2006年8月20日(日) 曇り
所在地  岩手県に西和賀町、秋田県美郷町境界
標  高  女神山955.8m、真昼岳1059.9m
 女神山登山口から真昼岳まで歩いてみました。女神山登山口から真昼岳まで約6.5km、縦走コースと言うよりは真昼岳の登山コースの一つと考えた方が良いかもしれません。女神山山頂から兎平分岐までの間は、登山道が胸高のササに覆われている個所が多々あるので、露のある時にはずぶ濡れになります。林間に入ると歩きやすい道になります。女神山の最低鞍部付近には、ブナの森が広がっています。兎平分岐付近のお花畑は、キオン、ヤマハハコ、ハクサンフウロが満開、見頃を迎えていました。

8:12分  女神山登山口出発
 登山口駐車場で身支度をしていたご夫婦と挨拶を交わす。ご主人の話では、以前この場所で車上荒しにあったという。駐車していた4台の車が窓ガラスを割られて金品を取られた、その時不審な車が止まっていたのだが、ナンバーを控えておかなかったので犯人かどうかは確認できなかったという。車上荒し・・よく聞く話だが、実際被害に遭われた方から話を聞くと他人事には思えなくなる。貴重品は車に残さないようにして出発する。
 女神山といえば白糸の滝、降る滝などの滝も見所の一つだが、登山道から見下ろす白糸の滝は水量がかなり少ない。この様子では降る滝も見栄えがしないだろう・・・滝見物も楽しみにしてきたが残念だ。
8:22分  分岐から尾根の急斜面に取り付く
9:03分  水場着
 登山道脇の沢にある水場は枯れていた。
9:10分  県境コース分岐着
9:25分  女神山山頂到着
 下界は陽射しが強く30℃を越える天気なのだが、山頂付近は雲が掛かっている。山頂の西側に出ると北方に真昼岳が見えるはずだが、ガスで全く見えない。雲が晴れてくれることを願いなら縦走コースに入る。
女神山〜真昼岳縦走コース
兎平分岐の手前から女神山方面を振り返る。 女神山から尾根伝いに登山道がある 
↓女神山
 縦走コースには案内表示等は無い。山頂西側の展望の開ける場所からルートが始まる。ササの茂った急斜面の登山道を下ってゆく。こちらのルートはさすがに登山者が少ないらしく足元が荒れている。ササや雑木の切り株に足を取られないように慎重に下る。


9:50分  鞍部着
 女神山の急斜面を下り鞍部に着いた。この辺りからは苔が付いて幹の黒いブナの森が始まる。なだらかなピークの左下がりの斜面を緩やかに登ってゆく。森の中の登山道はしっかり踏み込まれた道になる、古くから使われている登山道なのだろう。
女神山山頂の縦走コース入り口付近の様子
女神山の北斜面を下って行く
↑女神山の北斜面を下って鞍部に着いた
鞍部を過ぎてブナの森を進む→

(女神山方向を振り返って撮影)
10:07分  林間を抜ける
 ブナの森を過ぎると樹高の低い広葉樹の道になる。陽射しが入るのでササが伸びて登山道を覆っている。
ササをかき分けながら進むと視界が開ける、正面に兎平が見えてきた。
 ここからは笹原と低潅木に覆われた尾根道になる。笹原が途切れるとお花畑が現れる、花の写真を撮りながら歩く。
←林間を抜けた場所から振り返ると女神山が見える
↓女神山
↓兎平(標高867mのピーク)
↑兎平が見えてきた
キオン→
←キオンとヤマハハコのお花畑

(兎平分岐手前の登山道)
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