフトです。NIFTY(パソ通)にアクセスするのに使用し
ています。(PC-VANがあった1月末まではPC-VANにアクセスするのにも使ってい
ましたが)NIFTYのフォーラムで自作オンラインソフトを公開しているからです。
それからインターネットのe−mailも含め全ての電子メールの送受信を
NIFTY経由でこのツールを使って行なっています。PC-VANが閉鎖されてからは
BIGLOBE宛のメールもこれで受信しています。インターネットのメーラを使わな
いのは、このツールが長年使い慣れていることと、それからウィルスに侵される
心配がなく安心して使えるからです。稀に添付ファイルを送信する必要がある場
合だけメーラを使っています。添付ファイルがあるメールを受信した時は、DO
SのフリーのBASE64ツールでデコードしています。これはちょっと面倒ですが。
Windowsブームの初期の頃、CCT/Winが出たのでバージョンアップ
しましたが、長年使い慣れたDOS版の方が使い易いことが分かり、以来ずっと
これを使っています。

◆MIFES5.5 ....... テキストエディタ(98版とDOS/V版)

 メガソフト製のテキストエディタ。MIFESはもうパソコンを始めて少し経
った今から12〜13年位前から使って来たので手放せません。MIFES/
Win2.0も持っていて時々は使いますが、普段は電子メールのエディトから
プログラムのエディットまでほとんどMIFESで行なっています。MIFES
/Winは対象ファイルの容量がMIFESの限界の14MBを超えるテキスト
を編集する場合だけに使っています。そんなに大きなファイルというのは、これ
までは開発中のプログラムが吐き出したデバグステップ以外にはありませんでし
た。それからMIFES/Winのもう一つの用途は、NEC罫線とJIS罫線
の相互変換です。こういう場合以外は全てMIFESで行なっています。使って
見れば分かりますが、使い易い方を使っている。それだけのことです。

◆FILEMTN ........ ファイラー(98版とDOS/V版)

 有名なフリーソフトです。作者の石田健仁さんに感謝。今となってはLFN操
作やディレクトリのソート等DOS窓では使えない機能があったり、1ディレク
トリの最大ファイル数が1024までしか扱えない等機能制限がありますが、操
作性が非常に良く、毎日何十回も使う愛用ツールです。FILEMTNではこな
せない処理だけシェアウェアのWinFDを使っています。

◆VV ........ ログ閲覧ツール(98版のみ)

 98DOS、PC-VAN専用のフリーのログ閲覧ツールです。作者のぜっぺきさん
に感謝。1992年11月からPC-VANで本格的に活動を始め、以来ずっとVVに
お世話になっています。PC-VANが閉鎖されたため利用率は低くなりましたが、
AUTOVANによるWeb掲示板のダウンロードログがPC-VANの掲示板のアーティクルと
同じ形式なので時々使っています。

◆SMENU ........ シェル&メニュー(98版とDOS/V版)

 有名なフリーソフトです。本当に有名かどうかは知りません。私が作ったフリ
ーソフトなので。(笑い) 沢山のフリーソフトのお世話になって来たので、お
礼の意味も込めて1994年7月に公開しました。
 私にとってはDOS窓=SMENUという位にSMENUがとても大事なツー
ルとなっています。日々使うあらゆる処理をSMENU上でメニュー化して使っ
ています。前述したFILEMTNもここからF1キーで起動しています。コマ
ンドシェル機能もあるので、DOSコマンドもSMENUのコマンドラインから
実行しています。自作家計簿システムもSMENUのメニューから起動していま
す。プログラムのエディットからコンパイル、デバッグ、ドキュメント作成まで
全てSMENUのメニューやコマンドラインで行なっています。CCT98Vの
起動もSMENUから行ない、受信したe−mailもSMENUから起動した
MIFESで読み、RESを書きます。マルチステップ(バッチファイルのよう
な)もメニュー化できるので、ほとんど全ての処理をSMENUでメニュー化し
て実行しています。パソコン使用=SMENU使用という位に、SMENUは私
のパソコンライフと切っても切れない関係にあります。他のWindowsのど
のツールよりもプログラムを素早く起動でき、かつ素早く操作できるということ
がSMENUのそしてDOSアプリケーションのメリットです。

