焼山 北面台地 2005年3月20日
メンバー かっきー、よっしぃー
笹倉温泉(5:40)---アマナ平(7:40)---北面台地末端(8:25)---2000m付近デポ地(10:30/10:45)---焼山(12:00/12:10)---デポ地(12:40/13:00)---笹倉温泉(14:30) |
除雪終了点 前方の山に取付く | 九十九折れの林道を登りきると焼山が見えてきた |
アマナ平(左手の斜面を登れば北面台地に出る) | やっと北面台地にあがった |
振り返ると日本海 | 焼山の北西方面に回りこむように登っていく |
そこにある全てが美しい | 1950m付近を登る |
頚城山塊シリーズ2日目は焼山だ。 前日の三田原山から糸魚川経由で笹倉温泉に移動し車中泊する。 今日は行程が長いので4時半に起床するも、だらだら朝食と出発準備。5時40分にやっと歩き出す。 天気は下り坂の予報。晴れは午前中までらしいので急がなければ。。 除雪終了点でシール登行に切り替える。すぐに火打山川に架かる橋を渡り尾根に取付く。 林道をショートカットしながら登っていくとだんだん傾斜が急になり九十九折の登りに変わった。 一部雪壁状のトラバースもあるが無事通過。780m付近まであげると尾根の右手を回りこむみ緩やかになる。 ここで目指す焼山が姿を見せた。まだまだ先は長い。 複雑な地形が続く。ガスが出ればややこしそうなルートだ。 緩やかに登りながら進んでいくと前方にアマナ平が見えてきた。 アマナ平左奥の斜面を登りきると北面台地の末端に飛び出る。 これが噂の焼山北面台地!! すばらしいっ!! あたり一面無木立の真っ白な斜面。 しかし、まだまだ先は長いので感動に浸ってる時間はない。 歩く歩く歩く歩く・・・ しかし、いっこうに近づいてこない焼山。。 先を行くパーティが点にしか見えない。。 9時半頃あまりに腹が減ったのでランチタイム。 再び歩く歩く歩く歩く・・・ やっとのことで山すそまで近づく。このあたりから北西方面に回りこむように登る。 傾斜がきつくなりジグザグにきりながら高度をあげる。風も出てきてガリガリのクラスト状の斜面が増えてきた。 先の急斜面がガリガリやったら滑り降りる自信がないので標高2000mを越えたあたりでスキーをデポすること決定。 |
スキーはデポしてアイゼンで頂上を目指す | 頂上は近い! 振り返ると昼闇山 |
噴火口 (左手のドームが山頂) | 焼山山頂 |
左 火打山 右奥 妙高山 | 北面台地を滑る♪ |
アイゼンをつけてピッケルを取り出す。 さて、ここからさらに西に回りこむように高度を上げていく。 2250m付近から上の西斜面は完全にガリガリのウィンドクラスト。 ガリガリの斜面を登りきると火口に出た。さすがに火口湖は雪の下だ。 火口をぐるりと半周してひと登りで外輪にあがる。そこからすぐ左手に焼山山頂(2400.3m)があった。 山頂からは360度の大展望♪ 火打山、妙高山などの頚城山塊をはじめ海谷山塊、北アルプスなどが見渡せる。 しかし、あらかじめ引き返すリミットは12時と決めていたので残念ながらさっさと下山にかかる。 午後の気温の低下で最悪のモナカ雪に変わる前に滑り出さないといけない。 大急ぎでスキーデポ地まで戻る。 ではでは、さっそく滑降といきますか♪ ときどきクラストしてる程度で極上とまでもいかないながら気持ちの良い雪質がつづく。 しかし、北面台地はでかい。。 だんだん疲れてきた。 ターンするものめんどくさく最後はトレースに乗っかってちょっかりで台地末端まで滑る^-^; このあたりまで高度を下げるとザラメに変わっていた。 末端の急斜面をくだり、来たルートをときどき漕ぎながら戻っていく。 最後は太ももがだるくて何度かターンするたびに休憩をとりながら除雪終点まで戻った。 焼山北面台地。。 噂に違わず素晴らしいところでした!! 来シーズンもぜひ再訪したい場所です。 |