晩秋の弥山川 或いは夢の旅先案内人 2003年11月22日〜23日 

メンバー なごP、こてっちゃん、マサラさん、よっしぃー 

11/22 林道終点(8:40)---白川八丁(8:47)---ガマ滝(9:00)---一の滝(10:10/10:20)---双門滝のテラス(11:50/12:10)---河原小屋(14:30)
11/23 河原小屋(7:40)---聖門滝(9:10)---狼平(9:40)---八経ヶ岳(12:00/12:30)---弥山(13:10/13:40)---トンネル西口(15:10)

 

ガマ滝 いきなり際どいへつり登場
雨の後なので水量が多いぞ〜 数々の難所を越えて行く隊長
はるばる遠方からマサラ隊長が関西の山を視察に来られることになった。
隊長が一言「弥山川ルートに連れていきたまえ」とおっしゃられたので
急遽よりすぐりのメンバーを召集し、関西屈指の名コース「弥山川から八経ヶ岳」にお連れすることになった。
おりしも寒波襲来の予報の中、マサラ小隊の運命はいかに!

当日、マサラ隊長を大阪の宿泊地で拾い一路吉野へむかう。
吉野の前進基地で、他の隊員と合流し一行は行者還林道でトンネル西口まで進む。
ここで1台クルマをデポし翌日の到着地点を確保。
そのままもう1台のクルマで熊渡から分れる林道を終点まで乗り入れた。
出発準備を整えいよいよ弥山川コースに足を踏み入れる。

隊長のすぐ後ろで安全確保するのはこてつ隊員。一番後で常に隊全体の安全に目を配るなごP隊員。
そして、先頭でルートを見極めて行く案内人によっC。
今回は万全をきして今年2月の冬の弥山川コースを突破した3名で隊長をサポート。

一行は林道をはなれ河原への下降路を下って行く。
降り立ったところは白川八丁。伏流になっている広い河原で新緑や紅葉の頃はとても美しい場所だが
今日は葉が全て落ちていてちょっと寂しげな風景だ。

石のごろごろした歩きにくい河原を進んで行くと谷はどんどん狭まってくる。
水が出だしたらすぐにガマ滝に到着。すぐ上にダムがあるので水流はいつもしょぼしょぼ状態だ。
隊長は自らをスロースターターとおっしゃられるだけあって朝イチは気合が入っていない??
右岸から巻いて斜面につけられた歩道を歩いていく。いくつか鉄バシゴや鉄橋を通過し再び河原に降り立つ。

昨日降っていた雨のせいだろう、いつもより水量が多いように感じられた。
左岸に飛び石を飛んで渡り少し進むと嫌なへつりが出てきた。
氷点下では無いもののひと桁代の気温でのドボンは嫌なので慎重にトラバースしていく。
隊長も早朝のフヌケた頭状態で必死にしがみついている^^;
へつりを終えて岩を乗り越すところで隊長が苦労しているようだ。。
朝っぱらから何をさせるねんと訴えてる目がおそろしい… あとで懲罰があるかもしれない^^;
しかし目の前の難所を軽々と越えていく小学生の女の子を見た
隊長の闘争心に火がついたのかどうかわからないが、
その後はほぼ完璧に難所をクリアしホッと一息。。 穏やかな隊長を見てボクもホッと一息^^ゞ
水量が少なければスイスイ進める場所だが今日は楽しませてくれる。侮りがたし弥山川。。

 

一の滝 一の滝の対岸の台地は足を滑らすと危ない^^;
難所を越えるとすぐに一の滝に到着。対岸の台地で滝を見ながら小休止。
台地は斜めになっていて滑りやすい上に
端が切れ落ちてるでスリップしないようにしなければならない。

 

垂直に近いハシゴがいくつも続いていく まだまだ続くが隊長は余裕のピースサイン
歩いてきた渓谷を見下ろす 双門滝が見えるテラスでランチタイム
一の滝前から吊橋で右岸に渡りいよいよ急登が始まる。
痩せ尾根や岩壁につけられた鉄バシゴや鉄橋をいくつもいくつも越えていく。
隊長はこういうのは得意なのかほぼ垂直に近いハシゴをスイスイあがって来る^^
途中、倒木をくぐりながら越えるクサリ場少しいやらしい。ザックが大きいとつらい。
登りきったピークは大迫力の千石ーを見渡すことが出来るの素晴らしい場所。。
急登につぐ急登で隊長はさぞ疲れておられるだろうと思って見てみると
やっと目が覚めてきたということで余裕の笑顔^^; 隊長おそるべし。。


そこから少し下った鞍部が双門滝を見渡せるテラスになっている。
日本百名滝にも選ばれている双門滝はいつにも増して水量が多く豪快だ。

  

双門滝
ここでランチタイムをとることにする。
しかし、じっとしていると気温がぐんぐん
下がっているのがわかる。確実に寒波がやってきている

 

隊長 華麗なる渡渉・・ あっ右足があ!! 宴会5時間1本勝負スタート
テラスからは迷ヶ岳の肩まで一気に高度をあげて行く。
肩で尾根を乗り越すと今度は一気に下って行く。
この下り始め部分だけしっかりした鉄階段がついているのは何故??

下りきるとトラバース状の道になりしばらく行くと久しぶりに河原に降り立つ。
時間もほどほどにいい感じなので本日の行程は河原小屋までと決めてのんびり進む。
河原に降りたり巻いたりしながら進むと本格的な河原歩きとなり渡渉が出て来る。
ぴょんぴょん飛び跳ねて対岸に渡り。さてさて次は隊長の番。ぴょんぴょん
バシャ ^^;
隊長の右足浸水。。 冷たい〜 この寒空の下とても可哀想な隊長。。 
しかしすぐに河原小屋に到着し、乾いた靴下に履き替えることでき隊員もひと安心。。ホッ^^

到着後は宴会態勢に切り替え延々と飲んだくれる。メインのすき焼きを囲んで団欒。
かついできたボジョレーも、あっという間にあきビンに変わり夜は更けていく。
隊員はみな隊長のええキャラぶりに圧倒され続ける…^^  この宴会以降は隊長から呼び名をまさやんに改名。
あとはいつも通りなごP隊員撃沈^^; 酒も尽きて夜の8時ごろ就寝。zzz

 

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