◆家計簿システム ........ (98版)

 前述した自作家計簿システムです。システムというとオーバーに聞こえるかも
知れませんが、数十本のプログラムにより成り立っているので、プログラムとい
うよりシステムと言った方が適切だからです。1986年11月、初めて自宅に
パソコンを買い、BASIC(DOS版でないN88-日本語BASIC(86))で作った
のが始まりです。その後DOS時代になりDOS版BASICに移行させました。
そして更にDOS版BASICコンパイラーに移行させました。その後C言語を
覚え、今ではほとんどC言語に移行させました。初期のものと比べると色々便利
な機能が加わりましたが、レコードのフォーマットとか、システムフローとか、
システムの基本仕様はほとんど変わっていません。ちなみにこの14年半の間に
溜った累積明細の行数は11万行にもなっており、キーでいつでも検索できるよ
うになっています。我が家にとってはこの家計簿システムは単なる金勘定ではな
く、生活の記録でもあります。我が家にとって家計を維持するのに欠かせない、
とても大切なソフトです。

◆BCOPY ........ バックアップツール(98版とDOS/V版)

 超有名なシェアウェアです。本当かな(笑い)。私が作ったオンラインソフト
の中でも最大規模の作品です。初期バージョンは1988年3月に作りました。
BCOPYDOC.TXTの「1.開発の経緯」でも説明していますが、最初はオンラインソ
フトにするとかシェアウェアにするとかはまったく考えず、私自身が必要性に迫
られ作ったものです。まさかこれが6年半後に本職になるとは夢にも思っていま
せんでした。それからというもの開発・開発に明け暮れ、BCOPYHIS.TXTに書いた
ような480項目、1500行を超える開発の歴史が刻まれました。公開初期バ
ージョンのプログラムサイズが259262バイトだったのに対して、現在の最新バー
ジョンは433806バイトですから、私がどれだけこの作品に力を入れて来たかが分
かると思います。BCOPYのあるユーザーの方にこう言われました。「バック
アップ人生頑張ってください」と。本当にこの6年半はバックアップソフトを作
るために生まれたような人生でした。MS−DOSから始まって、Win3.1、
Win95、Win95 OSR2、Win98、Win98/SE、Win
2000、WinMeとパソコン用OSの歴史と共に走って来た日々でした。
シェアウェア(有料ソフト)だからこそここまで頑張り進歩させることができた
のだと思います。

◆CO2 ........ CO2排出量計算(DOS汎用)

 これも自作フリーソフトです。プログラムのアルゴリズムとしては最も簡単な
プログラムですが、目指していることは最も困難で重要なプログラムです。
 昔から環境問題に強い関心を持ち、1993年春からはパソコン通信において
地球環境問題についてのメッセージを掲載したり、多くの参加者と議論を行なっ
たりして来ました。そして1986年からは我が家から排出されるCO2を減ら
すべく省エネに取り組み始めました。そういう取り組みの中でCO2を間違いな
く簡単に計算するためのツールとして、また、広く皆さんに関心を持ってもらう
ために作りました。そういう思いを込めちょっとオーバーかも知れませんが、
「地球温暖化対策プログラム CO2」という名前を付けたのです。
 各家庭から排出されるCO2を計算するだけなら、桁数的には普通の電卓でも
簡単に計算できますが、電気、都市ガス、水道、ガソリン、灯油、アルミ缶、ス
チール缶、ペットボトル、ガラス瓶、食品トレー、ゴミなど種類ごとに計算が違
っていたり、問題を考えるに当たって日本や世界全体の排出量を計算するとなる
と、とてもただの電卓では桁数が足りず計算を間違えてしまったからなのです。
 私の家では昨年末までに1990年レベルより26%も削減することができま
した。このフリーソフトにはそういう我が家の取り組みの具体的内容をドキュメ
ントにして添付しています。だから単なる計算ツールではなく対策なのです。
 ここだけ何か環境問題コーナーみたいになってしまいましたが、これもまた
ITの一つです。ITは手段。地球温暖化防止が目的です。

◆その他のDOSアプリケーション ........ (98版とDOS/V版)

