9月19日の夕方に山形自動車道の寒河江SAに到着。ここで車中泊して、20日の早朝古寺鉱泉登山口へ向かう予定。今夜は風呂無しだな・・と思っていたら、なんと!SAの直ぐ目の前に温泉があった。日帰り入浴温泉「ゆ〜チエリー」源泉掛け流しの本物温泉、入浴大人300円、シャンプー、ボデーソープ、内湯、露天風呂あり。
 山形道はこの先に月山湖PAもあるのだが、そちらはトイレとジュースの自動販売機しか無い。しかも、手前の西川ICは本線料金所になっているので、月山湖PAまで行ってしまうと実質的に山形道を下りたことになってしまう。ETC車の場合は寒河江SAで夜を明かしてから高速道を降りると30%の深夜割引が適用になるのでこちらの方がお得になる。寒河江SAはスマートICなのでETC車は出入りができるのも良い(利用時間は6時〜22時まで)
 翌20日の朝5時過ぎに寒河江SA出発、月山ICで下りて県道27号を古寺鉱泉へ向かう。要所には案内表示があるので、迷わず古寺鉱泉駐車場に到着する。(ここまで舗装されていた、駐車場は乗用車約20台可、簡易トイレもあった)下山後は県道27号の大井沢トンネルを通って寒河江市内へ向かってみた。こちらは狭いカーブの連続する山道が続くので、時間的に余裕が無いときには山形道を利用したほうが良いと思う。 
        
 
5:55分  駐車場出発
 駐車場にはすでに5〜6台の車が止まっている。私と同時に到着した新潟ナンバーの単独氏は身支度が早い、ほんの数分で姿が見えなくなってしまった。私も急いでザックを背負い登山道に入る。駐車場から古寺川の右岸を歩き3分で古寺鉱泉に到着。橋を渡る手前で左方向に登山道が分かれる。そちらは「鳥原山へ」の表示がある。鳥原山を回り小朝日岳を経て大朝日岳へ向かうコースになるらしい。橋を渡り古寺鉱泉(臨時休業だった)の脇を通って進む。古寺鉱泉の裏手からは九十九折の急登が始まる。
大朝日岳
所在地  山形県小国町、朝日町境界
標  高  1870.3m
2007年9月20日(木) 曇り〜晴れ
大朝日岳の残り花
(縮小画像です、クリックすると拡大します。640×480ピクセル、ファイル容量は80kb前後)
ウメバチソウ
トリカブト
タカネナデシコ
ウメバチソウ
タカネマツムシソウ
古寺山から
小朝日岳を眺める
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えんど
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「ゆ〜チエリー」のHPはこちら
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古寺鉱泉口駐車場↑
古寺鉱泉 朝陽館↑
簡易トイレ↓
6:08分  尾根道になる
 尾根の上に到着、この先はしばらく尾根道が続く。大変良く整備された登山道、朝露が靴を濡らすような場面は皆無といってもよいほどだ。しっかり踏み込まれた様子からは登山者の多さを思わせる。
7:00分  一服清水着
 登山道脇の斜面のパイプから水が湧き出している・・と思ったが、良く見ると斜面を流れてきた水をパイプで集めているだけだった。これではちょっと飲む気にはなれない。
尾根道を登る↑
一服清水↑
7:12分  ハナヌキ峰分岐着
 日暮沢小屋方面から登ってきたコースと合流する。そちらのコースも良く整備されているように見える。この分岐を過ぎると、古寺山の山頂まで急斜面の登りが続く。
一服清水を過ぎると古寺山が見えてくる ↑
ハナヌキ峰分岐↑
古寺山方面 ↑
7:45分  三沢清水着
 急斜面を大汗かきながら登り、喉が渇いて休みたくなった辺りに三沢清水がある。登山道の左側に、水道ホースから水が流れ出している。これは200mほど離れた沢から引いている水らしい。冷たくて美味しそうだが、お腹の弱い私は念のため飲むのは止めておこう。持参したスポーツドリンクで水分補給する。
 三沢清水を過ぎると道端にリンドウが見えてくる。間もなく林間を抜けて視界が広がる。
三沢清水→
8:10分  古寺山着
 古寺山の山頂に到着。目の前に大朝日岳が朝日を浴びて輝いている・・はずだったのだが、展望は小朝日岳まで。大朝日岳は厚い雲に覆われていて全く見えない。昨夜は満点の星空、天気予報も晴れのはずだったはず・・これにはがっかりする。
 小朝日岳方面の登山道を眺めると、小朝日岳山腹の巻道に一人、そして小朝日岳の手前の尾根道に一人、先行の登山者が見える。
古寺山から大朝日岳方面を展望する(下山の時撮影) ↑
小朝日岳↓
大朝日岳↓
8:45分  小朝日岳の巻道分岐着
 直進すれば小朝日岳へ、右の道は小朝日岳山頂を迂回して大朝日岳へ向かう道になる。
天候の回復を期待して、先に小朝日岳に登り時間を稼ごう。歩いてきた古寺山を振り返りながら急斜面を登る。
小朝日岳↓
小朝日岳山頂迂回コース→
古寺山↓
小朝日岳の山頂直下から古寺山方面を振り返る↓
1200×900ピクセル、ファイル容量は200kb前後) ↓
尾根道から
大朝日岳方面を眺める
尾根道から
小朝日岳方面を眺める
タカネマツムシソウ