 その他諸々のフリーソフトや自作のDOSソフトを使っています。DOSソフ
トは入力、出力のリダイレクトやパイプができるので、しばしば小物のDOSソ
フトを組み合わせ、またはバッチファイル(またはSMENUのマルチステップ
)によりプログラムを連携させて処理を自動化し便利に使っています。

以上、私が愛用しているDOSソフトの紹介でした。


P.S.ただし、私が愛用しているからと言ってWindowsの独占を容認
    したわけではありません。正しくないことは政治的な影響を受けること
    なく公正に裁かれ罰せられるべきだと言う考え方は何も変わっていませ
    ん。正義がなくなればこの世は闇。


2001/03/19(月) 晴れ                  ページ先頭↑

NIFTY 送金代行システムがなくなるのは寂しい

 私がシェアウェアを始めた 1994 年末からずっとお世話になって来た NIFTY
送金代行システムがもうすぐ今月末で終わりになります。最近はインターネット
の方が多くなりましたが、ピークの時の NIFTY とは比べ物になりません。NIFTY
送金代行システムがあったから、私はこれまでシェアウェアを続けて来られたと
言っても過言ではない程お世話になりました。1月末で PC-VAN がなくなり、そ
して今回3月末で NIFTY を特長付けて来た一つの大きなサービスがなくなると
いうことで、また一段とパソ通ライフが寂しくなります。


P.S.PC-VAN も Web版SIG は存続しているところもあるけど、無手順サービ
    スがなくなり、また一段と寂しくなりました。


DOS/Vは10数万円のローコスト版で良いや       ページ先頭↑

 今年中に買い替えたいと思っているDOS/Vですが、10数万円のローコス
トタワー型にしようと考えています。
 CPUはPentiumVでもAthlonでもDuronでも良い。相場か
らして750MHz以上の物が買えると思います。それまでまだ大分間があるか
らこれ以上の物が買えるかも知れません。
 メモリは128MBあれば良いと考えています。まだ64MBしか搭載してい
ない機種もありますが、増設は高く付くので最初から搭載している方が良いと思
います。
 ハードディスクは嫌でも40GB以上搭載しているから容量的には問題ありま
せんが、できればUltra ATA/66よりは100にしたいですね。自作
でなければ交換できませんからね。ハードディスクも5400rpmよりできれ
ば7200rpmのものにしたいです。大量のデータを扱うので。
 CD−RWは最近は安い機種でも大抵付いていますから、これはどうでも良い
です。DVD−ROMは必須とはしません。
 インタフェースはPCIはできれば3つ最低2つは欲しいですね。USB、
IEEE1394は大抵付いているから問題ありません。PCカードスロットは
便利なことが分かったので、付いていればなお結構。なければないでも良いです。
 ディスプレイは既に15インチ/XGA/ TFT液晶ディスプレイを持って
いるのでなくても良いです。プラウン管ディスプレイは大きく重いのでむしろな
い方が良く、その分安くしてもらった方が良いと思います。大抵付いてしまって
いるようですが。
 後はソフトですね。ソフトは色々付いていても私自身は使いませんが、シェア
ウェアをテストするには多様なソフトがインストールされていて容量を喰ってい
た方が良いです。変な理由ですが。(笑い)
 目下のところはこんな風に考えています。


P.S.自作かベアボーンでも良いけど、ソフトを安く手に入れるにはやはり
    メーカー製かな・・・


2001/03/15(木) 曇り                   ページ先頭↑

私がDOS/V機を買い替えたい理由

 あれから何度かパソコンショップに行ったり、日々の新聞の折り込み広告で、
最近売られているパソコンを見て研究して来ました。当初は思い切って最新型の
パソコンを買おうかと考えていましたが、ここへ来て多少古くても安価なもので
良いと思うようになりました。何故、当初最新型が欲しいと思ったかと言うと、
最新型はTVチューナーやCD−RW/DVD−ROMを内蔵しているからです。
特にTVチューナーの内蔵がポイントでした。液晶ディスプレイは持っているの
で、これでテレビも観られれば省エネになると考えたからです。でも、これは
見当違いでした。何故かと言うと、TVチューナーはPCIカードとして内蔵さ
れているので、パソコン本体の電源を入れて置かないとテレビが観られないので
却って消費電力が大きくなってしまうからです。パソコンにTVチューナーを内
蔵する理由はパソコンを高機能なビデオデッキ代わりに使うためだったのです。
省エネが目的ならむしろテレビチューナー内蔵の液晶ディスプレイを買った方が
良いことが分かりました。CD−RWはMOがあるから必ずしも必要ないし、
DVD−ROMは別にDVDプレイヤーを買ってテレビの大画面で映画鑑賞する
からいらないので、これでもう最新型の高級機を買う理由はなくなりました。
 私がパソコンを買い替えたい理由は、今持っているDOS/V機が1996年
1月に買ったものなので、丸5年以上が経ち、仕様が古く拡張できなくなってい
るからです。具体的には次の理由からです。

1.CPUがPentium 133MHzのところAMD−K6V/400に
  グレードアップしているが、これ以上はできない。

2.メモリが標準16MB、増設して48MBなのでWin98/Meで使うに
  も、Win2000で使うにも足りない。一応128MBまでは増設できる
  が、それには64MBを2枚買う必要があるため費用が嵩んでしまう。また
  費用を掛けて買ってもパソコンを買い替えると買ったメモリは使えないので
  費用が無駄になってしまう。

3.IDEインタフェースの仕様が古く4.3GBまでしか増設できない。
  Ultra IDEインタフェースを導入しても本体の制約で8GB未満
  までしか増設できない。よってマシンのパフォーマンスの要のハードディス
  クが容量とアクセス速度の両面で拡張の道が閉ざされている。SCSIでも
  本体の制約で8GB未満の装置までしか接続できない。

4.USB、IEEE1394もインタフェースを内蔵していないから使えない。

5.グラフィックス・アクセラレータも仕様が古く色数・スピードとも劣り、
  また費用を掛けて交換しても余りパフォーマンスアップが期待できない。

6.現在のDOS/V機はデスクトップ型なのでPCIスロット、5インチ/
  3.5インチベイともまったく空きがなく拡張の道が閉ざされている。

 そして何故マシンのグレードアップが必要かと言うと、私はオンラインソフト
(特にシェアウェア)の作者なので、ソフトの十分なテストを行なうには最新の
マシン環境が必要だからです。ユーザーと同等の環境を持っていなければ真の意
味でのソフトウェアの検証ができないからです。


2001/02/17(土) 快晴                    ページ先頭↑

PC−98でパーティションの8GB超化を実施

 私はシェアウェアのバックアップユーティリティをやっている関係で、時々普通の
パソコンユーザーとは異なる理由で機器を増設したり、設定を変更したりすることが
あります。今回もその理由での設定変更でした。
 昨日、PC−98の方のパーティション構成の変更を実施しました。もうこれは検
証済みのことなのですが、念のためパーティションを8GB超化して常時実用に供す
ることにしました。私のPC−98は現在PC−9821Xa13/K12にAMD
−K6V/400MHzのCPUアクセラレータを付加したものです。これに3GB
のIDEハードディスクとI・OデータのUIDE−98M経由で30GBの
UltraATA/66対応7200rpmのIDEハードディスクを搭載させてい
ます。この30GBのIDEハードディスクのパーティション構成を変更したわけで
す。4GBのパーティションが3つだったのを8GB超を3つに拡張しました。
 拡張の手順を図示すると大体次のようになります。

旧4GB ─┬─ 新8GB
旧4GB ─┘
旧4GB ─┬─ 新8GB
空4GB ─┘
空8GB ─── 新8GB
空6GB ------ 空6GB

30GBディスクですから空き容量が18GB位ありました。空き領域に4GBと8
GBのパーティションを作成し、上から隣合った4GBの4つのパーティションを合
体させることで8GB超のパーティションを2つ作成し、都合3つの8GB超パーテ
ィションを作成したのです。下から8GB超のパーティションを作成しては、
BCOPYを使って一つ上の旧4GBのパーティションから新8GB超パーティショ
ンに/COPYすることで移行させました。一番上のパーティションを削除したり復
元させる時は、2番目のBドライブから起動してパーティション操作をしたり、
BCOPYを使って/COPYを行ないました。いずれもWindows上からの
LFNコピーだったのでスピーディに行なうことができました。
 以上のような手順でPC−98でパーティションの8GB超化を行ないました。
この作業を通して同時に8GB超の再検証ができました。

P.S.メインマシンであるPC−9821V200/MZは相変わらず故障のまま
    眠っております。いつか直してやろうとは思っているのですが・・・


2001/02/14(水) 曇り                    ページ先頭↑

MOメディアにトラブル発生!!!。でも・・・?!

 昨日、DOS/V機の方でバックアップを行ないました。内蔵IDEハードディス
クの8ドライブの内の5ドライブを230MBのMO7枚に一括バックアップを行な
うというものです。いつものように調子良く行なっていたのですが、何枚目かをセッ
トしてスタートさせたら、「ボリュームラベルがありません」とか、「ドライブの準
備ができていません」などというエラーになってしまいました。再試行したり色々や
っても直らないので、ドライブのレンズをMOレンズクリーナーで掃除して見ました
がやはり状況は変わりませんでした。そうこうしている内にSCSI不良ということ
で、MOがドライブの一覧から消えてしまいました。それでドライブの故障かと考え
SCSIケーブルの接続をやり直したり、PC−98で使っているもう1台のMOを
代わりに接続してテストしたりしましたが、それでも直りませんでした。
 それで更に色々やって、ある時ノートンユーティリティでメディアのチェックをし
ていたら、「メディア不良。唯一の回復方法は低レベルフォーマットを行なうこと」
という主旨のエラーメッセージが出たので、今度はMOメディアの物理フォーマット
を行なうことになりました。ところが、フォーマット途中で「メディアが異常です」
とか「CRCエラーが発生しました」等のエラーが出てフォーマットが中断してしま
いました。
 そこで以前買って持っていたMOメディアクリーナーで掃除をして見ました。とこ
ろがまた同じエラーとなりフォーマットできませんでした。2度、3度とクリーニン
グとフォーマットを繰り返しましたが、それでも直りませんでした。そこでMOのシ
ャッターを開けて目でメディアの表面を見ながら埃のあるところを探してクリーニン
グ布で吹いたり、メディアを回しながらカメラのレンズ掃除用のブロワーでメディア
表面の埃を満遍なく吹き飛ばす作業を行ないました。そうしたらどうでしょう。フォ
ーマットが見事に成功したではないですか。この後エラーのあったメディアからバッ
クアップを再開したら全て正常に行なうことができました。最後に行なったメディア
クリーニングが効いたことになります。
 このエラーの出たメディアは3年半前に買ったドライブに同梱されていたものなの
で、持っている中でも最も古いメディアの一つなのですが、MOメディアはこうして
メンテナンスしながら使えば半永久的に使えます。他の沢山のメディアもまだ棄てた
ものはほとんど出ていません。(クリーナーを持っていなかった時に知らないで1、
2枚棄てたことはありましたが)
 このようにMOメディアは極めて耐久性に優れたメディアです。容量も128MB
230MB、540MB、640MB、1.3GBと色々あり、またドライブが下位
互換性を持っているため以前のメディアが無駄になりません。そして更に2.6GB
5.2GB等の次世代上位規格の技術的目処も立っていますから、これから長く安心
して使える優れたリムーバブルメディアです。


2001/02/13(火) 曇り                    ページ先頭↑

オプション機器のインタフェースは何が一番良いか

 メーカー製のパソコンにはIDEハードディスクにCD−ROMドライブかまたは
CD−RWやDVD−ROMが標準で搭載されています。でも、ハードディスクをバ
ックアップしたりデータ交換行なうなどの場合にはオプション周辺機器が必要になり
ます。そこでオプション機器のインタフェースは何が良いかという話になります。現
状で考えられるインタフェースとしてはATAPI、SCSI、USB、IEEE
1394などがありますが、この内何が一番良いでしょうか。
 USBは確かにこのところ急速に普及し、近年売られているほとんどのパソコンに
標準搭載されているし、機器の価格も比較的安いので良いでしょう。でも、Wind
owsからでないと使用できないという致命的なデメリットがあります。このためバ
ックアップ用途には使えません。それにアクセスが遅い(理論値最高12Mbps)
というデメリットもあります。
 IEEE1394もUSBと似通っています。アクセスは速い(理論値最高400
Mbps)のですが、やはりWindowsからでないと使用できないのでバックア
ップ用途には使えません。
 それならATAPIではどうか。IDEインタフェースが全てのパソコンに標準搭
載されているし、アクセスもUltra ATAで33MB/S(265Mbps)
から最近では100MB/S(800Mbps)と速く、DOSからも使えるのでバ
ックアップ用途にも使え要件を満足しています。従ってATAPI(IDE)はOK
です。
 さて最後に残ったのがSCSIです。SCSIはインタフェースがオプションであ
るにも係わらず歴史も長く非常に広く普及しています。現在はUltra SCSI
が主流となっており、アクセスも20MB/S(160Mbps)と速くDOSから
も使えるので、これもまた要件を満足しています。
 ということでIDEかUltra SCSIならOKということが分かりました。
それではこのどちらが良いかという話になります。SCSIにも最高Ultra2
Wide SCSIの80MB/S(640Mbps)というのがありますが、現状
普及しているもので比べればIDEの方が理論的には速くなっています。しかし、実
使用で比べると違って来ます。実際のバックアップで比べるとアクセス速度の優劣が
逆転するのです。次の2つのどちらが速いかです。

Ultra IDEハードディスク → Ultra IDEデバイス
Ultra IDEハードディスク → Ultra SCSIデバイス

実際にテストした結果では圧倒的にUltra SCSIにバックアップした方が速
かったのです。コピー先のデバイスはハードディスクで行ないました。IDEの方が
遅かったのは恐らく同じIDEインタフェースを読み/書き同時に使用するので、速
度が半減するためと思われます。

 というわけで、オプション機器のインタフェースは何が一番良いかいう問題は、私
は「SCSI(Ultra SCSI以上)が良い」という結論を出しました。

2001/02/09(金) 快晴                     ページ先頭↑

新しいDOS/V機が欲しい

 昨夏、DOS/V機の内蔵IDEハードディスクを3GB→10GBに増設したら、マルチOSブートツールで
あるシステムコマンダーが使えなくなったので、昨日からバージョンアップをしようと検討して
いましたが、その前にこの機種は1996年1月に買った古いものなので、ハード的に8GB超のハード
ディスクには対応していないことを思い出し、意味がないので取り止めました。10GBの内8GBは
使えているので、容量的には不自由しないのですが、一応、DOS/V機でも8GB超のパーティション
のテストをして置きたいと思ったわけです。20GB、30GBのユーザーがざらにいるのに、今頃テス
トはないのですが。それにPC-98では8GB超のテストはしているので・・・
 先秋貰ったDOS/Vノートなら2000年2月製だから8GB超は可能ですが、標準搭載が6GBだからやは
り駄目だし。これ以上古いマシンにお金を掛けても無駄なので、そろそろ新しいDOS/V機が欲し
くなっている今日この頃です。

P.S.このDOS/VはUIDEを搭載できないので、USCSIにIDEハードディスクを接続できるインタフェー
  スを使用して増設しました。メモリも48MBしかないので増設したいのですが、無駄になるので
  我慢して使っています。Win98/Meは良いけど、Win2000は忘れた頃スタートアップが立ち上が
  って来るのです。テスト時間も掛かるし・・・


モデムも欲しい                            ページ先頭↑

 私が今使っているモデムは33600bpsのものです。これまではこれでも良いと思っていましたが、
ホームページを開設したら頻繁に更新しなければならなくなったので、処理時間が馬鹿にできなく
なりました。ひょっとして 電話代+プロバイダー料 > モデム代 が成り立つのではないかと思い
始めています。昔はモデムも高価でしたが、今は最新型が数千円で買えるので、1年未満で元を取
ってしまうのではないかと思います。


1.3GB MOも欲しい                          ページ先頭↑

 1.3GB MOも最近は5万円位で買えるようになったので欲しいものの一つです。OSやアプリケー
ションは大きくなる一方なので、640MBでバックアップしても媒体が5枚、6枚と嵩むので、より
大容量のメディアにしたいと誰でも思うと思います。テストということなら小容量のメディアの
方がより厳しいテストができるので必要ないのですが、実用性とそれから新しいものを試して見
たいと思うからです。 

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著作権情報
最終更新日 : 2002/02/03.